新しく取り扱いを始めた、huis(ハウス)のワンピース。
huisは、静岡県浜松市の「遠州織物」の生地を使い、シャツを中心とした服を製作しているブランド。特徴は何と言ってもその生地にあります。素材はコットンが中心。コットンというと一般的な素材であまり違いがないように感じられますが、huisで使う生地は明らかに違う質感。極細番手を旧式のシャトル織機で超高密度に織ることで、独特の生地の風合いを出しています。
シャトル織機は旧式の織機で、現代式の織機よりもスピードは遅く、扱いも難しく、新しく織機自体が作られることもないため、その扱いはまさに職人の熟練技になります。PINTのリネンはほとんどシャトル織機で織られていて、お持ちの方はその魅力を感じていただけているかと思います。
シャトル織機で織ると、少しふっくら、やわらかな風合いの生地になります。また、糸は細く高密度なので、滑らかで肌触りも良い。糸量が多いと、使い、洗い続けてもコシがある感じで、経年変化の風合いも楽しみやすいです。コットン生地で洗濯も簡単、シワにもなりにくいのが日常着として嬉しいところです。
糸の太さや密度など、生地は様々なのですが、こちらのワンピースに使われている生地は、高級糸であるギザコットンを使用した、最高級の平織りブロード生地。やさしいきなり×ダークネイビーのストライプで、柔らかくなめらかな、優しい風合いの特別な生地です。
GIZA(ギザ)とは、エジプト綿の種子名称で、超長綿といわれる一本の繊維が極めて長い希少種です。 繊維が長いということは糸を細く丈夫に作ることができるため、軽くしなやかな高級生地となります
デザインは、首周りをすっきりとさせ前面はフラットに仕立てています。一方、背面には切り返しのギャザーをあしらい、ふんわりとしたシルエットをつくることで、ラインの強弱を楽しんでいただけるデザインとなっています。ボタンをきっちりと留めればワンピースとして、開けて羽織の形ではシャツ生地のアウター感覚で着られます。重ね着、スタイリングを様々なバリエーションで楽しんでいただけるワンピースです。
1着限りとなります。
サイズはレディースフリーサイズです。