織りをズームで撮った写真。(写真はオフホワイト生地です)
60番手という、シャツなどによく使われる細めの糸をたっぷり使い、高密度に織り上げています。
リネンというとざっくりした糸のイメージがあるかと思いますが、ズームで撮影してもすっきりした糸であることが分かるかと思います。
紡績という、糸を作る工程の仕事が、ここに反映されます。
悪い糸ですと、高密度にしっかり織り上げることが難しいので、全行程の品質が揃って良い必要があります。
高密度で織ると、毛羽が立ちにくいことに加え、糸もたっぷり使っているので、吸水性もアップします。
また、良い糸と高密度の組合せは、滑らかな質感を生みます。
ハンカチは、毎日、そして1日の中でも何度も使うものなので、吸水性と速乾性が優れていてほしいもの。
肌触りの気持ち良さだけでなく、ハンカチとして心地よく使えるのが嬉しいです。