長鏡 黒 1324×125mm|三浦治
三浦治さんの鏡。
栗の無垢材のフレーム。黒色はカシュー塗料、ベージュ色は鉄媒染。極細長が2型と、四角が1型3サイズで、合計5種類あります。
床置きで壁に立て掛けても、裏面のワイヤーで壁に掛けても。鏡は面積に応じて存在感も大きくなりがちですが、この鏡は、今ある空間に対して加えやすいサイズと佇まい。また、時代や国の別なくニュートラルな佇まいのため、住居の和・洋室はもちろん、店舗のような空間から古い日本家屋まで、多様な場面や素材に相性良く馴染みます。色々な配置を試しながら、インテリアの一つとしてもお楽しみください。
「長鏡 黒 1324×125mm」
見たことのないような、極端に細長な形。鉄媒染 1124×125mmとは、色だけでなく、縦の長さ、上辺の形状も異なります。長さはこちらが20cm長く、上辺はアーチ状になっています。
細長い形のインパクトと、見た目のイメージより意外としっかり見えます。実用性もありながら、置き場所も簡単に移動できるので、インテリアの一部としても楽しめます。
今、当店の店内では、鉄媒染 1124×125mmと併用してサブ2台目の試着用鏡として使っています。それぞれ離して置き、時々手持ちで動かして使用。こちらの方が20mm長いので、全身を見るには良いです。移動しやすいように壁に立て掛けて使っていますが、裏面には掛けられるようにワイヤーが付いていて、これを釘やフックに引っ掛けて、壁や柱に掛けることもできます。黒とアーチ状のこの鏡は、掛けて使うのも特におすすめです。
全身をくまなくチェックする目的としては足りないかもしれませんが、家では、大きな鏡は場所も取りますし、広いスペースでない限りなかなか設置は難しいように感じます。この鏡は、場所も取らず、インテリアの一つとしての要素もあり、家で使う姿見としてはちょうど良いバランスと個人的には思います。鏡のためのスペースを大きく取る必要はなく、持ち運びも移動も簡単です。
この黒色は、カシュー塗料です。縁の形状や栗の木肌との組合せで、柔らかな印象に。その中に質感がしっかりあり、アンティークのような空気感も魅力です。
▼写真
最後から3番目 裏側のワイヤー部分。別型のものですが、金具やワイヤーの仕様は同じです。
オーダー後、製作いたします。タイミングにもよりますが、目安としてはお届けまで1ヶ月半ほどいただきます。注文確定後、納期を確認しご連絡いたします。また、注文前でも製作日程の確認をご希望の場合は、お気軽にお問合せください。
【素材】
栗 黒(カシュー塗料)
【サイズ】
高さ132.4 × 幅12.5 × 厚み2.6cm
*裏面の壁掛用ワイヤー位置:上から27cm
<ご注文方法>
他の商品と同様、カートに入れてご注文お手続きください。ご注文会計時には送料無料計算となりますが、本商品は着払い配送となりますので、荷物受取時に送料お支払いをお願い致します。詳しくは、次項目をご覧ください。
ご注文確認後、納期予定をメールにてお知らせいたします。配送日時の指定がある場合は、そのメールの返信にて、ご指定くださいませ。
海外への配送も承ります。海外配送の場合も、ご注文方法は通常通りです。
<配送方法>
◆国内
着払い(クロネコヤマト宅急便)でお送りします。受注後製作し、三浦さんから直送いたします。このため、注文金額による送料無料の対象外となります。種類や複数購入時の組合せ、配送地域により送料は異なり事前設定が難しいため、着払いにて配送いたします。
以下、クロネコヤマトwebサイトへのリンクより、参考にご覧ください。
クロネコヤマト料金表:「商品の縦横高サイズ合計+梱包分(目安:2-3サイズアップ)」「発送地域:関東」
ご注文とお支払い後にお伝えする納品日以降で、日時指定を承ります。クロネコヤマトの配送のお届け時間帯指定は、下記の通りになります。
「午前中」「14-16時」「16-18時」「18-20時」「19-21時」
*よくあるご質問・補足コメント*
・色と形の組合せは基本的に掲載通りとなりますが、別色をご希望の場合は承りますので、お問合せフォームかご注文時の備考欄でお知らせくださいませ。
<三浦治>
千葉県の九十九里浜の近くにアトリエを構え、木材のみならず、自身で拾い集めた流木や廃材などを使って、木工や家具という枠に捉われない製作活動をされています。
長生郡は九十九里浜の南端にあり、工房を併設した家からは浜辺から近く、サーフィンと製作が中心にある暮らし。家具製作の経験を積んだ後、ここに移住されて製作を始められました。初期は家具製作をメインに、だんだんと流木や古材を用いた製作の比重が高くなってきています。そうした一点ものをギャラリー展示で発表されながら、家具類の製作も続けられています。
海の暮らしの中で、自ら採る流木や廃材を使った製作。暮らしとものづくりが真っ直ぐにつながっていて、自然物や古い物など、素材や経年への温かく強い敬意を感じさせられます。素材がまずあって、三浦さんという人がそれをそのままに受け取り、その続きを作っている。けれど、もの自体には作り手の気配を感じずに、一つになっている。感覚的な言葉になってしまいますが、三浦さんの作るものに対して、そのように感じます。
素材自体へのリスペクトや、古い物の佇まいに共通する強く静かな美しさ。シンプルなデザインは使いやすさがあり、様々な暮らしや空間の中にもすっと入り込むと思います。
材から始まって三浦さんの手によって繋がれたもの。その続きとして、日々のそれぞれの空間に溶け込ませてもらえたら嬉しいです。
三浦さんとの出会いとブランドについては、こちらをご覧ください。