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「かぐれのショップコート制作の裏側」インタビュー

「かぐれのショップコート制作の裏側」インタビュー

enrica×かぐれ×PINT vol.1 「かぐれのショップコート制作の裏側」インタビュー http://www.kagure.jp/22281/ enrica×かぐれ linenshopcoat (2color) など、様々なプロジェクトでご一緒させていただいているセレクトショップ、「かぐれ」で対談記事ページを作ってくださいました。 昨年、みんなのどうぐのプロバージョンとして初めて開催した上リンクのショップコート。 シーズンアイテムではなく、継続し生産し続ける定番アイテムとして企画し、おかげさまで昨年の発売より順調に販売と生産を続けています。かぐれのスタッフさんが着用するショップコートとしつつも、お客様に販売する製品として展開しています。 これまでは器や包丁などの日用品を、一般消費者の皆さんと作っていたみんなのどうぐですが、なぜセレクトショップと洋服を作ることになったのか?なぜかぐれと一緒に取り組んだのか?を、紹介くださいました。 かぐれディレクターの坂田さん、表参道スタッフで販売もしながらインタビュー取材記事も多く手がけられる島田さんと和やかに話した内容を、読みやすくまとめてくださっています。 enrica×かぐれ linenshopcoat (2color) は、今後PINTのショップでも継続して取り扱うことが決まり、再入荷いたしました。 ▼ Pint webshop http://pint.mn/ ▼ プロフィール Pintについて ▼ Pint BLOG 人気カテゴリー 募集中イベント・イベント告知 再入荷・発売開始アイテム一覧 欠品中アイテム 入荷時期と予約受付のご案内...

みんなの使い方 036 たがる包丁

みんなの使い方 036 たがる包丁

たがる包丁は、ちょっとした調理や、果物などのカットに活躍する、小回りの利く包丁です。ペティナイフサイズですが、鍛冶職人による打ち刃物は切れ味抜群。両刃ですので右利き左利き問わずお使いいただけます。 使っている製品はこちらです。 たがる包丁(みんなのどうぐ #02) 樺の木のカッティングボード 丸 *廃番シャトルリネン25HD 65cm幅 サイズオーダー <レッド> kiitosrosette 伊藤さんからいただきました。 ●みんなの使い方について製品が実際に使われているシーンを共有し、使い方の幅を広げてゆくプロジェクトです。伝統的なものづくりを、今の暮らしでどのように活かし、楽しむことができるのか。使い手の皆様と一緒にその可能性を広げてゆきたいと思います。 ●写真募集しています 皆様の写真投稿をお待ちしております。info(@)pint.mnか、facebookのPINTページに写真とメッセージをお送り下さいませ。表記方法等ご希望がある場合は、記載するお名前、WEBサイトのリンク先をご連絡くださいませ。どうぞ宜しくお願い致します。

四季を味わう木の器 冬のランチ会レポート

四季を味わう木の器 冬のランチ会レポート

先日、四季を味わう木の器 冬のランチ会を終えました。 秋に引き続き、会場は栞日。春・夏・秋と続き、いよいよ最終回の冬の回となりました。 今回も、料理はおひさまキッチンの後藤和美さんです。 冬で野菜の少ない時期、食材は保存のきく野菜や乾物などが中心。 そこで今回のテーマは、信州に伝わる”おこひる”。 “おこひる”とは、農作業の合間に食べるおやつ、軽食的なものです。 ゆったりお茶時間、ティータイムを楽しむ軽い食事メニューとなりました。 後藤さんから、冬の安曇野の食材のお話とレシピを聞きながら、盛り付けをしていただきます。パンもフルーツも木の器には相性抜群です。 メニューはこちら。 ・信州にはおやきという食べ物がありますが、それに似せて、おやきパンを。中身の具は、ニンジンきんぴら(ネギ味噌)、きのこ炒め、切り干し大根煮の3種類。 ・長芋(山形村の特産)、葱、れんこんのケークサレ ・りんご、ルバーブ入りスパイスケーキ ・りんご、ルバーブ煮ヨーグルトソース ・白ワインムース 木のプレートをトレイ代わりに使い、小さなグラスを並べても良いですね。これからの春、夏に特に試してみたい使い方です。 今回は初めて参加いただいた方もいらっしゃれば、久しぶりにお会いできた製品企画メンバーもいらっしゃり、なごやかな楽しいティータイムとなりました。 今回で、「四季を味わう木の器」で、長野の季節ごとの食材を活かして春夏秋冬それぞれのランチ会を開催し、完了しました。こうして見ると、長野の食の豊かさを感じますし、各回の食事時間に話にあがった、長野の食文化や季節の移り変わりも大変興味深いものでした。私が住む東京よりも、季節と地域性が豊かな暮らしは、いつもとは違った視点で食や暮らしを感じることができました。このような企画を、松本安曇野のみんなで考え、長野(南木曽)の職人が作った器で実現できて素晴らしいイベントとなりました。 企画メンバー、ご参加くださった方々、職人の小椋さん、今回の企画パートナーと会場の栞日菊地さん、料理を担当くださった後藤さん、本当にありがとうございました。 これまでの各回はこちらより → 春  夏  秋  冬(本記事です)  こうした地域シリーズで、みんなのどうぐや、食を始めとした暮らしの文化をつなげたイベント、今後もチャレンジしたいと思います。ご興味ある方は、共同開催、参加者さん問わずご連絡をお待ちしております。お気軽にお問い合わせフォームよりメッセージくださいませ。 PINT 中地

かぐれのワードローブ #01-5 REPORT 〜 2ndサンプルチェック・生地色検討〜

かぐれのワードローブ#01、いよいよデザインパターンに関する打ち合わせは第5回目で最終回となりました。この段階になると生産スケジュールの確保にも大きく影響してくるため、前回の4回目からは約2週間ほどと、短めの期間で行いました。 【前回まで】 1回目 2016/7 #01-1 REPORT 〜製作アイテム検討〜 2回目 2016/8 #01-2 REPORT 〜デザイン検討〜 3回目 2016/9 #01-3 REPORT 〜トワルチェック・生地検討〜 4回目 2016/10 #01-4 REPORT 〜1stサンプルチェック・生地検討〜 4回目までで形と生地までほぼ決定しましたが、細かなパターン修正とあわせて、生地色を検討していました。1stサンプルの生地色はブラックでしたが、色展開の際に仮にホワイトを入れる場合、染生地のブラックとは印象はもちろん、インナーの透け具合も大きく変わってきます。ということで、最も透けの可能性が高いホワイトで2ndサンプルを作成しました。透けの具合によっては、生地はこれで確定で良いのか?それとも、生地は確定して色を染め色にするか。生地を決めたあとは、何色展開にするか?どういった色パターンにするかも含め、最終決定を目指します。今回は場所を変え、かぐれ表参道で開催しました。 1stサンプルはブラック(写真左)、2ndサンプルは同じ生地のホワイト(右)です。同じ生地でも、印象ががらっと変わります。パターンの修正点、今回は3点だけですので1つずつ見ていきます。 修正ポイント1つ目は、襟ぐり。1stサンプルより、少しだけ詰めました。キャミソールやタンクトップなど、インナーが見えないよう、合わせるインナーの選択肢が広がるように。パターンのバランスと雰囲気が崩れないよう、襟の前部分を開けるのではなく幅を少し詰めることで変更しています。イメージ通りの変更反映で、こちらの仕様に確定! 修正ポイント2つ目は、共生地のベルトを30cmほど長くしました。結び方のアレンジが多少広がるように、でも長すぎず邪魔にならないような長さ。シンプルな結び方でも余りすぎず、ちょうど良い長さでこちらも仕様確定です。 修正ポイント3つ目は、ポケットの高さ。こちらは写真がないのですが、ポケット位置少し低かったので、ややポケットの高さを上げました。身長も様々なメンバーですが、違和感ない使い勝手良い位置と確認。 今回修正した全てのポイントの確認が済みクリアになったところで、生地の検討に進みます。1枚目と3枚目写真がわかりやすいですが、この生地のホワイトですと、生地の重なり部分やインナーの透けが出ることがわかりました。ホワイトの良さもあるのですが、普段着用するワードローブという視点で考えると、着用シーンやコーディネートの幅が限られてしまいそうというところが気になり、ホワイトは除外するという判断に。ホワイト以外の色は、透けは起こらなさそうです。 生地の色見本から展開色を検討。洋服単体としての綺麗さや着やすさ(合わせやすさ)、店頭での見え方、トレンドカラーやかぐれ・かぐれのシーズンカラーなど様々な角度から展開パターンを考えます。 色パターンは4色展開に決定。これから生地在庫確認と数量検討など、多少の不確定部分が残る部分がありますので、完成後の撮影タイミングで完成写真とともにご案内予定です。 ボタンも生地色に合わせて決めました。袖の雰囲気が女性らしくとても良い感じです。 もちろんワンピースだけでも着ていただけますが、長い丈のコートを合わせても。重ね着た着心地も、組み合わせも良い感じです。 ちなみにこちらのベージュのコートは、前シリーズで企画制作したenrica×かぐれ linenshopcoatです。 PINT WEB SHOPでは最終サンプルの1着のみ取り扱いしていますが(現在庫はベージュラスト1点のみ)、かぐれの各店舗でも継続販売されています。また、かぐれのwebshopではベージュ・ブラックの2色販売しています。 前回の記事でもご紹介しましたが、リネンショップコートをご購入くださり、今回のワンピースの感性を心待ちにしてくださっているお客様もいらっしゃるそう。合わせてコーディネートしていただけるのも楽しみです。...

かぐれのワードローブ #01-4 REPORT 〜 1stサンプルチェック・生地検討〜

かぐれのワードローブ#01、1ヶ月の期間をあけて第4回目の企画会議を行ないました。 【前回まで】 1回目 2016/7 #01-1 REPORT 〜製作アイテム検討〜 2回目 2016/8 #01-2 REPORT 〜デザイン検討〜 3回目 2016/9 #01-3 REPORT 〜トワルチェック・生地検討〜 コンセプトから出発して、アイテム選定・かぐれらしいオリジナル洋服についての考察など、序盤ではじっくり時間をかけて話し合いながら、イメージを固めて進めてきました。前回の3回目では、トワルができたことにより、具体的な形として見て、触ることができました。生地はシーチング素材で仮のものとはいえ、デザインとパターンの話し合いがスピードを持って進み、おおよそのデザインパターンと生地候補まで絞り込みました。 4回目となる今回は、候補の中でも有力だった生地で、enricaの町田さんがサンプルを製作してくださいました。この1stサンプルを元に、仕様を検討・修正し、新しく選定し直した生地候補から生地を選びます。 カバーを外してサンプルを取り出して吊るして見た瞬間、皆から「さすが!!」と、嬉しそうな表情で会議ははじまりました。1stサンプルながら、デザインとパターン・縫製仕上がりで、シルエットもとても綺麗。シンプルでも美しい洋服の存在感があります。enrica町田さん、いつもながら素晴らしい仕事をありがとうございます!! まずは、いつも通り奥田さんから試着を。着るとより形がわかり、生地感も相まって綺麗です。会議は始まったばかりですが、「良い!すごく良い!」とメンバー一同さらにヒートアップ。 リネン100%で、色味が重くないブラックの生地。リネンらしくシャリ感もありながら、肌触り良い柔らかさで、上質なリネン糸を使っている感じです。大人らしい上品な雰囲気のある生地でした。 ワンピースとセットで付ける、共生地のベルト紐。この太さが絶妙なバランスでマッチしていました。こんな風にさらっと巻いて結ぶだけで、シルエットも調整できつつ、がらっと印象が変わります。(付けなくても着られますので、お好みで選べます) 皆で交代で試着を。同じ服でも、合わせる服や着る人により、様々な表情を見せます。それぞれに素敵です。前開きタイプではないので、着脱時のスムーズさも重要なポイント。着心地も含めチェックしながら、生地とパターンを集中して検討。 シルエット、ベルト紐の長さ、袖や身丈の長さ、襟ぐりなど、入念にチェック。サイズは1サイズ展開ですので、この服において、幅広く素敵に着こなしてもられるベストの形とサイズを探ります。非常に難しいポイントですが、参加スタッフも多いため皆で試着を回しながら、それぞれの店舗のお客様を思い浮かべて、じっくりと話し合いを重ねました。今回の企画の利点をフルに活かしながら、でも単なる最大公約数にならないよう、町田さんから洋服の構造やバランス面からアドバイスをもらいながら擦り合わせてゆきます。 襟ぐりの1cmだけでも、驚くほど印象は変わります。 今回のサンプル色が黒のリネン生地で、長袖のロング丈と生地面積が広いこともあり、襟ぐりを狭くすると印象がかちっと固くなりがちに。でも、体型によっては襟の空き具合が気になるかも、、、文字通り紙一重の選択です。 この検討をそれぞれの箇所に対して繰り返し、デザインとパターンの修正点を決定しました。もちろん、それぞれを順にこなしてゆけば良いことでもなく、全体のバランスを常に考えながらの調整なので、とても重要で大変な工程です。 同時に生地も検討します。町田さんが前回までの打ち合わせ内容を受けて選んでくださった今回の1stサンプルの雰囲気がとても良く、当初の予定通り、素材はリネンで進行することに。リネン生地といっても、その中で糸の番手(太さ)、色パターン、加工の違いなど様々です。今回町田さんに新たにご用意いただいた生地候補の中から、リネン生地に絞り選んでゆきます。 今回のサンプルが1stですが、次の2ndを最終サンプルとする予定です。先の仕様の修正点とともに、生地の種類と色も変えることで、すべて一緒にチェックします。この生地選びと色選びに、今回の会議の後半ほとんどの時間を使いました。 2ndサンプルで何を優先してチェックするか。生地を変えてみるのか、それとも生地は1stサンプルのものに確定して他色を確認するのか?悩みに悩んだ末、生地は今回の1stサンプルと同じ生地に決定しました。あれこれ行き来して、様々な角度から意見を重ねた末、最終的に皆の希望を一斉に取ったところ満場一致でこの生地に。 気になる色展開は、現在のところ 「3色+特別カラー1色」 という案が有力ですが、次の会議で引き続き検討しますので次回に譲ります。ちなみに2ndサンプルは、その3色のうちの1色で製作します。次回レポートでご覧いただけますので、お楽しみに。 今回も、2時間があっという間の非常に濃い会議となりました。 上の内容をもとに、細かな仕様やパターンの変更を反映した2ndサンプル(同生地の別色)を、enrica町田さんにご用意いただきます。生地の手配や生産スケジュールの確保もあるため、次回(4回目)は念のため早く行うことにして、11/2に決定しました。...

四季を味わう木の器  秋のランチ会

四季を味わう木の器 秋のランチ会

食の豊かな山麓の街・松本で考えた「四季を味わう木の器」 みんなのどうぐ#03として、2015年〜2016年にわたり、長野県松本の栞日で、松本と安曇野に暮らす皆様と一緒に考えた木の器です。製品企画ストーリーについては、こちらのレポートをご覧下さい。 この器を考えたメンバーは松本・安曇野に暮らす皆さん。製作は南木曽の職人。食の豊かな長野県ならではの着想からイメージを膨らませた大小2サイズの器を、”四季を味わう木の器”と名付けました。季節の旬の味をたっぷり味わう、毎日使いの器です。 四季を味わう木の器(大) 栃 22.5cm  四季を味わう木の器(小) 栃 16.5cm  今年の4月に器が完成し、みんなのどうぐイベント恒例の納品会&お披露目パーティーとして、企画メンバーみんなで食事会を行ないました。菜の花、桜など、春の食材で彩り豊かなメニューが揃いました。 そのときに、「折角の”四季を味わう木の器”、春だけでなく、夏・秋・冬も長野で開催しよう!」というアイディアが出て、四季毎に、この器を使った食事イベントをすることに。旬の食材と食事を楽しみながら、松本で生まれたこの器の使い方や盛付けを、もっともっと広げてみようという企画です。 夏の会のレポートはこちら → 四季を味わう木の器 夏のランチ会 夏に続き2回目・秋編です。前回の会場は、安曇野の料理教室「おひさまキッチン」でしたが、今回はこの器企画を共同企画した松本の栞日で開催いたします。お料理は、これまでと同様、後藤和美さんによるランチメニューです。”四季を味わう木の器”に、地域の秋の旬の食材を中心に使った料理を盛りつけ、みんなで楽しく食事をいただきましょう。 後藤さんによるランチは、松本・安曇野の「秋」の豊かな食材をふんだんに使った料理をご用意いたします。 食事だけでなく、食材から器、料理や盛付けまで、楽しく学んでいただけます。 後藤さんからは夏の食材とレシピのご紹介、器の盛付けのお話に、盛付けデモンストレーション。Pint!中地からは、器について、樹種や加工、仕上げの種類など、様々な木皿を見て触っていただきながら、皆様の疑問にお答えします。普段なかなか使っている方は少ないかもしれませんが、お家でも気軽に、木の器と料理を楽しんでいただけるきっかけとなればと思っています。 皆様のご参加、お待ちしております。 【日程】 10/29(土) 12:00〜14:30 【場所】 栞日(長野県松本市) ☆地図 【料金】 3000円(税込) (食事料金を含む) 【募集人数】 ・12名 【プログラム】...

かぐれのワードローブ #01-3 REPORT 〜トワルチェック・生地検討〜

かぐれのワードローブ#01、1ヶ月の期間をあけて第3回目の企画会議を先日行ないました。 【前回まで】 1回目 2016/7 #01-1 REPORT 〜製作アイテム検討〜 2回目 2016/8 #01-2 REPORT 〜デザイン検討〜 前回までで、ワンピースの全体の空気感とコンセプト、おおまかな形としてのデザイン、生地候補までを決めました。オリジナル洋服作りの根っこの部分にあたるイメージとコンセプト作りに、おそらく通常のものづくりよりもたくさん時間をかけています。企画に関わる人数を増やし、かぐれ各店舗のスタッフとお客様の声をダイレクトに吸収し服作りに生かすためです。 今回は、enrica町田さんにトワル(シーチング生地で作った形を見るためのサンプル)を製作してきていただいていますので、これを元に形の具体的なところを詰めてゆきます。生地も、新たに候補をご用意してくださいました。 トワルサンプル。まだ生地が決まっていないため、非常にベーシックなトワルとのこと。生地が決まった段階で、また形に反映させる必要があるため、ベーシックな形で方向性を固めます。 シーチングとはいえ、言葉や絵で共有するのとは段違いに、形があるとイメージの共有が可能になります。実際に試着してみて、全体のシルエット、首周りの空き具合、腕周りの動きやすさ、ポケットの位置など、細かに検討が可能になりました。 皆で代わる代わる試着をしながら進めます。お客様はもちろん、スタッフのみなさんも体型は様々。どういったパターンメイキングと着方の提案で、お客様に紹介できるかを頭に置きながら、考えました。 おおよそ固まっていた以下のポイントを、改めて検討。 ・サイズ展開 → ワンサイズ展開 ・シルエット → ほどよく細く綺麗なシルエットラインに ・袖 → 着られるシーズンが長いよう、袖付きに これは変更なく進めることに。 他の検討ポイントを挙げてみます。たくさんあります。 ▼シルエット ・シャツタイプか、被る形か ・紐/ベルトで絞れるようにするか ・裏地をつけるかどうか ・切り替えの有無 ・ダーツ入れの有無 ・ギャザー、タックの有無 ・ポケットの形と位置 ・袖の形 ・袖丈の長さ ・カフスタイプ...

四季を味わう木の器  夏のランチ会

四季を味わう木の器 夏のランチ会

先週末に開催された、みんなのどうぐ#03のスピンオフ企画。 みんなのどうぐ#03で、完成披露会のお食事をお願いした後藤さん。長野県安曇野のご自宅で、おひさまキッチンという料理教室を運営されています。今回はこちらを会場に、イベントを開催致しました。 詳しくは写真とともにレポートしますが、長野県安曇野の旬の食材を中心に、みんなのどうぐ#03の木の器でいただくというイベントです。 →今回のイベントの詳細(募集記事) →みんなのどうぐ#03 「四季を味わう木の器」 について →みんなのどうぐについて 手入れされたお庭で、季節の植物のことを後藤さんから聞き、ハーブや花を愛でました。皆さん、とっても詳しいです。 今日の料理、テーブルで使えそうなハーブを収穫。 家のキッチンに移り、料理と盛付けのデモンストレーション。ベースのレシピは、後藤さんの著書「おひさまキッチンの食卓 安曇野の四季を感じて」より。季節の地の物を使い、旬の美味しい野菜の味を引き出す料理がいっぱいでした。 レシピ、季節の食材のこと、木の器との相性についてお話いただきながら。下ごしらえ、食材の組み合わせ、ワンパターンになったり余りがちな旬野菜のいくつかのレシピへの使い方など、日常の調理や食事の視点が中心になっていて、家でもすぐに実行出来そうなポイントがたくさん。 盛付けのコツもお話いただきながら、手際良く盛りつけられてゆきます。 旬の食材を使った、おいしそうな料理たち!盛りだくさんでした。 ワンプレート使い、朝ご飯のイメージ、和食メニューなど、コンセプト通りに様々な使い方と盛付けをご提案いただきました。まさに、Pint!が目指す「木の器を使う食卓シーンを拡張する」という狙いをそのまま体現してくださっています。 四季を味わう木の器(大) フラット面なので、プレートとして使えます。陶磁器だと、重さもありなかなかできない薄いフラット面。木だと軽くて最適です。上にカップや小皿も置けるので、活躍の幅がぐっと広がります。 サラダとコロッケ、ドライトマトを盛りつけて。木の器には、野菜にフルーツ、自然の色が良く映えます。 四季を味わう木の器(小) 後藤さんはこの夏は冷や奴アレンジでも使われていたそう。平たい小鉢・ボウルといった形。あまりない形とサイズで、重宝します。 クッキーにドライフルーツ。おやつやおつまみボウルとしても使いやすい小サイズ。使っていると色艶も深く濃くなってゆきますので、使う度にちょっと楽しいです。 ちなみにドライフルーツは、星農家(HOSHINOYA)さんのもの。時期が合わず叶いませんでしたが、トマト畑見学も予定していた農園です。安曇野で、合鴨農法でお米、農薬や化学肥料を使わずに栽培されたトマト、小麦などを栽培されています。ドライトマトは、トマトの甘みがぎゅっと凝縮されて詰まっていました。食事をしながら伺った合鴨農法やドライトマト作りのお話も興味深かったです。 他の木皿も一緒に。こちらは、 樺の木の角皿(写真は大サイズです) ちなみにパンも後藤さん自家製。地粉で作られていて、もっちりとしつつ風味も豊かでした。 美味しくいただいた後は、実際に使った木の器を手に取ってご覧いただきながら、木の器のお話。たくさんお持ちしたので、一つ一つの樹種や木目の違いも感じていただきながらお話ししました。 後藤さんからは料理の盛付けと木の器のこと。私からは木の器の素材やものづくりを中心に、お手入れや取扱い方法のことも。民族学寄りの器と木の素材のことや、日本の食卓の歴史のお話はどのイベントでも皆さん特に興味深く聞いてくださいます。 これまでの歴史を辿ると、様々な変遷とそれなりの理由があって、今の日本の生活様式に辿り着いています。知れば知るほどに面白いです。 今回は会場もご自宅のスタジオということもあり、食卓を囲みながらゆっくりみんなでお話しできて、素敵な午後の時間でした。 こちらは窓からの風景。安曇野、良いところです。四季を味わうこの器にぴったりの場所ですね。...

かぐれのワードローブ #01-2 REPORT 〜デザイン検討〜

先月、かぐれのワードローブ#01がキックオフしましたが、1ヶ月の期間をあけて第2回目の企画会議を行ないました。 かぐれのワードローブ#01 (前回のレポート) 2016/7 #01-1 REPORT 〜製作アイテム検討〜 前回は、かぐれのコンセプトまで遡り、かぐれのオリジナル製品シリーズ「かぐれのワードローブ」のコンセプトと位置づけをメンバー皆で共有確認しました。その上で、かぐれのワードローブの最初のアイテムとなる今回の企画では何を作るかと考え、ワンピースに決定。かぐれオリジナルのショップコートとも合わせられて、1枚でも決まる、ワンピース。天然素材で、大人の女性がさらっと1枚着ても上品に着こなせるもの。こうした大きな空気感のようなイメージまでを固めました。 この1ヶ月間で、かぐれの皆さんには、具体的にワンピースを作るにあたってのイメージを膨らませてきていただきました。普段気に入ってきている服、かぐれで取扱のある服、雑誌や写真、形イメージを描くなど、方法は様々。enricaの町田さんは、前回の会議の結果を受けて、生地をご用意していただきました。 今回は、これらのイメージソースとたくさんの生地サンプルを元に、実際の洋服の仕様を考えます。 茂呂さん(丸の内店)が用意して下さったのがこちらのボード。写真、イラストで、雑誌の1ページのよう。来店されるお客様とのやり取りをイメージしながら、ショップコートとのコーディネート、シルエットライン、どうやってご紹介したいか、イメージを膨らませてきていただきました。イラストとデザインの力は強いです。8名いる会議ですが、この1枚のボードで、ぐっと空気の密度が高まりました。 奥田さん(表参道店)と矢澤さん(ミッドタウン店)は、普段着用されている服をお持ちくださいました。実際に着ていて優れている、もしくは気になるポイント、生地と形の相性など。形あるものを作る際に、言葉だけで共有出来るイメージは限定されてしまうので、こうした実際のものがあると、より具体的な深い仕様まで話し合えます。持ってきてくださった洋服もさすが、お洒落です。 そしてenrica町田さんからは、たくさんの生地サンプル。素材の違い、糸の太さ、織り密度、加工種類が様々な生地を揃え、エレガントな感じからカジュアル感のある素材まで選り分けてご用意くださいました。以前の仕事で、町田さんに生地調達にも同行させていただきましたが、何百〜何千という生地の中から、企画イメージに合う生地、実際に縫製し洋服として作られるまでをイメージして選別するのは大変な仕事です。 染め色は後の段階として、生地サンプルを触って、他のイメージソースと照らし合わせながら想像を膨らませます。 集まった材料を見て、触りながら、キーワードやイメージが浮かんできます。 断片的なキーワードを並べると一つの形には絞れなく膨れ上がるばかりですが、今回立ち戻るコンセプト、テーマとしては、 ●かぐれがオリジナル品として作るべきものを作る ●どういうものを自分たちが考え作るのか?それをどうお客様に伝えたいのか? ということ。根っこの部分から、もう少し服に寄って、 ●1枚でも上品に着こなせる ●ショップコートを始め、丈の長めのコートとも合わせて着られる 何度も立ち返りながら少しずつ絞ってまとめてゆきました。 このコンセプトを洋服にどう落とし込むか?ここが一番の壁ですが、enrica町田さんのアドバイスと進行で力強く進みます。 「1枚でお洒落に見えるには何が必要なのか?」 「女性らしさ、女っぽさはどのようにして作るのか?」 抜け感、メリハリの付け方など、感覚的な領域にはなりますが、具体例とともにわかりやすく伝えてくださいました。どのようにしてイメージを洋服のデザインと形にしているのか、デザイナーの頭の中を広げて見せてもらっているよう。 プロフェッショナルの知見をこんなに共有して一緒に進められるのが、改めてこの企画の醍醐味。町田さん、本当にありがとうございます。 中でも個人的に一番ぐっときた言葉が、 「シンプルな形でちゃんと見えるには、ちゃんと作らなければならない」 私は普段、洋服ではなく器などを職人と一緒に考え作っていますが、それとも通じることでした。ものとしてシンプルな形だからといって、作るのは簡単ということではないのですね。シンプルだからこそ、ごまかしがきかない、突き詰める深さが深いという感じです。また、形をコピーするのは簡単かもしれませんが、素材などは完全に同じではないわけで、やはり使う素材から出発して考え、作り手の中から出てきたものとは全然違う佇まいのものになります。 パターンやデザインは町田さんの力を借りながらも、もちろん、かぐれオリジナルとして「ちゃんと作る」ことを突き詰める覚悟は全員にあり、心は一つです。...

enricaの取扱いを始めた理由

enricaの取扱いを始めた理由

先日、スタートした洋服の取扱い。洋服については、こちらの記事で紹介していますが、今日はenricaとの出会いと、Pint!で取り扱うことを決めた経緯を書きたいと思います。 enricaのデザイナー、町田さんとは共通の知人を通じて面識はあったのですが、昨年にゆっくりお話できる機会がありました。enricaは、シーズン毎のコレクションを国内外で発表している、まさにアパレル業界のスピーディーな世界で活動しているブランド。 enricaアイテム一覧ページ お話を聞きながら、町田さん独自の、ファッションやデザインの捉え方に引き込まれました。パリで長く活動されていた「欧米と日本の洋服文化の違い」から、「日本の洋服」を考えたい。新しく生み、作り続けるシーズンコレクションとは別に、定番コレクションを展開したい。 独特なルールや空気を持つアパレル業界で活躍されながらも、雑貨という少し離れたジャンルで、Pint!が考えて取組んでいることと考えや思いが近いことが新鮮でした。ものづくりのこと、洋服のこと、それを取り巻く文化や空気のこと、海外と日本の違い。具体的な仕事や取組みではない部分で話は弾み、いろいろな意見交換をしました。 その後、どんなことが一緒に取組めるか?ということで打合せを重ねてゆき、形になったのが「かぐれのオリジナルショップコート」の製作です。かぐれがオリジナルショップコートを製作するにあたり、enricaによるデザインを検討されていて、Pint!のみんなのどうぐの形式を入れて進行しました。(レポートはこちら) おそらくファッションデザイナーとしては相当に面倒で時間もかかるこの企画にのってくださった理由は、「バイヤーの皆さんや、店舗スタッフさんが洋服をより深く知る機会になれば」というもの。快く引き受けてくださいました。洋服作りへの新しいアプローチを、共にチャレンジしてくださる強力なパートナーです。 こうしたものづくりへの考え方が近く、同じ視点で一緒に濃い取組みをできるというのが、まず1つ目の理由です。 2つ目は、やはり洋服とデザインのクオリティです。洋服作りは多くの専門職の方が協力してできるものですし、洋服作り特有の難しさがたくさんあります。自社内で行なうことは非常にハードルが高く、模索をしばらく続けていたのです。Pint!として、ジャンルの切り口における「雑貨」の延長の洋服ではなく、「天然素材の真摯で上質なものづくり」という同じフィールドの洋服をご紹介したい。かぐれのプロジェクトで、コンセプトワークからそのデザイン製作までを一緒に取組ませていただいて、アパレルデザインのプロの仕事を間近に見ることができました。Pint!のお客様にも絶対に紹介したいと強く思いました。女性らしくリラックス感もありながら、凛とした大人の綺麗な雰囲気。enricaの魅力です。 3つ目は、Pint!の核の部分に近いですが、「素材」の使い方と考え方。enricaは、コットン、オーガニックコットン、リネン、シルクを中心に、天然素材をメインに使用していて、草木染めをはじめとして、天然染料を用いた染めを中心に洋服作りをしています。洋服でも、製法としてこうしたものづくりをされているブランドさんはたくさんいらっしゃいますが、enricaの町田さんが言う、「衣服の着心地のよさ、素材や色の美しさを大事に洋服作りをしていたら、天然素材と天然染めに行き着いた」という言葉が好きです。無理をしていない、自然体で、真っ直ぐな理由。Pint!も、同じ理由で天然素材を使っています。化学物質NOではなくて、気持ち良さや使い心地を考えいったら、天然素材だったという順番です。 こんな理由から、Pint!ではじめる洋服はenricaから、と決めたのでした。今ご紹介しているenricaアイテムは、この夏すぐに活躍しそうな涼しげなリネンやコットンの素材で、大人らしいスタイルにお使いいただける服が揃っています。 enricaの洋服を通じて、天然素材や天然染めの魅力を感じていただけたら嬉しいです。 enricaアイテム一覧ページ 中地