取扱やお手入れなど、心配の方も多いかと思いますので、大事なポイントをご紹介します。
「持ち手について」
持ち手も鉄ですので、高温で使われるときは熱くなります。布巾などでくるんでお使いください。私個人の使用例ですが、弱火でしたら布巾なしでも持てることもありますが、お使いの際はくれぐれも火傷には注意してお試しください。
「こげつきそう」
このポイントは、最初にしっかりフライパンに熱を通した後、油を引いてから食材を入れること。最初に熱をしっかり入れるところが重要です。熱伝導は高いので、調理中は火力を落として調整が必要です。テフロン加工等のフライパンとは違う付き合い方が必要ですので、使いながら慣れていただけたらと思います。
「使ったあとのお手入れ」
製作時に油焼き仕上げをしていますので、お手元に届きましたら、すぐにお使いいただけます。この油焼き仕上げをしてあるため、塗膜となり馴染み、鉄を守ります。
洗剤は使わずに、束子やブラシで洗っていただくのがおすすめです。料理に使った油が残り、それが塗膜となります。この方法でしたら、洗った後に油を塗らなくて済みます。表面加工などはありませんので、ごしごしと強く洗っていただけます。
匂いや汚れなどがついて気になる場合は洗剤を使っていただいても大丈夫です。
「洗った後」
油の塗膜はあるとはいえ、鉄ですので、水気はなるべくすぐに取ってください。布で拭いていただいてももちろん問題ないですが、コンロで火にかけていただいて熱を飛ばすと、早くて確実です。
洗うときに洗剤を使った場合は、油分も取られているので、布の端切れなどで油を馴染ませてください。(洗剤を使わない場合は、不要です)
鉄瓶と一緒で、付き合い始めるとそこまで特別で細かな対処が必要ではありません。長く付き合ってゆく相棒のような気持ちで、お試しいただけたら嬉しいです。取扱について、不安な点やお困りの際はいつでもお気軽にご相談くださいませ。