ろくろ挽きの桑の木の茶筒(小)
通常箱|贈答用箱・熨斗・包装紙別在庫数: 通常箱 贈答用箱+包装紙包み 贈答用箱+内熨斗+包装紙包み
【受注生産品となります。納期は1ヶ月から2ヶ月ほどになりますが、タイミングにより異なりますので、ご注文前でもお気軽にお問合せください】
【職人の高齢により製作できる量も限られてきたため、価格を変更いたしました。生産状況と桑の木材の状況を踏まえ、桑の木の茶筒については、大小同じ価格になります。 2024年4月】
欅の木の茶筒と形は同じで、国産材の桑で作った茶筒です。
無垢材ですので個体差はありますが、欅よりもマットな色味で、渋みがある傾向が強いです。
また、欅の木に比べて、道管が大きいため、合わせ蓋が欅よりもすーっと滑らかに落ちる印象です。
材料自体の希少性も高く、価格も異なりますが、形、大きさともに同じで、使い勝手も欅とほとんど変わらりません。この希少性を希望される方や、どうしても桑の木で、という方にお選びいただけたらと思います。以下の紹介文は、欅の茶筒と同じです。
木の茶筒はたくさんありますが、蓋を開け閉めしてみると、その精度がわかります。きつくて音が出てしまうもの、ゆるくてすかすかな合わせのもの。
高い精度で作られると、密閉に限りなく近い状態で、蓋を本体に合わせると、空気を押し出しながらゆっくりスーッと閉まります。
この茶筒は、本体、蓋、中蓋の3つのパーツからできていて、全て欅の無垢材でできています。この3パーツを、それぞれろくろにかけて、手作業で刃を当てて削り出し、後から合わせます(木の動きの性質上、同じ材から作ります)。それぞれが、ミリ単位以下の精度でぴったり合う必要があります。
長年製作を続ける職人ならではの最高精度のろくろ挽き技術で、真っすぐに、ぴたりと挽かれているからできるクオリティ。使うたびに気持ちのよい道具です。
形状の密閉性に加え、木は呼吸して生きています。ウレタン塗装などで面を覆いつくしておらず、オイル仕上げを施していますので、木の特性である、中の湿気を外に逃がす効果があると言われています。特に、日本のように湿度の高い環境では、オイル仕上げの木材で形状上ぴったりに作られているのは、茶葉にとって良い状態と言えます。
木は国産材の桑を使用。毎日お使いいただけると、手の油で馴染み、だんだんと飴色に近く、色濃くなってゆきます。手に触れて使っていただく事が一番で、特別な手入れは必要ありませんが、ときどき乾いた布で磨いてみてください。艶が出てきて、数年後の表情が全然違ってきます。使うたびに気持ち良い道具、そして長く使い込んで育ってゆく道具です。
大小2サイズあり、こちらは小サイズです。茶葉の種類によっても入る量は異なりますので、お好みでお選びください。
日本茶に限らず、紅茶、ハーブティー、珈琲豆まで、使い方は様々。贈り物にも人気です。
【素材】
桑 国産材
オイル仕上げ
【外装】
専用箱入り
【サイズと茶葉容量】
小 φ7.6cm×8.9cm(茶葉容量目安:煎茶で約40~70g)
(大 φ7.6cm×14.6cm(茶葉容量目安:煎茶で約100~150g))
【お手入れ】
・水滴などがついたままにすると、染みになることがありますのでご注意下さい。
・水洗いはお避けください。
・直射日光や熱源の近く、極度の乾燥状態の場所に置くことはお避け下さい。木が伸縮し蓋がきつくなる場合があります。通常のご家庭内の環境でしたら、特に問題はありません。乾燥した状況にあると、木が伸縮して蓋がきつくなることがありますが、湿気のある場所に置いておくと元に戻る場合が多いです。
・木の香りが気になる場合や、茶葉を替える場合は、古い茶葉を煎って中に入れて、一晩置いてください。煎った茶葉が匂いを吸います。
*よくあるご質問・補足コメント*
・4枚目以降の写真は別樹種「欅」です。形は同じです。
・「大」「小」2サイズ、樹種は「欅」「桑」があります。
・有料の贈答用箱(下の写真)があります。贈答用箱をご希望の場合は、ご注文時にプルダウンメニューより、「贈答用箱+包装紙」「贈答用箱+内熨斗+包装紙」のいずれかをお選びください。この場合は、ギフトラッピング代金も含まれていますので、ギフトラッピングを別にご注文いただく必要はありません。
通常箱をギフトラッピングする場合は、「通常箱」を選択の上、別途ギフトラッピングをご注文ください。
・珈琲豆を入れて使ってくださっているお客様も多いですが、一度入れると油分と香りが付きます。珈琲豆にお使いいただく場合は、珈琲豆専用にすることをお勧めします。