エイジング

製品説明のページでも、「使うほどに味が出てくる」とご紹介しています。
レザーだとエイジングと言われますが、レザーのように、リネンも使っていると育つ素材です。
柔らかくなり、すごく良い風合いが出てきます。
目の肥えたトップクラスのバイヤーさん始め、いろんな方に、使用前と使用後を見比べていただくと、
ものすごく目を輝かせていただけます。

実物をご覧いただきたいところですが、今日はまず写真でトライしてみます。
手前から、
A.使用前(ネイビー)
B.1週間使用後(オフオレンジ)
C.2ヶ月使用後(イエロー)←これだけサンプルサイズで少し大きいです


A.使用前(ネイビー)。
高密度での織り上がりだけあってしっかりぱりぱりです(糊はつけていないです)。

B.1週間使用後(オフオレンジ)。
ざっくりした素材感で、少しくしゃっとした、ナチュラルでハードな感じ。(使用前に1回水通ししただけでも、この感じに近くなります)

C.2ヶ月使用後(イエロー)。
ここまでくると、くたっと本当に柔らいです。これを見ると皆さん欲しがります。


使用や洗濯を繰り返して、繊維の目が詰まってきます。
使っている糸の量も多く、密度も高く織っているので、
くたっとしつつも芯というか強さの残る、何とも良い感じになってくるのです。

素材が育って行く感じが、使うたびに毎回の楽しみです。(個人的には、このポイントが高いです。キッチンクロスを使う度にテンションが上がるなんて、楽しいです)

Pint!のキッチンクロスは、糊付けをしていない生の織り上がりのリネン。
通常は柔軟加工などの加工後に、出荷用に糊付けを行うケースが多いようです。
糊とリネンの相性は良く、少し風合いが出て来たと感じても、実際は糊が落ちただけだったりするらしいです。
糊が悪い訳では全くないのですが、Pint!のキッチンクロスは糊付けしていないため、
いわゆる一般の流通のリネン製品よりも、早くに柔らかく、味が出てきます。
生の素材なので、素材自体の柔らかさがしっかり出てくるのです。

Pint!がつくるものは、まず、長く使えるもの。
そして、使えば使うほどに味が出てきて、使う度に楽しいもの。
リネンという素材は、吸水性や速乾性の機能性はもちろんですが、
コットンなどよりも強度が強く、使う毎に風合いが増すのが特長です。
シワが付きやすいという繊維の特長もありますが、ホテルではないですし、
シワを味として、日々の暮らしの中でざっくり使っていただけたらいいなと考えています。

皆さん、是非お試しくださいませ。
良〜い感じの生地になったら、是非ご報告くださいね。

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