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赤畠大徳販売会2025 初日12/19 予約抽選制・販売方法のご案内

赤畠大徳販売会2025 初日12/19 予約抽選制・販売方法のご案内

一つ前の記事で、販売会の概要を記載しています。合わせてご覧ください。 初日12/19 (金)  に限り、各回45分の時間帯と人数枠を設け、赤畠さん作品のご購入権について事前抽選予約制となります。希望回を連絡お申し込みいただき、抽選を行います。 ▼事前抽選予約制の目的じっくり選んでいただくこと、お並び順に公平に安心して検討できること、包丁ですので狭い店内で安全を第一にということで採用した前回までの方法でしたが、寒い中長時間お待たせしてしまいました。そのため、最初の3点は保ちつつ並び時間を無くすため、今回は、初日12/19のみ事前抽選による予約制とします。 ▼時間帯12/19 (金) 12:00-12:4513:00-13:4514:00-14:4515:00-15:4516:00-16:4517:00-17:4518:00-18:45*通常とは営業時間が異なり、12-19時営業となります。 ▼ご予約方法 ・当店のインスタグラムのDM・お問い合わせフォーム より、「お名前」「電話番号」「第1〜第3希望時間帯」をお知らせください。当選された場合、ご入店時にお名前の分かる証明書のご提示をお願いしております。(本件以外の目的で使用、連絡することはございません) ご予約は、12/15(月)19:00まで受付いたします。 人数枠をご応募数が上回った場合、各回ごと、ご希望順ごとに抽選を行います。抽選結果が出ましたら、12/17(水)までにお知らせいたします。抽選結果は、当選有無に関わらずご連絡いたします。  ▼当日の販売方法当選の方に、別途詳細をご案内いたします。入店時、本人確認のため、必ずご本人とお名前の分かる証明書(免許証、マイナンバーカード、保険証、パスポート等)をお持ちくださいますようお願いいたします。お持ちでない場合は恐れ入りますが当選は無効となり販売ができませんので、ご注意ください。 同時間帯のお客様には、皆様同時にご入店いただきますが、その中で急ぎ合いにならないよう、ご入店受付時に購入順をくじ引きで決める予定です。(方法は状況に応じて適宜変更する可能性があります) 購入制限:お一人様あたり 包丁2点・カトラリー2点 まで  ✳︎在庫には限りがありますので、完売次第終了となります。✳︎当選は、ご希望品の購入を約束するものではありません。✳︎予約時間にご不在(連絡無し)の場合は無効となります。✳︎店内での撮影、スマートフォン、携帯電話の使用禁止とさせていただきます。当日は当選外の方も同様です。 当日、きりん屋のパン、常設品の販売は行っており、狭い店内のため場所を分けることはできないため、当選外のお客様もご入店いただけます。当選の方には、当日、各時間帯の開始時にご入店いただく際に、赤畠さんの注文表をお渡しいたします。 作品数に限りがありますため、ご不便おかけする部分もあることは承知の上ですが、できるだけ気持ちよく作品選びを楽しんでいただけたらと願い、今回の方法を採っております。 ご了承の上、ご応募いただけますようお願いいたします。

EVENT 赤畠大徳販売会 2025

EVENT 赤畠大徳販売会 2025

【赤畠大徳販売会】12/19(金)-27(土) *赤畠さん在店日 12/19今年も赤畠大徳さんのイベントを開催します。  昨年は会期初日、行列のためご購入までかなりのお時間をいただいてしまいました。順番に、公平にお選びいただけるよう工夫を重ねたつもりですが、寒い中お待たせしてしまいました。 そのため、今回は初日のみ、新しい販売方法を採ることにいたしました。2日目以降は、状況により人数制限を行う場合がありますが、基本的には通常通りの販売方法となります。初日の販売方法はこの後、別途投稿いたします。 昨年と同様、通常当店でも扱っている包丁やカトラリー以外の作品、そして今回はカトラリーの新作シリーズもご用意くださる予定です。通常展開している作品も約1年ぶりの入荷となります。写真は昨年展示時のもので、今回並ぶ作品種類は多少異なる可能性があります。 赤畠さん作品について、イベント期間中は店頭販売を優先し、会期終了後に当店常設品としてwebショップに掲載を予定しています。また、webショップでも購入制限を設けておりますが、店頭でも同様に購入制限がございます。お一人様あたり、包丁2点、カトラリー2点までです。 一つずつ、刃はもちろん木の柄まで、全て赤畠さんが一人で製作しています。作る人から使う人へ、お使いいただくご本人に選んでいただけたらと願い作られています。そのため、基本的には使用される方によるご注文に限らせていただきますので、ご理解いただけますようお願いいたします。 初日の19日は、赤畠さんの奥様のパン屋さん「きりん屋」のパンの販売もあります。三重県松阪にある人気店で、自家製天然酵母の美味しいパンです。松阪のお店以外で買える機会はほとんどないので、パンだけでもお気軽にいらしてください。きりん屋さんは週に一度のみの営業のため、入荷は19日の午前中で、当日売切れ次第終了となります。できるだけ早くに美味しく召し上がっていただきたいため、パンは初日の12/19をお勧めします。12/19は金曜日で平日になりますので、営業時間を1時間延長して19時まで営業します。売切れ次第終了となりますので、売切れ時にはストーリーズか投稿にて案内いたします。 冒頭で初日は抽選予約制と書きましたが、赤畠さんの作品以外、きりん屋のパン、当店の常設品をお求めの方は当選外の方もご入店、お買物いただけます。赤畠さん作品の購入のみ、当選の方のみという方法です。詳細については、次の別記事でご案内します。 赤畠さんも、初日に在店くださいます。ご都合合う方は、是非在店日にお越しください。 12/19(金)-27(土)<初日のみ以下の通り営業時間を変更>*12/19 (金) 12-19時*12/19以外は通常通り13-18時*期間内店休日 12/21(日)24(水) PINT KYOTO 〒602-0855 京都府京都市上京区上生洲町221 キトウビル301号室 赤畠さん在店日
12/19 (金)  
 購入制限:お一人様あたり 包丁2点・カトラリー2点 まで   赤畠大徳 商品一覧 *本イベントの出品内容とは異なります。  

【EVENT】器もジビエのレストラン

【EVENT】器もジビエのレストラン

PINT POPUPイベント 2025/12/6(土)- 12/19(金)会場:恵文社 生活館✳︎6(土)7(日)は同会場にて、Six coup de foudre(シス クー・ド・フードル)の高見澤篤さんが在店し滋賀県鹿革の受注会を行います。また、この2日間は恵文社内のCOTTAGEで、高見澤さんの革の器を使い、同じ滋賀県の猟師による鹿肉を使った食事と喫茶イベント「器もジビエのレストラン」を開催いたします。 6回目となる恵文社でのPOPUP。昨年に続き、ものは革と冬の服。革は、レザー製品のその源まで遡り、食と器まで通して感じていただけるような食事喫茶のイベント(会期最初の2日間のみ)です。 革は、野生皮革のバッグや小物を作るSix coup de foudre。財布、L字財布、キーケース、コインケースやポーチなど。今回の詳細内容はまだ確定しておらずお伝えできませんが、猪、熊、鹿などの野生獣に加え、普段当店では扱っていない種類の革や、新しい型も普段当店で紹介する一頭買シリーズとは異なる製品が並びます。 今回もこのイベントに合わせて、滋賀県東南部にある日野町で狩猟された鹿の革を使って受注会を行います。 今年10月に狩猟された鹿3頭の皮を、高見澤さんのパートナーのタンナー(皮革の鞣し・加工の工場)にお渡ししてタンニンで鞣し、3種類の革を作りました。受注会の日は、東京から高見澤さんがお越しくださり、この3枚の革を展示し受注会を行います。実物の革を見ながら、バッグやポーチ、ケースなどお好みの型を選んでいただき、革の使用箇所も選んでいただけます。 この滋賀県の猟師は、昨年も依頼した日野町の猟友会の獣美恵堂(じびえどう)。月麦の音(つむぎのおと)のこだまさんからのつながりです。通常は肉のみで廃棄する皮をタンナーに送ってもらい、革にすることができました。この革の受注製作だけではなく、革の源に遡り、同じ猟師、同じ地域で獲られた鹿肉を使った料理をご用意しています。 また、今回は特別企画「器もジビエのレストラン」として、食事と喫茶で使う器も、革の器をご用意しています。高見澤さんが製作する、革に漆を塗った器です。革はもちろんSix coup de foudreで使う野生獣の革で、猪。漆塗りも高見澤さん自身で行います。この器に関しては商品として製作しているものではないため、この2日間の食事喫茶における食事提供時の使用となります。漆皮(しっぴ)という古くからある技法ではありますが、今ではなかなか見られることがありません。高見澤さんらしい仕上りで素晴らしいものなので、この機会に是非お使いいただけたら嬉しいです。 動物の命。肉を食べ、皮は鞣して革にして、使う。命を全ていただく。感じる。 野生皮革という製品から遡って、革とその源をイメージできる機会になれば嬉しいです。  ▼滋賀県日野町鹿肉の食▼「器もジビエのレストラン」恵文社COTTAGEにて 食事と喫茶 ◎食事月麦の音 @tumugi_no_oto予定メニュー 鹿肉ロースト、鹿ハム、棒棒鹿、鹿骨スープ、揚げ栗・銀杏、ライスパフサラダ3000円(税込) ※現金のみでお願いいたします予約優先制・1日20食時間帯は以下の5回、各回6名様まで ・12/6(土)11:30〜13:00〜・12/7(日)11:30〜13:00〜17:00〜 予約方法はPINT@pint_mnへDM、もしくは050-6865-3834(一人で運営していますので、不在の場合は留守番電話に予約内容をいただけましたら確認の上、折り返し連絡いたします)までお電話にてお願いいたします。ご希望の日付と時間帯、お名前、人数をお知らせください。基本的には予約制としますが、席が空いている場合は当日店頭でも受付可能です。 〈喫茶〉 予約不要枯れ木に花 @karekini_hana12/6(土)11:00〜18:0012/7(日)11:00〜18:00※17:30ラストオーダー 過去回の受注会と食イベントの様子をまとめました。こちらよりご覧ください。   ▼オーダー会 別の記事にて投稿しております。

【EVENT】Six coup de foudre 滋賀県日野町鹿革の受注会(恵文社POPUPイベント内)

【EVENT】Six coup de foudre 滋賀県日野町鹿革の受注会(恵文社POPUPイベント内)

▼滋賀県日野町鹿革の受注会▼恵文社生活館にて12/6(土)11時〜19時12/7(日)11時〜19時 今年で3年目になりました。Six coup de foudre高見澤篤さんが東京浅草からお越しくださり、2日間在店します。お好みの革と型を選んでいただける受注会を行います。 Six coup de foudre 革は、2025年10月に2頭、2024年9月の1頭、いずれも滋賀県日野町の害獣駆除により獲れた合わせて3頭の鹿。この鹿皮を、猟師さんから高見澤さんのパートナーである姫路のタンナー(鞣し工場)に送ってもらいタンニンで鞣し、「黒染め」「墨染め」「ヌメオイル」の3枚の革をご用意しています。 実物の革を見て、どの部位を使うか、どの型を作るか、高見澤さんに相談してオーダーいただけます。 ・革の種類3頭の鹿を、異なる染めと仕上げにしました。墨染め(2025/10)黒染め(2025/10)ヌメオイル(2024/9)それぞれ、良い色味と質感に仕上がりました。 ・オーダー内容について10型以上からお選びいただけます。コインケース、ポーチ、ポシェット、バッグなど。価格は、1万円台から4万円台までとなります。口金仕様を選べたり、レザーショルダーパーツの長さを調整したり等、通常商品ではできないカスタムオーダーもいただけます。今年は昨年までになかった新しい口金も加わり、新型も増えています。 ・ご予約についてお待ちいただく場合がありますので、お時間が限られている方は、事前にPINTのDMにて予約を受け付けております。時間枠制ではありませんが、来店・退店時間をお知らせいただけましたら調整し、優先でご案内いたします。オーダー時間は、前回は20分から40分ほどの方が多かったです。 後日、完成後お渡しとなります。納期は数ヶ月内の予定です。お渡し方法:恵文社店頭 / PINT店頭 / 配送(PINTより)  以前オーダーいただいた方や既にお使いいただいている方は、高見澤さんの在店中にお持ちくださいませ。高見澤さんに診てもらい、必要であれば修繕メンテナンスを承ります。持ち運びのできる道具はお持ちくださいますので、可能であればその場で、もしくはお預かりして後日お渡し(受注会のお渡し方法と同様)となります。金具の調整や、革のメンテナンス等、内容により有料になりますが、この機会に是非。  以前のオーダー会のレポートもご覧くださいませ。    【恵文社POPUPイベント】12/6(土)- 12/19(金)会場:恵文社 生活館 11:00-19:00 同じ猟師さんによる鹿肉の料理も、同日程恵文社内のコテージでご用意しております。骨はスープに、肉は数種の料理に。器も高見澤さんによる漆革器で提供いたします。ローストメニューの調理の都合上、予約優先となります。オーダー会と合わせて是非ご予約くださいませ。

徒爾(とじ)

徒爾(とじ)

新しい作り手の徒爾を紹介します。2025年4月に徒爾の作品展を店舗で開催し、その後も店頭のみで扱っていましたがwebでもご紹介を始めます。 徒爾(とじ)の谷本さんとの出会いは、この作品展から遡ること1年半ほど前。ポジャギカーテンの箱田さんのオーダー会に合わせて開催した茶会で、ノンチャの山田さんからのご縁で徒爾の谷本さんが参加くださいました。そこでノンチャの依頼から生まれたという茶托を見て、一目で惹きつけられました。 作品展は、徒爾のものの空気全体を伝えたいという思いから形大きさは様々に揃えました。作品展後にも常設として扱い、少しずつwebにも掲載を進めてゆく予定です。   谷本さんは広島で製作を行いながら、広島と京都の2拠点で暮らしています。元々は古道具の仕事をされていて、その後木工を始められました。  木工品、漆器はたくさんありますが、徒爾のものの独特な空気感。奇を衒った形でもなく、装飾があるわけでもなく、桜の木を中心に、黒漆か鉄媒染蜜蝋仕上げ。木はPINTでも立ち上げ当初から大事な素材で、挽物曲物指物箍物のそれぞれの職人と取組んできましたが、刳物は未開拓でした。手作業過ぎて、価格もかなり高くなるし、無骨だったり装飾性が強かったり、PINTとして扱うのは難しいように感じていました。谷本さんは木工の機械をほとんど持っていません。機械を使うのは木材から大まかな形を取るくらいで、形作るのは全て手作業。古道具の仕事もされていた背景もあって、鑿などの工具も古道具をメンテナンスして使っています。 素材は山桜。谷本さんのお父さまのからの縁あって使えることになったというこの材に絞って、基本的には他の材はほとんど使わず作られています。一般的に見かけるチェリーは外国材で、暴れにくい(動きにくい)ため扱いやすく、家具や木工品にはチェリーが使われることが多いです。山桜は表情もすごくいいんだけどなかなか商品としては難しくて、という声は色々な作り手から聞いたことがありました。この山桜を彫って刳って、形を作る。仕上げは拭き漆。漆は国産漆を使っていて、流通する漆の中で国産漆というのはかなり少なく希少です。 素材から仕上げまで、どこを取ってもこれ以上ないほどのストイックな手法ですが、それだけではまだまだ徒爾の作品にはなれず、微妙な角度や面取りの具合、厚みだったり、色と質感だったり、言葉では表せないところの塩梅。 語れる部分だけでも十分すぎる濃厚さがあるのですが、谷本さん、本当に作品についてはお話されないのです。だから、ご自身では販売もされないそう。価格も、心配になる程控えめ。茶会の席でお話を振ってもいつも通り恐縮される感じで言葉少なに切り上げられるのですが、ぽろっと「これは、作っている途中で良い形だったので止めたんです」ということを言っていて、心に残っていました。最後の調整で良いところで止めて完成とする、ということではなくて、もっと途中、例えば五合目くらいで完成系とはもちろん全然違うものなんだけど良くてそこを終わりにすることにした、という感じ。1回ずつ手を動かして進めていく工程でなくてはできないことです。旋盤等の機械を使っても、最終的には作りながら、触りながら、見ながら仕上げますが、設計図を一つの到着点にしながらその形に向かって進め、調整するという流れの中でのこと。谷本さんは、素材に則して成り行きで作っているような。だから、デザイン性とかいう話ではなくて、違う領域で動いている感じを受けます。PINTで取り組んでいる現代の民具というテーマの核を再認識させてもらったように思いました。 徒爾のものは本当に谷本さんそのままです。古道具の造詣も深く、布も染めも扱い手を動かす人で、素材マニアで、もちろんキャラクターも全てうつっているように感じます。中国茶もされますが、形式ばったところはなく、素材と、使う人と、空間に向けて作られているように感じます。中国茶に限らず、日常のシーンで自由に使っていただけます。   この春の作品展でのテーマは、「曲者(くせもの)」でした。無垢材を使うので、木の特性上割れや反りなど動きが生じることがあります。元々、徒爾はこうした動きを他の作り手以上に受け入れ、そのままにお伝えしていました。今回はこうした木の動きが出たものをためておいていただき、鎹(かすがい)で留めたり、銀継ぎをしたり、また、若干の反りがあるものも、使用に支障がないと判断したものは、「曲(くせ)あり」として販売しました。曲者たちも、店頭では思っていた以上にしっかり選ばれてゆき、勇気をもらいました。木という素材においてこれはかなりハードル高いのですが、この作品展だけに終わらず、試行錯誤しながら徒爾と共に取り組み続けてゆきます。webでも、詳細をご案内の上、挑戦してゆきたいと思います。 徒爾の作品、お楽しみいただけたら嬉しいです。

PINTについて 2025年6月

PINTも先月14年目を迎え、最初の7年が東京、後半7年は京都、半分ずつになりました。メーカーとしての比重が高かった東京時代、京都では店としての運営に力を入れてきました。店舗やwebショップを見ても何者か分かりにくいので、改めて自己紹介します。   PINTのコンセプトは「現代の民具を作る」 流通・販売の都合を排除する。そうすれば純度、強度の高いものになるのではないか。美術館や博物館にあるものより、歴史民族資料館にあるもの。売るためでも飾るためでも贈るためでもなく、自ら使うために作られたもの。農家が農閑期に稲藁や畑の脇にある草木で道具を作るのが一つの理想。素材も作りも、淀みなく自然に流れきっている。 だけど今は自ら作るのも難しい。作るのは作り手に任せる。作り手や売り手が考えると売ることを考えざるを得ない。使う人が使うために考えるのが最短距離。使う人が考えて、作り手に作ってもらう。という新しい作り方をつくろう、と考えたのが13年前、PINT設立の意義。 そのために、作り手と使い手の橋渡し存在になる必要がある。今のように作家が直接売ったりクラフトブームがなかった時代。腕が良くて、この話に興味を持ってくれて、流通の方向にベクトルを傾けていなくて、世に知られていなくて、素材から製作まで一貫してできる作り手を探した。 素材について。現代の民具ということで、装飾品ではなく道具。使用頻度高く、使う毎瞬間楽しいと良い。道具なので、傷が付くのを恐れるスーツやドレスより、傷付いても尚良くなったりするデニムやレザーの感じ。使い心地良く、日々そして長く使えるもの、経年変化が美しく楽しめるもの。そのために、良い質の天然素材、シンプルで堅牢な作り、単一素材、定番品的に常に扱う。このあたりが土台、基礎。大黒柱として「みんなのどうぐ」があって、これは10名ほどを募集して3-6ヶ月ほどかけて一つの商品企画を行うもの。使い手が考えて、作り手が作るという方法の理想形の一つをかたちにした作り方。コロナ前までで7回開催した。この準備も含めて、柱として、自分で企画したPINTのオリジナル品がある。素材製法を学びつつそれに適ったもので、欲しいものを作る。図面は引けないので、そのものの狙いとおおまかなイメージを持って、作り手と、素材と製法の成行きで。これが柱二つ目。柱三つ目は作り手が作っているものをそのまま仕入れ。オリジナルやデザインを新しくしたいということではなので、現代の民具的にベストのものがあれば変えずにそのまま。 東京で7年、京都で6年。東京時代はまだ作り手と少しずつ取組みを始めた時期だったので、このメーカー的ウエイトがほとんど。京都に来てからは店をつくったので、使い手の人との接点として、お店寄りに活動してきた修行期間。京都で新しい作り手にも出会えたのもあって、服を中心にセレクトも増える。コロナもあったのでみんなのどうぐは一旦休みのまま。またメーカー的な動きも増やしてゆく予定です。   スレッズの投稿を転載しました。これからスレッズを日々の備忘録として使っていく予定ですので、よかったらご覧ください。 https://www.threads.com/@pint_mn

【EVENT】yato 販売会

【EVENT】yato 販売会

会期:2/1(土)- 2/3(月) 13:00-18:00場所:PINT @_________yato 2025年最初のイベントは、PINTでは初めての紹介となります。ニットブランドのyatoさん。 ウルグアイの羊毛牧場、紡績工場、撚糸工場、染色工場、ニット工場と、ニットに関わる全ての工程で職人と働き、ニットの企画提案を行ってきた渋谷渉さんによるブランド。10年以上ニット業界の裏方として活動され、国内外様々なブランドのニット作りに携わられてきました。その中でファッション業界の現状に対する違和感を感じ、「日本の繊維工場を次の世代に繋いでいきたい」という思いから、yatoが始まりました。 開発には制限時間を設けずに、300日以上の着用試験を行い、シーズンごとの服は作らず定番品のみを作る。ごく少ない型と色数の展開で、渋谷さんご自身がPOPUPイベントで販売し、会場の多くは洋服を扱わず、店舗でない場所も。 シンプルなデザインですが、生産から販売まで、理想に沿うためにそれぞれ偏った手法が採られていて、yatoのニットが実現されています。一般的な作り方では、できない品質と価格。振り切った方法を組み合わせてぎりぎりのバランスで成り立っているけれど、根がしっかり張られていて、ゆったりと、強い土台の上に在る印象です。 渋谷さんは、新潟の古民家を改修して、ニットの仕事をしながら自給自足的な生活を営まれています。渋谷さんの人柄とこうしたライフスタイルを含めた考えや姿勢が、ニット作りの知識と経験と混ざり合って、yatoのもの全体に現れているように思います。  私自身も昨年から着用していて、着心地と品質の良さはもちろん自信を持ってお薦めします。また、言葉では伝えにくいのですが、昨年購入して着てみる中で、単に新しいニットを手に入れた、というのではない感覚がありました。毛玉の付きにくさからくる取扱いの楽さと付き合いやすさからそう感じたのかもしれませんし、ちくちくや重さのストレスが全くない、軽く暖かな優しい着心地からかもしれません。何か、新しい違うものという感じがしました。それで、PINTでのPOPUPイベントを依頼し、開催することになりました。 ニットはトップス数型、アームウォーマーや腹巻きなど小物もあります。会期中の3日間全日、渋谷さんも在店くださいます。会期中は通常お休みにしている日曜日も営業します。yato商品の販売は本イベント会期中のみとなります。 商品も見ていただきたいですし、渋谷さんにも会って、お話もしてもらいたい。私自身もそうだったように、皆様にとっても、知らなかったニットの扉が開く機会になると嬉しいです。 ーー yato POP UP STORE at PINT期間:2/1(土)- 2/3(月) 13:00-18:00*全日程、yatoの渋谷さんが在店くださいます*会期中、日曜日も営業いたします。場所:PINT 写真:山根晋 @shinyamane

【EVENT】赤畠大徳 販売会 2024/12/20 (金) 〜 12/28 (土)

【EVENT】赤畠大徳 販売会 2024/12/20 (金) 〜 12/28 (土)

今年も赤畠大徳さんのイベントを開催します。  昨年は会期初日、行列のためご購入までお時間をいただいてしまいました。限定された作品数と購入制限の中、順番に公平にお選びいただけるよう、基本的には昨年と同様の販売方法としつつ改善を試み、前回よりスムーズにご案内できるよう準備いたします。 昨年と同様、通常当店でも扱っている包丁やカトラリー以外の作品も、ご用意くださる予定です(製作状況により変更の可能性があります)。通常展開している作品も約1年ぶりの入荷となります。写真は昨年、当日朝搬入時の中で撮影した簡易記録写真で恐れ入りますが、昨年のスタート時の状態です。今回並ぶ作品種類は多少異なる可能性があります。 イベント期間中は店頭販売を優先し、会期終了後にwebショップに掲載を予定しています。また、webショップでも購入制限を設けておりますが、店頭でも同様に購入制限がございます。お一人様あたり、包丁2点、カトラリー2点までです。 一つずつ、刃はもちろん木の柄まで、全て赤畠さんが一人で製作しています。作る人から使う人へ、お使いいただくご本人に選んでいただけたらと願い作られています。そのため、基本的には使用される方によるご注文に限らせていただきますので、ご理解いただけますようお願いいたします。 初日の20日は、赤畠さんの奥様のパン屋さん「きりん屋」のパンの販売もあります。三重県松阪にある人気店で、自家製天然酵母の美味しいパンです。松阪のお店以外で買える機会はほとんどないので、パンだけでもお気軽にいらしてください。きりん屋さんは週に一度のみの営業のため、入荷は20日の午前中で、当日売切れ次第終了となります。できるだけ早くに美味しく召し上がっていただきたいため、パンは初日の12/20をお勧めします。12/20は金曜日で平日になりますので、営業時間を1時間延長して19時まで営業します。 売切れ次第終了となりますので、売切れ時にはインスタグラムのストーリーズか投稿にて案内いたします。 https://www.instagram.com/pint_mn/ 赤畠さんも、初日に在店くださいます。ご都合合う方は、是非在店日にお越しください。   12/20(金) 〜 12/28 (土) 営業時間 13-18時 <初日と2日目のみ以下の通り営業時間を変更> 赤畠さん在店予定日 12/20 (金)  *20 (金) 13-19時 *21 (土) 10-18時 *期間内店休日 12/22(日)25(水)    PINT KYOTO 〒602-0855 京都府京都市上京区上生洲町221 キトウビル301号室  ...

【EVENT】恵文社POPUPイベント 2024/12/7-27

【EVENT】恵文社POPUPイベント 2024/12/7-27

恵文社POPUPイベント @keibunsha_books12/7(土)- 12/27(金)会場:恵文社 生活館 ✳︎14(土)15(日)は同会場にて、Six coup de foudre(シス クー・ド・フードル)の高見澤篤さんが在店し滋賀県鹿革の受注会を行います。また、15(日)は恵文社COTTAGEだ、同じ滋賀県の猟師による鹿肉を使ったランチと喫茶イベントを終日開催いたします。    5回目となる恵文社でのPOPUPです。昨年に続き、革と冬の服。昨年は10月から11月開催でしたが、今回は12月の開催ですので暖かな冬の服をお持ちします。革は、野生皮革のバッグや小物を作るSix coup de foudre。財布、L字財布、キーケース、コインケースやポーチなど。今回の詳細内容はまだ確定しておらずお伝えできませんが、猪、熊、鹿などの野生獣に加え、牛革も製作ラインナップには含まれます。普段当店で紹介する一頭買シリーズとは異なる製品が並びます。服は、コートやニット、パンツなど暖かな冬のものを、革製品と合わせるイメージでお持ちします。昨年のイベントでは出していないブランドも今回出品予定です。 今回もこのイベントに合わせて、滋賀県東南部にある日野町の害獣駆除により狩猟された鹿の革を使って受注会を行います。 今年9月に狩猟された鹿3頭の皮を、高見澤さんのパートナーのタンナー(皮革の鞣し・加工の工場)にお渡ししてタンニンで鞣し、3種類の革を作りました。受注会の日は、東京から高見澤さんがお越しくださり、この3枚の革を展示し受注会を行います。昨年とは全て違う色と加工でご用意しました。実物の革を見ながら、バッグやポーチ、ケースなどお好みの型を選んでいただき、革の使用箇所も選んでいただけます。 この滋賀県の猟師は、昨年も依頼した日野町の猟友会の獣美恵堂(じびえどう)。月麦の音(つむぎのおと)のこだまさんからのつながりです。通常は肉のみで廃棄する皮をタンナーに送ってもらい、革にすることができました。この革の受注製作だけではなく、革の源に遡り、同じ猟師、同じ地域で獲られた鹿肉を使った料理をご用意しています。 鹿の命。肉を食べ、皮は鞣して革にして、使う。命を全ていただく。感じる。 野生皮革という製品から遡って、革とその源をイメージできる機会になれば嬉しいです。  ↓ 12/15(日)のイベント ↓ ▼滋賀県日野町鹿革の受注会▼生活館にて12/14(土)11時〜19時12/15(日)11時〜18時 Six coup de foudre 高見澤篤さんが在店します。@sixcoupdefoudre革は、2023年9月に滋賀県日野町の害獣駆除により獲れた3頭の鹿。この鹿皮をタンニンで鞣し、「黒染め」「墨染め」「ヌメ」、3枚の革をご用意しています。(写真3枚目)実物の革を見て、どの部位を使うか、どの型を作るか、高見澤さんに相談してオーダーいただけます。 お待ちいただく場合がありますので、お時間が限られている方は、事前にPINTのDMにて予約を受け付けております。時間枠制ではありませんが、来店・退店時間をお知らせいただけましたら調整し、優先でご案内いたします。オーダー時間は、前回は20分から40分ほどの方が多かったです。 後日、完成後お渡しとなります。お渡し方法:恵文社 / PINT / 配送 ▼滋賀県日野町鹿肉の食▼COTTAGEにて 食事と喫茶11時〜18時 <月麦の音> @tumugi_no_oto鹿肉ビーツキーマカレー(サラダ付き)ホットドッグ 麻炭コッペパンと鹿肉グリーンソーセージパンデビス山羊チーズライ麦ケーキ <枯れ木に花> @karekini_hana珈琲ミルクコーヒージンジャープリンチーズケーキ焼き菓子 *コーヒー、ホットドッグ、お菓子、コーヒー豆はテイクアウト可 *蚤の市のようなイメージで、COTTAGE内に古道具や古着、器、生地などを少し販売する予定です。出店メンバーによる品物、面白いものが集まると思います。合わせてお楽しみください。 詳細は追ってまたご案内いたします。 昨年の受注会と食イベントの様子は、こちらよりご覧いただけます。

みんなの使い方 【オーダーメイド】アイアンラック(フレーム本体のみ)一覧

如何使用 [Made to order] 铁架(仅框架主体)列表

客户铁架(仅架体)实际使用示例。请参考产品页面。 [定制] 铁架(仅框架) → 041楼 经常光顾京都店的顾客。高度是根据 PINT 商店中使用的尺寸考虑的。搬新家的时候接到订单,货架板是自己用旧木头加工的。一位正在考虑未来搬家的年轻男性顾客选择了一款即使他的房子或生活方式发生变化也可以继续使用的产品。看来板子的味道会增加,期待后续吧。 【规格】 主体尺寸:高 1749mm x 宽 500mm x 深 300mm (内深:281mm)货架支撑位置(距底部位置/距底部的高度)第六级:1749mm 5级:1386mm第四阶段:996.5mm第三级:692mm第二阶段:394mm第一级:40mm * 以新规格制造*板由客户提供。 A 号宽 600 x 深 350 x 高 1800...