PINTでは初めて、新しくリリースするレザーアイテム。レザー小物を作られる職人はたくさんいらっしゃるので、PINTならではの視点で考えました。今後、レザーのものも展開してゆきたいと思いますが、その第一弾シリーズがこちらのミニマムレザーケースシリーズ。
このシリーズは、
・革素材自体が特徴的で面白いこと。
・経年変化が楽しめるように、タンニン鞣しの本革を使う
・シンプルな構造と形で、使い方の自由があるデザイン
・丁寧で綺麗な縫製
ということを考えて作りました。
かたちは、とても単純な構造で、シンプルな封筒型のケース。本体は1枚の革を折り、縫製して作っていますので、構造もシンプル。パーツもホックの留め部分だけが内側に出ているだけです。ホックも、厚みを抑えた薄いものを使っています。
そのため、本体の重さが軽く、仕切りなどもないミニマム構造のため余計なスペースもなく、自由に使っていただけます。シンプルすぎて「商品になりにくい」と言われる類の製品ですが、こういうものが欲しかったので作りました。
ミニマムな牛本革のカードケースです。名刺、カードが入ります。マチはないですが、革を薄く漉いているので、硬さはなく、多少は中身の形に沿って膨らむくらいの柔らかさです。厚めの名刺で15枚程度、薄めの名刺で20枚程度入ります。シンプルな形ですので、カード入れとしてもおすすめです。
サブポケットはないので、1方向からの出し入れのため、シンプルです。名刺入れや財布など、方向や向きが分かれていると使いにくく感じることが個人的にはあるのですが、シンプルゆえの使いやすさがあります。
ご自身の名刺を入れたり、財布に入れない分のカードケースなど、このケースにたっぷり入れていると、良い具合に革が引っ張られて、伸びてもまた良い表情に。