木間服装製作 / スーベニアジャケット 2color / unisex 1size
色別在庫数: 白×白 黒×黒
【受注後製作いたします。製作スケジュールにより前後しますが、通常3〜4ヶ月程度お時間をいただきます。】
全て手刺繍のスーベニアジャケット。
2023年春にカナダのバンクーバーで開催されるVancouver Fashion Week(VFW)に出展されました。通常の商品ラインとは異なる、本コレクション用に製作された全型を展示するイベントをPINT京都店舗で開催しました。
その中でも一際存在感のあったのがこのスーベニアジャケット。サテン生地に、前面に蓮の花、背面に仏像、全て手刺繍というかなりハードな一品です。他の服と同様、デザインパターン、ベースのジャケットから刺繍まで全工程の製作、全て木間さん一人でされています。
良い服も世の中に数多ありますし、似合い選ぶ服もそれぞれですが、こちらは他で見つけることは難しいと思いますので、継続してご紹介いたします。受注製作になります。
通常のスーベニアジャケットはもちろんミシン刺繍ですが、全て木間さん自身が手刺繍します。さすがにこちらはコレクション用の一点ものかと思っていたのですが、製作対応くださることに。写真と現物は白×白ですが、黒×黒(検討用に、生地と刺繍サンプルをご用意しています)も承ります。このジャケットに関しては、受注後、納品まで3-4ヶ月ほどいただきます。
刺繍だけでなく、ベースのジャケットも木間さんらしいシルエット。かなりたっぷりとしたボリュームで、ユニセックス1サイズ。オーバーサイズで着用いただく型になります。
この規模の手刺繍、現代で作るには大分クレイジーです。木間さんの製作スタイルの真髄を感じてもらえるかと思います。
木間服装製作の全ての服に共通する背面のリングは、デザインとしてだけでなく、フックに掛けられる使いやすさも人気。手刺繍のシリアルナンバーも入ります。
【素材】
表・中綿・裏地 ポリエステル100%
刺繍 コットン100%
【色】
白×白
黒×黒
各色、生地と刺繍糸のサンプルを用意します。ご希望の方はお問合せください。
【サイズ】
unisex free
*モデル身長160cm
<実寸サイズ>
着丈73 身幅70 裄丈100cm
【取扱い・手入れ】
・洗濯はドライクリーニングのみになります。
*よくあるご質問・補足コメント*
・京都の店舗でしたら、事前ご予約の上実物(白×白)をご覧いただき、ご試着いただくことも可能です。通常店頭には置いていないため、アポイント日程に合わせて木間さんよりお預かりする形式になりますので、必ず事前にご連絡くださいませ。この時に、黒×黒の生地と刺繍糸のサンプルもご覧いただけます。
<木間服装製作>
京都を拠点に製作活動をする木間俊輔さんが、デザイン、パターン、裁断、縫製まで、1着の服を全て1人で作っています。
生地選び、シンプルながらディティールにポイントのあるデザイン、シルエットが綺麗に出るパターン、丁寧で美しい縫製。コートやシャツ、パンツなど、ベーシックな型で、普段使いしやすい洋服です。
特徴的なのはサイジング。基本的には、ユニセックスの1サイズ展開(シャツのみ2サイズ)。コート、ロングシャツ、シャツ、パンツで178cmの男性の木間さんがジャストサイズで着られつつ、女性がそのままオーバーサイズで着ても素敵なのです。店頭でも、男女比率はちょうど半分くらいで、サイズ調整なくそのまま選ばれています。
生地はコットンがメインで、土っぽさはなく都会的な表情のものが中心。洋服の定番的な形でありながら、1サイズのユニセックスの服はあまりないと思うのですが、木間さんの服は絶妙なバランスで成り立っています。
もちろん小柄な女性が着るとオーバーサイズの着用感になるのですが、一番厚手のコートでも袖が捲れたり、パンツはゴムと紐でウエスト位置を調整できたり、着方と重ね着で遊びのある楽しみ方ができます。
もちろん、女性にはそのままオーバーサイズでも着ていただけるように考え、作られているからこそ。そのイメージには、フライトジャケットを着たマリリンモンローの写真があるそうです。男っぽいワークウェアを着た女性のセクシーさ。木間さんのユニセックスの服が生まれた背景の一つです。
型によって、ワークウェアに見られるような直線的なカットと縫製も見られます。日常着として、気兼ねなく着られる作り。ゆとりあるパターンシルエットで着心地もストレスなく、生地もコットンがメインなので手入れも簡単です。きりっとした雰囲気がありつつも、リラックスして着られます。
縫製も綺麗で、ボタンホールは手縫い、全ての服に手刺繍でシリアルナンバーが入ります。