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【enrica】柔らかい冬衣

【enrica】柔らかい冬衣

リクエストをたくさんいただいている、enricaの洋服。本日、新シリーズをアップしました。 柔らかい冬衣 コートからパンツまで、enricaの冬アイテムが揃いました。ヘリンボーンのウール素材をメインに、裏面には肌触りが幸せなオーガニックコットンネルを組み合わせたシリーズです。軽く、柔らかく、暖かなenricaの冬衣。 寒い冬の日の服選びを楽しくしてくれる、包まれるような、纏う衣です。

【NEW】リネン帆布のトートバッグ|3サイズ

人気をいただいていたリネン帆布のトートバッグ。サイズを増やし、3サイズ展開にしました。生地は全て同じで、全てのサイズに内ポケットがついています。 リネントートバッグ|3サイズ まずは一番大きなLサイズ。ビッグトートです。なかなか販売されていないサイズのトートバッグですが、仕事でサンプルを持ち運んだり、大判の額や紙ものを運ぶ時、近くの公園に遊び道具を詰めて出かける時。意外と、大きなサイズのトートバッグをお探しの方も多いのではないでしょうか。なかなか見つからないので、作りました。 これくらいのサイズですと、薄い生地では強度が弱く適さないですが、ワークテイストの強い重い生地だとまたテイストが強くなりがち。シンプルな上質なリネン帆布生地で作ったビッグトートは、コットン帆布とはまた違ったカジュアルすぎない雰囲気です。かなり大きいので、肩にかけてお使いいただくイメージです。 真ん中のMサイズ。A4が縦にも横にも入り、マチありです。普段使いしやすい大きさ。 加工も染めもしていない、織りあがったままのリネン生地。買い物袋に、野菜など入れていただいても。 一番小さなSサイズ。いわゆるランチトートです。 サイズの工夫としては、500mlのペットボトルを入れても、ちょうど隠れる背の高さにしています。ペットボトルの頭が出るサイズも多いので、少し深めです。 高いレベルの紡績によるリネン100%糸の高密度厚地のリネン生地は、なかなか見られない珍しい生地。それだけに、使い込んでいただく中での経年変化が魅力です。シャトルリネン25HD キッチンクロスのような味のある育ち方に近いです。エコバッグではなく、メインにもサブにも、長く使えるバッグとしておすすめです。 中地

かぐれのワードローブ #01-5 REPORT 〜 2ndサンプルチェック・生地色検討〜

かぐれのワードローブ#01、いよいよデザインパターンに関する打ち合わせは第5回目で最終回となりました。この段階になると生産スケジュールの確保にも大きく影響してくるため、前回の4回目からは約2週間ほどと、短めの期間で行いました。 【前回まで】 1回目 2016/7 #01-1 REPORT 〜製作アイテム検討〜 2回目 2016/8 #01-2 REPORT 〜デザイン検討〜 3回目 2016/9 #01-3 REPORT 〜トワルチェック・生地検討〜 4回目 2016/10 #01-4 REPORT 〜1stサンプルチェック・生地検討〜 4回目までで形と生地までほぼ決定しましたが、細かなパターン修正とあわせて、生地色を検討していました。1stサンプルの生地色はブラックでしたが、色展開の際に仮にホワイトを入れる場合、染生地のブラックとは印象はもちろん、インナーの透け具合も大きく変わってきます。ということで、最も透けの可能性が高いホワイトで2ndサンプルを作成しました。透けの具合によっては、生地はこれで確定で良いのか?それとも、生地は確定して色を染め色にするか。生地を決めたあとは、何色展開にするか?どういった色パターンにするかも含め、最終決定を目指します。今回は場所を変え、かぐれ表参道で開催しました。 1stサンプルはブラック(写真左)、2ndサンプルは同じ生地のホワイト(右)です。同じ生地でも、印象ががらっと変わります。パターンの修正点、今回は3点だけですので1つずつ見ていきます。 修正ポイント1つ目は、襟ぐり。1stサンプルより、少しだけ詰めました。キャミソールやタンクトップなど、インナーが見えないよう、合わせるインナーの選択肢が広がるように。パターンのバランスと雰囲気が崩れないよう、襟の前部分を開けるのではなく幅を少し詰めることで変更しています。イメージ通りの変更反映で、こちらの仕様に確定! 修正ポイント2つ目は、共生地のベルトを30cmほど長くしました。結び方のアレンジが多少広がるように、でも長すぎず邪魔にならないような長さ。シンプルな結び方でも余りすぎず、ちょうど良い長さでこちらも仕様確定です。 修正ポイント3つ目は、ポケットの高さ。こちらは写真がないのですが、ポケット位置少し低かったので、ややポケットの高さを上げました。身長も様々なメンバーですが、違和感ない使い勝手良い位置と確認。 今回修正した全てのポイントの確認が済みクリアになったところで、生地の検討に進みます。1枚目と3枚目写真がわかりやすいですが、この生地のホワイトですと、生地の重なり部分やインナーの透けが出ることがわかりました。ホワイトの良さもあるのですが、普段着用するワードローブという視点で考えると、着用シーンやコーディネートの幅が限られてしまいそうというところが気になり、ホワイトは除外するという判断に。ホワイト以外の色は、透けは起こらなさそうです。 生地の色見本から展開色を検討。洋服単体としての綺麗さや着やすさ(合わせやすさ)、店頭での見え方、トレンドカラーやかぐれ・かぐれのシーズンカラーなど様々な角度から展開パターンを考えます。 色パターンは4色展開に決定。これから生地在庫確認と数量検討など、多少の不確定部分が残る部分がありますので、完成後の撮影タイミングで完成写真とともにご案内予定です。 ボタンも生地色に合わせて決めました。袖の雰囲気が女性らしくとても良い感じです。 もちろんワンピースだけでも着ていただけますが、長い丈のコートを合わせても。重ね着た着心地も、組み合わせも良い感じです。 ちなみにこちらのベージュのコートは、前シリーズで企画制作したenrica×かぐれ linenshopcoatです。 PINT WEB SHOPでは最終サンプルの1着のみ取り扱いしていますが(現在庫はベージュラスト1点のみ)、かぐれの各店舗でも継続販売されています。また、かぐれのwebshopではベージュ・ブラックの2色販売しています。 前回の記事でもご紹介しましたが、リネンショップコートをご購入くださり、今回のワンピースの感性を心待ちにしてくださっているお客様もいらっしゃるそう。合わせてコーディネートしていただけるのも楽しみです。...

【新入荷】enricaの冬支度

【新入荷】enricaの冬支度

2016春夏からお取り扱いを始めたenrica。お求め頂いたお客様から、次のシーズンも楽しみにしています!と嬉しいリクエストをいただいていました。ようやく撮影を終え、アップいたしました! enricaの冬支度 2016秋冬コレクションの中から、PINTではニットをご紹介します。元々ニットデザイナーとして活躍されていたenricaデザイナーの町田栄子さん。温かくも、軽く綺麗な大人らしいニットが揃いました。 enrica人気のパターンのロングの羽織りタイプや、ベビーアルパカやカシミア、セーブル素材のニット。軽く暖かく、幸せな肌触りです。暖かくも、見た目は重くならず、コーディネートを幅広く楽しめるニットが揃いました。 サイズはレディースフリーの1サイズ。今回は初めて着用カットを撮影し、サイズ感も着用イメージもわかりやすくなったと思います。enricaの大人らしい上質な素材感やシルエットが伝わればと思います。是非ご覧ください。 ▼ Pint webshop http://pint.mn/ ▼ プロフィール Pintについて ▼ Pint BLOG 人気カテゴリー 募集中イベント・イベント告知 再入荷・発売開始アイテム一覧 欠品中アイテム 入荷時期と予約受付のご案内 素材の取扱・お手入れ一覧 みんなの使い方

かぐれのワードローブ #01-4 REPORT 〜 1stサンプルチェック・生地検討〜

かぐれのワードローブ#01、1ヶ月の期間をあけて第4回目の企画会議を行ないました。 【前回まで】 1回目 2016/7 #01-1 REPORT 〜製作アイテム検討〜 2回目 2016/8 #01-2 REPORT 〜デザイン検討〜 3回目 2016/9 #01-3 REPORT 〜トワルチェック・生地検討〜 コンセプトから出発して、アイテム選定・かぐれらしいオリジナル洋服についての考察など、序盤ではじっくり時間をかけて話し合いながら、イメージを固めて進めてきました。前回の3回目では、トワルができたことにより、具体的な形として見て、触ることができました。生地はシーチング素材で仮のものとはいえ、デザインとパターンの話し合いがスピードを持って進み、おおよそのデザインパターンと生地候補まで絞り込みました。 4回目となる今回は、候補の中でも有力だった生地で、enricaの町田さんがサンプルを製作してくださいました。この1stサンプルを元に、仕様を検討・修正し、新しく選定し直した生地候補から生地を選びます。 カバーを外してサンプルを取り出して吊るして見た瞬間、皆から「さすが!!」と、嬉しそうな表情で会議ははじまりました。1stサンプルながら、デザインとパターン・縫製仕上がりで、シルエットもとても綺麗。シンプルでも美しい洋服の存在感があります。enrica町田さん、いつもながら素晴らしい仕事をありがとうございます!! まずは、いつも通り奥田さんから試着を。着るとより形がわかり、生地感も相まって綺麗です。会議は始まったばかりですが、「良い!すごく良い!」とメンバー一同さらにヒートアップ。 リネン100%で、色味が重くないブラックの生地。リネンらしくシャリ感もありながら、肌触り良い柔らかさで、上質なリネン糸を使っている感じです。大人らしい上品な雰囲気のある生地でした。 ワンピースとセットで付ける、共生地のベルト紐。この太さが絶妙なバランスでマッチしていました。こんな風にさらっと巻いて結ぶだけで、シルエットも調整できつつ、がらっと印象が変わります。(付けなくても着られますので、お好みで選べます) 皆で交代で試着を。同じ服でも、合わせる服や着る人により、様々な表情を見せます。それぞれに素敵です。前開きタイプではないので、着脱時のスムーズさも重要なポイント。着心地も含めチェックしながら、生地とパターンを集中して検討。 シルエット、ベルト紐の長さ、袖や身丈の長さ、襟ぐりなど、入念にチェック。サイズは1サイズ展開ですので、この服において、幅広く素敵に着こなしてもられるベストの形とサイズを探ります。非常に難しいポイントですが、参加スタッフも多いため皆で試着を回しながら、それぞれの店舗のお客様を思い浮かべて、じっくりと話し合いを重ねました。今回の企画の利点をフルに活かしながら、でも単なる最大公約数にならないよう、町田さんから洋服の構造やバランス面からアドバイスをもらいながら擦り合わせてゆきます。 襟ぐりの1cmだけでも、驚くほど印象は変わります。 今回のサンプル色が黒のリネン生地で、長袖のロング丈と生地面積が広いこともあり、襟ぐりを狭くすると印象がかちっと固くなりがちに。でも、体型によっては襟の空き具合が気になるかも、、、文字通り紙一重の選択です。 この検討をそれぞれの箇所に対して繰り返し、デザインとパターンの修正点を決定しました。もちろん、それぞれを順にこなしてゆけば良いことでもなく、全体のバランスを常に考えながらの調整なので、とても重要で大変な工程です。 同時に生地も検討します。町田さんが前回までの打ち合わせ内容を受けて選んでくださった今回の1stサンプルの雰囲気がとても良く、当初の予定通り、素材はリネンで進行することに。リネン生地といっても、その中で糸の番手(太さ)、色パターン、加工の違いなど様々です。今回町田さんに新たにご用意いただいた生地候補の中から、リネン生地に絞り選んでゆきます。 今回のサンプルが1stですが、次の2ndを最終サンプルとする予定です。先の仕様の修正点とともに、生地の種類と色も変えることで、すべて一緒にチェックします。この生地選びと色選びに、今回の会議の後半ほとんどの時間を使いました。 2ndサンプルで何を優先してチェックするか。生地を変えてみるのか、それとも生地は1stサンプルのものに確定して他色を確認するのか?悩みに悩んだ末、生地は今回の1stサンプルと同じ生地に決定しました。あれこれ行き来して、様々な角度から意見を重ねた末、最終的に皆の希望を一斉に取ったところ満場一致でこの生地に。 気になる色展開は、現在のところ 「3色+特別カラー1色」 という案が有力ですが、次の会議で引き続き検討しますので次回に譲ります。ちなみに2ndサンプルは、その3色のうちの1色で製作します。次回レポートでご覧いただけますので、お楽しみに。 今回も、2時間があっという間の非常に濃い会議となりました。 上の内容をもとに、細かな仕様やパターンの変更を反映した2ndサンプル(同生地の別色)を、enrica町田さんにご用意いただきます。生地の手配や生産スケジュールの確保もあるため、次回(4回目)は念のため早く行うことにして、11/2に決定しました。...

かぐれのワードローブ #01-3 REPORT 〜トワルチェック・生地検討〜

かぐれのワードローブ#01、1ヶ月の期間をあけて第3回目の企画会議を先日行ないました。 【前回まで】 1回目 2016/7 #01-1 REPORT 〜製作アイテム検討〜 2回目 2016/8 #01-2 REPORT 〜デザイン検討〜 前回までで、ワンピースの全体の空気感とコンセプト、おおまかな形としてのデザイン、生地候補までを決めました。オリジナル洋服作りの根っこの部分にあたるイメージとコンセプト作りに、おそらく通常のものづくりよりもたくさん時間をかけています。企画に関わる人数を増やし、かぐれ各店舗のスタッフとお客様の声をダイレクトに吸収し服作りに生かすためです。 今回は、enrica町田さんにトワル(シーチング生地で作った形を見るためのサンプル)を製作してきていただいていますので、これを元に形の具体的なところを詰めてゆきます。生地も、新たに候補をご用意してくださいました。 トワルサンプル。まだ生地が決まっていないため、非常にベーシックなトワルとのこと。生地が決まった段階で、また形に反映させる必要があるため、ベーシックな形で方向性を固めます。 シーチングとはいえ、言葉や絵で共有するのとは段違いに、形があるとイメージの共有が可能になります。実際に試着してみて、全体のシルエット、首周りの空き具合、腕周りの動きやすさ、ポケットの位置など、細かに検討が可能になりました。 皆で代わる代わる試着をしながら進めます。お客様はもちろん、スタッフのみなさんも体型は様々。どういったパターンメイキングと着方の提案で、お客様に紹介できるかを頭に置きながら、考えました。 おおよそ固まっていた以下のポイントを、改めて検討。 ・サイズ展開 → ワンサイズ展開 ・シルエット → ほどよく細く綺麗なシルエットラインに ・袖 → 着られるシーズンが長いよう、袖付きに これは変更なく進めることに。 他の検討ポイントを挙げてみます。たくさんあります。 ▼シルエット ・シャツタイプか、被る形か ・紐/ベルトで絞れるようにするか ・裏地をつけるかどうか ・切り替えの有無 ・ダーツ入れの有無 ・ギャザー、タックの有無 ・ポケットの形と位置 ・袖の形 ・袖丈の長さ ・カフスタイプ...

欠品中アイテム 入荷時期と予約受付のご案内

欠品中製品の入荷時期のご案内です。随時更新しています。 ご予約は、各製品ページよりお願いいたします。 「お問い合わせ 再入荷メール・オリジナル製品のリクエスト」 より、数量とともに、入荷メール希望もしくは予約注文希望の旨お知らせ下さいませ。 入荷し、製品ページよりご購入できる状態になりましたらご連絡致します。 曲げわっぱ 丸弁当箱(小) (入荷時期未定) 曲げわっぱ 丸弁当箱(中) (入荷時期未定) 曲げわっぱ 丸弁当箱(大) (10月入荷予定) –> ▼ Pint webshop http://pint.mn/ ▼ プロフィール Pintについて ▼ Pint BLOG 人気カテゴリー 募集中イベント・イベント告知 再入荷・発売開始アイテム一覧 欠品中アイテム 入荷時期と予約受付のご案内 素材の取扱・お手入れ一覧 みんなの使い方

かぐれのワードローブ #01-2 REPORT 〜デザイン検討〜

先月、かぐれのワードローブ#01がキックオフしましたが、1ヶ月の期間をあけて第2回目の企画会議を行ないました。 かぐれのワードローブ#01 (前回のレポート) 2016/7 #01-1 REPORT 〜製作アイテム検討〜 前回は、かぐれのコンセプトまで遡り、かぐれのオリジナル製品シリーズ「かぐれのワードローブ」のコンセプトと位置づけをメンバー皆で共有確認しました。その上で、かぐれのワードローブの最初のアイテムとなる今回の企画では何を作るかと考え、ワンピースに決定。かぐれオリジナルのショップコートとも合わせられて、1枚でも決まる、ワンピース。天然素材で、大人の女性がさらっと1枚着ても上品に着こなせるもの。こうした大きな空気感のようなイメージまでを固めました。 この1ヶ月間で、かぐれの皆さんには、具体的にワンピースを作るにあたってのイメージを膨らませてきていただきました。普段気に入ってきている服、かぐれで取扱のある服、雑誌や写真、形イメージを描くなど、方法は様々。enricaの町田さんは、前回の会議の結果を受けて、生地をご用意していただきました。 今回は、これらのイメージソースとたくさんの生地サンプルを元に、実際の洋服の仕様を考えます。 茂呂さん(丸の内店)が用意して下さったのがこちらのボード。写真、イラストで、雑誌の1ページのよう。来店されるお客様とのやり取りをイメージしながら、ショップコートとのコーディネート、シルエットライン、どうやってご紹介したいか、イメージを膨らませてきていただきました。イラストとデザインの力は強いです。8名いる会議ですが、この1枚のボードで、ぐっと空気の密度が高まりました。 奥田さん(表参道店)と矢澤さん(ミッドタウン店)は、普段着用されている服をお持ちくださいました。実際に着ていて優れている、もしくは気になるポイント、生地と形の相性など。形あるものを作る際に、言葉だけで共有出来るイメージは限定されてしまうので、こうした実際のものがあると、より具体的な深い仕様まで話し合えます。持ってきてくださった洋服もさすが、お洒落です。 そしてenrica町田さんからは、たくさんの生地サンプル。素材の違い、糸の太さ、織り密度、加工種類が様々な生地を揃え、エレガントな感じからカジュアル感のある素材まで選り分けてご用意くださいました。以前の仕事で、町田さんに生地調達にも同行させていただきましたが、何百〜何千という生地の中から、企画イメージに合う生地、実際に縫製し洋服として作られるまでをイメージして選別するのは大変な仕事です。 染め色は後の段階として、生地サンプルを触って、他のイメージソースと照らし合わせながら想像を膨らませます。 集まった材料を見て、触りながら、キーワードやイメージが浮かんできます。 断片的なキーワードを並べると一つの形には絞れなく膨れ上がるばかりですが、今回立ち戻るコンセプト、テーマとしては、 ●かぐれがオリジナル品として作るべきものを作る ●どういうものを自分たちが考え作るのか?それをどうお客様に伝えたいのか? ということ。根っこの部分から、もう少し服に寄って、 ●1枚でも上品に着こなせる ●ショップコートを始め、丈の長めのコートとも合わせて着られる 何度も立ち返りながら少しずつ絞ってまとめてゆきました。 このコンセプトを洋服にどう落とし込むか?ここが一番の壁ですが、enrica町田さんのアドバイスと進行で力強く進みます。 「1枚でお洒落に見えるには何が必要なのか?」 「女性らしさ、女っぽさはどのようにして作るのか?」 抜け感、メリハリの付け方など、感覚的な領域にはなりますが、具体例とともにわかりやすく伝えてくださいました。どのようにしてイメージを洋服のデザインと形にしているのか、デザイナーの頭の中を広げて見せてもらっているよう。 プロフェッショナルの知見をこんなに共有して一緒に進められるのが、改めてこの企画の醍醐味。町田さん、本当にありがとうございます。 中でも個人的に一番ぐっときた言葉が、 「シンプルな形でちゃんと見えるには、ちゃんと作らなければならない」 私は普段、洋服ではなく器などを職人と一緒に考え作っていますが、それとも通じることでした。ものとしてシンプルな形だからといって、作るのは簡単ということではないのですね。シンプルだからこそ、ごまかしがきかない、突き詰める深さが深いという感じです。また、形をコピーするのは簡単かもしれませんが、素材などは完全に同じではないわけで、やはり使う素材から出発して考え、作り手の中から出てきたものとは全然違う佇まいのものになります。 パターンやデザインは町田さんの力を借りながらも、もちろん、かぐれオリジナルとして「ちゃんと作る」ことを突き詰める覚悟は全員にあり、心は一つです。...

ケンランドリネン 夏のプラスワンアイテム ソックスとストール

暑い日が続きますが、そんな中でも人気があるのが、リネンニットシリーズ。今回はこの夏にすぐ活躍し、秋にかけても使いたい小物をご紹介します。 まずはストール。リネンニットの生地は、軽くしわにもなりにくいので、日よけにも、鞄に入れて冷房対策にも。リネン素材のため吸水速乾性も高く、アウトドアでタオルのようにお使いいただく方も多いです。 リネンニットストール | 先染め | 各色 染めの種類で2種類あります。先染めか後染め。この先染め糸を使ったタイプは、染め糸のムラが良い具合に出て涼しげな軽い印象。今の季節、このタイプが人気です。 こちらは後染めタイプ。編み上げた後に染めているので、プレーンに染まります。リネンの糸は、コットンよりも染め色が鮮やかになります。光沢のある感じはリネンならではの色で、綺麗な色味が特長です。強めの発色の良さは、ケンランドリネンらしい色のラインナップです。 リネンニットストール | 後染め | 各色 染めを語りながらも、夏っぽいので、写真はホワイト。リンクからは他のカラーも見られますので、是非ご覧下さい。 そして、定番となりつつあるリネンニットソックス(写真はレディース22-24cmの色)。シャリ感のある履き心地が本当に気持ちよいです。また、リネンの光沢と素材感から、綺麗目のコーディネートにも相性抜群です。私は、HANDROOM 5 Pocket Jeans 阿波正藍染を履くときには必ずこのリネンソックスを合わせます。コットンのソックスだとカジュアルすぎて野暮ったくなってしまい、デニムなのでシルクも合わない。リネンのグレーやネイビーのソックスが、ぴったりはまるのです。カジュアルすぎない、程よく大人な無地のソックス。シンプルなソックスは、糸と染めが大事です。 リネンニットソックス(22-24cm) 各色 リネンニットソックス(25-27cm) 各色 再入荷し、欠品していたカラーも全て揃っています。 夏のプラスワンアイテム、いかがでしょうか。 中地   ▼ Pint webshop http://pint.mn/...

enrica linenpants white×gray

これからの季節にお勧めしたいenricaのお勧めアイテムです。 enrica linenpants white×gray シンプルに白のトップスと合わせて。夏の大人らしいスタイリングに活躍間違いなしのパンツです。リラックスしたワイドシルエットながら、上品な雰囲気があるのは生地とパターンのバランスの良さ。 生地と裏地の写真付きでご紹介していますので、製品ページを是非ご覧下さい。 中地