frame porch <エゾ鹿革黒染・Lマチあり> レザーショルダーポーチ SHO-61D
個体別在庫数: A - 0 B - 0 C(ステッチ1カ所あり) - 0
*2023年8月製作分です。高見澤さんへのPINTからの1頭買いオーダーは7頭目。今回は十勝の蝦夷鹿1頭から製作し、写真28が今回製作品の一覧です。
*本型は3点あります。写真18-20が個体A、21-23が個体B、24-27が個体Cのそれぞれ両面です。お好みのものをお選びください。Cのみ本体に1ヶ所ステッチが入っています。
*今回より、金具が変更になりました。以前は黒でしたが、真鍮そのままの色になりました。写真15-17は前回までの製作品の写真です。仕様の確認用にご覧ください。
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人気のframe porch(L)サイズのマチありタイプ。マチなしより容量が増え、出し入れもしやすく、見た目はぽてっとした柔らかな印象に。
取り外し可能な牛革ストラップを外せば大きなガマ口、ストラップを付ければ手提げ、斜めがけ、肩かけといろいろな持ち方で楽しめます。
メインバッグとしても、サブバッグとしても。良い存在感と大人の雰囲気がしっかりありながらも、ラグジュアリーすぎないナチュラルな佇まいが魅力です。素材、形、作り、それぞれとてもバランスが取れていて、ありそうでなかなかない空気感。
革は、作り手の高見澤さんのものづくりの特徴である、革屋さんからではなく猟師から直接仕入れるジビエ革。北海道で捕られた鹿の皮を、タンニンで鞣し、岡染めで染めています。鹿革は柔らかく、表面は滑らかな風合いです。
内側には裏地が付けてあり、マチの底面には、表面と同じ革を1枚縫製して付いていて、底もしっかりした作り。仕切りやポケットなどはありません。
金具も、東京下町の小さな町工場で、オリジナルで作っている金具。革の素材と良く合うヴィンテージのような風合いでシャープな印象、使いやすい形です。
▼Six coup de foudre 高見澤篤
東京浅草の料理道具問屋街である合羽橋の路地裏に工房を構える Six coup de foudre 高見澤篤さんが作る革製品。
革は、食べるお肉の副産物として出た皮を鞣したもの。皮を鞣すことで、いわゆるレザー製品に使われる「革」素材になります。この、元々の動物の皮を原皮と言います。皮革加工工場・問屋・販売店を経て革素材を仕入れるケースがほとんどですが、高見澤さんの場合は少し違います。
使う皮は、国内の猟師から直接仕入れ。日本の山林に生きる野生の動物です。食で「ジビエ」と聞くことも最近では多くなりましたが、この言葉は狩猟による天然の野生鳥獣の食肉を指します。ただ、ジビエに関しては、食肉に加工され残った皮についてはほとんどが廃棄されています。そのため、熊や鹿など、革製品としては一般的にはあまり使われない動物の皮です。高見澤さんは、この皮を直接猟師から仕入れた後、鞣しや染めをした革を使っています。PINTでは高見澤さんから1枚革(1頭分)を購入し、製作を依頼しています。そのため、その革がいつ、どこから来たのかも分かります。(ページ下部の【素材】欄と、製品付属の紙タグに記載)
野生獣ですので、傷も多かったり、しわもあります。それも革本来の表情のため、できる限り無駄なく使い切られています。破れや穴があったり、使用や強度に影響がある部分は避けたり、ステッチ等による補修をした上で製作されていますが、単に見た目の傷があるかないかという判断はしていないため、通常だと避けるような部分も使っています。このように無駄のないように使っても、大きさや形は一頭一頭違い、使えない大きな傷もあるため、どうしても裁断時に細かな部分が出てきます。その小さな革も、パッチワークによって使っています。
一般的な革製品作りからは考えられないほど、1枚革(1頭分)から、その革をほとんど捨てることなく使い切られます。詳しくは ジビエ革のものづくり 記事一覧をご覧ください。
食べ物に関わる調理道具問屋街の合羽橋の路地裏に工房を構えるのも、「命をいただく」という、高見澤さんの思いが表れています。製品のデザインも作りの良さももちろんですが、革製品の作り手の中でも、こうした思いを特別強く持って製作をされています。
▼写真
1-7 本ページの商品
15-17 前回製作時の写真。革と金具の色のみ異なりますが、サイズや型など他の仕様は同じです。仕様参考にご覧ください。
18-20 個体Aの表・裏・表斜め
21-23 個体Bの表・裏・表斜め
24-27 個体Cの表・裏・表斜め・裏斜め *表にステッチ1ヶ所あり
28 今回の1頭からの製作品一覧
【素材】
本体:エゾ鹿(北海道十勝) タンニン鞣し・黒染め
裏地:なし
持ち手・ショルダー紐:牛本革
*紐自体は取り外し可能ですが、持ち手とショルダー紐は一体型のため分かれません
金具:真鍮
【サイズ】
本体:縦18cm(本体17+留め金具1cm)×横約19cm×マチ10cm
*口金開口部の幅:14.5cm
ショルダー紐:金具含め103cm
持ち手:金具含め42cm
【仕様】
ポケットなし
裏地なし
マチ底には表と同素材の革底あり
持ち手・ショルダー紐取外し可能
【品番】
SHO-61D
【お取扱いについて】
一般的な革製品と同様になります。
ご不明な点がありましたら、お気軽にご相談くださいませ。
*よくあるご質問・補足コメント*
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