鉄の箸置き
在庫数: 29
PINTで扱う竹箸のために作った鉄の箸置き。
個人的な好みですが、細い箸は、持った佇まいも所作も美しく見え、食べ物も取りやすいので好きです。そのため、PINTでは竹箸も含め、細めの箸を中心に取り扱っています。
ただ、箸置きとなると、ころんとしたかわいいものが多く、細い箸に合うものはなかなか見つかりませんでした。
細くシンプルな箸に合う箸置きを作りたいと考え、フライパンと鍋を製作いただいている鍛冶職人の金子恭史さんにお願いして生まれたのが、この箸置きです。
箸やテーブルとのバランスを考え、最小限のかたちを考えました。
見た目はかなりシンプルですが、機械の工程はなく、全て手打ちで一点一点製作し、手仕事が詰まっています。
フライパンや鍋と同様、鍛造という、鉄を打ち叩いて締めながら成形する技法で丸い棒状の鉄を打ち鍛え、四角の形にしています。そのため、鉄の組織が鍛えられると同時に、引き締まった一つ一つの鉄肌の違いの味わいが出てきます。角も立ちすぎず、手に持った感触も良い。シンプルながらも四角棒の鉄を切ったり、鋳造でも、近い形にはできますが、この製法ならではの独特な風合いが魅力です。この製法のため、鉄肌の表情やサイズなど、全て個体差がありますので、ご了承くださいませ。
横から見ると、正方形ではなく長方形になっています。置く向きによって、3.5mmを高さにするか、4.5mmを高さにするかを変えられます。
この竹箸専用ということではありませんが、サイズも小さいため、お箸の形状によっては高さが合わない場合もありますので、ご注意ください。
焼き漆で仕上げをしていて、マットな質感ながらも素材の持つ色と艶が魅力です。
箸置きは陶器やガラス素材が多いですが、鉄は落としても割れないのも良いところ。ご家庭のみならず、飲食店にも人気です。
【素材】
鉄
焼き漆仕上げ
製法上、鉄肌の表情は1点ずつ全て異なります。
【サイズ】
長さ3.2-3.4cm × 3.5mm × 4.5mm
丸棒状の鉄を職人が高音で熱して打ち鍛え、四角に成形しながら、切り落として成型しています。全て、機械は使わず手打ちの作業になります。高温で動きも大きな鍛造という工程ですが、非常に細かな仕事です。そのため、mm以下のずれが生じる場合がありますので、ご了承いただけますようお願いいたします。複数ご購入いただいた場合は、できるだけ揃えてお届け致します。
【外装】
なし
【取り扱い・お手入れ】
・焼き漆仕上げで金気止めをしていますが、鉄ですので、水気と錆にはご注意ください。使用後、洗いましたら水気を拭き取ってください。
・洗剤は使わずに、流水で洗っていただくのがおすすめです。匂いや汚れが気になり、洗うときに洗剤を使った場合は、油分も取られているので、水気の拭き取りにはよりご注意ください。
*よくあるご質問・補足コメント*
・在庫表示数以上にご注文希望の方は、お気軽にお問い合わせください。欠品や数量が少ない状況が多いですが、常時継続して製作していますので、次の製作分から確保する形でご注文を承ります。
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