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【EVENT】恵文社POPUPイベント 2024/12/7-27

【EVENT】恵文社POPUPイベント 2024/12/7-27

恵文社POPUPイベント @keibunsha_books12/7(土)- 12/27(金)会場:恵文社 生活館 ✳︎14(土)15(日)は同会場にて、Six coup de foudre(シス クー・ド・フードル)の高見澤篤さんが在店し滋賀県鹿革の受注会を行います。また、15(日)は恵文社COTTAGEだ、同じ滋賀県の猟師による鹿肉を使ったランチと喫茶イベントを終日開催いたします。    5回目となる恵文社でのPOPUPです。昨年に続き、革と冬の服。昨年は10月から11月開催でしたが、今回は12月の開催ですので暖かな冬の服をお持ちします。革は、野生皮革のバッグや小物を作るSix coup de foudre。財布、L字財布、キーケース、コインケースやポーチなど。今回の詳細内容はまだ確定しておらずお伝えできませんが、猪、熊、鹿などの野生獣に加え、牛革も製作ラインナップには含まれます。普段当店で紹介する一頭買シリーズとは異なる製品が並びます。服は、コートやニット、パンツなど暖かな冬のものを、革製品と合わせるイメージでお持ちします。昨年のイベントでは出していないブランドも今回出品予定です。 今回もこのイベントに合わせて、滋賀県東南部にある日野町の害獣駆除により狩猟された鹿の革を使って受注会を行います。 今年9月に狩猟された鹿3頭の皮を、高見澤さんのパートナーのタンナー(皮革の鞣し・加工の工場)にお渡ししてタンニンで鞣し、3種類の革を作りました。受注会の日は、東京から高見澤さんがお越しくださり、この3枚の革を展示し受注会を行います。昨年とは全て違う色と加工でご用意しました。実物の革を見ながら、バッグやポーチ、ケースなどお好みの型を選んでいただき、革の使用箇所も選んでいただけます。 この滋賀県の猟師は、昨年も依頼した日野町の猟友会の獣美恵堂(じびえどう)。月麦の音(つむぎのおと)のこだまさんからのつながりです。通常は肉のみで廃棄する皮をタンナーに送ってもらい、革にすることができました。この革の受注製作だけではなく、革の源に遡り、同じ猟師、同じ地域で獲られた鹿肉を使った料理をご用意しています。 鹿の命。肉を食べ、皮は鞣して革にして、使う。命を全ていただく。感じる。 野生皮革という製品から遡って、革とその源をイメージできる機会になれば嬉しいです。  ↓ 12/15(日)のイベント ↓ ▼滋賀県日野町鹿革の受注会▼生活館にて12/14(土)11時〜19時12/15(日)11時〜18時 Six coup de foudre 高見澤篤さんが在店します。@sixcoupdefoudre革は、2023年9月に滋賀県日野町の害獣駆除により獲れた3頭の鹿。この鹿皮をタンニンで鞣し、「黒染め」「墨染め」「ヌメ」、3枚の革をご用意しています。(写真3枚目)実物の革を見て、どの部位を使うか、どの型を作るか、高見澤さんに相談してオーダーいただけます。 お待ちいただく場合がありますので、お時間が限られている方は、事前にPINTのDMにて予約を受け付けております。時間枠制ではありませんが、来店・退店時間をお知らせいただけましたら調整し、優先でご案内いたします。オーダー時間は、前回は20分から40分ほどの方が多かったです。 後日、完成後お渡しとなります。お渡し方法:恵文社 / PINT / 配送 ▼滋賀県日野町鹿肉の食▼COTTAGEにて 食事と喫茶11時〜18時 <月麦の音> @tumugi_no_oto鹿肉ビーツキーマカレー(サラダ付き)ホットドッグ 麻炭コッペパンと鹿肉グリーンソーセージパンデビス山羊チーズライ麦ケーキ <枯れ木に花> @karekini_hana珈琲ミルクコーヒージンジャープリンチーズケーキ焼き菓子 *コーヒー、ホットドッグ、お菓子、コーヒー豆はテイクアウト可 *蚤の市のようなイメージで、COTTAGE内に古道具や古着、器、生地などを少し販売する予定です。出店メンバーによる品物、面白いものが集まると思います。合わせてお楽しみください。 詳細は追ってまたご案内いたします。 昨年の受注会と食イベントの様子は、こちらよりご覧いただけます。

鹿の食事とオーダー会レポート 2023/11 恵文社イベント内

鹿の食事とオーダー会レポート 2023/11 恵文社イベント内

Six coup de foudreの高見澤篤さんのジビエ革の製作。PINTでは一頭買いの製作を継続的に依頼していて、普段から定番商品として紹介しています。 一般的な皮革製品とは異なるアプローチで製作をする高見澤さん。一頭買いとパッチワークの製作や製品の紹介と販売だけでなく、もっとその製作の前後や背景をお伝えできる機会が作れたら、ということをずっと考えていました。2023年11月に開催した恵文社でのPINT POPUPイベント内で一つの形にすることができましたので紹介します。 「ジビエ」をテーマに、革製品とその動物のつながりと営みを感じられる企画を行いました。 滋賀県日野町で狩猟された鹿を猟師さんから一頭買いし、お肉と骨を食事でいただき、皮は植物タンニンで鞣し革にして、その革を使って高見澤さんが革製品を製作。お客さんが革を見て、どこの部位を使うか、どの口金や金具を使って、どの型の製品を作るか、選んでいただけるオーダー会です。 鹿の命。肉を食べ、皮は鞣して革にして、使う。命を全ていただく。感じる。 そんな、当たり前だけれど、今、普段は見えにくくなっていることを体感できる機会ができたらと企画しました。 オーダー会、食事と順番に紹介します。    <オーダー会> 狩猟で得た天然の野生鳥獣の食肉という意味のジビエ。 狩猟された動物は、食肉として解体処理されます。ジビエ料理は広がってきていることもあり、肉は飲食店や販売用の食肉として扱われますが、皮はそのほとんどが廃棄されます。肉の処理が鮮度的にも最優先ですし、鞣しという、動物の「皮」を、革製品に使える「革」にする工程は狩猟とも食肉とも全く異なる工程です。家畜のように流通を前提とした仕組みとは異なりますし、これを活用されることも少なかったため、価値のないものとみなされ廃棄されるケースがほとんどでした。 高見澤さんは10年以上前から、この皮を活用したものづくりを続けてきました。日本各地の猟師と直接つながり、狩猟された鹿、猪、熊など野生動物の食肉の副産物としての皮を譲り受け、パートナーであるタンナー(皮革の鞣し・加工をする工場)で鞣して「革」にし、革製品を作っています。 PINTでは、高見澤さんの製品を主に一頭買いで展開してきました。鹿革(鳥取若桜町、北海道十勝など)を中心に、本イベント開催前時点では7頭目。普段は高見澤さんの革の在庫から選んでオーダーをしていますが、今回はPINTが猟師さんによる狩猟の段階から携わることができました。 2023年7月に滋賀県東南部にある日野町の害獣駆除により狩猟された鹿2頭の皮を、高見澤さんのパートナーのタンナーにお渡しして植物性タンニンで鞣し、ヌメ(左)と鉄媒染(右)の2種類の革を作りました。     この2頭の革をイベント期間中に展示し、高見澤さんにも東京から京都へお越しいただいて受注会を行いました。型紙や口金をご用意し、一枚の革のどこの部分を使うかも選んでいただけます。首の周り、背中、肩、お尻、足。銃痕もありますし、狩猟後に引きずることによる擦れ痕もあります。実際の革を見て触れながら、そうした狩猟の話を高見澤さんから聞いて、型紙や口金を当てて製作品をオーダーいただきました。普段は扱っていない口金や型もフルラインナップで揃い、内布の有無、金具の燻し加工や革ショルダー紐の捻りなど、細かなオプションも選べます。 狩猟で協力いただいたのは、滋賀県東南部にある日野町の日野猟友会の獣美恵堂(じびえどう)。今回の狩猟は、猟師のヨシザワさんとシマムラさん。普段は皮は廃棄されますが、今回は革作りのため、狩猟後に皮も綺麗に処理して、すぐに冷凍処理しタンナーに送ってくださり、良い状態で無事革にすることができました。 獣美恵堂は、今回の企画の食事を担当くださった「月麦の音(つむぎのおと)」のこだまさんからのつながり。滋賀県を拠点にする月麦の音で、地元で狩猟された鹿肉を料理に使う取組みを始めたと聞いたのは昨年のこと。このときに、食と革を繋げられる今回の企画のイメージが生まれました。 この送られた皮を鞣し加工して革製品に使えるようにするのが、高見澤さんが普段からパートナーとして依頼しているタンナー。植物タンニンで鞣し、革そのものを感じてもらえるヌメ、定番人気のブラック系のダーク色(鉄媒染)の2種類でお願いしました。革、植物タンニン鞣し、鉄媒染と、それぞれが天然で全てに個体差のあるもの。塗料ではありませんので、色を決めてそのまま色が出るようなことはありません。PINTから高見澤さんにイメージと希望を伝え、タンナーさんへの加工依頼内容ややり取りはお任せし、色々な調整や仕上げも何度か回を重ね修正しながら、完成しました。微妙なニュアンスや感覚を表現するために、一つ一つの工程に狙いと正確さが必要で、経験によるイメージから導かれるもの。今回、並走することでこれを肌で感じられたのは大きな学びでした。 出来上がった革は、吊るして触っていただけるように2週間のポップアップイベント期間中展示をして、そのうち高見澤さん在店の2日間に、オーダー会を開催。革を広げ、型を選び、どの部位を使うかを型紙を当てながら仕様を決めてゆきます。高見澤さんから、狩猟のこと、部位ごとの特性のこと、金具のことなど、いろんな話をしながら、一緒に考えます。     銃痕をあえて入れて欲しいという方や、革の表情が強い部位を選ばれる方が多くて、このオーダー会ならではでとても嬉しかったです。一般的には、傷も表情もない綺麗なものを良しとされることが多いです。単に一つの表面的な原材料として、お店で買い物をするときにそう思うのは当然です。 ただ、革というのものを根っこから、そして正面から捉えると、そういうものではないもの。革を、そのまま、そのものとして受け入れて向き合う機会はほとんどないと思います。 PINTでは、天然素材のものが持つ風合いや経年変化の美しさに、日々使う中の楽しみの大きさに価値を感じ取り組んでいるので、素材自体のありのまま、芯の部分に近づけたらと考えています。そして、それを実現されている作り手と一緒に、使う人たちに伝えたい。今回、普段の販売と紹介とは違う角度で取り組めて、幸せな時間でした。  ...

PINT レザー 経年変化記録

PINT レザー 経年変化記録

PINTのオリジナルレザー製品の革について、ご紹介します。 商品一覧 (PINT レザー) 革は1種類、黒1色のみです。こちらの一覧にある商品は、全て同じ革を使っています。 革についての紹介やコンセプト等は商品ページをご覧ください。 こちらでは、経年変化後の様子を紹介します。   ▼ミニマムウォレット 左:新品 右:2年(メンテナンスなし・毎日使用)   2ヶ月(メンテナンスなし・毎日使用)。ポケットに入れて使用。鍵と一緒に入れているため、その擦り傷がついています。     3ヶ月(メンテナンスなし・毎日使用)。鍵と一緒にポケットに入れて使用。2ヶ月時よりも鍵の擦り傷が目立たなくなり馴染みました。   6ヶ月 ( メンテナンスなし・毎日使用)。鍵と一緒にポケットに入れて使用。艶が増しています。      ▼レザーショルダーバッグ black <XL>     2年( メンテナンスなし・ほぼ毎日使用)。 ショルダーバッグのため、身体との摩擦もあり、艶が特に強く出ています。      ...

PINTとzawacollection No.11

PINTとzawacollection No.11

ザワさん使用のミニマムウォレット2代目、6ヶ月。艶が増してきました。 後半の写真は、ザワさんの使用例。 ザワさんの場合は領収書をたくさん入れるので、2つのマチつきスペースを領収書と小銭に使っています。 店主の場合は小銭と、頻繁に出し入れするクレジットカードを入れています。このスペースは一番取り出しやすいので。     ミニマムウォレット   ▼PINTとzawacollection  zawa coffee (instagramリンク) 撮影 ザワさん(zawa coffee) PINTとzawacollection 記事一覧 PINTとzawacollection 商品一覧

PINTと竜崇collection No.023

PINTと竜崇collection No.023

2023年春夏ものの撮影で、コーディネートに使用する際の撮影協力として竜崇縫靴店の革靴をお借りしました。 今回の撮影写真は、該当商品ページに「#PINTと竜崇collection」を付け、テキスト内に竜崇縫靴店の革靴使用の旨記載しています。   PINT KUDU gaucho    Imoco KUDU ridge    Tomo oxford black    女性モデル靴サイズ:23cm程度  竜崇縫靴店靴サイズ:sizeB   ▼PINTと竜崇collection  竜崇縫靴店 撮影 PINT PINTと竜崇collection 記事一覧 PINTと竜崇collection 商品一覧

PINTとzawacollection No.10

PINTとzawacollection No.10

レザーショルダーXL ザワさんへの別注サイズとして誕生した、別名zawaショルダー。 ザワさんのお家近くで撮影したのはしばらく前なので冬の装いですが、通勤使用現場。2年くらい使用、高頻度で使ってくださってるそう。 牛乳も卵も持ち運ぶということで超大容量。牛乳たくさんのときは5キロ以上入ることもあるらしいですが、ショルダー用に入れてある補強ステッチが効いているようでばりばり現役です。この革自体、エイジングが早く大きいですが、ショルダーバッグは身体側の面は摩擦によってツヤがめちゃくちゃ出て、経年変化が倍速します。 zawa coffee でも展示と販売していますので、ご興味ある方は是非ご覧ください。             レザーショルダーバッグ black <XL> ▼PINTとzawacollection  zawa coffee (instagramリンク) 撮影 ザワさん(zawa coffee) PINTとzawacollection 記事一覧 PINTとzawacollection 商品一覧

PINTとzawacollection No.7

PINTとzawacollection No.7

ザワさん使用のミニマムウォレット2代目、3ヶ月。2ヶ月時よりも傷がなくなって馴染みました。 柔らかめの革というのもありますし、使用して手の脂や摩擦で艶が出て、傷はもはやコーティングされてあまり見えない感じに。ちなみに、別のものですがPINT定番のろくろ挽きの栃の木皿も、油染みなどじき馴染んで目立たなってきて同じ感じに経年変化が進みます。 綺麗なままを保つべき種類のものもたくさんありますが、PINTでは基本的に使った後、変化しながら育つ物ばかりです。何も気にせず、いっそメンテナンスせずにがしがし使いたいという店主の性格と、あと、使う毎瞬間が楽しくなるので。 時間は戻せませんし、傷や染みが入ったら、同化させる方向で乗り切りましょう。というタイプのものです。同じ系統の方は、うちのお店のもの色々、たっぷり楽しんいただけると思います。   ミニマムウォレット   ▼PINTとzawacollection  zawa coffee (instagramリンク) 撮影 ザワさん(zawa coffee) PINTとzawacollection 記事一覧 PINTとzawacollection 商品一覧

PINTとzawacollection No.6

PINTとzawacollection No.6

ザワさんが使ってくださっているミニマムウォレットの2代目。 1代目を2年ほど使い、2代目の記録です。2ヶ月になりました。ポケットの中で鍵と擦れた跡がいっぱい。傷と捉えるか味と捉えるか。言葉では伝えられないのですが、密度あるけど柔らかい質感の革ですので、もちろん、味派の方に向けての革です。   ミニマムウォレット   ▼PINTとzawacollection  zawa coffee (instagramリンク) 撮影 ザワさん(zawa coffee) PINTとzawacollection 記事一覧 PINTとzawacollection 商品一覧

PINTとzawacollection No.5

PINTとzawacollection No.5

新品と、2年使用後。 ザワさんが2年使い込んだミニマムウォレット。ザワさんの使い方は、僕自身のと似ていて、気に入ったらほぼそれだけ使い続けるのと、あと、手入れしてピカピカにというよりも、自然に育つ感じが良しということでメンテナンスは特にしないという派です。メンテナンスが要るものも世の中にはたくさんありますが、PINTで扱っているものは店主がこの感じのため、ひたすら使うだけで良い味が出てくるタイプのものが多めです。 ザワさんのこのユーズド品、買い替えに伴い店で経年変化サンプルとして飾らせてもらっています。領収書をパンパンに溜め入れて使っていたらしいので、最も伸びきった状態の貴重な見本を是非店頭でご覧ください。 新しいものをまた育て始めてくれていて、この2代目では、彼の写真で成長記録をとってゆく予定です。 ミニマムウォレット   ▼PINTとzawacollection  zawa coffee (instagramリンク) 撮影 ザワさん(zawa coffee) PINTとzawacollection 記事一覧 PINTとzawacollection 商品一覧

PINTと竜崇collection No.016

PINTと竜崇collection No.016

PINTと竜崇collectionもたくさんご紹介してきました。今回と、残りもう少し。竜崇縫靴店の靴とPINTの服や道具たち。重なる部分を感じていただけたり、何か気になるものが発見できたりという手がかりになったら嬉しいです。 絹麻掛け布は名前の通り、用途を限定しない大判布。ブランケットだけでなく、小は女性が肩にかけてショール、大は寝具にも。個人的なイメージですが、ブランケットって、テイストや質感が限定されがちで、結構探しにくいイメージのあるもの。生地の良さはもちろん、使う自由度の高さが楽しいです。      MITTAN / 絹麻掛け布 小 / 紺PINT / leather shoulder bag XL (zawashoulder)   ▼PINTと竜崇collection  竜崇縫靴店 撮影 堀場崇夫・久保竜治(竜崇縫靴店) PINTと竜崇collection 記事一覧 PINTと竜崇collection 商品一覧