切立碗 黒練 焼締め
在庫数: 2
形のベースは抹茶碗ですが、「和」を感じさせないシャープな形。もちろん抹茶碗としてお使いいただけますが、抹茶は普段全く飲まないという方にもおすすめで、普段の食卓にも活躍する器です。
小さめの抹茶碗、少し大きめの湯呑み、ボウルのように器としてなど、自由に使っていただけます。焼締めの質感と切り立ったフォルムが、他にない雰囲気を作っています。
炻器(せっき)と呼ばれ、陶器と磁器の中間の性質です。陶器よりも緻密で強度が強く、吸水性はほとんどありません。叩くと、磁器に近い金属のような音がしますが、焼成温度が磁器より低く透光性はありません。表面は滑らかですが、細かな表面の凹凸があり、まさに陶器と磁器の間。鉄分を多く含む陶土で、昔から急須用に配合されている土。この土を使い、釉薬をかけずに鉄分が黒くなる方法で焼締めています。「黒練」「白練」の2色あります。
釉薬ではない、土と焼成による色。使いこむことにより、艶と色の深みが増してゆきます。これもまた、使う楽しみの一つ。土素材そのものでありつつ、シャープな形ときめ細やかな土肌なのでバランス良く、和洋にも、様々な食材にもすっと馴染みます。
焼締めならではの見た目と質感で、スープや料理、そのまま野菜や果物など、とても合います。和食のお惣菜、サラダ、ポタージュ系のスープなどもおすすめ。竹のスプーンやフォークとも相性抜群で、よく合わせて使っています。
製作は、元々は陶土屋さんから始まり今は急須を中心に作る窯元、南景製陶園。粘性の高い独特な土を用いた、軽く硬く焼き締めた急須作りが盛んな三重県四日市市の萬古焼(ばんこやき)です。
【素材】
土 炻器(せっき)
鉄粉の入った陶土を使用しているため、表面に黒く斑が出る部分がありますが、素材の風合いとしてお楽しみください。
製法と素材の特性上、全て均一ではありません。不良品については製作段階で除外しており、お届け品は良品判断となります。
【サイズ】
直径9.5cm×高さ7.5cm
【容量】
約400cc
【外装】
専用箱入り
【取扱い・お手入れ】
・電子レンジ可
*よくあるご質問・補足コメント*
・「黒練」「白練」の2色があります。
・色違いや同シリーズの関連商品は、「カートに入れる」ボタン下の#一覧よりご覧いただけます。
・黒 → 黒練
に名称変更しましたが、素材や色等は変わっていません。他色の釉薬の新作が出たため、混同しないようにメーカー表記と合わせました。 2023年10月