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  • シャトルリネン25HD キッチンクロス <各色>
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シャトルリネン25HD キッチンクロス <各色>

通常価格 ¥2,200 (税込)
通常価格 (税込)セール価格 ¥2,200 (税込)
SALE SOLD OUT

色別在庫数: ホワイト - 2   ブラック - 0   カーキ - 0   モスグリーン - 1   ネイビー - 0   ライトブルー - 1   レッド - 1   イエロー - 0   オフオレンジ - 1   ピンク - 0   無地(ラインなし) - 0  

 

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PINTを始めるときに、最初に一番扱いたかった素材がリネン。高温多湿な日本の気候に適していて、長く使われ、親しまれてきました。ライフスタイルが変化した今の暮らしの中でも、機能的にも優れた天然素材として使えます。

特に、リネン素材が活躍できるのが水回りです。吸水性と速乾性が高く、梅雨や夏場にも乾いて衛生的。強度も強いので、たくさん、そして長く使える。使うたびに育って、経年変化も美しく楽しめます。

リネンの良さをぎゅっと詰めて使えるので、まずはキッチンクロスを作ろうと思いました。ごくシンプルな製品なので、生地がほぼ全てです。様々な生地を試し、工場を訪ねてこの生地と出会うことができ、PINTの一番最初の製品となりました。


このリネン生地の作り手は、滋賀県近江湖東産地で近江上布の伝統を受け継ぎ、現在は主にアパレルのコレクションブランドの生地を製造している、リネンの素材と織りを知り尽くした職人です。 

単にリネン生地をキッチンクロスサイズにカットしたものではありません。キッチンクロスとして、リネンの素材の良さを最大限に引き出すために、開発された生地を使っています。少し太めの25番手の糸を、昔ながらのシャトル織機で、1時間に1mから2mのスピードで丁寧に織り上げています。

一般的な生地とは風合いが異なり、生地を触るだけでも、はっきりとその丈夫で確かな質感を感じていただけると思います。機能と使い心地の良さ、使い込むうちに柔らかく育つ感覚は、キッチン仕事を楽しみにしてくれます。

キッチンクロスとして何十年も使えるものをと作られた生地ですので、長く使っていただけます。

 

昔ながらのシャトル織機で、1時間に1mから2mのスピードで丁寧に織り上げています。

現代、主に使われているレピア織機に比べて生産スピードは非常に落ちますが、シャトル織機でしか出せない密度と生地の風合いがあります。

織機で、糸の状態で引っ張る力を加えられるとリネンは切れやすいため、織り進める間にも糸は切れ、それを1本1本手で結びながら作業を進めます。

このシャトル織機で織るには、熟練の技術だけでなく、根気もいり、時間を要します。コットンのデニムや帆布などの、太い丈夫な糸はまだシャトル織機で織られているところもありますが、シャトル織機による100%のリネン生地はなかなかありません。

 

これが、シャトル織機で緯糸(よこいと)を通すシャトルと呼ばれるもの。

重い木でできていて、これが左右に行き来して緯糸を通します。その動きが衛星のようで、シャトル(衛星)と呼ばれます。

一方、現代のレピア織機などは、エアジェットで緯糸を飛ばす仕様です。

この違いだけでも、そのスピードの差がイメージできるかと思います。

 

その織機で織られているのが、この25番手の糸。太めの糸は、水回りで使うキッチンクロスには最適です。

色は生成り。原料のフラックスそのものの色です。

 

上の糸を、シャトル織機で織った生地をズームで撮った写真。

糸がみっちり織り上げられているのが分かります。高密度を越えた、超高密度の織り。こうすることで、毛羽が立ちにくいことに加え、糸量もたっぷり使っているので、吸水力も上がります。

糸を通常のリネンキッチンクロスの2~3倍使い、シャトル織機で、これ以上できないくらい高密度に織る、ぎりぎりのものづくりです。

糸を1本1本見ると、糸がまっすぐ綺麗なのが分かると思います。リネンは素材の特性上糸の太さにムラが出やすく、キッチンクロスですと、もう少し糸の太さにばらつきがあるものも多いものです。

紡績という、糸を作る工程の仕事が、ここに反映されます。糸の太さにムラがあると、この高い密度で織り上げることはできないので、糸から織りまで、全行程の品質が揃って良い必要があるのです。

 

リネンを織り上げ、織機から下ろしたそのままの生地です。0から育てるリネンのクロスというコンセプトで、生地及び製品に、柔らかくする柔軟加工も糊付けの加工もしていません。未加工の上、超高密度の織りのため、使い始めは張りがありますので、使う前に、洗うか、水通しをしてください。その際にぎゅっと織り目が詰まり、縮みが生じます。織り機から下ろした生地そのまま、生まれたての生地を感じていただけると思います。

写真は、2ヶ月ほど使用したもの。糊付けしていないので、すぐにリネン素材自体の柔らかさが出てきます。使用と洗いを繰り返すうち、だんだんと柔らかくなってきます。

くたっとこなれて使いやすくなり、目が詰まったクロスは、より吸水性も増します。だんだんと風合いが良くなり、リネンが柔らかく育ってゆく経年変化もお楽しみください。

 

織り耳がついているのがわかります。これはシャトル織機特有のもので、この生地幅で織っているからこそ。

織り耳で長辺の2辺に縫製がないため、水分が逃げて、より速乾性が増します。(手ぬぐいと同じイメージです)

このダブルラインは、織る前に糸の状態で染まっている先染め糸。既に廃業されている、かつて日本一美しくリネンを染めると言われた染め屋のデッドストックの糸。ライン使いで少しずつ使っています。今にはありそうでない独特なニュアンスの色合いが綺麗です。

 

このリネン生地を、丁寧に緯糸1本に沿って裁断して、縫製しています。製織のときのテンションが高く、織り上がりの生地がかなり湾曲しているため、緯糸に沿った裁断にすることで、使用後の歪みをなくすことができます。


見た目はシンプルですが、糸から仕上げまで、考え、できることを全て詰め込んだキッチンクロス。長くたくさん使って、育てていただけたら嬉しいです。


▼サイズオーダー

38cm辺は生地幅のため固定ですが、長さのオーダーメイドは可能です。

【オーダーメイド】シャトルリネン25HD 38cm幅 サイズオーダー <各色>



【素材】
リネン100% 

天然の繊維のため、糸のロットにより色味に幅があります。ダブルライン以外のベースの生成りの色が、ベージュに近い色、グレーに近い色など、多少異なる場合が稀にあります。

【サイズ】
38cm×55cm

38cm辺は生地幅をそのまま使っているため、製織時のロットにより多少異なる場合があります。

最初の洗いの際、経糸(長さ:55cm)方向に10-15%、緯糸(幅:38cm)方向に5-10%の縮みが生じます。目安としては、「仕上り時38cm×55cm」⇒「数回の洗い・使用後35cm×47cm程度」に縮みます。縮率は、製織時のロットや洗いの環境により多少異なります。

【外装】
なし

【取扱い・お手入れ】
・織り上がった生の生地で、生地加工を行っていません。お渡し時は、張りがある固い状態です。一度洗うか、水通ししてからご使用ください。

 ・漂白剤、蛍光剤、乾燥機の使用は、風合いが損なわれることがありますので、ご注意ください。

・アイロンをかける場合は、高温設定でなく、中温以下の設定をお勧めします。高温設定時には、当て布をあててください。


*よくあるご質問・補足コメント*

・ラインの「色」は複数ありますので、オプションより色をお選びください。

・シャトルリネン25HD生地は、38cmと65cmの2種類の生地幅があります。

・サイズは、「38cm×55cm」「65cm×65cm」があります。オーダーメイドで「38cm生地幅×長さサイズオーダー」「65cm生地幅×長さサイズオーダー」もあります。