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POPUP at 恵文社一乗寺店 10/28-11/10

POPUP at 恵文社一乗寺店 10/28-11/10

【EVENT】10/28(土)-11/10(金)会場:恵文社一乗寺店 生活館 3回目となる、恵文社でのPOPUPです。過去2回は、服と雑貨など、PINTをそのまま濃縮した内容でした。今回は、秋冬らしいユニセックスのものを中心に、服とレザー製品のみお持ちします。 野生皮革のレザーブランドSix coup de foudre、自社製品の修繕・染直しから買取まで行うMITTAN、1サイズユニセックス展開で全て一人で製作を手がける木間服装製作。独自の視点とスタンスで製作をする作り手たち。服やものから、素材や作り方にも興味を持っていただけたら嬉しいです。 今回、この会期中に「ジビエ」をテーマに、革製品とその動物のつながりと営みを感じられる企画を行います。 狩猟で得た天然の野生鳥獣の食肉を意味するジビエ。ジビエ料理は広がってきていますが、その副産物である皮はほとんどが廃棄されています。Six coup de foudreの高見澤篤さんは10年以上前から、この皮を活用したものづくりを続けてきました。日本各地の猟師と直接つながり、狩猟された鹿、猪、熊など野生動物の食肉の副産物としての皮を譲り受け、鞣して「革」にして、バッグやポーチなどを作っています。 PINTでは、高見澤さんの製品は主に一頭買いで展開してきました。鹿革(鳥取若桜町、北海道十勝など)が多く、今は7頭目。 今回はこのイベントに合わせて特別に、滋賀県東南部にある日野町の害獣駆除により狩猟された鹿の革を使って受注会を行います。今年7月に狩猟された鹿2頭の皮を、高見澤さんのパートナーのタンナー(皮革の鞣し・加工の工場)にお渡ししてタンニンで鞣し、鉄媒染とヌメの2種類の革を作りました。受注会の日は、東京から高見澤さんがお越しくださり、この2枚の革を展示し受注会を行います。実物の革を見ながら、バッグやポーチ、ケースなどお好みの型を選んでいただき、革のこの箇所を使いたいなど、そういった希望も承ります。 この滋賀県の猟師は、月麦の音(つむぎのおと)のこだまさんからのつながり。滋賀県を拠点にする月麦の音で、地元の鹿肉を料理に使う取組みを始めたと聞いたのは昨年のこと。今回はその猟師さんに依頼して、通常は肉のみで廃棄する皮をタンナーに送ってもらい、革にすることができました。 この革の受注製作だけではなく、革の源に遡り、同じ猟師、同じ地域で獲られた鹿肉を使った料理をお召し上がりいただけます。1週目はランチ、2週目はディナー。 鹿の命。肉を食べ、皮は鞣して革にして、使う。命を全ていただく。感じる。そんな、当たり前だけれど、今、普段は見えにくくなっていることを体感できる機会ができたらと企画しました。 これは高見澤さんの製作の根本にある思いでもあります。ジビエが広がる以前から、「命をいただく」という思いで、ジビエ革と名付け野生皮革で製作を行い、通常除外する傷の部位の活用や、捨ててしまうような端切れを丁寧にパッチワークするなど、形にし続けてきました。 恵文社コテージでの食事と喫茶イベント時には、動画などの資料や、様々な展示も用意します。期間中の販売や受注会はもちろんですが、食も含めて、命の連なり全体に触れていただけたら嬉しいです。製品については、受注会だけでなく、即売可能な一頭買いシリーズもお持ちします。 高見澤さんも、今回くらい食も全て連ねて伝えられるのは初めて、とのこと。ぜひお越し下さい。 恵文社でのイベントのそれぞれの詳細は、改めてご案内いたします。まず、全体の日程と企画主旨まで。 ▼POPUPイベント全体の日程10/28(土)-11/10(金)恵文社 生活館(全日程)+コテージ(食事イベントの2日間のみ) ▼滋賀県日野町鹿革の受注会 生活館にて11/4(土) 11/5(日) Six coup de foudre(シス クー・ド・フードル)高見澤篤さんが在店します。革は、2023年7月に滋賀県日野町の害獣駆除により獲れた2頭の鹿。この鹿皮をタンニンで鞣し、鉄媒染とヌメ、2枚の革をご用意しています。実物の革を見て、どの部位を使うか、どの型を作るか、高見澤さんに相談してオーダーいただけます。 後日、完成後お渡しとなります。お渡し方法:恵文社/ PINT / 配送 ▼滋賀県日野町鹿肉の食事恵文社コテージにて 10/29(日)・ランチ 11:30〜完売まで鹿肉ハンバーガー、サラダ、小鉢、鹿骨スープ <月麦の音> ・コーヒーと菓子 11時〜18時コーヒー <zawa coffee>菓子 <月麦の音> <zawa coffee> 11/4(土) ・コーヒーと菓子 11時〜16時 ・ディナー17:30-19:30 予約制(15名)7500円(税込) 鹿肉を使ったコース料理食前茶 サラダ ブルスケッタ ソーセージ ロースト ちらし寿司 シチュー デザート <月麦の音>デカフェコーヒー <zawa coffee> 予約はインスタグラムDM @pint_mnメール info@pint.mnのいずれかまで、名前と人数をお知らせください。<残り3名> 高見澤さんより最初に少し展示や製作についてお話いただき、食事は18:00 頃から19:30頃までの予定です。食事中の飲み物はお茶をご用意してあります。たまたまいただきものの赤ワインがあるので、その一本だけお持ちしますが、基本的にアルコールドリンクはありません。 当日、現地で受付時に7500円(税込)のお支払いをお願い致します。

PINT レザー 経年変化記録

PINT レザー 経年変化記録

PINTのオリジナルレザー製品の革について、ご紹介します。 商品一覧 (PINT レザー) 革は1種類、黒1色のみです。こちらの一覧にある商品は、全て同じ革を使っています。 革についての紹介やコンセプト等は商品ページをご覧ください。 こちらでは、経年変化後の様子を紹介します。   ▼ミニマムウォレット 左:新品 右:2年(メンテナンスなし・毎日使用)   2ヶ月(メンテナンスなし・毎日使用)。ポケットに入れて使用。鍵と一緒に入れているため、その擦り傷がついています。     3ヶ月(メンテナンスなし・毎日使用)。鍵と一緒にポケットに入れて使用。2ヶ月時よりも鍵の擦り傷が目立たなくなり馴染みました。   6ヶ月 ( メンテナンスなし・毎日使用)。鍵と一緒にポケットに入れて使用。艶が増しています。      ▼レザーショルダーバッグ black <XL>     2年( メンテナンスなし・ほぼ毎日使用)。 ショルダーバッグのため、身体との摩擦もあり、艶が特に強く出ています。      ...

PINTとzawacollection No.11

PINTとzawacollection No.11

ザワさん使用のミニマムウォレット2代目、6ヶ月。艶が増してきました。 後半の写真は、ザワさんの使用例。 ザワさんの場合は領収書をたくさん入れるので、2つのマチつきスペースを領収書と小銭に使っています。 店主の場合は小銭と、頻繁に出し入れするクレジットカードを入れています。このスペースは一番取り出しやすいので。     ミニマムウォレット   ▼PINTとzawacollection  zawa coffee (instagramリンク) 撮影 ザワさん(zawa coffee) PINTとzawacollection 記事一覧 PINTとzawacollection 商品一覧

PINTと竜崇collection No.023

PINTと竜崇collection No.023

2023年春夏ものの撮影で、コーディネートに使用する際の撮影協力として竜崇縫靴店の革靴をお借りしました。 今回の撮影写真は、該当商品ページに「#PINTと竜崇collection」を付け、テキスト内に竜崇縫靴店の革靴使用の旨記載しています。   PINT KUDU gaucho    Imoco KUDU ridge    Tomo oxford black    女性モデル靴サイズ:23cm程度  竜崇縫靴店靴サイズ:sizeB   ▼PINTと竜崇collection  竜崇縫靴店 撮影 PINT PINTと竜崇collection 記事一覧 PINTと竜崇collection 商品一覧

PINTとzawacollection No.10

PINTとzawacollection No.10

レザーショルダーXL ザワさんへの別注サイズとして誕生した、別名zawaショルダー。 ザワさんのお家近くで撮影したのはしばらく前なので冬の装いですが、通勤使用現場。2年くらい使用、高頻度で使ってくださってるそう。 牛乳も卵も持ち運ぶということで超大容量。牛乳たくさんのときは5キロ以上入ることもあるらしいですが、ショルダー用に入れてある補強ステッチが効いているようでばりばり現役です。この革自体、エイジングが早く大きいですが、ショルダーバッグは身体側の面は摩擦によってツヤがめちゃくちゃ出て、経年変化が倍速します。 zawa coffee でも展示と販売していますので、ご興味ある方は是非ご覧ください。             レザーショルダーバッグ black <XL> ▼PINTとzawacollection  zawa coffee (instagramリンク) 撮影 ザワさん(zawa coffee) PINTとzawacollection 記事一覧 PINTとzawacollection 商品一覧

PINTとzawacollection No.9

PINTとzawacollection No.9

鉄の箸置き こちらは、zawacoffeeで使ってくれている年季の入ったバージョン。2年前くらいから、ちょこちょこ買い足しつつ使ってくださってて、毎日何回も使って洗ってを繰り返したもの。 店でなく自宅使用の場合は、ここまで育つにはかなりの時間がかかると思いますが、貴重な参考見本として。 この箸置き、かれこれ5年以上、常に欠品しながら作り続けているので、思えばなかなかの数になりそう。鋳物ではなく鍛造ですので、製作数に限りがありますが、今日再入荷しました。   鉄の箸置き ▼PINTとzawacollection  zawa coffee (instagramリンク) 撮影 ザワさん(zawa coffee) PINTとzawacollection 記事一覧 PINTとzawacollection 商品一覧

PINTとzawacollection No.8

PINTとzawacollection No.8

久しぶりに、ザワコーヒーに行ってきました。 予約制ではなくなり、営業時間も変わった、ザワコーヒーの第二幕。今は19時まで営業、夕方以降は和蝋燭の灯りで、ミードや食べ物も新メニューも並びます。ザワらしさはそのままに、拡がりつつ、ちゃんと深まっていました。 日常と切り離された時間で、お一人で過ごすのも良さそう。お近くの方は是非足を運んでみてください◎ PINTの色々を使ってくださってます。 包丁、和紙漆プレート、一閑張り盆、湯呑碗、リネンクロス。ザワさんが持っているのはクロスで包んだカンパーニュ。 和紙漆プレート。薄めにスライスしたカンパーニュ。 湯呑碗、鉄の箸置き。湯呑碗にうずらの卵かけご飯。 それぞれのものたちが、極々ザワらしく使われていました。その人らしく自由に使ってくださるの、嬉しい理想の一つ。     シャトルリネン25HD マルチクロス 65×65cm 一閑張四角盆 寄竹 鍛治職人の小さな包丁 120mm ウォールナットの柄 煎茶碗 白磁 鉄の箸置き 和紙漆プレート 店頭で販売。<a href="https://pint.mn/pages/contact" target="_blank"><u>こちら</u></a>よりお問合せください。   ▼PINTとzawacollection  zawa coffee (instagramリンク) 撮影 ザワさん(zawa coffee) PINTとzawacollection 記事一覧 PINTとzawacollection 商品一覧

PINTとzawacollection No.7

PINTとzawacollection No.7

ザワさん使用のミニマムウォレット2代目、3ヶ月。2ヶ月時よりも傷がなくなって馴染みました。 柔らかめの革というのもありますし、使用して手の脂や摩擦で艶が出て、傷はもはやコーティングされてあまり見えない感じに。ちなみに、別のものですがPINT定番のろくろ挽きの栃の木皿も、油染みなどじき馴染んで目立たなってきて同じ感じに経年変化が進みます。 綺麗なままを保つべき種類のものもたくさんありますが、PINTでは基本的に使った後、変化しながら育つ物ばかりです。何も気にせず、いっそメンテナンスせずにがしがし使いたいという店主の性格と、あと、使う毎瞬間が楽しくなるので。 時間は戻せませんし、傷や染みが入ったら、同化させる方向で乗り切りましょう。というタイプのものです。同じ系統の方は、うちのお店のもの色々、たっぷり楽しんいただけると思います。   ミニマムウォレット   ▼PINTとzawacollection  zawa coffee (instagramリンク) 撮影 ザワさん(zawa coffee) PINTとzawacollection 記事一覧 PINTとzawacollection 商品一覧

PINTとzawacollection No.6

PINTとzawacollection No.6

ザワさんが使ってくださっているミニマムウォレットの2代目。 1代目を2年ほど使い、2代目の記録です。2ヶ月になりました。ポケットの中で鍵と擦れた跡がいっぱい。傷と捉えるか味と捉えるか。言葉では伝えられないのですが、密度あるけど柔らかい質感の革ですので、もちろん、味派の方に向けての革です。   ミニマムウォレット   ▼PINTとzawacollection  zawa coffee (instagramリンク) 撮影 ザワさん(zawa coffee) PINTとzawacollection 記事一覧 PINTとzawacollection 商品一覧

PINTとzawacollection No.5

PINTとzawacollection No.5

新品と、2年使用後。 ザワさんが2年使い込んだミニマムウォレット。ザワさんの使い方は、僕自身のと似ていて、気に入ったらほぼそれだけ使い続けるのと、あと、手入れしてピカピカにというよりも、自然に育つ感じが良しということでメンテナンスは特にしないという派です。メンテナンスが要るものも世の中にはたくさんありますが、PINTで扱っているものは店主がこの感じのため、ひたすら使うだけで良い味が出てくるタイプのものが多めです。 ザワさんのこのユーズド品、買い替えに伴い店で経年変化サンプルとして飾らせてもらっています。領収書をパンパンに溜め入れて使っていたらしいので、最も伸びきった状態の貴重な見本を是非店頭でご覧ください。 新しいものをまた育て始めてくれていて、この2代目では、彼の写真で成長記録をとってゆく予定です。 ミニマムウォレット   ▼PINTとzawacollection  zawa coffee (instagramリンク) 撮影 ザワさん(zawa coffee) PINTとzawacollection 記事一覧 PINTとzawacollection 商品一覧