職人と出会う旅 〜三重、滋賀、京都〜 1日目

こんばんは、Pint!の中地です。

先週は、三重〜滋賀〜京都を旅してきました。

1日目、夕方に東京を出発、夜に三重県にて宿泊。
明日からの予定にわくわくしながら就寝。。

翌朝は、ギャラリーショップの而今禾さんを訪れてみたいのと、古い宿場町の町並みが残っているという関宿へ。
古い素敵な町並みです。漂う空気が違います。

町家や宿の資料館、博物館が、古い民具が残されており、すごーく興味深かったです。

Pint!をはじめたとき、意識していたのが古い民具。
イメージとしては民芸よりももっと前、自らの生活のために、自らの身の回りの素材を使って、
自ら道具を作る。
まさに民の道具です。
こういう道具は、シンプルさと機能美に溢れていて、力強さを感じるのです。
これから、インスピレーションと言わなくとも、民具のお話は、これからたくさんアップしてゆきたいと思います。

町家で見られた民具は、例えばこんなもの。

箱階段。
文字通り階段になっているのですが、その階段下は、このように箪笥や収納になっています。
1段毎、箱を積み重ねるイメージで作られた超合理的な空間設計です。
憧れの箱階段、生で見られて興奮!

障子も大好きで、美しくうっとりします。
デザインも様々。

宿は関宿の中でも人気だったという玉屋旅館。
なんと、寝室が再現されています。

のみ避けの意味も兼ねて、布団は藍染めを使っていたらしいです。
なんとも贅沢。
そしてかっこいい!
旅の道具も少なく、シンプルイズベスト。
すごく憧れます。

こんな、素敵なものや昔のスタイルとの出会いと学びがたくさんありました!
お仕事につながりそうなお話も。
夏迄には発表出来る予定です。

もう一つの目的だった而今禾さん訪問(完全に一般客としてです)も、すごく素敵な空間でした。

関宿、皆様にもおすすめです。

中地