ずっとやりたかった、使い手と作るものづくりプロジェクト。かぐれさんと共同開催できることになりました。(追記;そのため、名称が「かぐこラボ」になっています。この後、Pint!のみんなのどうぐとして名前を改めます)
一般の使い手の皆さんと一緒に1つの製品企画を行なう、新しいものづくりの形です。
拭き漆の器を知り、その道を素材から辿りながら、職人さんにもお越し頂いて、数ヶ月掛けて皆で一つの器を作り上げることが今回の企画のメインテーマ。
毎日使いたい手の平サイズの器を皆で考え企画し、職人さんに作っていただきます。
全5回のうち、最初の回がついにスタートしました。
日時:2014年7月12日(土) 11:00〜12:30 場所:かぐれ表参道店
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第1回目のテーマは、まさに出発点の「素材」について。漆器なので、「木」についてです。雑貨や器の企画でここまで遡ってご紹介できる機会は滅多にないので、気合いが入ります。
参加者は7名。皆さん、柔らかな雰囲気の方ばかりで、初めてお会いするにも関わらずスタートから和やかな空気でした。今日は急用で欠席の方もいらっしゃいましたが、このメンバーで、残り4回、器を一緒に作ってゆきます。楽しみです。
参加者は7名。皆さん、柔らかな雰囲気の方ばかりで、初めてお会いするにも関わらずスタートから和やかな空気でした。今日は急用で欠席の方もいらっしゃいましたが、このメンバーで、残り4回、器を一緒に作ってゆきます。楽しみです。
講座でもワークショップでもないこのイベント。座学にならないように、「素材」を「知る」ではなく、「触って感じる」ことに重点を置きながら、紹介しました。
まずは、日本の木の歴史をさらりとご紹介。日本では古くから木は身近で豊富な資源であり、食料(木の実)、道具、建築など、様々な用途に使ってきました。木の中にも様々な種類があり、特性があるのです。この木のサンプルを並べて、木肌、木目、色、重さ、硬さの違いを触って感じていただきました。
この同じ大きさの木のブロックでも、一番軽い木と重い木では、重さは3倍近くの開きがあるのです。重さや硬さなど、木の特性を見極め、最適な形で木は活用されています。まさに適材適所です。
まずは、日本の木の歴史をさらりとご紹介。日本では古くから木は身近で豊富な資源であり、食料(木の実)、道具、建築など、様々な用途に使ってきました。木の中にも様々な種類があり、特性があるのです。この木のサンプルを並べて、木肌、木目、色、重さ、硬さの違いを触って感じていただきました。
この同じ大きさの木のブロックでも、一番軽い木と重い木では、重さは3倍近くの開きがあるのです。重さや硬さなど、木の特性を見極め、最適な形で木は活用されています。まさに適材適所です。
次には、「道具」としての木製品。民俗学的な分類方法の一つですが、技術別に5分類に分けて、サンプルとともにご覧頂きました。こちらも全て実物を触っていただけます。
Pint!とかぐれさんの商品ラインナップを足すと、全てが揃いました。一覧で、分類で見られる、もしくは案内される場はなかなかないと思います。木製品の道具の歴史をご紹介しながら、実物に触れ、その生まれ方や作り方に思いを巡らせました。
Pint!とかぐれさんの商品ラインナップを足すと、全てが揃いました。一覧で、分類で見られる、もしくは案内される場はなかなかないと思います。木製品の道具の歴史をご紹介しながら、実物に触れ、その生まれ方や作り方に思いを巡らせました。
今回の企画で作る拭き漆の器は、「挽物(ひきもの)」と呼ばれる技術。この特長や、製作の制限、かかる時間など、ものづくりの制約を共有して、次の第2回目に続きます。
第2回目は「かたち」について。テーマの毎日使いたい手の平サイズの器を、皆で考えます。木だけではなく、普段使っている器を持寄り、他の素材の器も見ながら、器のかたちを考えます。
2週間後の第2回目が今から待ち遠しいです。
中地
第2回目は「かたち」について。テーマの毎日使いたい手の平サイズの器を、皆で考えます。木だけではなく、普段使っている器を持寄り、他の素材の器も見ながら、器のかたちを考えます。
2週間後の第2回目が今から待ち遠しいです。
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