tesageシリーズ、まずは滋賀県近江のリネンからスタートしていましたが、各織物産地のコットン素材を加わりました。生地の厚みがあり、糸の柔らかく温もりある風合い。たくさんの柄からお好みを見つけていただきたいです
型は全て同じで、生地違いのバリエーションがたくさんあります。東京代々木にあったDADACAFEからお付き合いが続く、たむらはるみさんによる「日本の布をたのしむ」手提げのバッグです。たむらさんが自分用に縫って使っていた布の手提げ。ちょっと出かけるときに財布や携帯など入れて使っていたところ、私も含めたくさんの方から好評だった人気ものです。
「tesage」という名前にも表れていますが、いかにもものを運ぶカバン、バッグという感じではなく、もっと気軽に、ちょっとそこまでという感じ。ものを入れて持つと、風呂敷や布で包んだ、もしくはあずま袋のような見た目に。ものを入れて持つと三角の形になります。ゆるすぎず、かわいらしすぎない雰囲気が他の手提げになかなかないバランスです。自然に持てて、和っぽくなりすぎずに洋服にも合います。
テーマは、「日本の布をたのしむ」。着物に使われていた着尺生地(40cm弱の狭幅生地)は、昔ながらの織機で織られていることと、日本らしい素材使いのため、産地は様々ですが独特の風合いと魅力があります。ただ、どうしても製品が和のものになることが多く、なかなか普段使いするには遠く思えてしまうことが多いです。
この手提げは、こうした生地を使ったパターンとサイズにして、今の普段の暮らしの中で使いたいように作られました。
マチなしでかさばらないので、カバンの中に入れてサブバッグとして使ったり、ランチや近所に出かけるときにも。マチなしですが、四角に近い形なので、お弁当箱などのような形のものもおさまります。太めの手持ち部分を着物のように合わせると、あずま袋のような形になり、和のような洋のような雰囲気に。男女ともに使えるところも嬉しいポイントです。