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かぐれのワードローブ #01 〜 振り返りMTG 〜

みんなのどうぐ #06-6 "かぐれのワードローブ01" REPORT 〜 振り返りMTG 〜

昨年の夏から半年間かけて企画製作した、かぐれのワードローブ#01。 各回レポートはこちら↓ 1回目 2016/7 #01-1 REPORT 〜製作アイテム検討〜 2回目 2016/8 #01-2 REPORT 〜デザイン検討〜 3回目 2016/9 #01-3 REPORT 〜トワルチェック・生地検討〜 4回目 2016/10 #01-4 REPORT 〜1stサンプルチェック・生地検討〜 5回目 2016/11 #01-5 REPORT 〜2ndサンプルチェック・生地色検討〜 素敵なワンピースが2月に仕上がり、3月からかぐれ店頭、かぐれwebショップ、PINTのwebショップでも販売をしています。定番品として継続して販売してゆきますが、1シーズン目を終えて、振り返りのMTGを行いました。 参加した店舗スタッフのみなさんの感想の共有、ワンピースの販売状況、課題と改善、次回アイテムの検討。かぐれで行うみんなのどうぐ形式の企画は2回目とあって、より広い視野と深さで振り返りができました。 まずは気になる販売状況から。製品の生地や作りのこだわりはレポートをご覧いただきたいのですが、価格帯で見ると、ワンピースとしては高め。にもかかわらず、店頭、webともに好調な売れ行きとのことでした。 人気のポイントは、綺麗なシルエット、リネン素材、生地の色、女性らしい特徴的なカフス部分など。共生地の紐ベルトも好評だそうです。ぱっと見て即決!という方も多いそう。ワンサイズながら、紐ベルトと試行錯誤した丈の長さで、様々な身長、年齢層の方が選んでくださっているのも嬉しいです。 プロセスも大事ですが、出来上がる服が良いもので、お客様に選んで着ていただけるのが一番大事なこと。まだまだ伸びしろはありますが、まずは良い動きであることで一安心です。 かぐれ各店舗に、ぜひ足をお運びください。 PINTのwebショップでも着々とご注文をいただき、今は各色1点ずつのみ残っています。 enrica×かぐれ linenonepiece (4color) 店舗スタッフの皆さんからは、嬉しい言葉をいただきました。 「作り手に立たないとわからない感情を沢山経験できた」 「この経験を経て、改めて店頭に立つことで、普段扱っていた商品に対する見方も変わった」...

みんなのどうぐ #06-5 "かぐれのワードローブ01" REPORT 〜 2ndサンプルチェック・生地色検討〜

かぐれのワードローブ#01、いよいよデザインパターンに関する打ち合わせは第5回目で最終回となりました。この段階になると生産スケジュールの確保にも大きく影響してくるため、前回の4回目からは約2週間ほどと、短めの期間で行いました。 【前回まで】 1回目 2016/7 #01-1 REPORT 〜製作アイテム検討〜 2回目 2016/8 #01-2 REPORT 〜デザイン検討〜 3回目 2016/9 #01-3 REPORT 〜トワルチェック・生地検討〜 4回目 2016/10 #01-4 REPORT 〜1stサンプルチェック・生地検討〜 4回目までで形と生地までほぼ決定しましたが、細かなパターン修正とあわせて、生地色を検討していました。1stサンプルの生地色はブラックでしたが、色展開の際に仮にホワイトを入れる場合、染生地のブラックとは印象はもちろん、インナーの透け具合も大きく変わってきます。ということで、最も透けの可能性が高いホワイトで2ndサンプルを作成しました。透けの具合によっては、生地はこれで確定で良いのか?それとも、生地は確定して色を染め色にするか。生地を決めたあとは、何色展開にするか?どういった色パターンにするかも含め、最終決定を目指します。今回は場所を変え、かぐれ表参道で開催しました。 1stサンプルはブラック(写真左)、2ndサンプルは同じ生地のホワイト(右)です。同じ生地でも、印象ががらっと変わります。パターンの修正点、今回は3点だけですので1つずつ見ていきます。 修正ポイント1つ目は、襟ぐり。1stサンプルより、少しだけ詰めました。キャミソールやタンクトップなど、インナーが見えないよう、合わせるインナーの選択肢が広がるように。パターンのバランスと雰囲気が崩れないよう、襟の前部分を開けるのではなく幅を少し詰めることで変更しています。イメージ通りの変更反映で、こちらの仕様に確定! 修正ポイント2つ目は、共生地のベルトを30cmほど長くしました。結び方のアレンジが多少広がるように、でも長すぎず邪魔にならないような長さ。シンプルな結び方でも余りすぎず、ちょうど良い長さでこちらも仕様確定です。 修正ポイント3つ目は、ポケットの高さ。こちらは写真がないのですが、ポケット位置少し低かったので、ややポケットの高さを上げました。身長も様々なメンバーですが、違和感ない使い勝手良い位置と確認。 今回修正した全てのポイントの確認が済みクリアになったところで、生地の検討に進みます。1枚目と3枚目写真がわかりやすいですが、この生地のホワイトですと、生地の重なり部分やインナーの透けが出ることがわかりました。ホワイトの良さもあるのですが、普段着用するワードローブという視点で考えると、着用シーンやコーディネートの幅が限られてしまいそうというところが気になり、ホワイトは除外するという判断に。ホワイト以外の色は、透けは起こらなさそうです。 生地の色見本から展開色を検討。洋服単体としての綺麗さや着やすさ(合わせやすさ)、店頭での見え方、トレンドカラーやかぐれ・かぐれのシーズンカラーなど様々な角度から展開パターンを考えます。 色パターンは4色展開に決定。これから生地在庫確認と数量検討など、多少の不確定部分が残る部分がありますので、完成後の撮影タイミングで完成写真とともにご案内予定です。 ボタンも生地色に合わせて決めました。袖の雰囲気が女性らしくとても良い感じです。 もちろんワンピースだけでも着ていただけますが、長い丈のコートを合わせても。重ね着た着心地も、組み合わせも良い感じです。 ちなみにこちらのベージュのコートは、前シリーズで企画制作したenrica×かぐれ linenshopcoatです。 PINT WEB SHOPでは最終サンプルの1着のみ取り扱いしていますが(現在庫はベージュラスト1点のみ)、かぐれの各店舗でも継続販売されています。また、かぐれのwebshopではベージュ・ブラックの2色販売しています。 前回の記事でもご紹介しましたが、リネンショップコートをご購入くださり、今回のワンピースの感性を心待ちにしてくださっているお客様もいらっしゃるそう。合わせてコーディネートしていただけるのも楽しみです。...

みんなのどうぐ #06-4 "かぐれのワードローブ01" REPORT 〜 1stサンプルチェック・生地検討〜

かぐれのワードローブ#01、1ヶ月の期間をあけて第4回目の企画会議を行ないました。 【前回まで】 1回目 2016/7 #01-1 REPORT 〜製作アイテム検討〜 2回目 2016/8 #01-2 REPORT 〜デザイン検討〜 3回目 2016/9 #01-3 REPORT 〜トワルチェック・生地検討〜 コンセプトから出発して、アイテム選定・かぐれらしいオリジナル洋服についての考察など、序盤ではじっくり時間をかけて話し合いながら、イメージを固めて進めてきました。前回の3回目では、トワルができたことにより、具体的な形として見て、触ることができました。生地はシーチング素材で仮のものとはいえ、デザインとパターンの話し合いがスピードを持って進み、おおよそのデザインパターンと生地候補まで絞り込みました。 4回目となる今回は、候補の中でも有力だった生地で、enricaの町田さんがサンプルを製作してくださいました。この1stサンプルを元に、仕様を検討・修正し、新しく選定し直した生地候補から生地を選びます。 カバーを外してサンプルを取り出して吊るして見た瞬間、皆から「さすが!!」と、嬉しそうな表情で会議ははじまりました。1stサンプルながら、デザインとパターン・縫製仕上がりで、シルエットもとても綺麗。シンプルでも美しい洋服の存在感があります。enrica町田さん、いつもながら素晴らしい仕事をありがとうございます!! まずは、いつも通り奥田さんから試着を。着るとより形がわかり、生地感も相まって綺麗です。会議は始まったばかりですが、「良い!すごく良い!」とメンバー一同さらにヒートアップ。 リネン100%で、色味が重くないブラックの生地。リネンらしくシャリ感もありながら、肌触り良い柔らかさで、上質なリネン糸を使っている感じです。大人らしい上品な雰囲気のある生地でした。 ワンピースとセットで付ける、共生地のベルト紐。この太さが絶妙なバランスでマッチしていました。こんな風にさらっと巻いて結ぶだけで、シルエットも調整できつつ、がらっと印象が変わります。(付けなくても着られますので、お好みで選べます) 皆で交代で試着を。同じ服でも、合わせる服や着る人により、様々な表情を見せます。それぞれに素敵です。前開きタイプではないので、着脱時のスムーズさも重要なポイント。着心地も含めチェックしながら、生地とパターンを集中して検討。 シルエット、ベルト紐の長さ、袖や身丈の長さ、襟ぐりなど、入念にチェック。サイズは1サイズ展開ですので、この服において、幅広く素敵に着こなしてもられるベストの形とサイズを探ります。非常に難しいポイントですが、参加スタッフも多いため皆で試着を回しながら、それぞれの店舗のお客様を思い浮かべて、じっくりと話し合いを重ねました。今回の企画の利点をフルに活かしながら、でも単なる最大公約数にならないよう、町田さんから洋服の構造やバランス面からアドバイスをもらいながら擦り合わせてゆきます。 襟ぐりの1cmだけでも、驚くほど印象は変わります。 今回のサンプル色が黒のリネン生地で、長袖のロング丈と生地面積が広いこともあり、襟ぐりを狭くすると印象がかちっと固くなりがちに。でも、体型によっては襟の空き具合が気になるかも、、、文字通り紙一重の選択です。 この検討をそれぞれの箇所に対して繰り返し、デザインとパターンの修正点を決定しました。もちろん、それぞれを順にこなしてゆけば良いことでもなく、全体のバランスを常に考えながらの調整なので、とても重要で大変な工程です。 同時に生地も検討します。町田さんが前回までの打ち合わせ内容を受けて選んでくださった今回の1stサンプルの雰囲気がとても良く、当初の予定通り、素材はリネンで進行することに。リネン生地といっても、その中で糸の番手(太さ)、色パターン、加工の違いなど様々です。今回町田さんに新たにご用意いただいた生地候補の中から、リネン生地に絞り選んでゆきます。 今回のサンプルが1stですが、次の2ndを最終サンプルとする予定です。先の仕様の修正点とともに、生地の種類と色も変えることで、すべて一緒にチェックします。この生地選びと色選びに、今回の会議の後半ほとんどの時間を使いました。 2ndサンプルで何を優先してチェックするか。生地を変えてみるのか、それとも生地は1stサンプルのものに確定して他色を確認するのか?悩みに悩んだ末、生地は今回の1stサンプルと同じ生地に決定しました。あれこれ行き来して、様々な角度から意見を重ねた末、最終的に皆の希望を一斉に取ったところ満場一致でこの生地に。 気になる色展開は、現在のところ 「3色+特別カラー1色」 という案が有力ですが、次の会議で引き続き検討しますので次回に譲ります。ちなみに2ndサンプルは、その3色のうちの1色で製作します。次回レポートでご覧いただけますので、お楽しみに。 今回も、2時間があっという間の非常に濃い会議となりました。 上の内容をもとに、細かな仕様やパターンの変更を反映した2ndサンプル(同生地の別色)を、enrica町田さんにご用意いただきます。生地の手配や生産スケジュールの確保もあるため、次回(4回目)は念のため早く行うことにして、11/2に決定しました。...

みんなのどうぐ #06-5 "かぐれのワードローブ01" REPORT 〜トワルチェック・生地検討〜

かぐれのワードローブ#01、1ヶ月の期間をあけて第3回目の企画会議を先日行ないました。 【前回まで】 1回目 2016/7 #01-1 REPORT 〜製作アイテム検討〜 2回目 2016/8 #01-2 REPORT 〜デザイン検討〜 前回までで、ワンピースの全体の空気感とコンセプト、おおまかな形としてのデザイン、生地候補までを決めました。オリジナル洋服作りの根っこの部分にあたるイメージとコンセプト作りに、おそらく通常のものづくりよりもたくさん時間をかけています。企画に関わる人数を増やし、かぐれ各店舗のスタッフとお客様の声をダイレクトに吸収し服作りに生かすためです。 今回は、enrica町田さんにトワル(シーチング生地で作った形を見るためのサンプル)を製作してきていただいていますので、これを元に形の具体的なところを詰めてゆきます。生地も、新たに候補をご用意してくださいました。 トワルサンプル。まだ生地が決まっていないため、非常にベーシックなトワルとのこと。生地が決まった段階で、また形に反映させる必要があるため、ベーシックな形で方向性を固めます。 シーチングとはいえ、言葉や絵で共有するのとは段違いに、形があるとイメージの共有が可能になります。実際に試着してみて、全体のシルエット、首周りの空き具合、腕周りの動きやすさ、ポケットの位置など、細かに検討が可能になりました。 皆で代わる代わる試着をしながら進めます。お客様はもちろん、スタッフのみなさんも体型は様々。どういったパターンメイキングと着方の提案で、お客様に紹介できるかを頭に置きながら、考えました。 おおよそ固まっていた以下のポイントを、改めて検討。 ・サイズ展開 → ワンサイズ展開 ・シルエット → ほどよく細く綺麗なシルエットラインに ・袖 → 着られるシーズンが長いよう、袖付きに これは変更なく進めることに。 他の検討ポイントを挙げてみます。たくさんあります。 ▼シルエット ・シャツタイプか、被る形か ・紐/ベルトで絞れるようにするか ・裏地をつけるかどうか ・切り替えの有無 ・ダーツ入れの有無 ・ギャザー、タックの有無 ・ポケットの形と位置 ・袖の形 ・袖丈の長さ ・カフスタイプ...

みんなのどうぐ #06-2 "かぐれのワードローブ01" REPORT 〜デザイン検討〜

先月、かぐれのワードローブ#01がキックオフしましたが、1ヶ月の期間をあけて第2回目の企画会議を行ないました。 かぐれのワードローブ#01 (前回のレポート) 2016/7 #01-1 REPORT 〜製作アイテム検討〜 前回は、かぐれのコンセプトまで遡り、かぐれのオリジナル製品シリーズ「かぐれのワードローブ」のコンセプトと位置づけをメンバー皆で共有確認しました。その上で、かぐれのワードローブの最初のアイテムとなる今回の企画では何を作るかと考え、ワンピースに決定。かぐれオリジナルのショップコートとも合わせられて、1枚でも決まる、ワンピース。天然素材で、大人の女性がさらっと1枚着ても上品に着こなせるもの。こうした大きな空気感のようなイメージまでを固めました。 この1ヶ月間で、かぐれの皆さんには、具体的にワンピースを作るにあたってのイメージを膨らませてきていただきました。普段気に入ってきている服、かぐれで取扱のある服、雑誌や写真、形イメージを描くなど、方法は様々。enricaの町田さんは、前回の会議の結果を受けて、生地をご用意していただきました。 今回は、これらのイメージソースとたくさんの生地サンプルを元に、実際の洋服の仕様を考えます。 茂呂さん(丸の内店)が用意して下さったのがこちらのボード。写真、イラストで、雑誌の1ページのよう。来店されるお客様とのやり取りをイメージしながら、ショップコートとのコーディネート、シルエットライン、どうやってご紹介したいか、イメージを膨らませてきていただきました。イラストとデザインの力は強いです。8名いる会議ですが、この1枚のボードで、ぐっと空気の密度が高まりました。 奥田さん(表参道店)と矢澤さん(ミッドタウン店)は、普段着用されている服をお持ちくださいました。実際に着ていて優れている、もしくは気になるポイント、生地と形の相性など。形あるものを作る際に、言葉だけで共有出来るイメージは限定されてしまうので、こうした実際のものがあると、より具体的な深い仕様まで話し合えます。持ってきてくださった洋服もさすが、お洒落です。 そしてenrica町田さんからは、たくさんの生地サンプル。素材の違い、糸の太さ、織り密度、加工種類が様々な生地を揃え、エレガントな感じからカジュアル感のある素材まで選り分けてご用意くださいました。以前の仕事で、町田さんに生地調達にも同行させていただきましたが、何百〜何千という生地の中から、企画イメージに合う生地、実際に縫製し洋服として作られるまでをイメージして選別するのは大変な仕事です。 染め色は後の段階として、生地サンプルを触って、他のイメージソースと照らし合わせながら想像を膨らませます。 集まった材料を見て、触りながら、キーワードやイメージが浮かんできます。 断片的なキーワードを並べると一つの形には絞れなく膨れ上がるばかりですが、今回立ち戻るコンセプト、テーマとしては、 ●かぐれがオリジナル品として作るべきものを作る ●どういうものを自分たちが考え作るのか?それをどうお客様に伝えたいのか? ということ。根っこの部分から、もう少し服に寄って、 ●1枚でも上品に着こなせる ●ショップコートを始め、丈の長めのコートとも合わせて着られる 何度も立ち返りながら少しずつ絞ってまとめてゆきました。 このコンセプトを洋服にどう落とし込むか?ここが一番の壁ですが、enrica町田さんのアドバイスと進行で力強く進みます。 「1枚でお洒落に見えるには何が必要なのか?」 「女性らしさ、女っぽさはどのようにして作るのか?」 抜け感、メリハリの付け方など、感覚的な領域にはなりますが、具体例とともにわかりやすく伝えてくださいました。どのようにしてイメージを洋服のデザインと形にしているのか、デザイナーの頭の中を広げて見せてもらっているよう。 プロフェッショナルの知見をこんなに共有して一緒に進められるのが、改めてこの企画の醍醐味。町田さん、本当にありがとうございます。 中でも個人的に一番ぐっときた言葉が、 「シンプルな形でちゃんと見えるには、ちゃんと作らなければならない」 私は普段、洋服ではなく器などを職人と一緒に考え作っていますが、それとも通じることでした。ものとしてシンプルな形だからといって、作るのは簡単ということではないのですね。シンプルだからこそ、ごまかしがきかない、突き詰める深さが深いという感じです。また、形をコピーするのは簡単かもしれませんが、素材などは完全に同じではないわけで、やはり使う素材から出発して考え、作り手の中から出てきたものとは全然違う佇まいのものになります。 パターンやデザインは町田さんの力を借りながらも、もちろん、かぐれオリジナルとして「ちゃんと作る」ことを突き詰める覚悟は全員にあり、心は一つです。...

みんなのどうぐ #06-1 "かぐれのワードローブ01" REPORT 〜製作アイテム検討〜

先日のブログで予告していました、かぐれ×enricaオリジナル製品企画の第2弾が、遂にスタートしました。 前回は、ショップユニフォームを出発点として、普段も着られるショップコートを作りました。 今回(以降)は、「かぐれのワードローブ」をテーマとして、かぐれオリジナルアイテムのラインナップを作ってゆく構想です。「かぐれのワードローブ」として提案したいことは何か?それはどんなワードローブなのか?単にオリジナルアイテムを作るだけではなく、かぐれの思いや空気を服で表現し、かぐれの輪郭をくっきりと浮き出させなくてはなりません。ハードルは高いですが、楽しみなプロジェクトです。 そのワードローブの1着目にあたるオリジナルアイテムを作る、第1クールの始まりです。発売予定は来年春。完成まで、合計4〜5回ほどの打合せを重ねる予定です。今日がそのキックオフミーティング。メンバーの顔合わせから始まり、かぐれのワードローブとは何かを考え、最初の1着として何を作るかを決めました。 まずは、今回のメンバー紹介。 かぐれディレクター 坂田さん かぐれプレス 高橋さん かぐれレディースバイヤー 宮崎さん かぐれ表参道店 奥田さん かぐれミッドタウン店 矢澤さん かぐれ丸の内店 茂呂さん enrica 町田さん(デザイン・製作) Pint! 中地(企画・進行) かぐれの店舗の皆さんは、前回とメンバーを総入れ替えし、第2期企画メンバー。かぐれに入るバックグラウンドも、入社時期も、様々なメンバーが揃いました。 メンバーの皆さんには、「かぐれのワードローブ」をキーワードに、イメージを持ち寄ってきてもらっています。その共有から、話し合いをスタート。 「かぐれ」「ワードローブ」を軸に、揃えたいアイテム、素材のイメージ、かぐれらしいスタイルのイメージ、こだわりたいポイントなど、様々な意見が集まります。前回のメンバーでもそうでしたが、やはり、かぐれらしく、イメージは皆さんから挙がるイメージはぶれなく重なっています。 「心地よい天然素材」「長く定番で着られる服」「美しい、綺麗、格好良い」「自分を引き上げてくれるような」「着こなしを楽しめる」・・・ 言葉で書くとなかなかニュアンスが伝わりにくいですが、かぐれをご存知の方は、これらのキーワードの断片で、かぐれのお店の空気を思い出していただけるのではないでしょうか。それほどにかぐれは、外部の私から見ていても、良い意味で「らしさ」を強く持っているお店です。そして、これは私のごく個人的な意見ですが、ブランドのもと認識を一つにしているというよりも、一人一人のスタッフさんの価値観とかぐれの価値観がマッチしていて集まっているという感じが、かぐれの魅力だと思います。お店のスタッフさん一人一人が独立したような印象を受けるのも、そのせいなのかもしれません。かぐれは現在6店舗ありますが、多店舗展開しながらもこうした空気を持っているお店は少ないですし、私がかぐれの一ファンである理由もそこにあるように思います。 行かれたことのない方は、お近くに店舗がありましたら立ち寄ってみてくださいね。先に紹介しましたが、今回は、表参道、丸の内、ミッドタウン店から、店舗スタッフさんたちがこの企画会議に参加してくださっています。通常、オリジナル製品に関しては、専門の企画担当の方やバイヤーさんと決めることが多いですが、店舗スタッフさんも一緒です。話し合いの中でも、店舗スタッフの皆さんからは、店舗毎のお客さま層や、お客さまの洋服選びの視点や悩み、声を紹介くださいました。 お客様の声を集め共有することはもちろん重要ですが、その最大公約数を見つけ出すだけでは、良い製品にするのは難しいもの。いただいた声をかぐれなりに咀嚼して消化し、その期待とイメージの更に上を行くような、かぐれらしい1着を考えます。オリジナル製品を考えるにあたって、この服をかぐれとしてどういった位置づけにするか?どんな提案をし、どういう風に着ていただきたいか?を考えながら、話し合いを深めてゆきました。 着るシーンという切り口で考えると、今回作るのは日常の服。 一言に言っても様々な日常着がありますが、提案したいのは、「心地よく着られて、たしかな良いもので、美しく格好良く着られる日常の服」「長く、上質な定番として着続けたい服」。 さて、かぐれコンセプトとともに、着るシーンまでのイメージはしっかり固まっていますが、それを洋服の形でどう表現するか?この点は前回のショップコート(ユニフォーム)における挑戦の1つでしたが、私たちの手応えとしても、実際のお客様からの反応も良いものでした。このプロセスと表現方法を引き継ぎつつブラッシュアップして、今回の企画に活かすことに。このショップコートに合わせたいアイテムは何か?という順序で考えました。 コートに合わせるアイテムということで、カットソー、ワンピース、パンツまで様々な候補が出ましたが、今回はワードローブ最初の1着のため、「この1着をメインに着られて、これだけでも綺麗に着こなせる」という点を重視することに。 こうして決まったアイテムが、ワンピース。これを着れば、”間違いなくきまる”という、ワードローブの頼りになるオリジナルワンピースを目指すことに決まりました。 先の服のイメージにも挙がった要素、「心地よく」「たしかな良い天然素材」「日常的に着られる」「1枚でメインで着られる」「ショップコート(や同型の洋服)にも合わせられる」を踏まえ、 ・素材は、リネンかコットン ・襟なしのプルオーバー ・長袖でロング丈 という、大まかなデザインイメージまで意見が出ました。どんな形になるのか?どんなディティールを盛り込むか?どういったスタイリングで着たいか?イメージはますます膨らみますが、今回はここまで。...