MITTAN / 駱駝革ミニバッグ 濃茶
「現代の民族服」をコンセプトに製作をするMITTAN。
糸や生地の素材、染めの探求、作り方と届け方、お直しや染め直し。服作りや在り方を見つめ、一貫した思いで服作りをするブランドです。服も細部まで妥協のない作りで、道具のように、長く付き合える服を作っています。
MITTAN初めての革製品。これまで、骨から作られていたボタンを使っていて、MITTANの馴染みのある動物である駱駝(らくだ)のレザーバッグです。地中海周り、中東から北アフリカ周辺を産地とする駱駝の革は、繊維が密で非常に高い強度を持ちながら、しなやかで軽く、使用による変化も美しいのが特徴。革には独特のシボ感があり、他のどの皮革とも異なる表情があります。放牧で育てられている為、傷やムラが多いですが、生き物の特徴としてそのまま使用しています。タンニン・クロムのコンビ鞣しです。
駱駝革の物性の一つであるしなやかさを活かす為、持ち手部分の一枚革に切り込みを入れ、編み込んでいるのが特徴です。貼り合わせなどをしていない一枚革ですが、編み込むことでしっかりと手に馴染んでくれます。また、持ち手を胴体に留める方法は同じ革を紐状に裁断したものをなみ縫いにして留めています。
製品の詳細と背景につきましては、以下のMITTANのホームページをご覧ください。
https://mittan.asia/BA-18/
MITTANの服は1シーズンではなく、長く、生地が擦り切れそうになっても尚着続ける事を前提にデザインされ、修繕対応を行っています。お直しの詳細は、こちらをご覧ください。
http://mittan.asia/repair/
【素材】
駱駝革
【カラー】
濃茶
【サイズ】
本体|口幅23 × 高さ20.5 × マチ14cm(底マチ直径)
【取扱い・お手入れ】
※この製品は、革本来の風合いを生かしています。キズやシワといった特徴、染料染めによる色ムラなども風合いとして残しており、一点ごとに表情が異なります。
※染料染めの革は完全な色止め加工を行うことができません。汗などの水分や摩擦による退色、色移りする可能性がありますので、ご注意ください。汚れたり濡れた場合は、柔らかい布などでお拭き取りいただき、陰干ししてください。
より、詳細をご覧いただけます。
*よくあるご質問・補足コメント*
・同素材の関連商品一覧は、紹介文冒頭上の #よりご覧いただけます。
<MITTAN>
MITTANは世界に遺る衣服や生地にまつわる歴史を元に、現代の民族服を提案しています。
平面的な構造を再解釈し、天然素材が持つ本来の機能性と組み合わせることで、一過性の時代の流れにとらわれることの無い、永く続く服を目指しています。
・生産背景
MITTANは世界に遺る衣服や生地にまつわる歴史生地は遠州、播州、尾州といった日本各地の機械織りの産地をはじめ、インド、ラオスといったアジア圏の手織りのものを主に使用。
デザイナーが可能な限り直接機場に赴き、独自の素材開発にも取り組んでいます。
また縫製糸には主に綿糸を、織りネーム、品質表示、ボタン等の付属品には天然素材を用い、国内の提携工場で縫製しています。
染色には通常の染料の他、草木や藍、虫、鉱物を使用し、その不均一な色の移り変わりも美しさとして捉えています。
・社会的責任
2013年のブランド設立当初から続けている修繕・染め直し、及び継続的な定番品の展開は大量廃棄を前提とした生産構造に対する弊社なりの反抗で、ブランドを設立した大きな意義となっています。
また多方面より背景を伝え続けることで、精神的にも物理的にも遠くへ行ってしまった服をより身近な存在に取り戻し、継続的な着用に繋げていきます。
(MITTANのwebサイトより転載)http://mittan.asia/about/
MITTANとの出会いとブランドについては、こちらをご覧ください。