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【EVENT】yato 販売会

【EVENT】yato 販売会

会期:2/1(土)- 2/3(月) 13:00-18:00場所:PINT @_________yato 2025年最初のイベントは、PINTでは初めての紹介となります。ニットブランドのyatoさん。 ウルグアイの羊毛牧場、紡績工場、撚糸工場、染色工場、ニット工場と、ニットに関わる全ての工程で職人と働き、ニットの企画提案を行ってきた渋谷渉さんによるブランド。10年以上ニット業界の裏方として活動され、国内外様々なブランドのニット作りに携わられてきました。その中でファッション業界の現状に対する違和感を感じ、「日本の繊維工場を次の世代に繋いでいきたい」という思いから、yatoが始まりました。 開発には制限時間を設けずに、300日以上の着用試験を行い、シーズンごとの服は作らず定番品のみを作る。ごく少ない型と色数の展開で、渋谷さんご自身がPOPUPイベントで販売し、会場の多くは洋服を扱わず、店舗でない場所も。 シンプルなデザインですが、生産から販売まで、理想に沿うためにそれぞれ偏った手法が採られていて、yatoのニットが実現されています。一般的な作り方では、できない品質と価格。振り切った方法を組み合わせてぎりぎりのバランスで成り立っているけれど、根がしっかり張られていて、ゆったりと、強い土台の上に在る印象です。 渋谷さんは、新潟の古民家を改修して、ニットの仕事をしながら自給自足的な生活を営まれています。渋谷さんの人柄とこうしたライフスタイルを含めた考えや姿勢が、ニット作りの知識と経験と混ざり合って、yatoのもの全体に現れているように思います。  私自身も昨年から着用していて、着心地と品質の良さはもちろん自信を持ってお薦めします。また、言葉では伝えにくいのですが、昨年購入して着てみる中で、単に新しいニットを手に入れた、というのではない感覚がありました。毛玉の付きにくさからくる取扱いの楽さと付き合いやすさからそう感じたのかもしれませんし、ちくちくや重さのストレスが全くない、軽く暖かな優しい着心地からかもしれません。何か、新しい違うものという感じがしました。それで、PINTでのPOPUPイベントを依頼し、開催することになりました。 ニットはトップス数型、アームウォーマーや腹巻きなど小物もあります。会期中の3日間全日、渋谷さんも在店くださいます。会期中は通常お休みにしている日曜日も営業します。yato商品の販売は本イベント会期中のみとなります。 商品も見ていただきたいですし、渋谷さんにも会って、お話もしてもらいたい。私自身もそうだったように、皆様にとっても、知らなかったニットの扉が開く機会になると嬉しいです。 ーー yato POP UP STORE at PINT期間:2/1(土)- 2/3(月) 13:00-18:00*全日程、yatoの渋谷さんが在店くださいます*会期中、日曜日も営業いたします。場所:PINT 写真:山根晋 @shinyamane

【EVENT】赤畠大徳 販売会 2024/12/20 (金) 〜 12/28 (土)

【EVENT】赤畠大徳 販売会 2024/12/20 (金) 〜 12/28 (土)

今年も赤畠大徳さんのイベントを開催します。  昨年は会期初日、行列のためご購入までお時間をいただいてしまいました。限定された作品数と購入制限の中、順番に公平にお選びいただけるよう、基本的には昨年と同様の販売方法としつつ改善を試み、前回よりスムーズにご案内できるよう準備いたします。 昨年と同様、通常当店でも扱っている包丁やカトラリー以外の作品も、ご用意くださる予定です(製作状況により変更の可能性があります)。通常展開している作品も約1年ぶりの入荷となります。写真は昨年、当日朝搬入時の中で撮影した簡易記録写真で恐れ入りますが、昨年のスタート時の状態です。今回並ぶ作品種類は多少異なる可能性があります。 イベント期間中は店頭販売を優先し、会期終了後にwebショップに掲載を予定しています。また、webショップでも購入制限を設けておりますが、店頭でも同様に購入制限がございます。お一人様あたり、包丁2点、カトラリー2点までです。 一つずつ、刃はもちろん木の柄まで、全て赤畠さんが一人で製作しています。作る人から使う人へ、お使いいただくご本人に選んでいただけたらと願い作られています。そのため、基本的には使用される方によるご注文に限らせていただきますので、ご理解いただけますようお願いいたします。 初日の20日は、赤畠さんの奥様のパン屋さん「きりん屋」のパンの販売もあります。三重県松阪にある人気店で、自家製天然酵母の美味しいパンです。松阪のお店以外で買える機会はほとんどないので、パンだけでもお気軽にいらしてください。きりん屋さんは週に一度のみの営業のため、入荷は20日の午前中で、当日売切れ次第終了となります。できるだけ早くに美味しく召し上がっていただきたいため、パンは初日の12/20をお勧めします。12/20は金曜日で平日になりますので、営業時間を1時間延長して19時まで営業します。 売切れ次第終了となりますので、売切れ時にはインスタグラムのストーリーズか投稿にて案内いたします。 https://www.instagram.com/pint_mn/ 赤畠さんも、初日に在店くださいます。ご都合合う方は、是非在店日にお越しください。   12/20(金) 〜 12/28 (土) 営業時間 13-18時 <初日と2日目のみ以下の通り営業時間を変更> 赤畠さん在店予定日 12/20 (金)  *20 (金) 13-19時 *21 (土) 10-18時 *期間内店休日 12/22(日)25(水)    PINT KYOTO 〒602-0855 京都府京都市上京区上生洲町221 キトウビル301号室  ...

【EVENT】恵文社POPUPイベント 2024/12/7-27

【EVENT】恵文社POPUPイベント 2024/12/7-27

恵文社POPUPイベント @keibunsha_books12/7(土)- 12/27(金)会場:恵文社 生活館 ✳︎14(土)15(日)は同会場にて、Six coup de foudre(シス クー・ド・フードル)の高見澤篤さんが在店し滋賀県鹿革の受注会を行います。また、15(日)は恵文社COTTAGEだ、同じ滋賀県の猟師による鹿肉を使ったランチと喫茶イベントを終日開催いたします。    5回目となる恵文社でのPOPUPです。昨年に続き、革と冬の服。昨年は10月から11月開催でしたが、今回は12月の開催ですので暖かな冬の服をお持ちします。革は、野生皮革のバッグや小物を作るSix coup de foudre。財布、L字財布、キーケース、コインケースやポーチなど。今回の詳細内容はまだ確定しておらずお伝えできませんが、猪、熊、鹿などの野生獣に加え、牛革も製作ラインナップには含まれます。普段当店で紹介する一頭買シリーズとは異なる製品が並びます。服は、コートやニット、パンツなど暖かな冬のものを、革製品と合わせるイメージでお持ちします。昨年のイベントでは出していないブランドも今回出品予定です。 今回もこのイベントに合わせて、滋賀県東南部にある日野町の害獣駆除により狩猟された鹿の革を使って受注会を行います。 今年9月に狩猟された鹿3頭の皮を、高見澤さんのパートナーのタンナー(皮革の鞣し・加工の工場)にお渡ししてタンニンで鞣し、3種類の革を作りました。受注会の日は、東京から高見澤さんがお越しくださり、この3枚の革を展示し受注会を行います。昨年とは全て違う色と加工でご用意しました。実物の革を見ながら、バッグやポーチ、ケースなどお好みの型を選んでいただき、革の使用箇所も選んでいただけます。 この滋賀県の猟師は、昨年も依頼した日野町の猟友会の獣美恵堂(じびえどう)。月麦の音(つむぎのおと)のこだまさんからのつながりです。通常は肉のみで廃棄する皮をタンナーに送ってもらい、革にすることができました。この革の受注製作だけではなく、革の源に遡り、同じ猟師、同じ地域で獲られた鹿肉を使った料理をご用意しています。 鹿の命。肉を食べ、皮は鞣して革にして、使う。命を全ていただく。感じる。 野生皮革という製品から遡って、革とその源をイメージできる機会になれば嬉しいです。  ↓ 12/15(日)のイベント ↓ ▼滋賀県日野町鹿革の受注会▼生活館にて12/14(土)11時〜19時12/15(日)11時〜18時 Six coup de foudre 高見澤篤さんが在店します。@sixcoupdefoudre革は、2023年9月に滋賀県日野町の害獣駆除により獲れた3頭の鹿。この鹿皮をタンニンで鞣し、「黒染め」「墨染め」「ヌメ」、3枚の革をご用意しています。(写真3枚目)実物の革を見て、どの部位を使うか、どの型を作るか、高見澤さんに相談してオーダーいただけます。 お待ちいただく場合がありますので、お時間が限られている方は、事前にPINTのDMにて予約を受け付けております。時間枠制ではありませんが、来店・退店時間をお知らせいただけましたら調整し、優先でご案内いたします。オーダー時間は、前回は20分から40分ほどの方が多かったです。 後日、完成後お渡しとなります。お渡し方法:恵文社 / PINT / 配送 ▼滋賀県日野町鹿肉の食▼COTTAGEにて 食事と喫茶11時〜18時 <月麦の音> @tumugi_no_oto鹿肉ビーツキーマカレー(サラダ付き)ホットドッグ 麻炭コッペパンと鹿肉グリーンソーセージパンデビス山羊チーズライ麦ケーキ <枯れ木に花> @karekini_hana珈琲ミルクコーヒージンジャープリンチーズケーキ焼き菓子 *コーヒー、ホットドッグ、お菓子、コーヒー豆はテイクアウト可 *蚤の市のようなイメージで、COTTAGE内に古道具や古着、器、生地などを少し販売する予定です。出店メンバーによる品物、面白いものが集まると思います。合わせてお楽しみください。 詳細は追ってまたご案内いたします。 昨年の受注会と食イベントの様子は、こちらよりご覧いただけます。

みんなの使い方 【オーダーメイド】アイアンラック(フレーム本体のみ)一覧

みんなの使い方 【オーダーメイド】アイアンラック(フレーム本体のみ)一覧

<2024/11/21 更新>   アイアンラック(フレーム本体のみ)のお客様による実際の使用例。商品ページと合わせてご覧ください。   【オーダーメイド】アイアンラック(フレーム本体のみ)     → 041   Fさま 京都の店舗によく来てくださっていたお客様。PINT店舗で使っているサイズをベースにイメージしながら、高さを検討されました。新居へのお引っ越しのタイミングでオーダーくださり、棚板はご自身で古材に加工を施されています。これからも転居も考えられる若い男性のお客様で、家やライフスタイルが変わっても使い続けられるものをと、選んでくださいました。板も味が増してゆきそうで、育ったあとがますます楽しみです。 【仕様】 本体外寸:高さ1749mm×幅500mm×奥行き300mm (奥行き内寸:281mm) 棚受け位置(底位置からの高さ・最下段から) 6段目:1749mm 5段目:1386mm 4段目:996.5mm 3段目:692mm 2段目:394mm 1段目:40mm *新仕様にて製作 *板はお客様がご用意されたものです サイズA 幅600×奥行350×高さ1800mmまで|棚受け6段まで|2台1セット  -------------------------------------------------------       →...

Display Unit 榎本瑠 <アイアンフレームの飾り台セット>

Display Unit 榎本瑠 <アイアンフレームの飾り台セット>

モールテックスを使った製作をされている榎本瑠さんが、アイアンフレームを組み合わせた作品を製作くださいました。榎本瑠さんのwebサイトで販売をくださっています。   作品は、当店のアイアンフレームと、モールテックスの天板を組み合わせた飾り台です。  店主自身はアイアンフレームに木の板を組み合わせることが多いので、モールテックスとの組合せは初めて。機能も質感も好きな素材で、内装に使われるイメージが強いですが、このサイズと形のバランスが魅力を増しています。 アイアンフレームの向き3方向に合わせて、天板も3サイズのセット。天板単体でも、使い勝手が良さそうです。使い方を広げてくださり、この素材同士の組み合わせは、新鮮さもありつつ、両方の良さが引き出されているように思います。 アイアンフレームは、合わせる板で雰囲気も大きく変わります。モールテックスのこの質感との組み合わせで使うイメージが湧きましたら、ぜひこの機会にご検討ください。 アイアンフレームとモールテックスの天板のセットで、初回は9/27(金)21:00 〜 9/29(日)23:59の期間限定の販売となります。商品の詳細とご注文は、以下の榎本瑠さんのwebページよりご覧くださいませ。(本商品の当店での販売はございません)   【1セット限定 撮影使用品特別価格】Display Unit(Color:Namari) https://ryuenomoto.base.shop/items/91474947    Display Unit  https://ryuenomoto.base.shop/items/91473933   Instagramアカウント @ryu.enomoto  @ryu.display

【EVENT】MITTAN AW2024 販売会

PINTでは初めての、MITTANの販売会を開催します。 MITTANの服の残布を活用する共同企画をきっかけに、その残布の元となる数着のシャツから取扱いが始まりましたが、今では当店内の服で最もボリュームを占めるブランドとなりました。MITTANの魅力はここでは書き尽くせませんが、服に現れる美しさやクオリティの根っこにある考えや姿勢が、他のどこにも見られない強度だと感じます。素材や作り手への眼差しだったり、生産背景への責任の持ち方、修繕や染め直しの対応。単に良い服ということだけではなく、選んでくださる方は、その背景にある丸ごとを感じて受け止めてくださっているように思います。当店で初めてMITTANを知った方の心を掴み、MITTANをきっかけに当店に来てくださった方ともたくさんの素敵な出会いがありました。一つの共同企画から始まり広がって、こうして販売会を開催できることになり本当に嬉しいです。 今回の販売会では、2024AWのコレクションをご用意くださいます。開催時期はちょうど秋冬物も多く出揃っているタイミングとのこと。この機会に、普段当店では見られないMITTANをご覧いただきたいです。今回の会期中は、通常店休日にしている日曜日も2回とも営業いたします。初日はスタッフの方も在店くださいますので、MITTANを味わい尽くしてください。 MITTAN AW2024 販売会 期間:9/21(土)- 9/29(日) 13:00-18:00*MITTANスタッフ在店日 9/21(土)*期間中店休日 9/25(水) *会期中は、日曜日も営業いたします。場所:PINT  

ホテルセトレ神戸・舞子 ブレッドバスケットS

ホテルセトレ神戸・舞子 ブレッドバスケットS

  ホテルセトレ神戸・舞子 神戸と淡路島を結ぶ明石海峡大橋の袂にある海辺のホテル。瀬戸内海を望む部屋での朝食に、ブレッドバスケットS を使ってくださっています。 季節ごとに変わる4種類のパンを入れて、ルームサービスで部屋に届けられます。 この景色のホテルの部屋で、ゆっくり朝食を食べられるのは最高の時間ですね。今月からの食事のメニューが新しくなったタイミングで、ブレッドバスケットもお使いいただけることになりました。 以前から時間をかけて試用と検討を重ねていただき、選んでくださったことが特に嬉しいです。ホテルは客室から食事まで、気が遠くなるほど膨大な品目がありますが、この小さなものまで実際に使ってきちんと選ばれていて、有り難く、背筋が伸びる思いでした。この細部まで行き届いているホテルの空間と時間は、きっと特別と思います。   ブレッドバスケットS

三浦治

三浦治

新しく取扱いを始める作り手を紹介します。 三浦治さん。千葉県の九十九里浜の近くにアトリエを構え、木材のみならず、自身で拾い集めた流木や廃材などを使って、木工や家具という枠に捉われない製作活動をされています。 PINTでは、流木や廃材ではなく、栗の木で作る鏡をご紹介します。納品されたのは昨年の冬の初め。店頭のみでの販売でしたが、webでも取扱いを始めます。     三浦さんとの出会いの最初は、2020年。場所は千葉県鎌ヶ谷にあったCBPACというお店。実家の近くだったこともあって存在を知り、”店内全て千葉のもの”というコンセプトに興味をひかれて訪問しました。食べ物、雑貨、本に音楽と、ジャンルレスに選りすぐりの千葉のものが並び、羨ましくなるくらい素敵な店でした。店主の柿木さんもPINTのことを知ってくださっていて、色々お話も楽しみました。全く知らずに行ったのですが、このとき、ちょうど三浦治さんの家具の展示イベントが開催されていて、一目惚れして、京都の店用に細長の鏡を購入しました。 それからずっと店内で使っていたので、見覚えのある方も多いかもしれません。なかなか出会うことのない極端な細長のインパクトと、細い割に意外と見えるぞということで、よくお客さんからも興味を持って聞かれました。ただ、他のお店で買い物したものでしたし、取扱いや販売という発想はないまま過ごしていました。 少しずつPINTの家具未満シリーズのご注文も増えてきて、テーブル脚(2024年6月には販売予定)など新作の試作も進み始めた頃、店内で鏡を見たお客さんから続けて問合せをいただくタイミングが重なり、三浦さんの鏡の取扱いを考え始めました。鏡は世の中にたくさんありますが、この細長の鏡は他にないものだと思うし、店内で使い続けていただけにうちのお店にも合っていて、偶然ですがPINTで展開している"家具未満"らしさもあるもの。PINTで鏡を扱うなら、これ以外にないと思いました。 元々、PINTではオリジナル製作をベースにした流れや、個人的な縁からつながった作り手との取組みが多く、販売イベントや展示会、webなどで出会うことはほとんどありません。今回のように、他のお店で知るというのは慣れないケース。出会いのきっかけをくださったCBPACに、改めて相談に行きました。コロナ禍でもあったので、3年ぶりです。同じ千葉県内の野田市に拠点を移し、空間も広くなりアップデートされていました。お伝えすると、快く三浦さんを紹介くださいました。これが2023年春。その後夏に、三浦さんに会いに千葉県長生郡に行きました。   すごく天気の良い日で、降り立った駅からは、直接は見えないものの、海がすぐ近いことがわかりました。迎えに来てくださった三浦さんは、爽やかで綺麗な、ゆったりした雰囲気を纏っていて、電車を降りて感じた空気とぴったりでした。     長生郡は九十九里浜の南端で、工房を併設した家からは浜辺から近く、サーフィンと製作が中心にある暮らし。 三浦さんは家具製作の経験を積んだ後、ここに移住されて製作を始められました。最初は家具製作をメインに、だんだんと流木や古材を用いた製作の比重が高くなってきています。そうした一点ものをギャラリー展示で発表されながら、家具類の製作も続けられています。 工房で色々な作品を見せてもらいながら、海と波のある暮らしのこと、流木や廃材のこと、今とこれからの製作スタイルについてお話を聞きました。暮らしとものづくりが真っ直ぐにつながっていること、自然物や古い物など、素材や経年への温かく強い敬意を感じました。廃材で一点ものだからという意味ではなく、見たことがないものばかりで、新しいものと出会ったような感覚。でも、狙ったような感じが全くなくて、静かな、強い美しさがありました。 素材や製法においては木工家具の作家・職人という位置付けになるのかもしれませんが、色々な意味で、その枠には全く入っていないという印象を受けました。      まずPINTで取扱いを始めるのは、細長の2型と、四角の3サイズの鏡。 あまり見かけない形だけれど、奇を衒った感じは全くなくて、日々の暮らしの中にすっと馴染むような使いやすさがありつつ、ものとしての存在感もある。 栗の無垢材を使い、黒系色はカシュー塗料、グレーベージュ系色は鉄媒染。鉄媒染は塗料ではないため色の安定性はありませんが、柔らかく温かみのある色と質感が出て、これも三浦さんらしさを感じます。 PINTでは取扱いの少ないインテリア、しかも初めての鏡。撮影がなかなか進まずに、店に届いてから、webで紹介するまで時間が経ってしまいました。この期間中にも、店頭ではたくさんの方にご覧いただき、そして私自身が日々一緒の空間で過ごして、やっぱりこの鏡だ、と改めて強く感じています。 京都の店舗では、全種類ご覧いただけます。撮影・店頭にある現物は展示品として、ご注文後に製作し、三浦さんから直送という流れになります。 床置きで立て掛けても、壁に掛けても。各型、大きすぎないサイズと形なので、今の空間の中に加えて、楽しんでいただける鏡です。   三浦治|鏡 一覧     三浦治さんのinstagram @osamumiura_...

ミュルミュール MITTAN×PINT / 端切れパッチワーク / カディ

ミュルミュール MITTAN×PINT / 端切れパッチワーク / カディ

 MITTAN×PINT / 端切れパッチワーク / カディ  の使用例を紹介します。     京都の西陣にある焼き菓子店のミュルミュール 姉妹お二人で営まれている、週2日のみのお店。店内の半分は厨房で席数は少なめ、お菓子のテイクアウトと予約制のカフェがあります。タルトタタンが看板商品の人気店で、2021年秋のオープン以来、2年半ほど使ってくださっています。     京都らしい細い路地に面した開口部は、木製枠のガラス引き戸と窓。光がよく入り、引き戸と窓それぞれにサイズを合わせて、カディの端切れパッチワークを2枚作りました。 パッチワーク布のサイズは、 引き戸用:幅185cm×高さ130cm窓用:幅175cm×高さ90cm     引き戸用にはカーテンクリップを付け、天井に付けたJ字型のフックにクリップを掛けて使用。4ヶ所のクリップを付けて、J字フックは等間隔に配置し、掛け方を変えることで、3段階に調整できます。   close時や西日が強く差し込むときには4つに掛けて一枚全部。   open時、お客さんの出入りができるように引き戸1枚分のスペースをあけるときには、半分に。   季節や時間帯によって、光を取り込みたいときにはそのまた半分に。   カーテンレールのないすっきりした見た目ながら調整もできる、スマートな使い方でした。古い家屋のため天井がそこまで高くなく、手を伸ばしてさっと掛け替えられるので、小まめに変えて使われているそう。 このパッチワーク布は裏側はあえて端切れの裁断面はそのまま切りっぱなしにして、生地の表情を楽しんでもらえる仕様にしています。この折り畳み方式だと、畳み具体によって表と裏の出方が異なるので、この特徴も活きていて嬉しいです。 窓用は、窓の上の壁面に付けたフック3箇所に、同じクリップを付けて掛けています。こちらもフックは等間隔に配置してあり、調整が可能です。    ...

木間服装製作の修繕

木間服装製作の修繕

chinapantsを購入されたお客様から、自転車のチェーンに噛ませ裾部分が1cmほど裂けてしまったとのことで、修繕相談でお持込みくださいました。 写真は修繕後。同じ生地を内側から当て、同色のステッチで縫い止め補強されています。 これを機に、修繕対応を整えてくださいました。木間さん自身による修繕を承り、店頭はもちろん、遠方のwebのお客様でも配送により受付対応いたします。 修繕が必要な際は、お気軽に当店までご相談くださいませ。木間服装製作の服のみ対象で、修繕は有料になります。状態や種類により、修繕可否や修繕方法、価格は異なりますので、都度個別にご案内いたします。(今回の修繕費:1500円) 1サイズユニセックス、少数の定番型、1人で全工程を作ること、手刺繍で入れたシリアルナンバー。基本的にはオーダーで製作を行う木間服装製作に、PINTでは通常展開として取り扱わせてもらっています。その中で見えてきた木間さんの服作りの輪郭が、この修繕対応で、よりくっきりと浮き出てくるように感じます。 木間服装製作の服、着心地や合わせやすさ、素材縫製の扱いやすさから、ヘビーローテーションで着回す方も多いと思います。これまで以上に安心して、末長く着用いただけたら嬉しいです。   木間服装製作