リネンの理由
Pint!のものづくりで、なぜ第一弾の素材は「リネン(麻)」なのか?ご紹介します。 (今後、他の素材の展開も予定しています。) まず、Pint!のコンセプトの、「日本の風土に合っている、伝統ある素材と技術〜〜」で、 日本の夏の気候が浮かびました。 気温も湿度も高い、蒸し暑い夏。 洗濯物も乾きにくいし、ふきんも匂いが残ってしまったり。。 そこで、吸水性とともに速乾性があって、風通しの良いリネンが思い浮かびました。 日本でも、安価のコットンが広まる前はもっと日常的に使われていた素材で、 世界的にも日本国内でも、最も古くから布として使われていた繊維と言われています。 その後、素材について調べたり、職人さんからお話を聞くと、他にもこんな特長が・・・ ●高い吸水性 吸水速度も早く、繊維自体の吸水力も高い ●高い速乾性 天然素材の中で最も乾きが早い ●丈夫 コットンの2倍の強度。水に濡れるとさらに強度が増します。 ●汚れがつきにくい 天然素材の中で最も汚れが落ちやすいようです。ペクチンが含まれていて、水や汚れをはじきます ●育つ素材 使い込むうちにやわらかくなり、表情が出てきます。長く使う中で、その変化も楽しめます。 (一般財団法人ボーケン品質評価機構より) 丈夫で、機能性もあって、使えば使うほどに風合いがよくなり、自分のものになっていく。 リネンは、レザーのような魅力を持つ素材と思っています。 リネンファンの方もすでに多くいらっしゃいますが、まだまだ馴染みの少ない素材のように感じます。 また、麻というと、ヘンプのような大麻をイメージする方も多いかと思いますが、リネンは亜麻で、ヘンプよりもっと滑らかです。 リネンを、多くの方にもっと知ってもらいたい。 女性だけでなく、男性にももっと使ってもらいたいし、 洋服だけでなく、日常の暮らしの中でも、活躍の場がたくさんある素材です。 特に日本の夏には大活躍です(もちろん年中快適に使えますよ)。 そして、もっとハードにガンガン使っていただきたいです。...