まとめた仕様のポイントはこちら。
▼ 01. どんな料理も盛り付けできる
毎日の食卓で使えるため、汁物も含めて、様々な料理を盛りつけられるように工夫しました
・拭き漆仕上げのため、汁物も盛り付けできます
・高さと直径から、おかずの盛り付けやデザートにも
▼ 02. 皆で料理をつつきやすい
銘々皿だけでなく、皆で共有するおかずのお皿としてもお使いいただけます。
・縁は外反りにすることで、お箸を伸ばしやすい開かれた口の印象になっています。
▼ 03. 和洋どちらの食器にも馴染む
・和洋食器どちらにも合うよう、赤と黒の漆を塗り重ねることで、明るめの茶色の色にしました
▼ 04. 手の平に気持ち良くおさまる
何度も何度も削っては触って、持ってを繰り返し、かたちを決めました。
▼ 05. スープを飲む時の口当たり
具沢山の豚汁、スープなどを飲むときに、形を工夫しました。
・縁は外反りにして、口当たりをやわらかく、すっと飲みやすくしました
▼ 06. カジュアルな見た目
漆仕上げですと、ハレの日用のイメージがありますが、毎日使える見た目に。
・和洋食器どちらにも合うよう、赤と黒の漆を塗り重ねることで、明るめの茶色の色にしました
・高台をつけると和食器の雰囲気が強くなり、高さと迫力が出やすいため、高台なしのボウル型としました
▼ 07. 毎日使っても飽きがこない
高台をなくしていますが、手で持ったときに、指がかかり持ちやすく馴染む形に。
・装飾はなく、木目が透けて見える拭き漆にしたことで、木自体のナチュラルさがそのまま出ています
・色を、合わせやすく軽い、明るめの茶色にしました
▼ 08. 指にかかりやすい
高台をなくしていますが、手で持ったときに、指がかかり持ちやすく馴染む形に。
・底面に滑らかな凹みをつけました
** 色について **
本品の色名は「茶」としていますが、赤と黒の漆を塗り重ねることで色を出しています。合成顔料を混ぜた茶色の漆ではなく、昔から伝統的に使われている2色です。拭き漆の工程も、通常は、同じ色を塗り重ねることがほとんどですが、異なる色を重ねて塗っています。
漆は、空気に触れることで酸化反応し、液体から固体になります。水分が蒸発する、一般的な乾燥とは異なります。だんだんと固まるにつれて透過するため、色が明るくなってきます。固まると変化は止まります。
通常ですと同じ色の塗り重ねのため、色が少しずつ明るく(薄く)変化します。本品の場合は、透過による変化に加え、下に塗った赤が少しずつ強めに出てきます。しばらく使った後に、本ページの写真の色味に近づき、落ち着くように塗っています。
このため、お届け時は黒の色味が強く出ていますが、ご安心ください。
ご不明点がありましたら、お気軽にお問合せくださいませ。