湯呑み碗　白　貫入

貫入の入った、湯呑み碗。

貫入とは、表面の釉薬に、細かなヒビを意図的に生じさせる伝統的な製法です。吸水性があるため、お茶やコーヒーなど色の濃いものを入れると貫入部分に染み込み着色します。また、お使いいただくうちに、一定の割合でひび割れが継続しています。稀にピシピシと割れる音がする場合がございますが、支障はありませんので、安心してお使いください。使い込むことで育つ経年変化を楽しんでいただけます。

煎茶用の湯呑み碗として作られているため、小ぶりなサイズです。熱いお茶を注ぎ足しながら飲みたいときや、ちょっとした来客時にお茶を出したいときにも重宝します。PINTでは、店舗で打合せするときなど、この湯呑み碗を使うことが多いです。数人いらっしゃるときなど、それぞれ飲みたい量も違うので、注ぎ足せるこのサイズの碗は使いやすいです。もちろん、緑茶に限らず、お好みでお選びください。

製作は、元々は陶土屋さんから始まり今は急須と茶器を中心に作る窯元、南景製陶園。粘性の高い独特な土を用いた、軽く硬く焼き締めた急須作りが盛んな三重県四日市市の萬古焼（ばんこやき）です。


【素材】
炻器（せっき）　

微量の硫化金属の入った陶土を使用しているため、表面に黒く斑が出る場合がありますが、素材の風合いとしてお楽しみください。

貫入の入り具合は一点一点異なります。

【サイズ】
直径7.4cm×高さ5.5cm

【容量】
100cc

【外装】
なし

【取扱い・お手入れ】
・食洗機、電子レンジの使用はお控えください。

＊よくあるご質問・補足コメント＊

・「桂の木の茶托　白木」は、本品を含む「#湯呑み碗」各種でセットで使えます。

・関連リンク

PINTと竜崇collection No.17