【再入荷】鉄瓶 なつめ 1.0L

販売価格
66,000円(税込)
購入数

鉄(焼き漆仕上げ)

容量:1.0L  重量:約1.3kg  

本体直径(注口除く):13.5cm 注口まで含めた長さ:16cm
本体高さ:11.5cm 弦まで含めた高さ:22.5cm
底面直径:8cm
*それぞれ最長部を計測

薄造りが特長の山形鋳物・長文堂の鉄瓶

長文堂鉄瓶なつめ1.0L

長文堂鉄瓶なつめ1.0L注ぎ口

長文堂鉄瓶なつめ1.0L蓋

山形鋳物の鉄瓶。

伝統的な製法で鉄瓶作りを行う長文堂の代表的な鉄瓶「なつめ」には、1.5Lと1.0Lの2サイズあります。大きさと、蓋のつまみ部分が異なります。こちらの1.0Lの蓋のつまみは、茄子を形取っています。
横長型の鉄瓶が多い中、こちらはやや縦長型。丸みを帯びた形がかわいらしい鉄瓶です。

容量1.0Lは、PINTの鉄瓶の中では最も小さなサイズ。

鉄瓶ですのでそれなりの重さはありますが、小さな分軽いのと手軽に使いやすいのが嬉しいポイント。見た目もかわいらしいです。2、3人分でしたら、お茶を入れるにも十分なサイズ。今のライフスタイルでしたら、このサイズは使い勝手が良く、おすすめです。

鉄瓶の扱いは少しハードルが高いと思われがちですが、実際に使ってみると意外と面倒なお手入れもなく、しかもステンレスなどのヤカンと比べたお湯の美味しさは分かりやすく、もっと日常使いいただきたい道具です。

シンプルに、2つのポイントをご紹介します。

鉄瓶

※こちらの写真は別種類の鉄瓶です。(六角 1.2L)

「お湯がまろやかに美味しく」

まずは一番気になるお湯の味。鉄瓶は、お湯を沸かすときに使います。

よく「まろやかになる」と言われますが、特にお白湯だとすぐに違いが感じられるほど。

取扱が楽になるよう、最近では鉄瓶内部にホーロー加工されているものもありますが、PINTでご紹介する鉄瓶は全て鉄で作られていて、焼き漆仕上げです。

鉄瓶でお湯を沸かすと、鉄肌が水の中の様々な物質やカルキ分を抑えながら、身体に吸収しやすい鉄分を含ませます。これが、味がまろやかになる理由だそうです。食生活の中では、なかなか摂取しにくい鉄分。普段のお湯で自然に補給できるのは簡単で嬉しいポイントです。

「鉄瓶との付き合い方は意外とシンプル」

鉄瓶に興味はあるけれど、やっぱり手入れが大変そう、と思われている方も多いのではないでしょうか。私も同じ思いの一人でしたが、実際に使ってみると、ルールはそんなに多くなく、とてもシンプルです。

鉄瓶との付き合いで大事なポイントをご紹介します。

▼洗わなくてOK

お湯を沸かすために使いますし、洗う必要はありません。また、中は触らないでください。(内部底面に凸起が数個あり、気になりますが、これは製法上必ずできるものですので、触らずにそのままにしておいてください。)

洗わないでよいので、基本的な積極的なメンテナンスはいりません。その代わり、次のポイントだけ気を付けてください。

鉄瓶ガスコンロ

鉄瓶ガスコンロ

▼ガスコンロの火は弱火がおすすめです

ガスコンロ、IHともにお使いいただけます。

ガスコンロの場合は、なるべく瓶底に直接火がかからないように弱火でお使いください。鉄瓶に限らず、大きすぎる火は負担になります。鉄瓶も、強度上の問題はありませんが変色する可能性があります。

IHは問題なくお使いいただけますが、IH機器側に、底面直径サイズの制限があることがありますので、あらかじめご確認ください。

▼弦も鉄ですので、熱くなります

総鉄ならではの所作。布巾などでくるんで持ちます。

▼お湯を沸かしたら使い切って中身を空にすること

お湯を沸かしたら、使い切って空にしてください。冷めゆく間や、その後中身を入れっぱなしにして忘れてしまうタイミングが錆びつきやすいです。慣れないと少し大変に思うかもしれませんが、「使い切る量だけ沸かす」「ポットに移す」「少し残ったお湯は捨てる」など、そんなにハードルは高くありません。

熱くなった鉄瓶をすぐに空にすれば、余熱で中のお湯もすぐに蒸発して乾きます。中が冷めてしまったり、余熱で乾かない場合は、火にかけて蒸発させればOKです。

 

重要なポイントは以上です。本文最後部にも、取扱に関して記載しています。また、詳しくは製品に同梱する取扱説明書にも記載があります。特に初めての方は不安な点も多いかと思いますので、ご不明点等ございましたら、ご相談くださいませ。

修理等は、状態によりますが可能な限り、長文堂さんでも受付くださっています。修理のご依頼やお手入れ等、お困りの際は、いつでも当店までお気軽にお問い合わせください。

山形鋳物の特長は、他の産地に比べて薄い作りにあり、その肉厚は約3mmといいます。同じ鉄瓶でも、薄造りのものはやはり軽いです。

型を作る際に使う粘土や砂が良質で、鉄瓶作りに非常に適しているため、鋳物が発展した歴史があります。また、この鉄瓶の質感も粘土や砂が影響していて、山形鋳物ならでは。

先にも書きましたが、素材は全て鉄だけで、ホーローやエナメル加工などはしていません。長く作られ、使われてきた鉄瓶そのものです。

産地や職人にもよりますが、こちらの鉄瓶は型に対して1点ずつ製作しています。そのため、生産量は少なく、生産が追いついていない状況が続いていて、量産はできません。

一つ一つの鉄瓶の形が作られた後、800度前後で素焼きを行なっています。その後、漆の焼き付け仕上げをしております。こうすることで酸化皮膜ができ、金気止めがされます。

 

鉄瓶は使うほどに中に、水のカルシウムやミネラル分が付着した湯垢で膜がはられ、鉄瓶内部を強く保つ膜の働きをします。職人さん曰く、これがお湯のうまみの元にもなるのだそうです。使い続けるうちに強くなるところにも、鉄瓶の面白さがあります。

お手入れ
お湯を沸かしたら使い切って中身を空にしてください。水を残したままにすると、金気の原因となります。
中を洗わないで下さい。また、触らないでください。内部のところどころに赤い斑点が生じることもありますが、これは鉄瓶独特の現象です。さびたような状態になっても、お湯が透明で金気味がないときは、使用に差し支えありません。もし金気が強く気になる場合は、煎茶を、湯のみ茶碗一杯分を茶巾に包み、2、3回煮立ててください。茶渋が内部に付着しタンニン鉄となり、金気止めの効果があります。
IHは問題なくお使いいただけますが、IH機器側に、底面直径サイズの制限があることがあります。あらかじめご確認ください。

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鉄(焼き漆仕上げ)

容量:1.0L  重量:約1.3kg  

本体直径(注口除く):13.5cm 注口まで含めた長さ:16cm
本体高さ:11.5cm 弦まで含めた高さ:22.5cm
底面直径:8cm
*それぞれ最長部を計測

薄造りが特長の山形鋳物・長文堂の鉄瓶

長文堂鉄瓶なつめ1.0L

長文堂鉄瓶なつめ1.0L注ぎ口

長文堂鉄瓶なつめ1.0L蓋

山形鋳物の鉄瓶。

伝統的な製法で鉄瓶作りを行う長文堂の代表的な鉄瓶「なつめ」には、1.5Lと1.0Lの2サイズあります。大きさと、蓋のつまみ部分が異なります。こちらの1.0Lの蓋のつまみは、茄子を形取っています。
横長型の鉄瓶が多い中、こちらはやや縦長型。丸みを帯びた形がかわいらしい鉄瓶です。

容量1.0Lは、PINTの鉄瓶の中では最も小さなサイズ。

鉄瓶ですのでそれなりの重さはありますが、小さな分軽いのと手軽に使いやすいのが嬉しいポイント。見た目もかわいらしいです。2、3人分でしたら、お茶を入れるにも十分なサイズ。今のライフスタイルでしたら、このサイズは使い勝手が良く、おすすめです。

鉄瓶の扱いは少しハードルが高いと思われがちですが、実際に使ってみると意外と面倒なお手入れもなく、しかもステンレスなどのヤカンと比べたお湯の美味しさは分かりやすく、もっと日常使いいただきたい道具です。

シンプルに、2つのポイントをご紹介します。

鉄瓶

※こちらの写真は別種類の鉄瓶です。(六角 1.2L)

「お湯がまろやかに美味しく」

まずは一番気になるお湯の味。鉄瓶は、お湯を沸かすときに使います。

よく「まろやかになる」と言われますが、特にお白湯だとすぐに違いが感じられるほど。

取扱が楽になるよう、最近では鉄瓶内部にホーロー加工されているものもありますが、PINTでご紹介する鉄瓶は全て鉄で作られていて、焼き漆仕上げです。

鉄瓶でお湯を沸かすと、鉄肌が水の中の様々な物質やカルキ分を抑えながら、身体に吸収しやすい鉄分を含ませます。これが、味がまろやかになる理由だそうです。食生活の中では、なかなか摂取しにくい鉄分。普段のお湯で自然に補給できるのは簡単で嬉しいポイントです。

「鉄瓶との付き合い方は意外とシンプル」

鉄瓶に興味はあるけれど、やっぱり手入れが大変そう、と思われている方も多いのではないでしょうか。私も同じ思いの一人でしたが、実際に使ってみると、ルールはそんなに多くなく、とてもシンプルです。

鉄瓶との付き合いで大事なポイントをご紹介します。

▼洗わなくてOK

お湯を沸かすために使いますし、洗う必要はありません。また、中は触らないでください。(内部底面に凸起が数個あり、気になりますが、これは製法上必ずできるものですので、触らずにそのままにしておいてください。)

洗わないでよいので、基本的な積極的なメンテナンスはいりません。その代わり、次のポイントだけ気を付けてください。

鉄瓶ガスコンロ

鉄瓶ガスコンロ

▼ガスコンロの火は弱火がおすすめです

ガスコンロ、IHともにお使いいただけます。

ガスコンロの場合は、なるべく瓶底に直接火がかからないように弱火でお使いください。鉄瓶に限らず、大きすぎる火は負担になります。鉄瓶も、強度上の問題はありませんが変色する可能性があります。

IHは問題なくお使いいただけますが、IH機器側に、底面直径サイズの制限があることがありますので、あらかじめご確認ください。

▼弦も鉄ですので、熱くなります

総鉄ならではの所作。布巾などでくるんで持ちます。

▼お湯を沸かしたら使い切って中身を空にすること

お湯を沸かしたら、使い切って空にしてください。冷めゆく間や、その後中身を入れっぱなしにして忘れてしまうタイミングが錆びつきやすいです。慣れないと少し大変に思うかもしれませんが、「使い切る量だけ沸かす」「ポットに移す」「少し残ったお湯は捨てる」など、そんなにハードルは高くありません。

熱くなった鉄瓶をすぐに空にすれば、余熱で中のお湯もすぐに蒸発して乾きます。中が冷めてしまったり、余熱で乾かない場合は、火にかけて蒸発させればOKです。

 

重要なポイントは以上です。本文最後部にも、取扱に関して記載しています。また、詳しくは製品に同梱する取扱説明書にも記載があります。特に初めての方は不安な点も多いかと思いますので、ご不明点等ございましたら、ご相談くださいませ。

修理等は、状態によりますが可能な限り、長文堂さんでも受付くださっています。修理のご依頼やお手入れ等、お困りの際は、いつでも当店までお気軽にお問い合わせください。

山形鋳物の特長は、他の産地に比べて薄い作りにあり、その肉厚は約3mmといいます。同じ鉄瓶でも、薄造りのものはやはり軽いです。

型を作る際に使う粘土や砂が良質で、鉄瓶作りに非常に適しているため、鋳物が発展した歴史があります。また、この鉄瓶の質感も粘土や砂が影響していて、山形鋳物ならでは。

先にも書きましたが、素材は全て鉄だけで、ホーローやエナメル加工などはしていません。長く作られ、使われてきた鉄瓶そのものです。

産地や職人にもよりますが、こちらの鉄瓶は型に対して1点ずつ製作しています。そのため、生産量は少なく、生産が追いついていない状況が続いていて、量産はできません。

一つ一つの鉄瓶の形が作られた後、800度前後で素焼きを行なっています。その後、漆の焼き付け仕上げをしております。こうすることで酸化皮膜ができ、金気止めがされます。

 

鉄瓶は使うほどに中に、水のカルシウムやミネラル分が付着した湯垢で膜がはられ、鉄瓶内部を強く保つ膜の働きをします。職人さん曰く、これがお湯のうまみの元にもなるのだそうです。使い続けるうちに強くなるところにも、鉄瓶の面白さがあります。

お手入れ
お湯を沸かしたら使い切って中身を空にしてください。水を残したままにすると、金気の原因となります。
中を洗わないで下さい。また、触らないでください。内部のところどころに赤い斑点が生じることもありますが、これは鉄瓶独特の現象です。さびたような状態になっても、お湯が透明で金気味がないときは、使用に差し支えありません。もし金気が強く気になる場合は、煎茶を、湯のみ茶碗一杯分を茶巾に包み、2、3回煮立ててください。茶渋が内部に付着しタンニン鉄となり、金気止めの効果があります。
IHは問題なくお使いいただけますが、IH機器側に、底面直径サイズの制限があることがあります。あらかじめご確認ください。

STORY

鉄(焼き漆仕上げ)

容量:1.0L  重量:約1.3kg  

本体直径(注口除く):13.5cm 注口まで含めた長さ:16cm
本体高さ:11.5cm 弦まで含めた高さ:22.5cm
底面直径:8cm
*それぞれ最長部を計測

薄造りが特長の山形鋳物・長文堂の鉄瓶

長文堂鉄瓶なつめ1.0L

長文堂鉄瓶なつめ1.0L注ぎ口

長文堂鉄瓶なつめ1.0L蓋

山形鋳物の鉄瓶。

伝統的な製法で鉄瓶作りを行う長文堂の代表的な鉄瓶「なつめ」には、1.5Lと1.0Lの2サイズあります。大きさと、蓋のつまみ部分が異なります。こちらの1.0Lの蓋のつまみは、茄子を形取っています。
横長型の鉄瓶が多い中、こちらはやや縦長型。丸みを帯びた形がかわいらしい鉄瓶です。

容量1.0Lは、PINTの鉄瓶の中では最も小さなサイズ。

鉄瓶ですのでそれなりの重さはありますが、小さな分軽いのと手軽に使いやすいのが嬉しいポイント。見た目もかわいらしいです。2、3人分でしたら、お茶を入れるにも十分なサイズ。今のライフスタイルでしたら、このサイズは使い勝手が良く、おすすめです。

鉄瓶の扱いは少しハードルが高いと思われがちですが、実際に使ってみると意外と面倒なお手入れもなく、しかもステンレスなどのヤカンと比べたお湯の美味しさは分かりやすく、もっと日常使いいただきたい道具です。

シンプルに、2つのポイントをご紹介します。

鉄瓶

※こちらの写真は別種類の鉄瓶です。(六角 1.2L)

「お湯がまろやかに美味しく」

まずは一番気になるお湯の味。鉄瓶は、お湯を沸かすときに使います。

よく「まろやかになる」と言われますが、特にお白湯だとすぐに違いが感じられるほど。

取扱が楽になるよう、最近では鉄瓶内部にホーロー加工されているものもありますが、PINTでご紹介する鉄瓶は全て鉄で作られていて、焼き漆仕上げです。

鉄瓶でお湯を沸かすと、鉄肌が水の中の様々な物質やカルキ分を抑えながら、身体に吸収しやすい鉄分を含ませます。これが、味がまろやかになる理由だそうです。食生活の中では、なかなか摂取しにくい鉄分。普段のお湯で自然に補給できるのは簡単で嬉しいポイントです。

「鉄瓶との付き合い方は意外とシンプル」

鉄瓶に興味はあるけれど、やっぱり手入れが大変そう、と思われている方も多いのではないでしょうか。私も同じ思いの一人でしたが、実際に使ってみると、ルールはそんなに多くなく、とてもシンプルです。

鉄瓶との付き合いで大事なポイントをご紹介します。

▼洗わなくてOK

お湯を沸かすために使いますし、洗う必要はありません。また、中は触らないでください。(内部底面に凸起が数個あり、気になりますが、これは製法上必ずできるものですので、触らずにそのままにしておいてください。)

洗わないでよいので、基本的な積極的なメンテナンスはいりません。その代わり、次のポイントだけ気を付けてください。

鉄瓶ガスコンロ

鉄瓶ガスコンロ

▼ガスコンロの火は弱火がおすすめです

ガスコンロ、IHともにお使いいただけます。

ガスコンロの場合は、なるべく瓶底に直接火がかからないように弱火でお使いください。鉄瓶に限らず、大きすぎる火は負担になります。鉄瓶も、強度上の問題はありませんが変色する可能性があります。

IHは問題なくお使いいただけますが、IH機器側に、底面直径サイズの制限があることがありますので、あらかじめご確認ください。

▼弦も鉄ですので、熱くなります

総鉄ならではの所作。布巾などでくるんで持ちます。

▼お湯を沸かしたら使い切って中身を空にすること

お湯を沸かしたら、使い切って空にしてください。冷めゆく間や、その後中身を入れっぱなしにして忘れてしまうタイミングが錆びつきやすいです。慣れないと少し大変に思うかもしれませんが、「使い切る量だけ沸かす」「ポットに移す」「少し残ったお湯は捨てる」など、そんなにハードルは高くありません。

熱くなった鉄瓶をすぐに空にすれば、余熱で中のお湯もすぐに蒸発して乾きます。中が冷めてしまったり、余熱で乾かない場合は、火にかけて蒸発させればOKです。

 

重要なポイントは以上です。本文最後部にも、取扱に関して記載しています。また、詳しくは製品に同梱する取扱説明書にも記載があります。特に初めての方は不安な点も多いかと思いますので、ご不明点等ございましたら、ご相談くださいませ。

修理等は、状態によりますが可能な限り、長文堂さんでも受付くださっています。修理のご依頼やお手入れ等、お困りの際は、いつでも当店までお気軽にお問い合わせください。

山形鋳物の特長は、他の産地に比べて薄い作りにあり、その肉厚は約3mmといいます。同じ鉄瓶でも、薄造りのものはやはり軽いです。

型を作る際に使う粘土や砂が良質で、鉄瓶作りに非常に適しているため、鋳物が発展した歴史があります。また、この鉄瓶の質感も粘土や砂が影響していて、山形鋳物ならでは。

先にも書きましたが、素材は全て鉄だけで、ホーローやエナメル加工などはしていません。長く作られ、使われてきた鉄瓶そのものです。

産地や職人にもよりますが、こちらの鉄瓶は型に対して1点ずつ製作しています。そのため、生産量は少なく、生産が追いついていない状況が続いていて、量産はできません。

一つ一つの鉄瓶の形が作られた後、800度前後で素焼きを行なっています。その後、漆の焼き付け仕上げをしております。こうすることで酸化皮膜ができ、金気止めがされます。

 

鉄瓶は使うほどに中に、水のカルシウムやミネラル分が付着した湯垢で膜がはられ、鉄瓶内部を強く保つ膜の働きをします。職人さん曰く、これがお湯のうまみの元にもなるのだそうです。使い続けるうちに強くなるところにも、鉄瓶の面白さがあります。

お手入れ
お湯を沸かしたら使い切って中身を空にしてください。水を残したままにすると、金気の原因となります。
中を洗わないで下さい。また、触らないでください。内部のところどころに赤い斑点が生じることもありますが、これは鉄瓶独特の現象です。さびたような状態になっても、お湯が透明で金気味がないときは、使用に差し支えありません。もし金気が強く気になる場合は、煎茶を、湯のみ茶碗一杯分を茶巾に包み、2、3回煮立ててください。茶渋が内部に付着しタンニン鉄となり、金気止めの効果があります。
IHは問題なくお使いいただけますが、IH機器側に、底面直径サイズの制限があることがあります。あらかじめご確認ください。

鉄(焼き漆仕上げ)

容量:1.0L  重量:約1.3kg  

本体直径(注口除く):13.5cm 注口まで含めた長さ:16cm
本体高さ:11.5cm 弦まで含めた高さ:22.5cm
底面直径:8cm
*それぞれ最長部を計測

薄造りが特長の山形鋳物・長文堂の鉄瓶

長文堂鉄瓶なつめ1.0L

長文堂鉄瓶なつめ1.0L注ぎ口

長文堂鉄瓶なつめ1.0L蓋

山形鋳物の鉄瓶。

伝統的な製法で鉄瓶作りを行う長文堂の代表的な鉄瓶「なつめ」には、1.5Lと1.0Lの2サイズあります。大きさと、蓋のつまみ部分が異なります。こちらの1.0Lの蓋のつまみは、茄子を形取っています。
横長型の鉄瓶が多い中、こちらはやや縦長型。丸みを帯びた形がかわいらしい鉄瓶です。

容量1.0Lは、PINTの鉄瓶の中では最も小さなサイズ。

鉄瓶ですのでそれなりの重さはありますが、小さな分軽いのと手軽に使いやすいのが嬉しいポイント。見た目もかわいらしいです。2、3人分でしたら、お茶を入れるにも十分なサイズ。今のライフスタイルでしたら、このサイズは使い勝手が良く、おすすめです。

鉄瓶の扱いは少しハードルが高いと思われがちですが、実際に使ってみると意外と面倒なお手入れもなく、しかもステンレスなどのヤカンと比べたお湯の美味しさは分かりやすく、もっと日常使いいただきたい道具です。

シンプルに、2つのポイントをご紹介します。

鉄瓶

※こちらの写真は別種類の鉄瓶です。(六角 1.2L)

「お湯がまろやかに美味しく」

まずは一番気になるお湯の味。鉄瓶は、お湯を沸かすときに使います。

よく「まろやかになる」と言われますが、特にお白湯だとすぐに違いが感じられるほど。

取扱が楽になるよう、最近では鉄瓶内部にホーロー加工されているものもありますが、PINTでご紹介する鉄瓶は全て鉄で作られていて、焼き漆仕上げです。

鉄瓶でお湯を沸かすと、鉄肌が水の中の様々な物質やカルキ分を抑えながら、身体に吸収しやすい鉄分を含ませます。これが、味がまろやかになる理由だそうです。食生活の中では、なかなか摂取しにくい鉄分。普段のお湯で自然に補給できるのは簡単で嬉しいポイントです。

「鉄瓶との付き合い方は意外とシンプル」

鉄瓶に興味はあるけれど、やっぱり手入れが大変そう、と思われている方も多いのではないでしょうか。私も同じ思いの一人でしたが、実際に使ってみると、ルールはそんなに多くなく、とてもシンプルです。

鉄瓶との付き合いで大事なポイントをご紹介します。

▼洗わなくてOK

お湯を沸かすために使いますし、洗う必要はありません。また、中は触らないでください。(内部底面に凸起が数個あり、気になりますが、これは製法上必ずできるものですので、触らずにそのままにしておいてください。)

洗わないでよいので、基本的な積極的なメンテナンスはいりません。その代わり、次のポイントだけ気を付けてください。

鉄瓶ガスコンロ

鉄瓶ガスコンロ

▼ガスコンロの火は弱火がおすすめです

ガスコンロ、IHともにお使いいただけます。

ガスコンロの場合は、なるべく瓶底に直接火がかからないように弱火でお使いください。鉄瓶に限らず、大きすぎる火は負担になります。鉄瓶も、強度上の問題はありませんが変色する可能性があります。

IHは問題なくお使いいただけますが、IH機器側に、底面直径サイズの制限があることがありますので、あらかじめご確認ください。

▼弦も鉄ですので、熱くなります

総鉄ならではの所作。布巾などでくるんで持ちます。

▼お湯を沸かしたら使い切って中身を空にすること

お湯を沸かしたら、使い切って空にしてください。冷めゆく間や、その後中身を入れっぱなしにして忘れてしまうタイミングが錆びつきやすいです。慣れないと少し大変に思うかもしれませんが、「使い切る量だけ沸かす」「ポットに移す」「少し残ったお湯は捨てる」など、そんなにハードルは高くありません。

熱くなった鉄瓶をすぐに空にすれば、余熱で中のお湯もすぐに蒸発して乾きます。中が冷めてしまったり、余熱で乾かない場合は、火にかけて蒸発させればOKです。

 

重要なポイントは以上です。本文最後部にも、取扱に関して記載しています。また、詳しくは製品に同梱する取扱説明書にも記載があります。特に初めての方は不安な点も多いかと思いますので、ご不明点等ございましたら、ご相談くださいませ。

修理等は、状態によりますが可能な限り、長文堂さんでも受付くださっています。修理のご依頼やお手入れ等、お困りの際は、いつでも当店までお気軽にお問い合わせください。

山形鋳物の特長は、他の産地に比べて薄い作りにあり、その肉厚は約3mmといいます。同じ鉄瓶でも、薄造りのものはやはり軽いです。

型を作る際に使う粘土や砂が良質で、鉄瓶作りに非常に適しているため、鋳物が発展した歴史があります。また、この鉄瓶の質感も粘土や砂が影響していて、山形鋳物ならでは。

先にも書きましたが、素材は全て鉄だけで、ホーローやエナメル加工などはしていません。長く作られ、使われてきた鉄瓶そのものです。

産地や職人にもよりますが、こちらの鉄瓶は型に対して1点ずつ製作しています。そのため、生産量は少なく、生産が追いついていない状況が続いていて、量産はできません。

一つ一つの鉄瓶の形が作られた後、800度前後で素焼きを行なっています。その後、漆の焼き付け仕上げをしております。こうすることで酸化皮膜ができ、金気止めがされます。

 

鉄瓶は使うほどに中に、水のカルシウムやミネラル分が付着した湯垢で膜がはられ、鉄瓶内部を強く保つ膜の働きをします。職人さん曰く、これがお湯のうまみの元にもなるのだそうです。使い続けるうちに強くなるところにも、鉄瓶の面白さがあります。

お手入れ
お湯を沸かしたら使い切って中身を空にしてください。水を残したままにすると、金気の原因となります。
中を洗わないで下さい。また、触らないでください。内部のところどころに赤い斑点が生じることもありますが、これは鉄瓶独特の現象です。さびたような状態になっても、お湯が透明で金気味がないときは、使用に差し支えありません。もし金気が強く気になる場合は、煎茶を、湯のみ茶碗一杯分を茶巾に包み、2、3回煮立ててください。茶渋が内部に付着しタンニン鉄となり、金気止めの効果があります。
IHは問題なくお使いいただけますが、IH機器側に、底面直径サイズの制限があることがあります。あらかじめご確認ください。

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