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  • coin case <鹿革墨染>
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coin case <鹿革墨染>

通常価格 ¥13,200 (税込)
通常価格 (税込)セール価格 ¥13,200 (税込)
SALE SOLD OUT

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2021年12月に、鳥取県若桜町で捕られた鹿の皮を、タンニンで鞣し、墨染にしています。鹿革は柔らかく、表面は滑らかな風合いです。前回の革で製作した時に、3周目の端切れ活用時に作った新型のコインケース。好評ですぐに売り切れしまいましたが、この回ではたくさん製作しました。現在庫は、全てパッチワークなしで、革の部位の差は多少ありますが、写真にあるものとほとんど同じになります。

オリジナルのワンタッチ金具が特徴的なコインケース。金具も、東京下町の小さな町工場で、オリジナルで作っています。見た目も素敵ですが、ワンタッチで開く使いやすさが良いです。左右から挟み込むと、開きます。真鍮製で、革と一緒に経年変化を重ねます。

本体は一枚革で内布もなく、中には仕切りやポケットなどはありません。ステッチの表情も良いデザインのアクセントになっています。
 

Six coup de foudre 高見澤篤

東京浅草の料理道具問屋街である合羽橋の路地裏に工房を構える Six coup de foudre 高見澤篤さんが作る革製品。

革は、食べるお肉の副産物として出た皮を鞣したもの。皮を鞣すことで、いわゆるレザー製品に使われる「革」素材になります。この、元々の動物の皮を原皮と言います。皮革加工工場・問屋・販売店を経て革素材を仕入れるケースがほとんどですが、高見澤さんの場合は少し違います。

使う皮は、国内の猟師から直接仕入れ。日本の山林に生きる野生の動物です。食で「ジビエ」と聞くことも最近では多くなりましたが、この言葉は狩猟による天然の野生鳥獣の食肉を指します。ただ、ジビエに関しては、食肉に加工され残った皮についてはほとんどが廃棄されています。そのため、熊や鹿など、革製品としては一般的にはあまり使われない動物の皮です。高見澤さんは、この皮を直接猟師から仕入れた後、鞣しや染めをした革を使っています。PINTでは高見澤さんから1枚革(1頭分)を購入し、製作を依頼しています。そのため、その革がいつ、どこから来たのかも分かります。(ページ下部の【素材】欄と、製品付属の紙タグに記載)

野生獣ですので、傷も多かったり、しわもあります。それも革本来の表情のため、できる限り無駄なく使い切られています。破れや穴があったり、使用や強度に影響がある部分は避けたり、ステッチ等による補修をした上で製作されていますが、単に見た目の傷があるかないかという判断はしていないため、通常だと避けるような部分も使っています。このように無駄のないように使っても、大きさや形は一頭一頭違い、使えない大きな傷もあるため、どうしても裁断時に細かな部分が出てきます。その小さな革も、パッチワークによって使っています。

一般的な革製品作りからは考えられないほど、1枚革(1頭分)から、その革をほとんど捨てることなく使い切られます。詳しくは ジビエ革のものづくり 記事一覧をご覧ください。

食べ物に関わる調理道具問屋街の合羽橋の路地裏に工房を構えるのも、「命をいただく」という、高見澤さんの思いが表れています。製品のデザインも作りの良さももちろんですが、革製品の作り手の中でも、こうした思いを特別強く持って製作をされています。

 

【素材】
▼本体
鳥取県若桜町 2021年12月
鹿本革 タンニン鞣し・墨染

▼金具
真鍮

【サイズ】
本体:縦7.5cm(金具含む)× 横7.5cm × 厚み約1cm(いずれも最長部)
*マチなし:口金・革の厚みで約1cm
*口金開口部の内側幅:5.5cm

【仕様】
ポケット・内布なし

【外装】
専用箱入り

【取扱い・お手入れ】

お手入れについては、この革特有の注意事項は特にございません。一般的な革製品と同様になります。ご不明な点がありましたら、お気軽にご相談くださいませ。 


*よくあるご質問・補足コメント*

レザーの表情には、個体差がございます。

 

#Six coup de foudre 高見澤篤 一覧