博客

Display Unit 榎本瑠 <アイアンフレームの飾り台セット>

Display Unit 榎本瑠 <アイアンフレームの飾り台セット>

モールテックスを使った製作をされている榎本瑠さんが、アイアンフレームを組み合わせた作品を製作くださいました。榎本瑠さんのwebサイトで販売をくださっています。   作品は、当店のアイアンフレームと、モールテックスの天板を組み合わせた飾り台です。  店主自身はアイアンフレームに木の板を組み合わせることが多いので、モールテックスとの組合せは初めて。機能も質感も好きな素材で、内装に使われるイメージが強いですが、このサイズと形のバランスが魅力を増しています。 アイアンフレームの向き3方向に合わせて、天板も3サイズのセット。天板単体でも、使い勝手が良さそうです。使い方を広げてくださり、この素材同士の組み合わせは、新鮮さもありつつ、両方の良さが引き出されているように思います。 アイアンフレームは、合わせる板で雰囲気も大きく変わります。モールテックスのこの質感との組み合わせで使うイメージが湧きましたら、ぜひこの機会にご検討ください。 アイアンフレームとモールテックスの天板のセットで、初回は9/27(金)21:00 〜 9/29(日)23:59の期間限定の販売となります。商品の詳細とご注文は、以下の榎本瑠さんのwebページよりご覧くださいませ。(本商品の当店での販売はございません)   【1セット限定 撮影使用品特別価格】Display Unit(Color:Namari) https://ryuenomoto.base.shop/items/91474947    Display Unit  https://ryuenomoto.base.shop/items/91473933   Instagramアカウント @ryu.enomoto  @ryu.display

【EVENT】MITTAN AW2024 販売会

PINTでは初めての、MITTANの販売会を開催します。 MITTANの服の残布を活用する共同企画をきっかけに、その残布の元となる数着のシャツから取扱いが始まりましたが、今では当店内の服で最もボリュームを占めるブランドとなりました。MITTANの魅力はここでは書き尽くせませんが、服に現れる美しさやクオリティの根っこにある考えや姿勢が、他のどこにも見られない強度だと感じます。素材や作り手への眼差しだったり、生産背景への責任の持ち方、修繕や染め直しの対応。単に良い服ということだけではなく、選んでくださる方は、その背景にある丸ごとを感じて受け止めてくださっているように思います。当店で初めてMITTANを知った方の心を掴み、MITTANをきっかけに当店に来てくださった方ともたくさんの素敵な出会いがありました。一つの共同企画から始まり広がって、こうして販売会を開催できることになり本当に嬉しいです。 今回の販売会では、2024AWのコレクションをご用意くださいます。開催時期はちょうど秋冬物も多く出揃っているタイミングとのこと。この機会に、普段当店では見られないMITTANをご覧いただきたいです。今回の会期中は、通常店休日にしている日曜日も2回とも営業いたします。初日はスタッフの方も在店くださいますので、MITTANを味わい尽くしてください。 MITTAN AW2024 販売会 期間:9/21(土)- 9/29(日) 13:00-18:00*MITTANスタッフ在店日 9/21(土)*期間中店休日 9/25(水) *会期中は、日曜日も営業いたします。場所:PINT  

ホテルセトレ神戸・舞子 ブレッドバスケットS

ホテルセトレ神戸・舞子 ブレッドバスケットS

  ホテルセトレ神戸・舞子 神戸と淡路島を結ぶ明石海峡大橋の袂にある海辺のホテル。瀬戸内海を望む部屋での朝食に、ブレッドバスケットS を使ってくださっています。 季節ごとに変わる4種類のパンを入れて、ルームサービスで部屋に届けられます。 この景色のホテルの部屋で、ゆっくり朝食を食べられるのは最高の時間ですね。今月からの食事のメニューが新しくなったタイミングで、ブレッドバスケットもお使いいただけることになりました。 以前から時間をかけて試用と検討を重ねていただき、選んでくださったことが特に嬉しいです。ホテルは客室から食事まで、気が遠くなるほど膨大な品目がありますが、この小さなものまで実際に使ってきちんと選ばれていて、有り難く、背筋が伸びる思いでした。この細部まで行き届いているホテルの空間と時間は、きっと特別と思います。   ブレッドバスケットS

三浦治

三浦治

新しく取扱いを始める作り手を紹介します。 三浦治さん。千葉県の九十九里浜の近くにアトリエを構え、木材のみならず、自身で拾い集めた流木や廃材などを使って、木工や家具という枠に捉われない製作活動をされています。 PINTでは、流木や廃材ではなく、栗の木で作る鏡をご紹介します。納品されたのは昨年の冬の初め。店頭のみでの販売でしたが、webでも取扱いを始めます。     三浦さんとの出会いの最初は、2020年。場所は千葉県鎌ヶ谷にあったCBPACというお店。実家の近くだったこともあって存在を知り、”店内全て千葉のもの”というコンセプトに興味をひかれて訪問しました。食べ物、雑貨、本に音楽と、ジャンルレスに選りすぐりの千葉のものが並び、羨ましくなるくらい素敵な店でした。店主の柿木さんもPINTのことを知ってくださっていて、色々お話も楽しみました。全く知らずに行ったのですが、このとき、ちょうど三浦治さんの家具の展示イベントが開催されていて、一目惚れして、京都の店用に細長の鏡を購入しました。 それからずっと店内で使っていたので、見覚えのある方も多いかもしれません。なかなか出会うことのない極端な細長のインパクトと、細い割に意外と見えるぞということで、よくお客さんからも興味を持って聞かれました。ただ、他のお店で買い物したものでしたし、取扱いや販売という発想はないまま過ごしていました。 少しずつPINTの家具未満シリーズのご注文も増えてきて、テーブル脚(2024年6月には販売予定)など新作の試作も進み始めた頃、店内で鏡を見たお客さんから続けて問合せをいただくタイミングが重なり、三浦さんの鏡の取扱いを考え始めました。鏡は世の中にたくさんありますが、この細長の鏡は他にないものだと思うし、店内で使い続けていただけにうちのお店にも合っていて、偶然ですがPINTで展開している"家具未満"らしさもあるもの。PINTで鏡を扱うなら、これ以外にないと思いました。 元々、PINTではオリジナル製作をベースにした流れや、個人的な縁からつながった作り手との取組みが多く、販売イベントや展示会、webなどで出会うことはほとんどありません。今回のように、他のお店で知るというのは慣れないケース。出会いのきっかけをくださったCBPACに、改めて相談に行きました。コロナ禍でもあったので、3年ぶりです。同じ千葉県内の野田市に拠点を移し、空間も広くなりアップデートされていました。お伝えすると、快く三浦さんを紹介くださいました。これが2023年春。その後夏に、三浦さんに会いに千葉県長生郡に行きました。   すごく天気の良い日で、降り立った駅からは、直接は見えないものの、海がすぐ近いことがわかりました。迎えに来てくださった三浦さんは、爽やかで綺麗な、ゆったりした雰囲気を纏っていて、電車を降りて感じた空気とぴったりでした。     長生郡は九十九里浜の南端で、工房を併設した家からは浜辺から近く、サーフィンと製作が中心にある暮らし。 三浦さんは家具製作の経験を積んだ後、ここに移住されて製作を始められました。最初は家具製作をメインに、だんだんと流木や古材を用いた製作の比重が高くなってきています。そうした一点ものをギャラリー展示で発表されながら、家具類の製作も続けられています。 工房で色々な作品を見せてもらいながら、海と波のある暮らしのこと、流木や廃材のこと、今とこれからの製作スタイルについてお話を聞きました。暮らしとものづくりが真っ直ぐにつながっていること、自然物や古い物など、素材や経年への温かく強い敬意を感じました。廃材で一点ものだからという意味ではなく、見たことがないものばかりで、新しいものと出会ったような感覚。でも、狙ったような感じが全くなくて、静かな、強い美しさがありました。 素材や製法においては木工家具の作家・職人という位置付けになるのかもしれませんが、色々な意味で、その枠には全く入っていないという印象を受けました。      まずPINTで取扱いを始めるのは、細長の2型と、四角の3サイズの鏡。 あまり見かけない形だけれど、奇を衒った感じは全くなくて、日々の暮らしの中にすっと馴染むような使いやすさがありつつ、ものとしての存在感もある。 栗の無垢材を使い、黒系色はカシュー塗料、グレーベージュ系色は鉄媒染。鉄媒染は塗料ではないため色の安定性はありませんが、柔らかく温かみのある色と質感が出て、これも三浦さんらしさを感じます。 PINTでは取扱いの少ないインテリア、しかも初めての鏡。撮影がなかなか進まずに、店に届いてから、webで紹介するまで時間が経ってしまいました。この期間中にも、店頭ではたくさんの方にご覧いただき、そして私自身が日々一緒の空間で過ごして、やっぱりこの鏡だ、と改めて強く感じています。 京都の店舗では、全種類ご覧いただけます。撮影・店頭にある現物は展示品として、ご注文後に製作し、三浦さんから直送という流れになります。 床置きで立て掛けても、壁に掛けても。各型、大きすぎないサイズと形なので、今の空間の中に加えて、楽しんでいただける鏡です。   三浦治|鏡 一覧     三浦治さんのinstagram @osamumiura_...

ミュルミュール MITTAN×PINT / 端切れパッチワーク / カディ

ミュルミュール MITTAN×PINT / 端切れパッチワーク / カディ

 MITTAN×PINT / 端切れパッチワーク / カディ  の使用例を紹介します。     京都の西陣にある焼き菓子店のミュルミュール 姉妹お二人で営まれている、週2日のみのお店。店内の半分は厨房で席数は少なめ、お菓子のテイクアウトと予約制のカフェがあります。タルトタタンが看板商品の人気店で、2021年秋のオープン以来、2年半ほど使ってくださっています。     京都らしい細い路地に面した開口部は、木製枠のガラス引き戸と窓。光がよく入り、引き戸と窓それぞれにサイズを合わせて、カディの端切れパッチワークを2枚作りました。 パッチワーク布のサイズは、 引き戸用:幅185cm×高さ130cm窓用:幅175cm×高さ90cm     引き戸用にはカーテンクリップを付け、天井に付けたJ字型のフックにクリップを掛けて使用。4ヶ所のクリップを付けて、J字フックは等間隔に配置し、掛け方を変えることで、3段階に調整できます。   close時や西日が強く差し込むときには4つに掛けて一枚全部。   open時、お客さんの出入りができるように引き戸1枚分のスペースをあけるときには、半分に。   季節や時間帯によって、光を取り込みたいときにはそのまた半分に。   カーテンレールのないすっきりした見た目ながら調整もできる、スマートな使い方でした。古い家屋のため天井がそこまで高くなく、手を伸ばしてさっと掛け替えられるので、小まめに変えて使われているそう。 このパッチワーク布は裏側はあえて端切れの裁断面はそのまま切りっぱなしにして、生地の表情を楽しんでもらえる仕様にしています。この折り畳み方式だと、畳み具体によって表と裏の出方が異なるので、この特徴も活きていて嬉しいです。 窓用は、窓の上の壁面に付けたフック3箇所に、同じクリップを付けて掛けています。こちらもフックは等間隔に配置してあり、調整が可能です。    ...

木間服装製作の修繕

木間服装製作の修繕

chinapantsを購入されたお客様から、自転車のチェーンに噛ませ裾部分が1cmほど裂けてしまったとのことで、修繕相談でお持込みくださいました。 写真は修繕後。同じ生地を内側から当て、同色のステッチで縫い止め補強されています。 これを機に、修繕対応を整えてくださいました。木間さん自身による修繕を承り、店頭はもちろん、遠方のwebのお客様でも配送により受付対応いたします。 修繕が必要な際は、お気軽に当店までご相談くださいませ。木間服装製作の服のみ対象で、修繕は有料になります。状態や種類により、修繕可否や修繕方法、価格は異なりますので、都度個別にご案内いたします。(今回の修繕費:1500円) 1サイズユニセックス、少数の定番型、1人で全工程を作ること、手刺繍で入れたシリアルナンバー。基本的にはオーダーで製作を行う木間服装製作に、PINTでは通常展開として取り扱わせてもらっています。その中で見えてきた木間さんの服作りの輪郭が、この修繕対応で、よりくっきりと浮き出てくるように感じます。 木間服装製作の服、着心地や合わせやすさ、素材縫製の扱いやすさから、ヘビーローテーションで着回す方も多いと思います。これまで以上に安心して、末長く着用いただけたら嬉しいです。   木間服装製作    

鹿の食事とオーダー会レポート 2023/11 恵文社イベント内

鹿の食事とオーダー会レポート 2023/11 恵文社イベント内

Six coup de foudreの高見澤篤さんのジビエ革の製作。PINTでは一頭買いの製作を継続的に依頼していて、普段から定番商品として紹介しています。 一般的な皮革製品とは異なるアプローチで製作をする高見澤さん。一頭買いとパッチワークの製作や製品の紹介と販売だけでなく、もっとその製作の前後や背景をお伝えできる機会が作れたら、ということをずっと考えていました。2023年11月に開催した恵文社でのPINT POPUPイベント内で一つの形にすることができましたので紹介します。 「ジビエ」をテーマに、革製品とその動物のつながりと営みを感じられる企画を行いました。 滋賀県日野町で狩猟された鹿を猟師さんから一頭買いし、お肉と骨を食事でいただき、皮は植物タンニンで鞣し革にして、その革を使って高見澤さんが革製品を製作。お客さんが革を見て、どこの部位を使うか、どの口金や金具を使って、どの型の製品を作るか、選んでいただけるオーダー会です。 鹿の命。肉を食べ、皮は鞣して革にして、使う。命を全ていただく。感じる。 そんな、当たり前だけれど、今、普段は見えにくくなっていることを体感できる機会ができたらと企画しました。 オーダー会、食事と順番に紹介します。    <オーダー会> 狩猟で得た天然の野生鳥獣の食肉という意味のジビエ。 狩猟された動物は、食肉として解体処理されます。ジビエ料理は広がってきていることもあり、肉は飲食店や販売用の食肉として扱われますが、皮はそのほとんどが廃棄されます。肉の処理が鮮度的にも最優先ですし、鞣しという、動物の「皮」を、革製品に使える「革」にする工程は狩猟とも食肉とも全く異なる工程です。家畜のように流通を前提とした仕組みとは異なりますし、これを活用されることも少なかったため、価値のないものとみなされ廃棄されるケースがほとんどでした。 高見澤さんは10年以上前から、この皮を活用したものづくりを続けてきました。日本各地の猟師と直接つながり、狩猟された鹿、猪、熊など野生動物の食肉の副産物としての皮を譲り受け、パートナーであるタンナー(皮革の鞣し・加工をする工場)で鞣して「革」にし、革製品を作っています。 PINTでは、高見澤さんの製品を主に一頭買いで展開してきました。鹿革(鳥取若桜町、北海道十勝など)を中心に、本イベント開催前時点では7頭目。普段は高見澤さんの革の在庫から選んでオーダーをしていますが、今回はPINTが猟師さんによる狩猟の段階から携わることができました。 2023年7月に滋賀県東南部にある日野町の害獣駆除により狩猟された鹿2頭の皮を、高見澤さんのパートナーのタンナーにお渡しして植物性タンニンで鞣し、ヌメ(左)と鉄媒染(右)の2種類の革を作りました。     この2頭の革をイベント期間中に展示し、高見澤さんにも東京から京都へお越しいただいて受注会を行いました。型紙や口金をご用意し、一枚の革のどこの部分を使うかも選んでいただけます。首の周り、背中、肩、お尻、足。銃痕もありますし、狩猟後に引きずることによる擦れ痕もあります。実際の革を見て触れながら、そうした狩猟の話を高見澤さんから聞いて、型紙や口金を当てて製作品をオーダーいただきました。普段は扱っていない口金や型もフルラインナップで揃い、内布の有無、金具の燻し加工や革ショルダー紐の捻りなど、細かなオプションも選べます。 狩猟で協力いただいたのは、滋賀県東南部にある日野町の日野猟友会の獣美恵堂(じびえどう)。今回の狩猟は、猟師のヨシザワさんとシマムラさん。普段は皮は廃棄されますが、今回は革作りのため、狩猟後に皮も綺麗に処理して、すぐに冷凍処理しタンナーに送ってくださり、良い状態で無事革にすることができました。 獣美恵堂は、今回の企画の食事を担当くださった「月麦の音(つむぎのおと)」のこだまさんからのつながり。滋賀県を拠点にする月麦の音で、地元で狩猟された鹿肉を料理に使う取組みを始めたと聞いたのは昨年のこと。このときに、食と革を繋げられる今回の企画のイメージが生まれました。 この送られた皮を鞣し加工して革製品に使えるようにするのが、高見澤さんが普段からパートナーとして依頼しているタンナー。植物タンニンで鞣し、革そのものを感じてもらえるヌメ、定番人気のブラック系のダーク色(鉄媒染)の2種類でお願いしました。革、植物タンニン鞣し、鉄媒染と、それぞれが天然で全てに個体差のあるもの。塗料ではありませんので、色を決めてそのまま色が出るようなことはありません。PINTから高見澤さんにイメージと希望を伝え、タンナーさんへの加工依頼内容ややり取りはお任せし、色々な調整や仕上げも何度か回を重ね修正しながら、完成しました。微妙なニュアンスや感覚を表現するために、一つ一つの工程に狙いと正確さが必要で、経験によるイメージから導かれるもの。今回、並走することでこれを肌で感じられたのは大きな学びでした。 出来上がった革は、吊るして触っていただけるように2週間のポップアップイベント期間中展示をして、そのうち高見澤さん在店の2日間に、オーダー会を開催。革を広げ、型を選び、どの部位を使うかを型紙を当てながら仕様を決めてゆきます。高見澤さんから、狩猟のこと、部位ごとの特性のこと、金具のことなど、いろんな話をしながら、一緒に考えます。     銃痕をあえて入れて欲しいという方や、革の表情が強い部位を選ばれる方が多くて、このオーダー会ならではでとても嬉しかったです。一般的には、傷も表情もない綺麗なものを良しとされることが多いです。単に一つの表面的な原材料として、お店で買い物をするときにそう思うのは当然です。 ただ、革というのものを根っこから、そして正面から捉えると、そういうものではないもの。革を、そのまま、そのものとして受け入れて向き合う機会はほとんどないと思います。 PINTでは、天然素材のものが持つ風合いや経年変化の美しさに、日々使う中の楽しみの大きさに価値を感じ取り組んでいるので、素材自体のありのまま、芯の部分に近づけたらと考えています。そして、それを実現されている作り手と一緒に、使う人たちに伝えたい。今回、普段の販売と紹介とは違う角度で取り組めて、幸せな時間でした。  ...

赤畠大徳 EVENT 12/15 (金) 〜 12/24 (日)

赤畠大徳 EVENT 12/15 (金) 〜 12/24 (日)

赤畠大徳さんのイベントを京都店で開催いたします。 今回、通常当店でも扱っている包丁やカトラリー以外の作品も、お持ちくださる予定です(製作状況により変更の可能性あり)。通常展開している作品も約1年ぶりの入荷となりますので、ご検討の方はこの機会にお越しくださいませ。 イベント期間中は店頭販売を優先し、会期終了後にwebショップに掲載を予定しています。 また、webショップでも購入制限を設けておりますが、店頭でも同様に購入制限がございます。お一人様あたり、包丁2点、カトラリー2点までです。 一つずつ、全て赤畠さんが一人で製作されています。作る人から使う人へ、お使いいただくご本人に選んでいただけたらと願い作られています。基本的には使用される本人によるご注文に限らせていただきますので、ご理解をお願いいたします。 初日から2日間、15日と16日は、赤畠さんの奥様のパン屋さん「きりん屋」のパンの販売もあります。三重県松阪にある人気店で、自家製天然酵母の美味しいパンです。松阪のお店以外で買える機会はほとんどないので、パンだけでもお気軽にいらしてください。きりん屋さんは週に一度のみの営業のため、本イベントでの入荷も15日の午前中だけで、売切れ次第終了となります。できるだけ早くに美味しく召し上がっていただきたいため、パンは初日の12/15をお勧めします。12/15は金曜日で平日になりますので、営業時間を1時間延長して19時まで営業します。12/16土曜日も、通常より早く、午前10時から開店いたします。売切れ次第終了となりますので、売切れ時にはインスタグラムのストーリーズか投稿にて案内いたします。 https://www.instagram.com/pint_mn/ 赤畠さんも在店くださいます。ご都合合う方は、是非在店日にお越しください。   12/15 (金) 〜 12/24 (日)営業時間 13-18時 <初日と2日目のみ以下の通り営業時間を変更>*15 (金) 13-19時*16 (土) 10-18時*期間内店休日 12/17(日)20(水)*24は日曜日ですが営業します 赤畠大徳さん在店予定日12/15 (金)  14時前後〜閉店19時12/16 (土)  開店10時〜14時前後 購入制限:お一人様あたり 包丁2点・カトラリー2点 まで

Nymphs EVENT

Nymphs EVENT

京都店にて、昨年に続きNymphsのイベントを開催します。普段は扱っていないジャンルのジュエリーですが、前回、PINTが紹介するならやっぱりNymphsで間違いないのだと感じました。素材、佇まい、在り方。道具や服とはまた違い、言葉にできる部分がとても少なくてし難いので、是非期間中店頭でご覧いただけたら嬉しいです。 写真はサファイア。ルース(石)から選んでいただき、製作するオーダー品。林さんの在店日には、サイズ、石、デザイン、加工など様々な製作相談いただけます。Nymphsは18金を使うので、量に応じて相応の価格になりますが、量や厚みを調整することで、デザインと価格感のバランスを取っていただくことも可能です。リングなどはサイズもありますし、予算とデザインのご希望を元に製作相談するのも最大限楽しんでいただけると思いますのでお薦めです。ご興味ある方は、是非林さんの在店日にお越しくださいませ。ご予約等は不要ですので、一度見てみたいという方もお気軽に見にいらしてください。 11/23 (木) 〜 12/2 (土) 営業時間 13-18時定休日 水・日 デザイナー林さん在店日11/23(木)25(土)12/2(土) PINT KYOTO 〒602-0855 京都府京都市上京区上生洲町221 キトウビル301号室

POPUP at 恵文社一乗寺店 10/28-11/10

POPUP at 恵文社一乗寺店 10/28-11/10

【EVENT】10/28(土)-11/10(金)会場:恵文社一乗寺店 生活館 3回目となる、恵文社でのPOPUPです。過去2回は、服と雑貨など、PINTをそのまま濃縮した内容でした。今回は、秋冬らしいユニセックスのものを中心に、服とレザー製品のみお持ちします。 野生皮革のレザーブランドSix coup de foudre、自社製品の修繕・染直しから買取まで行うMITTAN、1サイズユニセックス展開で全て一人で製作を手がける木間服装製作。独自の視点とスタンスで製作をする作り手たち。服やものから、素材や作り方にも興味を持っていただけたら嬉しいです。 今回、この会期中に「ジビエ」をテーマに、革製品とその動物のつながりと営みを感じられる企画を行います。 狩猟で得た天然の野生鳥獣の食肉を意味するジビエ。ジビエ料理は広がってきていますが、その副産物である皮はほとんどが廃棄されています。Six coup de foudreの高見澤篤さんは10年以上前から、この皮を活用したものづくりを続けてきました。日本各地の猟師と直接つながり、狩猟された鹿、猪、熊など野生動物の食肉の副産物としての皮を譲り受け、鞣して「革」にして、バッグやポーチなどを作っています。 PINTでは、高見澤さんの製品は主に一頭買いで展開してきました。鹿革(鳥取若桜町、北海道十勝など)が多く、今は7頭目。 今回はこのイベントに合わせて特別に、滋賀県東南部にある日野町の害獣駆除により狩猟された鹿の革を使って受注会を行います。今年7月に狩猟された鹿2頭の皮を、高見澤さんのパートナーのタンナー(皮革の鞣し・加工の工場)にお渡ししてタンニンで鞣し、鉄媒染とヌメの2種類の革を作りました。受注会の日は、東京から高見澤さんがお越しくださり、この2枚の革を展示し受注会を行います。実物の革を見ながら、バッグやポーチ、ケースなどお好みの型を選んでいただき、革のこの箇所を使いたいなど、そういった希望も承ります。 この滋賀県の猟師は、月麦の音(つむぎのおと)のこだまさんからのつながり。滋賀県を拠点にする月麦の音で、地元の鹿肉を料理に使う取組みを始めたと聞いたのは昨年のこと。今回はその猟師さんに依頼して、通常は肉のみで廃棄する皮をタンナーに送ってもらい、革にすることができました。 この革の受注製作だけではなく、革の源に遡り、同じ猟師、同じ地域で獲られた鹿肉を使った料理をお召し上がりいただけます。1週目はランチ、2週目はディナー。 鹿の命。肉を食べ、皮は鞣して革にして、使う。命を全ていただく。感じる。そんな、当たり前だけれど、今、普段は見えにくくなっていることを体感できる機会ができたらと企画しました。 これは高見澤さんの製作の根本にある思いでもあります。ジビエが広がる以前から、「命をいただく」という思いで、ジビエ革と名付け野生皮革で製作を行い、通常除外する傷の部位の活用や、捨ててしまうような端切れを丁寧にパッチワークするなど、形にし続けてきました。 恵文社コテージでの食事と喫茶イベント時には、動画などの資料や、様々な展示も用意します。期間中の販売や受注会はもちろんですが、食も含めて、命の連なり全体に触れていただけたら嬉しいです。製品については、受注会だけでなく、即売可能な一頭買いシリーズもお持ちします。 高見澤さんも、今回くらい食も全て連ねて伝えられるのは初めて、とのこと。ぜひお越し下さい。 恵文社でのイベントのそれぞれの詳細は、改めてご案内いたします。まず、全体の日程と企画主旨まで。 ▼POPUPイベント全体の日程10/28(土)-11/10(金)恵文社 生活館(全日程)+コテージ(食事イベントの2日間のみ) ▼滋賀県日野町鹿革の受注会 生活館にて11/4(土) 11/5(日) Six coup de foudre(シス クー・ド・フードル)高見澤篤さんが在店します。革は、2023年7月に滋賀県日野町の害獣駆除により獲れた2頭の鹿。この鹿皮をタンニンで鞣し、鉄媒染とヌメ、2枚の革をご用意しています。実物の革を見て、どの部位を使うか、どの型を作るか、高見澤さんに相談してオーダーいただけます。 後日、完成後お渡しとなります。お渡し方法:恵文社/ PINT / 配送 ▼滋賀県日野町鹿肉の食事恵文社コテージにて 10/29(日)・ランチ 11:30〜完売まで鹿肉ハンバーガー、サラダ、小鉢、鹿骨スープ <月麦の音> ・コーヒーと菓子 11時〜18時コーヒー <zawa coffee>菓子 <月麦の音> <zawa coffee> 11/4(土) ・コーヒーと菓子 11時〜16時 ・ディナー17:30-19:30 予約制(15名)7500円(税込) 鹿肉を使ったコース料理食前茶 サラダ ブルスケッタ ソーセージ ロースト ちらし寿司 シチュー デザート <月麦の音>デカフェコーヒー <zawa coffee> 予約はインスタグラムDM @pint_mnメール info@pint.mnのいずれかまで、名前と人数をお知らせください。<残り3名> 高見澤さんより最初に少し展示や製作についてお話いただき、食事は18:00 頃から19:30頃までの予定です。食事中の飲み物はお茶をご用意してあります。たまたまいただきものの赤ワインがあるので、その一本だけお持ちしますが、基本的にアルコールドリンクはありません。 当日、現地で受付時に7500円(税込)のお支払いをお願い致します。