商品情報にスキップ
  • 急須 白 焼締め
  • 急須 白 焼締め
  • 急須 白 焼締め
  • 急須 白 焼締め
  • 急須 白 焼締め
  • 急須 白 焼締め
1 / 6

急須 白 焼締め

通常価格 ¥9,680 (税込)
通常価格 (税込)セール価格 ¥9,680 (税込)
SALE SOLD OUT

在庫数: 3

ギフトラッピングを利用する

焼締めと言われる、釉薬を使わずに焼き上げられる製法でつくられている急須です。釉薬がかかったつるっとした質感ではなく、磁器のような硬さを持ちながら、きめ細やかな土の肌触り。

素材は、炻器(せっき)と呼ばれ、陶器と磁器の中間の性質です。陶器よりも緻密で強度が強く、吸水性はほとんどありません。叩くと、磁器に近い金属のような音がしますが、焼成温度が磁器より低く透光性はありません。表面は滑らかですが、細かな表面の凹凸があり、まさに陶器と磁器の間。こちらの白は、大正時代から昭和にかけて萬古焼でよく使われていた、「白泥(グレージュがかった白)」を復刻した土を使っています。「黒」「白」の2色あります。

釉薬の色ではない、土と焼成による色。使いこむことにより、艶と色の深みが増してゆきます。これもまた、使う楽しみの一つ。茶渋がついても、味わい深くなるのが、磁器や絵付けの釉薬掛けのものとの違いで、楽しいところ。育ててゆく感覚でお使いいただけます。

こちらの急須は、元々は陶土屋さんから始まり今は急須を中心に作る窯元、南景製陶園による製作。粘性の高い独特な土を用いた、軽く硬く焼き締めた急須作りが盛んな三重県四日市市の萬古焼(ばんこやき)です。

吸水性がないため、茶葉の香りが付きにくく、茶葉を変えてもお使い頂けます。普段使いには嬉しいところ。また、鉄分の多い土で釉薬もかけられていないため、その表面の細かな凹凸がお茶の渋みを程よく緩和し、まろやかで美味しく変化させます。

茶漉しは、共茶漉しという、急須本体と同じ陶製で細かな穴を空けた構造。一つ一つ、職人が手作業で穴を空けています。ステンレスの茶漉しは金気を感じることもありますが、共茶漉しで、茶葉そのものの味を愉しんでいただけます。半球体の形に、穴が細かく空けられているため、茶葉が詰まりにくくスムーズに注げます。

急須をメインに製作する窯元ならではの細かな製作行程で、使いやすさが実現されています。

蓋、本体、持ち手、注ぎ口の4つのパーツを、別々に成形し、その後組み合わせます。

長年製作を続けられる中で、使いやすい持ち手と注口との角度も、考えられ、調整されてきました。90度よりも微妙に浅い角度になっています。この細かな調整が、普段の動作を心地よくしてくれます。

窯出し後の最終工程では、1つずつ蓋と本体をはずし、擦り粉を使って両者をしっかりと「擦り合わせ」します。本体と蓋を合わせて、蓋がぴったりと合わさるように作られています。

注口の先の形は、液垂れを減らせるように工夫されています。



【素材】
炻器(せっき) 

「白」焼締めの製品には、オレンジ色の部分が出ることがあります。陶土に含まれるミネラル成分が焼くときに反応したものです。この製法と陶土の特性・風合いとして、予めご了承くださいませ。

鉄粉の入った陶土を使用しているため、表面に黒く斑が出る部分がありますが、素材の風合いとしてお楽しみください。

【サイズ】
最大幅17.8cm×直径14.9cm×高さ9.5cm

【容量】
320cc
大きめの湯のみ:約2〜3杯分
小さめの湯のみ:約4〜5杯分

【外装】
専用箱入り

【取扱い・お手入れ】
・直火にはかけないでください。
・食洗機で洗浄する場合、ご使用状況によっては破損の可能性があります。個別に手でお洗いいただくことをお勧めします。
・茶ガラは水やお湯でさっと流し、よく水を切って乾かしてください。時々、日光に当てて乾かしますと、より衛生的です。

 

*よくあるご質問・補足コメント*

・「」「白」の2色があります。

・注ぎ方について:急に大きく傾けますと、蓋周りからお湯がこぼれてしまうことがあります。緩やかな角度で注ぎ始め、ゆっくりと傾けていってください。

・色、形違いや同シリーズの関連商品は、「カートに入れる」ボタン下の#一覧よりご覧いただけます。