竹箸 燻し煤竹 拭き漆 <22.5cm・24cm>
在庫数: 14
木のお箸だと太くぽってりとしたものになりがちでした。細くすると、反りの可能性が出てきたり、固く重い木を使う必要があり、価格も高くなります。漆塗りのお箸は、本塗りの箸は体積の半分以上が漆のものもあります。そうすると、これも重くなります。
こうして探し続けて、ようやくたどり着いたのが竹の箸でした。
竹は、強くしなやかな素材です。繊維の方向に沿って非常に細く割ることができます。特有のしなりがあるため、細かな箸づかいもしやすいです。
この竹箸は、茶道具を手がける京都の工房が、自社の京都の竹林から管理した竹を乾燥・製材して作っています。
竹のしなやかな強さを活かした細い箸。四角の形ですが、箸先にゆくにつれ、木では難しいほどの細さに。角も面取りされ(写真4:同型別種の白竹)、持っていてもごつごつとした感じはありません。
もちろん、竹という素材でも、この細さと形のバランスをとりながら作るには職人の熟練の技と経験が必要です。竹を採ってから長い時間をかけて十分な天日乾燥をして、製材し割った後にも、熱を与えながら乾燥を行います。お箸一膳は、ぴったりと合うように、必ず製材時に隣り合ったものをペアとして使います。
拭き漆仕上げのため、水や油への耐性は強まり、塗無しよりも扱いはぐんと楽になります。
「燻し煤竹」「白竹」の2種類があります。燻し煤竹は表皮を薄く削いでいるため、4面とも色は同じです。(白竹は、表皮を残していて、この部分には漆が入り込まないため1面だけ色が異なります。)
箸先が細いため、箸使いが美しく綺麗に見えるのも特長。細い形ということもあり、軽いです。四角のため、転がらないのも嬉しいところ。また、竹ならではのしなりがあるので、細かな箸づかいがしやすく、お豆腐や小さなお豆も取りやすいです。
【サイズ】
22.5cm
【竹の種類】
拭き漆仕上げ
なし
*専用紙箱(写真最後)をご希望の場合は、有料220円になります。オプションで「箱あり」を選択ください。
【お手入れ方法】
・使用後は洗って、ふきんで水気をお拭き取りください。
・水に浸けたり、濡れたままで放置することはお避けください。
*よくあるご質問・補足コメント*
・サイズは「22.5cm」「24cm」、竹の種類は「白竹」「燻し煤竹」があります。