藍染め 〜その1. 工房訪問〜

先週末は、藍染め職人さんの工房を訪ねてきました。

なぜ藍染めかというと、今、Pint!のリネン製品の染めを計画中なのです。

藍染めというと、みなさんどんなイメージをもたれますか?
デニムや、型染めの手ぬぐい、などが多いと思います。

まず、藍染めと一言で言う中にも、天然藍と化学藍に分かれます。
いわゆるデニムなどのインディゴは、化学藍。
日本でも昔から使われている、ジャパンブルーとも言われる色は、天然藍によるものです。

Pint!ではもちろん、天然藍の藍染めでものづくりをしたいと考えています。

最初の計画は、Pint!のオーガニックリネンハンカチの染め。
オーガニックリネンの素材を活かすという意味で、リネンの職人さんも、あえて染めを行わず、
今は生成り色と天然晒をしたオフホワイトのみ。
オーガニックを活かしたまま、良い染めができないかなぁと考えていました。

折角のオーガニック素材を活かしたいという思いと、
日本の伝統的な素材と、日本の伝統的な染めを掛け合わせてみたいという思い、
そして今も天然藍で染めをされている職人さんとの出会いにより、
このプロジェクトが始まりました!

天然藍は、化学藍のインディゴとも性質は異なっていて、普段使いにも適している、
魅力がたくさん詰まっていました。
このあたりは、もっと勉強しながら、お伝えしてゆきますね。
職人さんと一緒に、良いものを作れるように頑張ります。

発売は夏頃予定です。
天然藍は発酵が必要で、5月頃からしっかり安定して染めが行えるようになるらしいんです。
こんなところも、個人的にぐっときます。

藍についてと、製品化の進捗は、引き続きレポートしてまいりますので、お楽しみに!

坂由香里さんに本藍で染めていただいた絞り柄ハンカチ、限定個数で販売開始しました。
Pint!の本藍染めオーガニックリネンハンカチ 蛍