MITTAN / 大麻リュック高密度 墨黒 BA-13
「現代の民族服」をコンセプトに製作をするMITTAN。
糸や生地の素材、染めの探求、作り方と届け方、お直しや染め直し。服作りや在り方を見つめ、一貫した思いで服作りをするブランドです。服も細部まで妥協のない作りで、道具のように、長く付き合える服を作っています。
シャツ(SH-57・SH-65)と同じ大麻高密度生地で作られたリュック。大麻は名前の通り麻の一種ですが、この大麻高密度生地の質感は一般的なイメージの麻生地とは離れていて、コットンタイプライターに近い生地。組成と名前からは派手さはないですが、MITTANの数あるオリジナルの良い生地の中でも、個人的にも好きな生地です。細番手の高密度なのでタイプライターに近い質感で、耐久性のある大麻で、かなりハードにも使えます。張りがあって、軽いです。
この生地のみを使ったリュック。畳めばエコバッグのようなコンパクトさなので、軽さやボリューム、使い勝手としてはナップサックにも近いです。ナップサックとは作りは異なり、ラオスの万能袋をイメージして作られています。紐通しや開き口部分の仕様が独特で、背面上部にあるループ部分は壁やフックに引っ掛けられて、開閉の際もスムーズです。背面外側の左右と、背面内部にポケットがあります。生地自体の張りもあり、紐も共生地、本体・紐共にMITTANらしいステッチが効いています。
リュックはカジュアルな印象が強いですが、普通のリュックとは違うスタイルに。薄手のコットンエコバッグのように折りたためるので、旅行や自転車の際など、リュック型のサブバッグとして使うのもおすすめです。
左:黒 右:墨黒
製品の詳細と背景につきましては、以下のMITTANのホームページをご覧ください。
https://mittan.asia/BA-13
MITTANの服は1シーズンではなく、長く、生地が擦り切れそうになっても尚着続ける事を前提にデザインされ、修繕対応を行っています。お直しの詳細は、こちらをご覧ください。
http://mittan.asia/repair/
【素材】
植物繊維(大麻)100%
【カラー】
墨黒
【サイズ】
本体|幅42 × 高さ53cm
*女性モデル160cm(白)男性モデル165cm(胡桃)
【取扱い・お手入れ】
※天然素材独特の糸の節やムラ感があります。風合いを重視し、繊維長が不均一な原料を使用している為ですので、表情の一部としてお考えください。生地の糸が切れ、穴が開く可能性がある為、糸の節は無理に引っ張らないようご注意ください。
※濃色で染色をしています。色移りを避ける為、淡色との組み合わせはお控えください。色の退色を防ぐ場合はドライマーク用の洗剤を使用し、日陰で干してください。製品後の加工の為、1点1点、色の出方やサイズが微妙に異なります。(濃紺・墨黒・黒)
より、洗濯表記を含む詳細をご覧いただけます。
*よくあるご質問・補足コメント*
・同型の色展開一覧は、紹介文冒頭上の #商品名 よりご覧いただけます。
<MITTAN>
MITTANは世界に遺る衣服や生地にまつわる歴史を元に、現代の民族服を提案しています。
平面的な構造を再解釈し、天然素材が持つ本来の機能性と組み合わせることで、一過性の時代の流れにとらわれることの無い、永く続く服を目指しています。
・生産背景
MITTANは世界に遺る衣服や生地にまつわる歴史生地は遠州、播州、尾州といった日本各地の機械織りの産地をはじめ、インド、ラオスといったアジア圏の手織りのものを主に使用。
デザイナーが可能な限り直接機場に赴き、独自の素材開発にも取り組んでいます。
また縫製糸には主に綿糸を、織りネーム、品質表示、ボタン等の付属品には天然素材を用い、国内の提携工場で縫製しています。
染色には通常の染料の他、草木や藍、虫、鉱物を使用し、その不均一な色の移り変わりも美しさとして捉えています。
・社会的責任
2013年のブランド設立当初から続けている修繕・染め直し、及び継続的な定番品の展開は大量廃棄を前提とした生産構造に対する弊社なりの反抗で、ブランドを設立した大きな意義となっています。
また多方面より背景を伝え続けることで、精神的にも物理的にも遠くへ行ってしまった服をより身近な存在に取り戻し、継続的な着用に繋げていきます。
(MITTANのwebサイトより転載)http://mittan.asia/about/
MITTANとの出会いとブランドについては、こちらをご覧ください。