近江で織られたリネンコットンの先染めチェック生地に三つ巻縫製をかけ、シンプルな四角布に仕立てました。先染め織り柄のクロスは、海外原産のテーブルクロスくらいの大判が多いですが、良い生地をもっと身近に使えるものがあればと作ったもの。
バンダナ、スカーフ、風呂敷、クロス、どれにも当てはまるようですが専用でもなく、四角布と名付けています。フレキシブルに、自由な用途でお使いいただけるシンプルな布です。良い生地で、三つ巻縫製四辺のものは意外と見つからないかと思います。シンプル仕様で価格を抑えていますので、生地好きな方には特におすすめです。
サイズは65×65cm。首元に巻いていただいても、風呂敷として使っていただいても使い勝手が良い大きさです。
麻織りの本場、滋賀県近江で織られた先染めチェックの織物。琵琶湖湖畔のこの地域では、水も綺麗なことから昔から染めが行われ、美しい麻織物を続けられてきました。糸の段階で染めた先染めの織り柄が、近江の麻の特長的な織物とも言われます。リネン糸は染めと相性がよく、コットンのみでは出にくい色の綺麗さがあります。その先染め糸を組み合わせた織り柄で、糸色が綺麗に出ています。
リネン50%、コットン50%の肌触り柔らかな生地です。リネンがメインの織りの産地ですが、コットンを入れることでリネンだけでは出しにくい柔らかさと滑らかさが出ます。
たくさんの色が入りながらもカジュアルすぎないのは、糸と染めの質の良さと、コレクションブランドやヨーロッパのブランドへの生地を中心に織る織元ならではの色使い。
いろんな場面で、自由にお使いいただけたら嬉しいです。
先染めチェック四角布 柄一覧(全7種)