【丸型曲げわっぱの再入荷について】
2年以上生産がストップしておりましたが、少数再入荷いたしました。ご希望をいただいていながら、お応えできなかったお客様も多く、その節はご迷惑おかけしました。
この度、少数ながら、丸型の製作が叶い、入荷することができました。以前に、丸型の予約希望をいただきながらお応えできずに当店より予約のキャンセルをさせていただきましたお客様は、在庫表示数が足りない場合でも、お知らせくださいませ。少数ですが、在庫内の一部を確保し、優先的に対応させていただきます(在庫限りの対応となります)。もちろん、初めての方もご注文いただけます。
小サイズと中サイズのみです。大サイズの材料が取れないため、大サイズの製作および入荷予定はございません。
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長野の木曽地方で作られるこの曲げわっぱは、他の地方とは違い、仕上げは拭き漆。長野では、曲げ物だけでなく古くから漆器生産が盛んでした。
漆を塗らず、白木のままですと、色がついたり、水に弱かったり、普段使いにはなかなか気を遣ってしまうもの。本製品は拭き漆仕上げのため、ウレタン塗装やコーティングをすることなく、木と漆の天然素材のみで、扱いは楽になり水にも強くお使いいただけます。
硬いブラシでごしごし洗うことや、長時間の浸け置き洗い、食洗機、電子レンジさえ避けていただけましたら、細かい点は気にせずにお使いいただけます。
漆は、使ううちに、だんだんと色が綺麗に明るく、だんだんと透けてくるように変化します。
これは漆が削れたり摩耗しているわけではなく、漆本来の習性として、色が次第に透き通って抜けてきます。その変化も美しいです。焦げ茶色が、明るめの茶色に変化してきます。
白木ほど熱を逃がしすぎず、漆により材自体の密閉度は高いため、普段使いの弁当箱として非常に使いやすいです。(蓋との合わせは密閉はしませんので、お弁当など持ち運ぶ際、汁気が出るものはお避け下さい。)
適度に空気を通すため、お弁当や、残りご飯のお櫃代わりにしても、時間が経ってからのご飯の美味しさが違います。