ろくろ挽きの汁椀 ミズメザクラ|拭き漆(黒漆)
在庫数: 9
福井県鯖江市で製作をする木地師、酒井義夫さんが主宰する”ろくろ舎”オリジナルの汁椀。
PINTでは、これまで高台が低い汁椀を製作しご紹介してきました。洋食器と一緒に使う今の食卓、床から高さのあることも多い今の住環境に合わせて、高台が低く、文字通り気配の少ない汁椀1型のみを作っていました。
高台が高い汁椀は伝統的な形でたくさんあるのですが、なかなかこれぞというものがなかったのも、これまで取り扱いをしてこなかった理由の一つです。
このろくろ舎の汁椀は、一目見て、高台が高くても使ってみたい、と思う器でした。直線を使ったきりっとした輪郭と、バランスも綺麗で、安定感もあるかたち。一見硬めの印象ですが、径を抑えていて、一般的な汁椀よりも縦長の比率です。また、ミズメザクラの木は、木目が淡い感じで出るので、拭き漆仕上げにしても木の感じが強すぎず、他の器とも馴染みます。
形と素材で、高台のしっかりある汁椀の和の雰囲気をほどよく和らげていて、良い佇まいです。
高台が高いと安定感があり、持ちやすいです。お椀を手に持つのは日本人特有の器づかいと食べ方ですが、それをそのまま今の暮らしにフィットするかたちにした汁椀。使ってみると、手に収まりもよく、他の食器と並べると食卓が引き締まります。
木地は酒井さんが製作し、塗りも同じ産地内で仕上げられています。色は黒漆と生漆の2種類。形は、汁椀と飯椀の2種類があります。背が低く、直径が広いほうは飯椀です。
【素材】
ミズメザクラ 国産材
拭き漆 黒漆
【サイズ】
直径10.4 × 高さ7.5cm
【外装】
箱入り
【お手入れ】
・硬いブラシの使用は避けてください。漆が剥げてしまう可能性があります。
・長時間の水に浸け置きはお避けください。
・洗剤は問題なくご使用いただけます。硬くないブラシ洗いや、スポンジ洗いしていただいて大丈夫です。
・冷蔵庫や電子レンジ、食器乾燥機の使用はお避け下さい。
*よくあるご質問・補足コメント*
・「汁椀」「飯椀」の2型、それぞれ「生漆」「黒漆」の2色があります。