みんなのどうぐ#08 パンなリネンバッグ
使う人が、PINTと作り手と共に、いまの暮らしの中で本当に使いたいものを考える。現代の民具をつくる「みんなのどうぐ」プロジェクトの第8弾。PINTが京都に移転してからは、初めての開催です。(みんなのどうぐ) 京都は、美味しいパン屋さんがたくさんあり、消費量も多いと言われるパン好きな街。パンが大好きで買うことも多いけれど、持ち帰るときに潰れたり、ビニール袋で湿気ったりしてしまう。そんな悩みから、「みんなのどうぐ」で”パンのためのバッグ”を作りたいというリクエストをいただきました。 メンバーは、リクエストをくださった四条大宮にある雑貨店”sumao”のはまやさん、パンの水先案内人”painlot”の山田さん、募集して集まった7名のパン好きの皆さん。はじめましての1回目から、3ヶ月の間に全5回集まってバッグを作る、臨時の製品企画チームです。 毎回、会場のPINTに集まって、パンへの愛を語り、買って持ち帰るシーンを思い浮かべながら、かたちと仕様を考えます。どうやったら美味しく持ち帰れるか。パンは日々買うから、いつも持ちたくなるようなものにしたい。 サンプルを何度も作って、持ち寄ったパンを入れて、交代で使ってみて、また直して。繰り返して出来上がったバッグは、他にない独特な形になりました。 毎回の会議の後は、それぞれが持ち寄ったおすすめのパンで食事会。美味しいパンを皆で食べ、一丸となって楽しく作ることができました。 「パンなリネンバッグ」というのも、完成後に皆で考えてつけた名前。京都らしく、”はんなり”をかけて、「”パンなリ”ネンバッグ」と名付けました。 パン好きが考えた、パン好きのためのバッグです。 パンなリネンバッグ(みんなのどうぐ #08) ▼仕様 パンなリネンバッグ(企画製作期間:2018年9月-11月/全5回) 素材 本体:リネン100% 紐:リネン100% サイズ 幅40cm×奥行き16.5cm×高さ30cm ▼企画概要 企画メンバー ゆうこさん、あゆみさん、なおこさん、ふみこさん、あいこさん、たかこさん、めぐみさん、まことさん、あかねさん 撮影 山田慎、市野亜由美、丸井優子 製作 PINT special thanks sumao、painlot、marron’s kitchen、月麦の音 メンバー募集はfacebookで公募しましたが、半日でいっぱいになりました。一般募集にも関わらず、食を仕事にする方が多く、デザイナーやライターさんもいらっしゃるというメンバー構成。デザイナーの林愛子さんには、本製品のリーフレットも製作いただきました。(PINT京都の店頭、PINTwebショップご注文時の同梱、sumaoで配布しています) 最初に声をかけてくださったsumaoのふみこさん パンを知り尽くすパンマニアとしてのアドバイスを求め、参加いただいたpainlotのまことさん 毎回、持ち寄りのパンと合わせて料理を作ってくださったmarron’s kitchenなおこさん 4回目会議ではパンを焼いてきてくださった月麦の音のたかこさん 5回目会議でコーヒーを淹れてくださったあかねさん 5回目会議でタルトタタンを焼いてきてくださったlemurmureのゆうこさん 打上げでお店を使わせてくださった、まつはのめぐみさん...