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かぐれのワードローブ #01-1 REPORT 〜製作アイテム検討〜

先日のブログで予告していました、かぐれ×enricaオリジナル製品企画の第2弾が、遂にスタートしました。 前回は、ショップユニフォームを出発点として、普段も着られるショップコートを作りました。 今回(以降)は、「かぐれのワードローブ」をテーマとして、かぐれオリジナルアイテムのラインナップを作ってゆく構想です。「かぐれのワードローブ」として提案したいことは何か?それはどんなワードローブなのか?単にオリジナルアイテムを作るだけではなく、かぐれの思いや空気を服で表現し、かぐれの輪郭をくっきりと浮き出させなくてはなりません。ハードルは高いですが、楽しみなプロジェクトです。 そのワードローブの1着目にあたるオリジナルアイテムを作る、第1クールの始まりです。発売予定は来年春。完成まで、合計4〜5回ほどの打合せを重ねる予定です。今日がそのキックオフミーティング。メンバーの顔合わせから始まり、かぐれのワードローブとは何かを考え、最初の1着として何を作るかを決めました。 まずは、今回のメンバー紹介。 かぐれディレクター 坂田さん かぐれプレス 高橋さん かぐれレディースバイヤー 宮崎さん かぐれ表参道店 奥田さん かぐれミッドタウン店 矢澤さん かぐれ丸の内店 茂呂さん enrica 町田さん(デザイン・製作) Pint! 中地(企画・進行) かぐれの店舗の皆さんは、前回とメンバーを総入れ替えし、第2期企画メンバー。かぐれに入るバックグラウンドも、入社時期も、様々なメンバーが揃いました。 メンバーの皆さんには、「かぐれのワードローブ」をキーワードに、イメージを持ち寄ってきてもらっています。その共有から、話し合いをスタート。 「かぐれ」「ワードローブ」を軸に、揃えたいアイテム、素材のイメージ、かぐれらしいスタイルのイメージ、こだわりたいポイントなど、様々な意見が集まります。前回のメンバーでもそうでしたが、やはり、かぐれらしく、イメージは皆さんから挙がるイメージはぶれなく重なっています。 「心地よい天然素材」「長く定番で着られる服」「美しい、綺麗、格好良い」「自分を引き上げてくれるような」「着こなしを楽しめる」・・・ 言葉で書くとなかなかニュアンスが伝わりにくいですが、かぐれをご存知の方は、これらのキーワードの断片で、かぐれのお店の空気を思い出していただけるのではないでしょうか。それほどにかぐれは、外部の私から見ていても、良い意味で「らしさ」を強く持っているお店です。そして、これは私のごく個人的な意見ですが、ブランドのもと認識を一つにしているというよりも、一人一人のスタッフさんの価値観とかぐれの価値観がマッチしていて集まっているという感じが、かぐれの魅力だと思います。お店のスタッフさん一人一人が独立したような印象を受けるのも、そのせいなのかもしれません。かぐれは現在6店舗ありますが、多店舗展開しながらもこうした空気を持っているお店は少ないですし、私がかぐれの一ファンである理由もそこにあるように思います。 行かれたことのない方は、お近くに店舗がありましたら立ち寄ってみてくださいね。先に紹介しましたが、今回は、表参道、丸の内、ミッドタウン店から、店舗スタッフさんたちがこの企画会議に参加してくださっています。通常、オリジナル製品に関しては、専門の企画担当の方やバイヤーさんと決めることが多いですが、店舗スタッフさんも一緒です。話し合いの中でも、店舗スタッフの皆さんからは、店舗毎のお客さま層や、お客さまの洋服選びの視点や悩み、声を紹介くださいました。 お客様の声を集め共有することはもちろん重要ですが、その最大公約数を見つけ出すだけでは、良い製品にするのは難しいもの。いただいた声をかぐれなりに咀嚼して消化し、その期待とイメージの更に上を行くような、かぐれらしい1着を考えます。オリジナル製品を考えるにあたって、この服をかぐれとしてどういった位置づけにするか?どんな提案をし、どういう風に着ていただきたいか?を考えながら、話し合いを深めてゆきました。 着るシーンという切り口で考えると、今回作るのは日常の服。 一言に言っても様々な日常着がありますが、提案したいのは、「心地よく着られて、たしかな良いもので、美しく格好良く着られる日常の服」「長く、上質な定番として着続けたい服」。 さて、かぐれコンセプトとともに、着るシーンまでのイメージはしっかり固まっていますが、それを洋服の形でどう表現するか?この点は前回のショップコート(ユニフォーム)における挑戦の1つでしたが、私たちの手応えとしても、実際のお客様からの反応も良いものでした。このプロセスと表現方法を引き継ぎつつブラッシュアップして、今回の企画に活かすことに。このショップコートに合わせたいアイテムは何か?という順序で考えました。 コートに合わせるアイテムということで、カットソー、ワンピース、パンツまで様々な候補が出ましたが、今回はワードローブ最初の1着のため、「この1着をメインに着られて、これだけでも綺麗に着こなせる」という点を重視することに。 こうして決まったアイテムが、ワンピース。これを着れば、”間違いなくきまる”という、ワードローブの頼りになるオリジナルワンピースを目指すことに決まりました。 先の服のイメージにも挙がった要素、「心地よく」「たしかな良い天然素材」「日常的に着られる」「1枚でメインで着られる」「ショップコート(や同型の洋服)にも合わせられる」を踏まえ、 ・素材は、リネンかコットン ・襟なしのプルオーバー ・長袖でロング丈 という、大まかなデザインイメージまで意見が出ました。どんな形になるのか?どんなディティールを盛り込むか?どういったスタイリングで着たいか?イメージはますます膨らみますが、今回はここまで。...

【イベント参加者募集】"四季を味わう木の器"でいただく安曇野の夏 ランチ会

【イベント参加者募集】"四季を味わう木の器"でいただく安曇野の夏 ランチ会

食の豊かな山麓の街・松本で考えた「四季を味わう木の器」 みんなのどうぐ#03として、2015年〜2016年にわたり、長野県松本の栞日で、松本と安曇野に暮らす皆様と一緒に考えた木の器です。製品企画ストーリーについては、こちらのレポートをご覧下さい。 この器を考えたメンバーは松本・安曇野に暮らす皆さん。製作は南木曽の職人。食の豊かな長野県ならではの着想からイメージを膨らませた大小2サイズの器を、”四季を味わう木の器”と名付けました。季節の旬の味をたっぷり味わう、毎日使いの器です。 四季を味わう木の器(大) 栃 22.5cm  四季を味わう木の器(小) 栃 16.5cm  今年の4月に器が完成し、みんなのどうぐイベント恒例の納品会&お披露目パーティーとして、企画メンバーみんなで食事会を行ないました。菜の花、桜など、春の食材で彩り豊かなメニューが揃いました。 そのときに、「折角の”四季を味わう木の器”、春だけでなく、夏・秋・冬も長野で開催しよう!」というアイディアが出て、四季毎に、この器を使った食事イベントをすることに。旬の食材と食事を楽しみながら、松本で生まれたこの器の使い方や盛付けを、もっともっと広げてみようという企画です。 今回はその初回・夏編です。安曇野の料理教室「おひさまキッチン」を会場に、同教室主宰の後藤和美さんによるランチメニューです。”四季を味わう木の器”に、安曇野の夏の旬の食材を中心に使った料理を盛りつけ、みんなで楽しく食事をいただきましょう。 後藤さんによるランチは、太陽の恵みたっぷりな夏の収穫物をふんだんに使った盛り合わせをご用意します。 また、食事だけでなく、食材から器、料理や盛付けも、楽しく学んでいただけます。 後藤さんからは夏の食材とレシピのご紹介、器の盛付けのお話に、盛付けデモンストレーション。Pint!中地からは、器について、樹種や加工、仕上げの種類など、様々な木皿を見て触っていただきながら、皆様の疑問にお答えします。普段なかなか使っている方は少ないかもしれませんが、お家でも気軽に、木の器と料理を楽しんでいただけるきっかけとなればと思っています。 皆様のご参加、お待ちしております。 【日程】 8/27(土) 11:00〜14:00 【場所】 おひさまキッチン(安曇野 大糸線中萱駅徒歩10分) お申し込み時に、詳細な地図をお知らせいたします。 【料金】 3000円 (食事料金を含む) 【募集人数】 ・10名程度(駐車場4台まで) 【プログラム】 11時開始 ・周辺を散歩。ハーブ摘み ・「夏の食材について」「レシピ紹介」 後藤和美さん...

enrica×かぐれ リネンショップコート 振り返りレポートと第2弾予告

enrica×かぐれ リネンショップコート 振り返りレポートと第2弾予告

この春に完成し、リリースしたかぐれのリネンショップコート。スタッフユニフォームとして、且つ、お客様への販売製品として作ったショップコートです。 みんなのどうぐ形式で製品企画を行なうことで、かぐれ、enricaによるオリジナルショップコート企画に協力させていただきました。 詳しくはこちらのレポートをご覧下さい。 発売から3ヶ月が経ち、メンバーの皆さんと振り返りを行ないました。 ▼ユニフォームとして 「着心地良く、気持ちよく着ている」 「ジャストシルエットで、綺麗目に着られるのが嬉しい」 「ひもがあるので、着こなしバリエーション広く、シルエットも調整出来て便利」 「内ポケットには、サシェなど香りのものを入れている」 スタッフの皆さんと考えただけあって、イメージに近く着られているようでした! 好評な中、改善点案としては、 「バストが大きな方は、ボタンをとめるときついケースがあるため、ボタン位置を下げたほうが良い?」 という意見も。こちらは、デザイナーのenrica町田さんとしては、内ポケットのものが落ちないようにボタン位置を調整してくださっていたそう。どちらを優先するかという判断になるポイントですね。今後の展開や、追加生産の際の修正有無はまだ未定ですが、こうして、たくさんの人が着用した上で改善に向けての意見を共有することは、今後への大事なステップ。小さく、時間のかかることですが、こうした積み重ねが、これからのかぐれのものづくりや企画に活かされてゆくのだと思います。 ▼販売商品として 販売商品としても、動きが好調だそうで、ほっと一安心。お客様の反応としては、店頭で一目見て、お選びいただく方が多いそうです。かぐれのコンセプトと思いを、スタッフの皆さんで共有しながらオリジナルショップコートに込めた今回の製品企画。店頭でご覧いただき、「欲しい!」と思ってもらえるものができたこと、何より嬉しいです。 ▼みんなのどうぐの取組みとして 「スタッフ間で、製品についてしっかり共有出来た」 「服作りの、ディティールの考え方や視点が勉強になった」 「洋服の作りについて、深く知ることができた」 など、嬉しい意見をいただきました。 今回初めて、一般の使い手ではなく企業のプロの方と取組みを行ないましたが、参加の皆さんにとっても、出来上がった製品の動きも良い感触が得られた回となりました。かぐれ、enricaの皆さんのおかげです。ありがとうございました。 そして、このシリーズ、継続して第2弾を行なうことが決定しました!!これから追って情報を公開してゆきますが、参加スタッフさんを新たに募集しメンバーチェンジして、第2弾のオリジナルアイテム企画に移ります。 運営の改善点もたくさん出ましたので、よりブラッシュアップして進めてゆきます。今度は、企画会議毎にレポートをアップして、完成までの進捗をレポートしながら進行してゆく予定です。 まず、アイテムが決定しましたら、あらためてレポートアップします。ご期待くださいませ。 今回のメンバーで集合写真。ショップコートを着用しているのはかぐれの皆さん、そしてenricaのデザイナー町田さんと。 皆さん良い笑顔です。かぐれのお店の雰囲気通り、素敵なメンバーと一つのチームとなって、このショップコート企画を進行することができました。 次回も楽しみにしています。 中地

【掲載メディア】松本経済新聞 20160517

先日、松本で開催し完成イベントが行なわれたみんなのどうぐ3について、松本経済新聞さんが取材下さり、掲載されました。 【松本経済新聞】松本の暮らしから生まれた「四季を味わう木の器」 「みんなのどうぐ」企画で 丁寧にご紹介いただき、ありがとうございます。 これまで、みんなのどうぐも回数を重ねてきましたが、今回の特長は、「地域性が強く出た」ということでした。 ・木材調達や工房見学など、東京開催では実現出来ない企画を実現出来たこと ・参加者の皆さんも、栞日のお客様で松本・安曇野在住の方々で、この地域の暮らしに焦点を当てて企画を進められたこと ・完成披露会では、安曇野で活動される料理家の後藤さんにもお越しいただき、地元の季節の食材を使ったメニューを実現出来たこと 松本という地の利を活かした、今回初めてのチャレンジがたくさんできました。 ものづくりの段階から、企画、使うシーン、この先の展開まで、松本という地域の良さがそのまま出た特別なイベントになりました。 今回携わってくださった栞日さん、参加者の皆さんから、この地域への愛情を深く感じました。 地域への愛情とともに、人とのつながりも濃い街という印象を受けましたので、この器も、人と人とのつながりで、松本と接点を持ち続けられたらと思います。 松本ならでは器という視点から考え始めたことが、新鮮で、私も非常に興味深く取組ませていただきました。ご参加くださった皆様、栞日の菊地さん、松本という町に改めて感謝の気持ちをお伝えしたいです。ありがとうございました。 今後も松本での継続企画を練っていますので、実現出来るように進めてゆきたいと思います。

四季を味わう木の器(みんなのどうぐ #03) 発売開始

先日完成した、四季を味わう木の器。 サイズは大小2サイズあります。 先日のみんなのどうぐ#03で完成した、木の器です。 プレートではなく、高さのある縁が特長の器。 なかなか見かけることのない形で、早速我が家でも活躍しています。 四季を味わう木の器(大) 栃 22.5cm (みんなのどうぐ #03) 四季を味わう木の器(小) 栃 16.5cm (みんなのどうぐ #03) 是非ご覧下さいませ。

たがる包丁(みんなのどうぐ #02)再入荷 20160504

欠品していましたが、たがる包丁(みんなのどうぐ #02) を再入荷致しました。レザーケースは、在庫2点です(次回は6月予定です)。 また、「みんなのどうぐ」リーフレットが完成致しました。こちらの画像は表紙ですが、見開きで、このイベントと製品企画製作の詳細を写真付きで紹介したものになります。商品発送時に同梱致しますが、ご希望の方はこちらよりお問い合わせくださいませ。(みんなのどうぐ「たがる包丁」リーフレット希望と記載ください) 中地

みんなのどうぐ3 〜栞日・後藤和美さんブログ記事ご紹介〜

みんなのどうぐ3 〜栞日・後藤和美さんブログ記事ご紹介〜

先日無事完了し、Pint!でもイベントレポートをアップしました。 その後、会場の栞日さん、お料理を担当下さった後藤さんも、ブログでご紹介くださいました。 栞日: 【入荷情報】みんなのどうぐ|松本暮らしの木の器 後藤さん: 「四季を味わう木の器」に盛り付ける。 是非ご覧下さいませ。 松本・安曇野でも少しずつ輪が広がってゆきそうで楽しみです。 中地

【イベントレポート】みんなのどうぐ3−4 〜完成披露食事会〜

【イベントレポート】みんなのどうぐ3−4 〜完成披露食事会〜

みんなのどうぐ3「松本暮らしの木の器」ついに完成しました!(商品ページは、最下部にリンクがあります) 【前回までのレポート】  0回目:松本の器を考える  1回目:素材を知る  2回目:かたちを考える  3回目:かたちを作る) 今日は最終回で、完成お披露目会。完成した器をお持ちしました。大小2サイズをそれぞれ20枚ずつ、合計40枚。無垢材のため木目は一点一点異なりますので、全て並べて、皆さんをお迎えします。 会場の栞日の4階会場にぴったり収まりました。なかなかこうしてたくさんの木目を見ながら、選べたりする機会はありません。これらの中から好きなものを選んでいただき、その器で、みんなで持寄りの食事をいただきます。 今回、急なご予定や体調不良の方もいらっしゃり、残念ながらご参加人数がぐっと減ってしまいました。(欠席の方には、栞日でお渡しします) 会場に到着した参加者の皆さんからは並んだ姿と、完成品の仕上りに笑顔と喜びの声が。 早速、お好きな木目を選んでいただきました。 前回、工房で形を決めましたが、完成品を見るのは今日が初めて。 前回の製作時は、製作の流れをご覧いただくために、製材したての材木を使っていました。そのため、水分を多く含んでいて重かったのですが、実際の完成品は軽く、手に持ったみなさんからは、嬉しい驚きの声をいただきました。薄さも、出来る限り薄くお願いした希望の形通りとなりました。 木目の柄、色の濃さ、微妙な縁の厚みや太さの違い(挽きながら、強度を見て調整くださっているため)、持った感触(無垢の木のため、多少の重さの違いがあります)など、無垢材の木のものづくりならではの違いがあります。 見て、持って、裏側も見て、楽しそうに選んでいただきました。あっという間に時間が過ぎます。 木目と色のお好みや、複数枚購入される方はその組み合わせを楽しんで選ばれていました。お好みの木目も様々で、選んだ理由を伺っているとそれぞれの好みとこだわりがあり、楽しいです。 器を選んでいただいた後は、実際に器を使ってみんなで持寄り料理を盛付け。 企画会議のときに挙がっていた「お漬け物」 私が住んでいる関東では、お漬け物というと小さな器にちょこんと盛りつけることが多いですが、松本をはじめ長野では、人が集まるときにはこれくらいのボリュームで豪快に盛りつけられるそう。色鮮やかで美しいです。 りんごとチーズのお肉巻き。お肉と木の器もよく合います。 菜の花、にんじん、アスパラ。木肌に野菜の鮮やかな色が映えます。 ちらし寿司も登場!ご飯ものももちろん相性抜群です。企画会議のときは、この器でカレーも食べたい!という声も。(カレーは色がつきやすいのでご注意を) ここまでは、参加者の皆さんがご用意くださったお料理です。打ち合わせなしの持寄り料理パーティーでしたが、華やかかつバランスの良い食卓になりました!さすがのチームワークです。 こちらは、スペシャルゲストの、おひさまキッチン主宰の後藤和美さん。 松本のとなりの安曇野で、料理教室を開かれています。 地元のものを中心に、旬の食材を使ったお料理を作られています。 参加メンバーのご紹介の縁で、ゲストとしてお迎えしました。 安曇野の素敵な暮らしと料理が紹介されている書籍も出版されていますので、ご興味ある方は是非ご覧下さい。 後藤さんとは、このイベントを春の料理として、夏・秋・冬と、この器に、地元の四季の食材を料理を作っていただくという年間通じた企画を一緒に取組みます。夏以降のイベントに関しては、詳細決まり次第ご案内しますので、お楽しみに。 大きな器には、...

【イベント告知/募集】みんなのどうぐ vol.4 「酒番と考える、拭き漆の酒器セット ぐい呑みと盃」

たくさんのリクエストをいただいていました、みんなのどうぐ東京開催が決定致しました。ご参加いただける企画メンバーの募集を開始致します。 「みんなのどうぐ」は、使い手が、いま本当に使いたいものを考える参加型製品企画プロジェクトです。 詳しくは、みんなのどうぐページ(過去レポートと完成品紹介)をご覧下さい。 下に本イベントの概要を写真付きでご案内しておりますが、冒頭でまず「みんなのどうぐ vol.4」のポイントをまとめます。 ■ ものづくりを、素材という0地点からディープに学び知り、プロセスを辿りながら、1つの製品企画を行ないます。 ■ 今回は、欅の木を使った挽物・拭き漆仕上げで、「拭き漆の酒器セット ぐい呑みと盃」を製作します。 ■ ぐい呑みと盃を作るにあたって、日本酒と酒器の関係を深く知る必要があります。月よみ庵酒番の多田氏による、日本酒のお話を聞き、試飲もしながら進行します。 ■ 「木のものづくり」「拭き漆」「日本酒」「酒器」を、深く学びながら、製品企画を行ないます。 ■ 長野県南木曽より、木地師の職人が来てくださり、目の前で製作を行ないながら、形を決めます。 ■ 自作のワークショップではありません。製品企画は参加者の皆様、製作は職人、完成後はPint!により広く販売され、月よみ庵でも使用されます。 【みんなのどうぐ vol.4 について】 今回のテーマは、「酒番と考える、拭き漆の酒器セット ぐい呑みと盃」 今回は初めて、飲食店と共同開催致します。東京の神楽坂にある、日本酒を中心に和洋の料理を楽しめる「月よみ庵」を会場に、酒番の多田氏(飲食店日本酒提供者協会 顧問)による酒器と日本酒にまつわるお話を聞きながら、みんなで拭き漆の酒器を作ります。日本酒の酒器別の飲み較べや、月よみ庵の食事もご用意しています。 製作は、Pint!で製作をお願いしている、長野県南木曽の木地師の小椋氏と、石川県山中の塗師の森本氏です。 拭き漆の器を学び知りながら、日本酒と器の関係を見つめ、製品企画を行ないます。酒器の形や厚さなど、器の違いによって、同じ日本酒でも引き出される特長が変わるため、形の異なる2種類の酒器を製作。まさに、日本酒を2倍愉しめる酒器セットです。漆器・酒器・日本酒を、それぞれの専門家とともに紐解きながら、酒器の形を考えます。 「木のものづくり(挽物)」「拭き漆」というものづくりの側面に加え、月よみ庵との共同開催により、「日本酒」「酒器」もみっちり学びながら、進行します。日本酒と酒器の、知れば知るほど奥深い世界を一緒に覗いてみましょう。 このような流れで、日本酒を愉しむための最高の酒器を製品企画するイベントです。 会場及び共同開催の月よみ庵と、計4回の各回のイベントの流れを、ご紹介します。 【会場・月よみ庵について】...

松本到着 みんなのどうぐvol.3 「松本暮らしの木の器」最終回

昨夜、松本に到着しました。 みんなのどうぐvol.3 「松本暮らしの木の器」の最終回が、今日のお昼から始まります。 (これまでのレポートはこちら。リンク先ページの下部に各回レポートまとめがあります) いつも、東京からの移動で気温差を感じるので厚着をしてきましたが、松本も春の温かな空気です。 山が見える街って良いです。 これから栞日へ。 松本出張の朝は、喫茶店のモーニングを楽しんでいます。 中地