関守石 キューブ|小
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関守石(せきもりいし)。庭園などで見かけますが、「この先立ち入りご遠慮ください」の印で、止め石、留め石とも呼ばれます。元は千利休が茶事のときに、関守と言って玄関に壺や香炉を置いていたことに由来されます。その後、石に縄を結んだものを関守石と呼ぶようになり、広がったと言われます。
本来は石ですが、これはセメント素材です。欠けなどの破損や風雨による汚損がしやすいので、できれば屋根のある場所での設置をお勧めします。
京都では、飲食店や町屋を改装したお店でもよく見かけます。関守石としての用途に限らず、室内外、使い方も限定せず、ご自由にお使いいただけたらと思います。
京都市内で製作をされるlibra productsの作品です。一人で活動していらして、デザインの業務と並行しながら、セメントを使った製作も行っています。
初めての素材だったこともあり、PINTとしても試用しながら店頭のみで販売を行ってきましたが、様々な販売と製作も重ねることができたので、webでも少しずつ紹介を始めます。
お香立てなど小さなもの、キューブや球型の用途を持たないもの、プレート、縁欠けのボウル、三角のブックエンド、床の間用の大きな敷板など、サイズも形も様々。元々作られていたものに加え、当店やお客さんからの依頼品など、製作品も少しずつ増えてきました。セメント素材を楽しんでいただけたら嬉しいです。
【素材】
本体:セメント
縄:棕櫚
素材の特性上、表面の表情などに個体差があります。
【サイズ】
本体:7×7×7cm
縄長さ:約28cm
【お取扱いについて】
・セメント・モルタル・コンクリートを使用した作品は、手作業で一つひとつ製作しています。素材本来の質感を生かし、色ムラや気泡、カケ、手触りなどそのままに仕上げています。素材の特性上、欠けやすく、割れやすいため、取り扱いにご注意ください。
・素材本来の質感をお楽しみいただきたい為、塗装など施しておりません。触った時のザラつきや粉感、汚れやシミなどの経年変化もお楽しみいただけますと幸いです。
・欠けなどの破損や風雨による汚損がしやすいので、できれば屋根のある場所での設置をお勧めします。
・棕櫚縄も扱いによっては、ほどけやすい、切れやすいという点があります。結んである紐を持って上げ下げしたり運んだりする分には問題ございません。