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  • リネンハンカチ ホワイト×ホワイト
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リネンハンカチ ホワイト×ホワイト

通常価格 ¥2,420 (税込)
通常価格 (税込)セール価格 ¥2,420 (税込)
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洗いざらしで、気取らず日々使えるリネンハンカチを目指して作りました。

気にせず洗って、洗いざらしで使えて、肌触り良く、水もしっかり吸って乾きも早い。繊細でなくがしがし使えるけれど、リネン独特の艶と質感で、清潔感と上品さもある。

リネンは、吸水性も速乾性も良い素材。糊付けが強くなく、糸量もしっかり使っている生地であれば、高温多湿な日本では、梅雨や夏場の使用も快適ですし、洗った後の乾きもよく本当に使い勝手が良いです。

リネンという素材に対して、テーブルクロスやベッドリネンのようなアイロンをしっかりかけたイメージが強かったり、逆に、毛羽立ちが大きく固かったりごわつくイメージをお持ちの方も多いと思います。使うシーンや糸のクオリティによってそうしたイメージに偏っている面もありますが、良い糸原料と、糸量、場面に適した生地使いであれば、日々使える優れた素材で、特に日本の気候には適していて活躍します。

しかも、特別な手入れは不要。実際、リネンは昔から代々継いで使われたり、軍用にも使われていたりする素材で、堅牢度の高い素材です。アイロンをかけてビシッときれいめに使うのも素敵ですが、そればかりでなく、洗いざらしでラフに使っていただけます。生地の表情も良いですし、使い込むほどにだんだんと柔らかく育ってゆきます。そうなると、しわもつきにくくなってきます。個人的には、気兼ねなく日常的にがしがし使い、レザーやデニムのように育つのを楽しめるところに強い魅力を感じています。

このハンカチに使っている生地は、60番手ほどの細めの糸を、旧式のシャトル織機で織ったリネン100%の生地。紡績の良い糸をシャトル織機で高密度に織り、ソフト加工仕上げしていて、しっとりと、柔らかく滑らかな肌触りです。薄すぎたり、繊細すぎる質感ではないので、使うときに生地が持っていかれることもなく、しっかり水分を拭き取れます。

このホワイトの生地色は、リネン繊維の元の生成り(ベージュに近い)色から色を抜いていますが、その漂白過程でも、環境と繊維に不可の少ない材料と製法で行っています。ピュアホワイトと呼ばれるような蛍光白に近い真っ白ではなく、オフ白とも呼ばれる、ナチュラルなホワイトです。

*以前はオーガニックリネン生地を使用していましたが、糸原料の調達が困難になり、継続ができなくなりました。同じ番手、密度、色で、オーガニックでない糸を使った同仕様の生地を使用しています。

ハンカチ縁は、最大限の糸密度で巻きロック仕上げにしています。他にも色があります。

*写真右下についているネームタグの種類と付け方は、こちらのホワイト×グレーの写真の仕様に変更しております。


このリネン生地の作り手は、滋賀県近江湖東産地で近江上布の伝統を受け継ぎ、現在は主にアパレルのコレクションブランドの生地を製造している、リネンの素材と織りを知り尽くした職人です。

 

昔ながらのシャトル織機で、1時間に1mから2mのスピードで丁寧に織り上げています。

現代、主に使われているレピア織機に比べて生産スピードは非常に落ちますが、シャトル織機でしか出せない密度と生地の風合いがあります。

織機で、糸の状態で引っ張る力を加えられるとリネンは切れやすいため、織り進める間にも糸は切れ、それを1本1本手で結びながら作業を進めます。

このシャトル織機で織るには、熟練の技術だけでなく、根気もいり、時間を要します。コットンのデニムや帆布などの、太い丈夫な糸はまだシャトル織機で織られているところもありますが、シャトル織機による100%のリネン生地はなかなかありません。

これが、シャトル織機で緯糸(よこいと)を通すシャトルと呼ばれるもの。

重い木でできていて、これが左右に行き来して緯糸を通します。その動きが衛星のようで、シャトル(衛星)と呼ばれます。一方、現代のレピア織機などは、エアジェットで緯糸を飛ばす仕様です。この違いだけでも、そのスピードの差がイメージできるかと思います。

リネンという、織りの際には扱いにくい特性を持つ上、細い糸は特に切れやすいため、生地作りの難易度は上がります。

この生地は60番手という、シャツなどによく使われる細めの糸をたっぷり使い、高密度に織り上げています。リネンというともう少しぼこぼこしている糸のイメージもあるかと思いますが、まっすぐ綺麗な糸であることが分かるかと思います。紡績という、糸を作る工程の仕事が、ここに反映されます。悪い糸ですと、高密度にしっかり織り上げることが難しいので、全行程の品質が揃って良い必要があります。高密度で織ると、毛羽が立ちにくいことに加え、糸もたっぷり使っているので、吸水性もアップします。また、良い糸と高密度の組合せは、滑らかな質感を生みます。


リネンの繊維の特性上、特に細番手の場合は、化繊やコットンのような真直ぐな糸にはなりませんが、ネップ等は少なく、綺麗な糸と織り生地仕上がりになっています。

リネンは、糸自体が長く使える強度がある上、経年変化の表情豊かな素材です。長く使いながら、だんだんと育つ変化をお楽しみいただけたら嬉しいです。

 

下の生成り色の写真は、同仕様・別色のものです。この色は現在は廃番になりますが、生地感の参考にご覧ください。


【素材】
リネン100% 

【サイズ】
45×45cm

ソフト加工仕上げを行っているため、縮みはほとんどありません

【外装】
なし

【取扱い・お手入れ】
お洗濯の際、乾燥機、漂白剤、柔軟剤、蛍光増白剤などの使用は、生地の風合いが大きく変わる可能性が高いため、ご注意ください。

アイロンをかける場合は、高温設定でなく、中温以下の設定をお勧めします。高温設定時には、当て布をあててください。


*よくあるご質問・補足コメント*

・縁の巻ロックの糸色は、他にも種類があります。

・以前はオーガニックリネン生地を使用していましたが、糸原料の調達が困難になり、継続ができなくなりました。同じ番手、厚み、色で、オーガニックでない糸を使った生地を使用しています。