新しい作り手、Cotomonoを紹介します。
2021年11月、2022年10月に京都の店舗でポップアップイベントを開催しました。1回目のイベント以降、一部商品を実店舗でのみ紹介していましたが、先日2回目のイベントを終え、この度、webショップでも販売を始めることにいたしました。
Cotomonoとの出会いは、共通の知人である、カメラマンの中田さん(伏見の写真館これから)による紹介でした。
それまで、バッグをはじめとする布小物ジャンルについては新たに取扱う予定は全くなかったのですが、Cotomonoはいわゆる布小物や袋物と呼ばれる領域を越えて、というよりもそういった境は何もないまま、いわゆるバッグとは全く違うものを作っているような印象を受けました。
型のないこと、使い手の自由さがあること。
深く潜って得た考えと感覚、それをものという形に表して、作る。その流れのどこをとっても、たしかで、しなやかな強さがある作り手でした。
メインの素材である布の柔らかさや、色柄使いの明るさや楽しさがありながらも、そういった研ぎ澄まされたシャープな空気感も持ち合わせた、不思議なもののバランスに魅力を感じました。
これまで、Cotomonoは布素材を中心に、バッグをはじめ袋状のカタチを作り続けてきました。その経験を経て今辿り着いたのが、この「三角まとう」です。
「三角まとう」の商品詳細、写真やCotomonoによるテキストは、以下の一覧ページよりご覧ください。ご紹介しきれない情報など、本文最下部に外部リンクをつけますので、合わせてご覧いただけましたら幸いです。
Cotomono|三角まとう 一覧ページ
商品ページの着用写真は、Cotomonoの作家自身がモデルとなり、PINTで扱っている服と合わせて、初回のイベント時にPINTで撮影しました(撮影:中辻亮)。三角まとうのwebやリーフレットにも使ってくださっています。三角まとうの自由さと楽しさ、背筋が少し伸びるような気持ち良い緊張感が、そのまま、そこに居るメンバーを通じて空間にも満ちていました。ものの持つ力を感じた、心地良い不思議な時間でした。
形や生地の柄素材使いのバランスから、和も洋の雰囲気も合わせ持っていて、時代や性別の境も感じさせない「三角まとう」。
視点と作りという点においては、東洋的な、型のないものですので、和服のように身体の形によってカタチを変えます。
そして、着方・付け方・持ち方や、合わせる服によって、もっと幅広い表情を見せてくれます。
商品ページの着用写真もご覧いただき、是非、イメージを膨らましてみてください。
PINTがずっと考え続けている、「ものとの関係性」を、一つ、新しく鋭い視点で見せて表してくれたように感じています。
「三角まとう」を通じて、皆さんにも同じような感覚や楽しさと出会ってもらえたら嬉しいです。
・三角まとう web
https://cotomono33.base.shop
・三角まとう movie _ long version * English subtitles
https://www.youtube.com/watch?v=1e7MG2qKVck
・三角まとう movie _ short version
https://www.youtube.com/watch?v=rZB7uFsBTic&t=67s