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本藍絞り染めオーガニックリネンハンカチ(星空) 柄一覧ページ 20161224

本藍絞り染めオーガニックリネンハンカチ(星空) 柄一覧ページ 20161224

本藍絞り染め オーガニックリネンハンカチ(星空)の柄一覧ページです。1点ずつ撮影していますので、お好きな柄を選んでいただけます。 以下より、お好みの柄Noをお選び下さいませ。(スマホ表示の場合、画像の下に柄Noが出ます。) 製品の詳細写真、イメージ写真は、上の製品ページリンクにてご覧ください。 ※現在在庫があるもののみ表示しています。数字が抜けているのは、売約済みとなり非表示になっているためです。 No.03 2016/12/24 PINT

かぐれのワードローブ #01-4 REPORT 〜 1stサンプルチェック・生地検討〜

かぐれのワードローブ#01、1ヶ月の期間をあけて第4回目の企画会議を行ないました。 【前回まで】 1回目 2016/7 #01-1 REPORT 〜製作アイテム検討〜 2回目 2016/8 #01-2 REPORT 〜デザイン検討〜 3回目 2016/9 #01-3 REPORT 〜トワルチェック・生地検討〜 コンセプトから出発して、アイテム選定・かぐれらしいオリジナル洋服についての考察など、序盤ではじっくり時間をかけて話し合いながら、イメージを固めて進めてきました。前回の3回目では、トワルができたことにより、具体的な形として見て、触ることができました。生地はシーチング素材で仮のものとはいえ、デザインとパターンの話し合いがスピードを持って進み、おおよそのデザインパターンと生地候補まで絞り込みました。 4回目となる今回は、候補の中でも有力だった生地で、enricaの町田さんがサンプルを製作してくださいました。この1stサンプルを元に、仕様を検討・修正し、新しく選定し直した生地候補から生地を選びます。 カバーを外してサンプルを取り出して吊るして見た瞬間、皆から「さすが!!」と、嬉しそうな表情で会議ははじまりました。1stサンプルながら、デザインとパターン・縫製仕上がりで、シルエットもとても綺麗。シンプルでも美しい洋服の存在感があります。enrica町田さん、いつもながら素晴らしい仕事をありがとうございます!! まずは、いつも通り奥田さんから試着を。着るとより形がわかり、生地感も相まって綺麗です。会議は始まったばかりですが、「良い!すごく良い!」とメンバー一同さらにヒートアップ。 リネン100%で、色味が重くないブラックの生地。リネンらしくシャリ感もありながら、肌触り良い柔らかさで、上質なリネン糸を使っている感じです。大人らしい上品な雰囲気のある生地でした。 ワンピースとセットで付ける、共生地のベルト紐。この太さが絶妙なバランスでマッチしていました。こんな風にさらっと巻いて結ぶだけで、シルエットも調整できつつ、がらっと印象が変わります。(付けなくても着られますので、お好みで選べます) 皆で交代で試着を。同じ服でも、合わせる服や着る人により、様々な表情を見せます。それぞれに素敵です。前開きタイプではないので、着脱時のスムーズさも重要なポイント。着心地も含めチェックしながら、生地とパターンを集中して検討。 シルエット、ベルト紐の長さ、袖や身丈の長さ、襟ぐりなど、入念にチェック。サイズは1サイズ展開ですので、この服において、幅広く素敵に着こなしてもられるベストの形とサイズを探ります。非常に難しいポイントですが、参加スタッフも多いため皆で試着を回しながら、それぞれの店舗のお客様を思い浮かべて、じっくりと話し合いを重ねました。今回の企画の利点をフルに活かしながら、でも単なる最大公約数にならないよう、町田さんから洋服の構造やバランス面からアドバイスをもらいながら擦り合わせてゆきます。 襟ぐりの1cmだけでも、驚くほど印象は変わります。 今回のサンプル色が黒のリネン生地で、長袖のロング丈と生地面積が広いこともあり、襟ぐりを狭くすると印象がかちっと固くなりがちに。でも、体型によっては襟の空き具合が気になるかも、、、文字通り紙一重の選択です。 この検討をそれぞれの箇所に対して繰り返し、デザインとパターンの修正点を決定しました。もちろん、それぞれを順にこなしてゆけば良いことでもなく、全体のバランスを常に考えながらの調整なので、とても重要で大変な工程です。 同時に生地も検討します。町田さんが前回までの打ち合わせ内容を受けて選んでくださった今回の1stサンプルの雰囲気がとても良く、当初の予定通り、素材はリネンで進行することに。リネン生地といっても、その中で糸の番手(太さ)、色パターン、加工の違いなど様々です。今回町田さんに新たにご用意いただいた生地候補の中から、リネン生地に絞り選んでゆきます。 今回のサンプルが1stですが、次の2ndを最終サンプルとする予定です。先の仕様の修正点とともに、生地の種類と色も変えることで、すべて一緒にチェックします。この生地選びと色選びに、今回の会議の後半ほとんどの時間を使いました。 2ndサンプルで何を優先してチェックするか。生地を変えてみるのか、それとも生地は1stサンプルのものに確定して他色を確認するのか?悩みに悩んだ末、生地は今回の1stサンプルと同じ生地に決定しました。あれこれ行き来して、様々な角度から意見を重ねた末、最終的に皆の希望を一斉に取ったところ満場一致でこの生地に。 気になる色展開は、現在のところ 「3色+特別カラー1色」 という案が有力ですが、次の会議で引き続き検討しますので次回に譲ります。ちなみに2ndサンプルは、その3色のうちの1色で製作します。次回レポートでご覧いただけますので、お楽しみに。 今回も、2時間があっという間の非常に濃い会議となりました。 上の内容をもとに、細かな仕様やパターンの変更を反映した2ndサンプル(同生地の別色)を、enrica町田さんにご用意いただきます。生地の手配や生産スケジュールの確保もあるため、次回(4回目)は念のため早く行うことにして、11/2に決定しました。...

かぐれのワードローブ #01-3 REPORT 〜トワルチェック・生地検討〜

かぐれのワードローブ#01、1ヶ月の期間をあけて第3回目の企画会議を先日行ないました。 【前回まで】 1回目 2016/7 #01-1 REPORT 〜製作アイテム検討〜 2回目 2016/8 #01-2 REPORT 〜デザイン検討〜 前回までで、ワンピースの全体の空気感とコンセプト、おおまかな形としてのデザイン、生地候補までを決めました。オリジナル洋服作りの根っこの部分にあたるイメージとコンセプト作りに、おそらく通常のものづくりよりもたくさん時間をかけています。企画に関わる人数を増やし、かぐれ各店舗のスタッフとお客様の声をダイレクトに吸収し服作りに生かすためです。 今回は、enrica町田さんにトワル(シーチング生地で作った形を見るためのサンプル)を製作してきていただいていますので、これを元に形の具体的なところを詰めてゆきます。生地も、新たに候補をご用意してくださいました。 トワルサンプル。まだ生地が決まっていないため、非常にベーシックなトワルとのこと。生地が決まった段階で、また形に反映させる必要があるため、ベーシックな形で方向性を固めます。 シーチングとはいえ、言葉や絵で共有するのとは段違いに、形があるとイメージの共有が可能になります。実際に試着してみて、全体のシルエット、首周りの空き具合、腕周りの動きやすさ、ポケットの位置など、細かに検討が可能になりました。 皆で代わる代わる試着をしながら進めます。お客様はもちろん、スタッフのみなさんも体型は様々。どういったパターンメイキングと着方の提案で、お客様に紹介できるかを頭に置きながら、考えました。 おおよそ固まっていた以下のポイントを、改めて検討。 ・サイズ展開 → ワンサイズ展開 ・シルエット → ほどよく細く綺麗なシルエットラインに ・袖 → 着られるシーズンが長いよう、袖付きに これは変更なく進めることに。 他の検討ポイントを挙げてみます。たくさんあります。 ▼シルエット ・シャツタイプか、被る形か ・紐/ベルトで絞れるようにするか ・裏地をつけるかどうか ・切り替えの有無 ・ダーツ入れの有無 ・ギャザー、タックの有無 ・ポケットの形と位置 ・袖の形 ・袖丈の長さ ・カフスタイプ...

かぐれのワードローブ #01-2 REPORT 〜デザイン検討〜

先月、かぐれのワードローブ#01がキックオフしましたが、1ヶ月の期間をあけて第2回目の企画会議を行ないました。 かぐれのワードローブ#01 (前回のレポート) 2016/7 #01-1 REPORT 〜製作アイテム検討〜 前回は、かぐれのコンセプトまで遡り、かぐれのオリジナル製品シリーズ「かぐれのワードローブ」のコンセプトと位置づけをメンバー皆で共有確認しました。その上で、かぐれのワードローブの最初のアイテムとなる今回の企画では何を作るかと考え、ワンピースに決定。かぐれオリジナルのショップコートとも合わせられて、1枚でも決まる、ワンピース。天然素材で、大人の女性がさらっと1枚着ても上品に着こなせるもの。こうした大きな空気感のようなイメージまでを固めました。 この1ヶ月間で、かぐれの皆さんには、具体的にワンピースを作るにあたってのイメージを膨らませてきていただきました。普段気に入ってきている服、かぐれで取扱のある服、雑誌や写真、形イメージを描くなど、方法は様々。enricaの町田さんは、前回の会議の結果を受けて、生地をご用意していただきました。 今回は、これらのイメージソースとたくさんの生地サンプルを元に、実際の洋服の仕様を考えます。 茂呂さん(丸の内店)が用意して下さったのがこちらのボード。写真、イラストで、雑誌の1ページのよう。来店されるお客様とのやり取りをイメージしながら、ショップコートとのコーディネート、シルエットライン、どうやってご紹介したいか、イメージを膨らませてきていただきました。イラストとデザインの力は強いです。8名いる会議ですが、この1枚のボードで、ぐっと空気の密度が高まりました。 奥田さん(表参道店)と矢澤さん(ミッドタウン店)は、普段着用されている服をお持ちくださいました。実際に着ていて優れている、もしくは気になるポイント、生地と形の相性など。形あるものを作る際に、言葉だけで共有出来るイメージは限定されてしまうので、こうした実際のものがあると、より具体的な深い仕様まで話し合えます。持ってきてくださった洋服もさすが、お洒落です。 そしてenrica町田さんからは、たくさんの生地サンプル。素材の違い、糸の太さ、織り密度、加工種類が様々な生地を揃え、エレガントな感じからカジュアル感のある素材まで選り分けてご用意くださいました。以前の仕事で、町田さんに生地調達にも同行させていただきましたが、何百〜何千という生地の中から、企画イメージに合う生地、実際に縫製し洋服として作られるまでをイメージして選別するのは大変な仕事です。 染め色は後の段階として、生地サンプルを触って、他のイメージソースと照らし合わせながら想像を膨らませます。 集まった材料を見て、触りながら、キーワードやイメージが浮かんできます。 断片的なキーワードを並べると一つの形には絞れなく膨れ上がるばかりですが、今回立ち戻るコンセプト、テーマとしては、 ●かぐれがオリジナル品として作るべきものを作る ●どういうものを自分たちが考え作るのか?それをどうお客様に伝えたいのか? ということ。根っこの部分から、もう少し服に寄って、 ●1枚でも上品に着こなせる ●ショップコートを始め、丈の長めのコートとも合わせて着られる 何度も立ち返りながら少しずつ絞ってまとめてゆきました。 このコンセプトを洋服にどう落とし込むか?ここが一番の壁ですが、enrica町田さんのアドバイスと進行で力強く進みます。 「1枚でお洒落に見えるには何が必要なのか?」 「女性らしさ、女っぽさはどのようにして作るのか?」 抜け感、メリハリの付け方など、感覚的な領域にはなりますが、具体例とともにわかりやすく伝えてくださいました。どのようにしてイメージを洋服のデザインと形にしているのか、デザイナーの頭の中を広げて見せてもらっているよう。 プロフェッショナルの知見をこんなに共有して一緒に進められるのが、改めてこの企画の醍醐味。町田さん、本当にありがとうございます。 中でも個人的に一番ぐっときた言葉が、 「シンプルな形でちゃんと見えるには、ちゃんと作らなければならない」 私は普段、洋服ではなく器などを職人と一緒に考え作っていますが、それとも通じることでした。ものとしてシンプルな形だからといって、作るのは簡単ということではないのですね。シンプルだからこそ、ごまかしがきかない、突き詰める深さが深いという感じです。また、形をコピーするのは簡単かもしれませんが、素材などは完全に同じではないわけで、やはり使う素材から出発して考え、作り手の中から出てきたものとは全然違う佇まいのものになります。 パターンやデザインは町田さんの力を借りながらも、もちろん、かぐれオリジナルとして「ちゃんと作る」ことを突き詰める覚悟は全員にあり、心は一つです。...

ケンランドリネン 夏のプラスワンアイテム ソックスとストール

暑い日が続きますが、そんな中でも人気があるのが、リネンニットシリーズ。今回はこの夏にすぐ活躍し、秋にかけても使いたい小物をご紹介します。 まずはストール。リネンニットの生地は、軽くしわにもなりにくいので、日よけにも、鞄に入れて冷房対策にも。リネン素材のため吸水速乾性も高く、アウトドアでタオルのようにお使いいただく方も多いです。 リネンニットストール | 先染め | 各色 染めの種類で2種類あります。先染めか後染め。この先染め糸を使ったタイプは、染め糸のムラが良い具合に出て涼しげな軽い印象。今の季節、このタイプが人気です。 こちらは後染めタイプ。編み上げた後に染めているので、プレーンに染まります。リネンの糸は、コットンよりも染め色が鮮やかになります。光沢のある感じはリネンならではの色で、綺麗な色味が特長です。強めの発色の良さは、ケンランドリネンらしい色のラインナップです。 リネンニットストール | 後染め | 各色 染めを語りながらも、夏っぽいので、写真はホワイト。リンクからは他のカラーも見られますので、是非ご覧下さい。 そして、定番となりつつあるリネンニットソックス(写真はレディース22-24cmの色)。シャリ感のある履き心地が本当に気持ちよいです。また、リネンの光沢と素材感から、綺麗目のコーディネートにも相性抜群です。私は、HANDROOM 5 Pocket Jeans 阿波正藍染を履くときには必ずこのリネンソックスを合わせます。コットンのソックスだとカジュアルすぎて野暮ったくなってしまい、デニムなのでシルクも合わない。リネンのグレーやネイビーのソックスが、ぴったりはまるのです。カジュアルすぎない、程よく大人な無地のソックス。シンプルなソックスは、糸と染めが大事です。 リネンニットソックス(22-24cm) 各色 リネンニットソックス(25-27cm) 各色 再入荷し、欠品していたカラーも全て揃っています。 夏のプラスワンアイテム、いかがでしょうか。 中地   ▼ Pint webshop http://pint.mn/...

旅とリネン風呂敷

出張レポートのおまけです。 1泊2日で長野出張中ですが、昨夜は木曽福島というところに宿泊しています。漆器屋さんが並び、宿もいくつかあり、このあたりだと少し大きな町です。良い具合に部屋も設備も味が出ていて、さすが中山道という感じの古いお宿です。共同のトイレとお風呂で、6畳一間の部屋。こういったタイプの宿はわりと好きなのですが、ビジネスホテルのようなアメニティも設備ももちろんなし。というところまでは想定内なのですが、部屋にもお風呂にもタオルがなしという、予想以上にセルフな方針でした。 頼めば借りれたのかもしれませんが、これは良いチャンスとひとつ実験を。リネン風呂敷(草木染めリネン風呂敷 | 鉄紺色)を、着替えの洋服や旅まわりの小物などまとめるのに使っているのですが(最もコンパクトにまとめられて、量が変化しても対応できるので、風呂敷は旅のマストアイテムです)、これをタオルとして使ってみようという試みです。薄手のリネンですので、夜干し始めても、経験上朝までに間違いなく乾きます。また、ハンカチの代わりに手ぬぐいを持っていたので、この2つの布があれば、わざわざタオルを使わなくても風呂は足りるのではないか。 ということで、お風呂セットとして、 ・手ぬぐい(フェイスタオルの代わり) ・リネン風呂敷(バスタオルの代わり) で快適に過ごせるか?というささやかな実験です。 性別は男、髪の毛は今伸びて少し長い(ショートでもなく、ロングでもない)です。 手ぬぐいはこれまでも何度かあったので問題なくパス。一方、リネン風呂敷の薄さで身体は拭けるのかというのが一番の争点ですが、意外にも(!)、難なくこちらもパスしました。ある程度手ぬぐいで水気を拭き取ってからなど、多少の工夫はしましたが、90cm×90cmの大判ということもあり、問題なくクリア。もともと、パイル地の大判バスタオルは使わないのですが、これだけ薄くても結構いけるものですね。一応、帰ったら自宅でも試してみたいと思います。 結構、リネン平織りの生地のタオルとしての可能性は高いと思っていて、製品ページなどでは以前からじわじわと推しています。パイル地も気持ちよいですが、日本の(特に)夏など、乾きにくいですし、常にベストな選択ではないと個人的に感じています。ヨーロッパでは平織りのタオルがバスタオルとして使われているケースも多いようで、フラックス栽培が盛んな地域ですし、やはりリネンの素材のものも多いのではないでしょうか。 ●リネンの平織り シャトルリネン25HD マルチクロスL(全10色) 草木染めリネン風呂敷 | 鉄紺色 このあたりは、室内ではもちろん、旅行やジム、銭湯などにもおすすめです。嵩張らないですし、軽いです。マルチクロスの方は、しばらく使わないと最初は固めです。使ううち、柔らかくなると、私は問題なくタオルとして使っています。(ちなみに、髪の長い女性には、水分量を考えるとさすがに難しいかもしれません) 草木染めリネン風呂敷 | 鉄紺色は残り2枚だけ。色も非常に艶っぽくて良い感じです。分かりやすいので風呂敷と名付けていますが、薄手のリネンの大判布(正方形:90×90cm)ですので、スカーフ、風呂敷、タオル、何でもありです。この夏から、リネンの風呂敷デビューしてみませんか? 中地

夏の藍染め

夏の藍染め

夏のおすすめアイテム。 本藍染めオーガニックリネンハンカチ | 各種 藍染めのハンカチは、特に夏に人気です。涼しげな藍色と、絞り柄のグラデーションが夏を感じさせるのでしょうか。 藍色は一見、紺色と似たような色目ですが、天然の藍染めによる染色と、化学染料による染色では全く違う色味です。今日は、藍染めと化学染料の染め色の違いをご紹介します。ここでは、染め方法や化学的な内容ではなく、染めのイメージと、色の感じ方という点で書きたいと思います。 まず、天然染めの場合、時間をかけて(手間ももちろんかかりますが)自然の様々な反応を重ねながら熟して色が出てくるイメージ。(染めの詳細は本藍染め紹介ページをご覧下さい)。 一方の化学染料の染めは、染料カラーそのままを布に染め込ませるイメージです。糸や生地により色の出方は多少変わりますが、色番がある場合は、その色番が生地に入る感じですね。 化学染料が良くないというわけではないですが、こうした違いは、色の奥深さに関わってきます。(言葉ですとどうしても抽象的な表現になってしまいます)。天然の本藍染めは、いわば赤も青も黄色も入って、様々な色が重なってあの藍色になっています。一方、染料の紺色の色は、紺色が生地に染まっています。天然光にあてて見たり、生地を少しひらひらさせるとその違いがよく分かります。光の当たり方によって赤っぽく見えたりするので、本藍染めは撮影もなかなか大変です。 この色の見え方、別に赤っぽく見える角度と青っぽく見える角度があるから良いということではもちろんありません。でも、良いこともあります。それは、他の色と喧嘩しない、ということ。いわゆる紺色・ネイビーは結構色が強く、合わせるのが難しいことも多いですが、本藍染めの色は赤系、黄色系、様々な色とマッチします。 ハンカチとして使う場合は、コーディネートの必要は無いですが、こういった見方をして使ってみると面白いものです。ご購入いただいたお客様で、首にバンダナのように付けてお使いの方もいらっしゃいます。 もう一つの素敵なポイントは、濃く深い色でありながら、澄んでいること。これは説明しにくいので、実物をご覧いただきたいところです。見た目にも藍色が嬉しく、生地もオーガニックリネンで使うたびに気持ちよいハンカチです。 洗濯は、最初の数回は、通常の洗濯物とは分けて洗っていただくか、水通しをしてください。いわゆるデニムジーンズほどの色落ちはありません。染めや製品、取扱い方法まで、詳しくは製品ページをご覧くださいませ。絞り柄のバリエーションもございます。 本藍染めオーガニックリネンハンカチ | 各種 また、本藍染めアイテムはハンカチだけでなく、なんとデニムパンツもございます!あわせてご覧下さい。 HANDROOM 5 Pocket Jeans 阿波正藍染(正藍染めと本藍染めは同じです) 中地

草木染めオーガニックリネンハンカチ | 各色  発売開始

草木染めオーガニックリネンハンカチ | 各色 発売開始

草木染めオーガニックリネンハンカチに、新色が加わりました。 草木染めオーガニックリネンハンカチ 一覧ページ 今回、濃い色が中心です。前回まではカラフルな色が中心でしたが、寒色系や、染め重ねのパターンが新しく加わり、大人な雰囲気のラインナップになりました。 いくつか、染め色パターンをご紹介。縁糸のパターンが数色ある色もございます。詳しくは上の一覧ページから、製品ページをご覧下さい。 縹色。これからの夏の季節にもおすすめです。 鉄紺色。深く濃く、澄んだ色。 鈍色は、透き通る感じのグレーが涼しげ。 海松色。天然染めのカーキ、良い味出しています。 こちらの淡い色味は重ね染めです。どことなく、ミステリアスな雰囲気が魅力です。 カラーバリエーションが揃っています。お好みの草木染めの色を、是非探してみてください。 中地

草木染めリネン風呂敷 | 鉄紺色  発売開始

草木染めリネン風呂敷 | 鉄紺色 発売開始

草木染めリネン風呂敷の新色です。 草木染めリネン風呂敷 | 鉄紺色 カラフルな色は売り切れ、新色として染めたもの。草木染めの濃紺は、濃くも澄んだ色味が綺麗です。無地ですので、使う時期、場所を選ばずに活躍間違いなしです。2枚のみ現品限りです。 この独特の色の理由は、重ね染めにあります。沈殿藍とログウッドで染め重ねることで出せる深い色。藍のブルーも感じさせるので、夏の季節にもおすすめです。

enrica×かぐれ リネンショップコート 振り返りレポートと第2弾予告

enrica×かぐれ リネンショップコート 振り返りレポートと第2弾予告

この春に完成し、リリースしたかぐれのリネンショップコート。スタッフユニフォームとして、且つ、お客様への販売製品として作ったショップコートです。 みんなのどうぐ形式で製品企画を行なうことで、かぐれ、enricaによるオリジナルショップコート企画に協力させていただきました。 詳しくはこちらのレポートをご覧下さい。 発売から3ヶ月が経ち、メンバーの皆さんと振り返りを行ないました。 ▼ユニフォームとして 「着心地良く、気持ちよく着ている」 「ジャストシルエットで、綺麗目に着られるのが嬉しい」 「ひもがあるので、着こなしバリエーション広く、シルエットも調整出来て便利」 「内ポケットには、サシェなど香りのものを入れている」 スタッフの皆さんと考えただけあって、イメージに近く着られているようでした! 好評な中、改善点案としては、 「バストが大きな方は、ボタンをとめるときついケースがあるため、ボタン位置を下げたほうが良い?」 という意見も。こちらは、デザイナーのenrica町田さんとしては、内ポケットのものが落ちないようにボタン位置を調整してくださっていたそう。どちらを優先するかという判断になるポイントですね。今後の展開や、追加生産の際の修正有無はまだ未定ですが、こうして、たくさんの人が着用した上で改善に向けての意見を共有することは、今後への大事なステップ。小さく、時間のかかることですが、こうした積み重ねが、これからのかぐれのものづくりや企画に活かされてゆくのだと思います。 ▼販売商品として 販売商品としても、動きが好調だそうで、ほっと一安心。お客様の反応としては、店頭で一目見て、お選びいただく方が多いそうです。かぐれのコンセプトと思いを、スタッフの皆さんで共有しながらオリジナルショップコートに込めた今回の製品企画。店頭でご覧いただき、「欲しい!」と思ってもらえるものができたこと、何より嬉しいです。 ▼みんなのどうぐの取組みとして 「スタッフ間で、製品についてしっかり共有出来た」 「服作りの、ディティールの考え方や視点が勉強になった」 「洋服の作りについて、深く知ることができた」 など、嬉しい意見をいただきました。 今回初めて、一般の使い手ではなく企業のプロの方と取組みを行ないましたが、参加の皆さんにとっても、出来上がった製品の動きも良い感触が得られた回となりました。かぐれ、enricaの皆さんのおかげです。ありがとうございました。 そして、このシリーズ、継続して第2弾を行なうことが決定しました!!これから追って情報を公開してゆきますが、参加スタッフさんを新たに募集しメンバーチェンジして、第2弾のオリジナルアイテム企画に移ります。 運営の改善点もたくさん出ましたので、よりブラッシュアップして進めてゆきます。今度は、企画会議毎にレポートをアップして、完成までの進捗をレポートしながら進行してゆく予定です。 まず、アイテムが決定しましたら、あらためてレポートアップします。ご期待くださいませ。 今回のメンバーで集合写真。ショップコートを着用しているのはかぐれの皆さん、そしてenricaのデザイナー町田さんと。 皆さん良い笑顔です。かぐれのお店の雰囲気通り、素敵なメンバーと一つのチームとなって、このショップコート企画を進行することができました。 次回も楽しみにしています。 中地