レザーショルダーバッグ black <S>フタつき
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シンプルなレザーのショルダーバッグに、フタ(フラップ)つきが加わりました。
元のフタなしのショルダーバッグに、フタを同素材で加えています。本体と同じ一枚革を縫製してかぶせる形になっています。マグネットやホックはありません。雨天時も安心ですし、電車やバス移動が多い方にも。
フタなしのサイズはS、L、XLの3サイズ(Mはなし。トートバッグのサイズ展開と比較しやすいよう、このようにしています)ですが、フタありはS、Lの2サイズのみ。XLのフタありも試作試用を行いましたが、サイズと形から、あまり上手くマッチしなかったためありません。
こちらのLサイズは、縦横どちらでもA4サイズが入るので、十分な収納力があります。LとXLは、Sよりも、ショルダー紐を本体サイズに対して短めに作っています。
素材の味わいがたっぷりの革素材を使い、革を漉くことで重量も見た目も軽い厚みにして、ざくざくっと入れられる形と大きさ。かっちりしすぎず、ハードすぎず、素材の経年変化をダイレクトに楽しめます。
一番の特長は、レザーの素材。タンニン鞣しの牛本革を使っています。牛革の場合、原皮はほとんど輸入と言われていますが、こちらは原皮も日本の牛で、鞣しは国内でも有数の産地である姫路です。
やや荒めのワイルドな雰囲気。あまり見かけない風合いです。もともとは分厚く重い、ハードな印象の革ですが、それを漉く(薄くする)ことで、重量も見た目も軽くなり、印象が和らぎました。
最初はマットな少し乾いたような質感ですが、使い始めると、すぐに艶が出てきます。経年変化が早く大きく、0から育てるのを楽しめる革。特にメンテナンスをせずにお使いいただいても、十分綺麗に育ちます。ときどき乾いた布で拭くと、艶が増します。もちろん、オイル等でお手入れしていただいても全く問題ありませんが、少し硬めになる場合もありますので、目立たない場所でお試しいただいてからをお勧めします。
レザーの質感と、ラフに、タフに使えるざっくりとした感じを残したくて、ショルダーもできるだけパーツ部品は使わないような仕様にしています。
ショルダー紐は、ダブルリングのベルトにヒントを得て作りました。調整できる幅は大きくはありませんが、お好みに合わせて長さを調節していただけます。
内布なしの、革をシンプルに縫製した作りです。内側にポケットが1つ付いています。
▼写真
*1枚目写真は肩掛けにしていますが、本来、斜め(タスキ)掛けを前提にしたショルダー紐の長さです。斜め掛けをしたサイズ感は、最後の写真2枚をご覧ください。フタなしの写真ですが、バッグの長さやサイズは同じです。
▼サイズ比較
XL
本体|口幅50×高さ35×マチ15cm
ショルダー紐|幅3×長さ92cm
L
本体|口幅41×高さ35×マチ8cm
ショルダー紐|幅3×長さ78cm
S
本体|口幅25×高さ22×マチ6cm
ショルダー紐|幅3×長さ114cm
▼素材
本革のため、天然素材です。中でもこちらの革は、特に表情が豊かで個体差も大きな革です。革の表情であり長所と考えており、この質感を活かして、使い込み育てるようなものにしたいため、使用上の強度等で問題のない部分は使用しています。大きな傷や薄すぎる箇所など、使用上支障を来す可能性のある部分は製作時点で除外していますが、製作しお届けしているものは全て良品判断になりますので、予めご了承ください。
この革の表面の質感の特性上、製作時のミシン跡が残る場合がありますが、使用するうちに消えます。革の製作・仕上げ工程に白っぽく見える箇所が入ることがありますが、これも使い始めて艶が出るにつれ、目立たなくなるか、無くなります。シワや縞に見える箇所が入る場合もありますが、これも同様です。
PINT レザー 経年変化記録
ご注文前に、在庫品の簡易写真をお送りすることはできますので、お気軽にお問い合わせください。
<PINTレザーシリーズ>
本革を仕入れ、nasturtiumの大澤さんの縫製を依頼してオリジナル製作しています。
・タンニン鞣しの本革
・経年変化が特に楽しめて、メンテナンスをしなくても良い風合いに育つ種類の革
・シンプルな構造と形で、使い方の自由があるデザイン
という考え方で作ります。
革を探すところからスタート。革という素材としての雰囲気と質感がしっかりとしていて、経年変化が深く出そうで、でも重すぎず、ハードすぎない、そんな革を求めて、何軒も革屋さんをたずね歩きました。
使うたびに楽しい、経年変化をする革を探していたので、もちろん本革で化粧的な加工がされていないというのが第一条件。また、鞣しの方法も、やはり化学的なクロム鞣しよりもタンニン鞣しのほうが、経年変化が深く出ます。革は本当にたくさんの種類があるのですが、意外とこうして探してみると出会いがなく、なかなか見つけることができませんでした。
この革は、革屋さんの片隅にごろんと巻かれて置いてあった牛本革。国内の原皮、鞣しで有名な兵庫県姫路で鞣し加工された姫路レザーです。かなり硬めだったのですが、他の革とは存在感が違う雰囲気で一目惚れした革。傷も多そうで、不安定そうな空気感はあるのですが、魅力でした。
結構厚みのある革なので、これを漉いて薄くして使っています。
同じ革で、ミニマムレザーケース 4サイズ、ミニマムウォレット、トート・ショルダーバッグがあります。
色は黒、シンプルな形、薄く漉いて作ることで、素材が強くなりすぎないようなバランスで作っています。
【素材】
牛本革 姫路レザー
【サイズ】
本体|口幅25×高さ22×マチ6cm
ショルダー紐|幅3×長さ114cm
*ショルダー紐は114cmから134cm程度まで調節可能です。
【仕様】
フタ(フラップ)つき
内ポケット1つ
【製作】
nasturtium
【お取扱いについて】
・他の革製品と同様、水に濡れた場合は、移色やシミになる場合があります。市販の革用の防水スプレーをかけると、その程度が抑えられます。防水スプレーの使用方法に準じて、ご使用ください。
・お手入れについては、この革特有の注意事項は特にございません。一般的な革製品と同様になります。
ご不明な点がありましたら、お気軽にご相談くださいませ。
*よくあるご質問・補足コメント*
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・フタなし → レザーショルダーバッグ black <S>
・天然の革で、特にこちらの革は表情が豊かで強い素材ですので、個体差があります。大きな傷は避けて製作していますが、堅牢度に問題のない箇所は使用し、入る可能性があります。特に表には出ないよう避けるようにしますが、裏には入る場合があります。この表情も含めてこの革の魅力と考えていますので、使用や堅牢度に支障のない箇所については、そのまま使っています。プレーンな綺麗さや見た目が均一なものをお求めの場合は、ご希望に合わない可能性があります。心配な方や、気になる方はご注文前にお問い合わせくださいませ。在庫品の簡易写真をお送りいたします。