frame porch SHO-61 <豚革 黒> マスタードストライプ裏地
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frame porchで最も大きなサイズで、マチ付きです。
取り外し可能なショルダーストラップを外せば大きなポーチ、付けると手提げ、斜めがけ、肩かけといろいろな持ち方で楽しめます。
メインバッグとしても、サブバッグとしても。良い存在感と大人の雰囲気がしっかりありながらも、ラグジュアリーすぎないナチュラルな佇まいが魅力です。素材、形、作り、それぞれとてもバランスが取れています。
製作者の高見澤さんは普段猟師さんから直接仕入れる野生獣の皮革を使いますが、こちらは豚革です。通常当店でも扱っていませんが、ポップアップイベント時にお持ちくださり、高見澤さんらしい上品な風合いの革とバッグの仕上りになっていて素敵で、取り扱いを決めました。
豚革は、その元となる豚自体も日本国内の場合が多いことが牛革などと異なります。一般的には柔らかな風合いに仕上げられた革が多いですが、こちらは硬さと張りを残した革の仕上りにしてあり、口金や金具パーツとの組合せが抜群です。
豚革ならではのシボや表情があり、普段当店でも扱うことの多い鹿革とはまた違う魅力のある革です。
内側にはリネンの裏地が付けてあり、マチの底面には、表面と同じ革を1枚縫製して付いていて、底もしっかりした作り。仕切りやポケットなどはありません。
口金も、東京下町の小さな町工場で、オリジナルで作られています。革の素材と良く合うヴィンテージのような風合い。革と一緒に育ち、経年変化もお楽しみいただけます。
▼写真
1-17単体 本ページの作品
18以降着用 同型・別革(鹿革)の旧作品。口金の形・色は同じですので、大きさや形などの参考にご覧ください。
【素材】
製作:2024年4月
国産豚本革 タンニン鞣し・黒色染料染め
内布:リネン100%
持ち手・ショルダー紐:牛本革
*紐自体は取り外し可能ですが、持ち手とショルダー紐は一体型のため分かれません
口金:真鍮
【サイズ】
本体:縦18cm(本体17+留め金具1cm)×横約19cm×マチ10cm
*口金開口部の幅:14.5cm
ショルダー紐:金具含め103cm
持ち手:金具含め42cm
【仕様】
ポケットなし
マチ底には表と同素材の革底あり
持ち手・ショルダー紐取外し可能
【品番】
SHO-61
【お取扱いについて】
一般的な革製品と同様です。
<six coup de foudre 高見澤篤>
東京の料理道具問屋街の合羽橋の路地裏に工房を構える高見澤篤さん。
通常、革の問屋さんから仕入れる革素材を製品に仕立てるケースがほとんどですが、高見澤さんの製作は少し違います。
使う皮は、国内で猟師から仕入れます。日本の山林に生きる動物の皮です。革製品で、いつ、どこで捕られたものかがわかるというのは珍しいこと。「ジビエ料理」は広まってきましたが、「ジビエ」は狩猟で得た天然の野生鳥獣の食肉を指します。この皮を使うため、ジビエ革とも言われます。
食べ物に関わる調理道具問屋街の路地裏に工房を構えるのも、「命をいただく」という、革のものづくりにおいて大切にされている高見澤さんの思いが表れています。
狩猟された動物は、食肉として利用されます。その副産物として皮が出ますが、通常は廃棄されてしまうもの。この皮を鞣(なめ)し加工することで、「革」素材になります。植物のタンニン鞣しです。
こうしてできた革を、ほとんど捨てることないように使い、製作しています。裂けや破れなど使用に支障がある部分は避けますが、動物の皮ですので、傷もあればしわもあります。それらを商品にしにくいという理由で除外することはせず使い、通常は捨てるような小さな端切れもパッチワークして使います。捨てる部分は、一般的な革製品作りに比べてかなり少ないです。
革製品はたくさんありますが、高見澤さんの作品は、使い心地も気持ちも少し違った付き合い方ができる楽しみがあるものです。
高見澤さんの製作について、詳しくは ジビエ革のものづくり 記事一覧をご覧ください。
*よくあるご質問・補足コメント*
・#Six coup de foudre 高見澤篤 一覧

