木の生命力を感じさせる、1枚板のチェリーのカッティングボード。シンプルな四角の形。ほぼA4サイズの大きさです。
厚さは2.4cmと、しっかりした厚みがあります。まな板のようにもお使いいただけますし、カッティングボードとしてパンやチーズなどを切っても。四角く分厚い無垢材のボードはプレートとして使っても、この上に小さな器やグラスなどを置いて台のように使っても、食卓の良いアクセントになります。
厚みもしっかりとある、チェリーの無垢材を使っています。素材の存在感がありながらも、素朴すぎず、見た目も重すぎない印象なのは、形と丁寧な製作仕上げによるもの。
側面は、微妙に内向きに斜めに削り出しています。これにより、持ち上げるときに指がかかりやすく取手の代わりになり、シンプルな形ながらもストレスなく使えます。また、見た目にも軽くなります。
カッティングボードというシンプルなものだからこそ、素材の質、細部のデザイン、こだわりが際立ちます。特に、毎日使い続ける道具なので、見た目にも、持った感じも心地良いものをと思っています。
カッティングボードは以前も製作していましたが、こちらは大阪の岸和田で製作をされている、みやざき眞さんに製作いただいています。
材料をチェリーに変えたことと、少しだけ仕様を変更しています。
角の丸みを少しなくして、ほんの少しきりっと立ちシャープな印象になりました。サイズはそのままです。
材は、以前は樺を使っていましたが、チェリーに変更して、少し軽く、包丁の当たりもやや柔らかいです。チェリーは、置いておくだけでも色が濃く変化する材。使って、洗ってを繰り返すうち、色もかなり深くなってきて、経年変化をとても楽しめる材です。
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