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自在鉤(じざいかぎ) -日本の民具-

本日は民具シリーズ。 今日ご紹介するのは、「自在鉤(じざいかぎ)」です。 自在鉤といっても、すぐに思いつく方は少ないはず。 でも、見れば分かるかもしれません。 そう、これは囲炉裏とセットで使われる道具なのです。 囲炉裏は … 続きを読む 自在鉤(じざいかぎ) -日本の民具- → The post 自在鉤(じざいかぎ) -日本の民具- first appeared on PINT Blog.

箱階段(箱梯子) -日本の民具-

こんにちは、中地です。 記念すべき日本の民具の第1弾はこちら! 先日の三重県への旅で、関宿にて出会った箱階段。 みなさんはご存知ですか? 私はその存在に惹かれてはいたものの、初めて見た、生の箱階段に町家資料館にて興奮して … 続きを読む 箱階段(箱梯子) -日本の民具- → The post 箱階段(箱梯子) -日本の民具- first appeared on PINT Blog.

職人と出会う旅 〜三重、滋賀、京都〜 2日目

こんばんは、Pint!の中地です。 先日の、三重〜滋賀〜京都の旅の第2弾です。 2日目は滋賀県は蛭谷へ。 今、サンプル製作を進めているろくろ挽きの木皿。(今月下旬に発売予定です) Pint!が今お頼みしている職人さんは長野県にいらっしゃいますが、 この蛭谷は、ろくろ挽き、いわゆる木の挽きもののものづくりが始まった地域と言われています。 訪れましたが、お休みの日もあってか、お目当ての資料館は閉館していました。 アポイントもなかったので、周辺を散策すると、一軒の工房から木を挽く音が。 一人の木地師の方が小さな工房でろくろで木を挽いていました。 今は引退をなされて、ご自身のペースでときどきろくろを挽いていらっしゃるそうです。 Pint!のこと、ろくろ挽きの故郷ということで資料館目当てに伺った事をお話しすると、 家までお招きいただき、しばしお話をしました。 この地域のこと、お仕事のこと、人生のこと・・・。 歴史やいろいろな思い、貴重なお話をたくさん聞く事ができました。 こういった出会いは本当に嬉しく、素敵な時間でした。 そして、先日挽かれたという、桜の木の器をいただきました。 上に乗っている小さな器がいただいたもの。 下のお盆は、使い込んだ桜の木のお盆。 違う木とはいえ、同じ桜。 使い込むと、このお盆くらいまで濃くなるみたいです。 いただいた宝物を、大事にたくさん使い込んで、いつかこれくらい濃い器にしたいと思います。 そしてそれをお見せしに、また訪れたいと思います。 中地

職人と出会う旅 〜三重、滋賀、京都〜 1日目

こんばんは、Pint!の中地です。 先週は、三重〜滋賀〜京都を旅してきました。 1日目、夕方に東京を出発、夜に三重県にて宿泊。 明日からの予定にわくわくしながら就寝。。 翌朝は、ギャラリーショップの而今禾さんを訪れてみたいのと、古い宿場町の町並みが残っているという関宿へ。 古い素敵な町並みです。漂う空気が違います。 町家や宿の資料館、博物館が、古い民具が残されており、すごーく興味深かったです。 Pint!をはじめたとき、意識していたのが古い民具。 イメージとしては民芸よりももっと前、自らの生活のために、自らの身の回りの素材を使って、 自ら道具を作る。 まさに民の道具です。 こういう道具は、シンプルさと機能美に溢れていて、力強さを感じるのです。 これから、インスピレーションと言わなくとも、民具のお話は、これからたくさんアップしてゆきたいと思います。 町家で見られた民具は、例えばこんなもの。 箱階段。 文字通り階段になっているのですが、その階段下は、このように箪笥や収納になっています。 1段毎、箱を積み重ねるイメージで作られた超合理的な空間設計です。 憧れの箱階段、生で見られて興奮! 障子も大好きで、美しくうっとりします。 デザインも様々。 宿は関宿の中でも人気だったという玉屋旅館。 なんと、寝室が再現されています。 のみ避けの意味も兼ねて、布団は藍染めを使っていたらしいです。 なんとも贅沢。 そしてかっこいい! 旅の道具も少なく、シンプルイズベスト。 すごく憧れます。 こんな、素敵なものや昔のスタイルとの出会いと学びがたくさんありました! お仕事につながりそうなお話も。 夏迄には発表出来る予定です。...

長野県木曽へ

先日は長野の木曽に、新しい職人さんの工房を訪問してきました。 木曽という地域からもお分かりの方は多いと思いますが、木を取扱う職人さんです。 ろくろを使った、木挽き職人。 これまで見たことの無いような精度の茶筒、一目惚れした美しい木皿など、新しいラインナップが加わりそうです。 製品アップは来月を予定しています。 是非お楽しみに! 写真は木曽への途上、経由した諏訪湖の写真。 3月前半だったので、水面がまだ凍っていました。 7年ぶりに訪れましたが、空気が澄んで、人も温かく、良いところ。

麻の続く次の素材は、木です

Pint!では、麻の素材から製品ラインナップをスタートして増やしてきましたが、これまでの間、次の素材を探し、じっくりと様々な職人さんとお話をしてきました。 次の素材とは、「木」。 Pint!をスタートしたときから、「麻」の次は「木」をやると決めていました。 日本は本当に木に恵まれた島国。 木は、はるか昔から常に生活の近くにありました。 もちろん、今も使われ、慕われ続けている素材です。 Pint!らしい、今の暮らしに合った木を考え、形にできる職人さんと出会うことが出来ました。 その職人さんの工房に伺いに、山梨県に行ってきました。 これまで、何度もの打合せや、サンプル品のやり取りで、本当に腕前や、人柄も素敵な職人さん。 正直、考えていたものを遥かに上回るものができました! 職人さんと写真は、近日中にアップしますね。 今日は、早速工房の様子をお届けします。 「木は生き物」と何度もおっしゃっていました。この地の空気に馴染ませるため、すぐには加工に入らず、工房とは別の建物で、しばらく木を乾燥させます。 工房の様子。こちらで加工を行います。 整理整頓された道具たち。使い込まれた道具が、うっとりするほど格好良かったです。 これが、Pint!の次なる製品に使われる型。これは嬉しいです!全て職人さん自らが作ります。 来週にこちらの商品をアップする予定です。 新しい木の形、ご期待ください。