frame porch <鹿革墨染・Lマチなし> レザーショルダーポーチ
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six-clothing 高見澤篤さんの、ジビエ革のポーチ。日本国内で猟師から直接仕入れた鹿の皮を鞣(なめ)し・染め加工をして製作しています。
本体は一枚革で内布はなく、中には仕切りやポケットもありません。革は表裏同色です。ステッチの表情が特徴的で、独特の佇まいになっています。
金具も、東京下町の小さな町工場で、オリジナルで作っている金具。真鍮を燻し加工してあり、革の素材と良く合うヴィンテージのような風合いで、革と同じように経年変化をしてゆきます。
取り外せる牛革ストラップが付いているため、手提げとしても、ショルダーとしても使えます。外して本体のみ使うことも。
革、金具、ステッチの表情がしっかりありバランスも取れているため、良い存在感がありながら、上質で落ち着いた佇まいが魅力。
この型は、表面積はありつつ、マチがなく軽いため、コーディネートのワンポイントとしても活躍します。夏・冬の服のどちらにも合わせやすく、革と金具の質感で全体も引き締まりアクセントになります。様々な組み合わせでお楽しみください。
▼six-clothing 高見澤篤
東京浅草の料理道具問屋街である合羽橋の路地裏に工房を構える six-clothing 高見澤篤さんが作る革製品。
革は、食べるお肉の副産物として出た皮を鞣したもの。皮を鞣すことで、いわゆるレザー製品に使われる「革」素材になります。この、元々の動物の皮を原皮と言います。皮革加工工場・問屋・販売店を経て革素材を仕入れるケースがほとんどですが、高見澤さんの場合は少し違います。
使う皮は、国内の猟師から直接仕入れ。日本の山林に生きる野生の動物です。食で「ジビエ」と聞くことも最近では多くなりましたが、この言葉は狩猟による天然の野生鳥獣の食肉を指します。ただ、ジビエに関しては、食肉に加工され残った皮についてはほとんどが廃棄されています。そのため、熊や鹿など、革製品としては一般的にはあまり使われない動物の皮です。高見澤さんは、この皮を直接猟師から仕入れた後、鞣しや染めをした革を使っています。植物のタンニンで鞣し、PINTで扱う革については全て天然の染めです。PINTでは高見澤さんから1枚革(1頭分)を購入し、製作を依頼しています。そのため、その革がいつ、どこから来たのかも分かります。(ページ下部の【素材】欄と、製品付属の紙タグに記載)
野生獣ですので、傷も多かったり、しわもあります。それも革本来の表情のため、できる限り無駄なく使い切られています。破れや穴があったり、使用や強度に影響がある部分は避けたり、ステッチ等による補修をした上で製作されていますが、単に見た目の傷があるかないかという判断はしていないため、通常だと避けるような部分も使っています。このように無駄のないように使っても、大きさや形は一頭一頭違い、使えない大きな傷もあるため、どうしても裁断時に細かな部分が出てきます。その小さな革も、パッチワークによって使っています。
一般的な革製品作りからは考えられないほど、1枚革(1頭分)から、その革をほとんど捨てることなく使い切られます。詳しくは ジビエ革のものづくり 記事一覧 をご覧ください。
食べ物に関わる調理道具問屋街の合羽橋の路地裏に工房を構えるのも、「命をいただく」という、高見澤さんの思いが表れています。製品のデザインも作りの良さももちろんですが、革製品の作り手の中でも、こうした思いを特別強く持って製作をされています。
野生動物の革のため、革の部位により個体差が大きく、表情が異なります。ご注文の際は、現在庫の各個体の写真をご覧いただき、オプションよりご希望の個体をご指定ください。
<個体A> 表・裏
<個体B> 表・裏
【素材】
本体|鹿本革 タンニン鞣し・墨染(鳥取県若桜町/2020年10月)
持ち手・ショルダー紐|牛本革
金具|真鍮
*製作に使う革は、全て良品判断の箇所になります。文中でご紹介している通り、通常の基準とは異なりますのでご了承ください。
SHC‐31D frame porch
【サイズ】
本体|縦23.5cm×横20.5cm×厚み約1cm(マチなし)
口金開口部の幅|14.5cm
ショルダー紐|金具含め103cm
持ち手|金具含め42cm
【仕様】
ポケット・内布なし 持ち手取り外し可能
・お手入れについては、この革特有の注意事項は特にございません。一般的な革製品と同様になります。ご不明な点がありましたら、お気軽にご相談くださいませ。
*よくあるご質問・補足コメント*
・レザーの表情には、個体差がございます。
◎frame porch(L)
左:マチあり
右:マチなし(本ページの商品)
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