みんなのどうぐ #02-1【イベントレポート】〜素材を知る〜
ついに始まりました、みんなのどうぐvol.1 「朝食の時間を愉しむ木のプレート」(この企画の説明はこちら) 7月19日、日曜日の朝。 場所は自由が丘にある、Nuu brocante antiques 天気も良く、大きな窓から入る陽光が気持ちよいです。 全4回のうち、初回となる今回の内容は、「素材と製品サンプルから、様々な木の素材と加工技術を触り、学ぶ」こと。 素材と技術を知り、触れていただきます。こうして木の素材の特性、木製品のものづくりを紐解きます。 商品企画には、まずその素材と技術を知ることが必要です。その後に、ものづくりについて考えるという順番でなければ、もし上手くいっても、それは何となく良い感じの商品や、単なるアイディア商品で止まってしまいます。 「みんなのどうぐ」では、商品企画をするのは、デザイナーでもメーカーでもバイヤーでもなく、暮らし手(一般の生活者)のみんな。 素材・技術・ものづくりを深く知った上で、暮らしのプロである暮らし手が、今のリアルな暮らしに向けて自分たちで商品企画をします。 マーケットに向けた企画でもなく、デザインが施されたものでもなく、素材が真に活かされて、いかに毎日、気持ちよく使い続けたいものを作るかというところに100%の力を注ぐ企画です。自らのものを自らで作る、かつての民具を、現代のみんぐ(みんなのどうぐ)にアップデートしようとしています。だからこそ、今回のテーマである「朝食の時間を愉しむ木のプレート」を構成する、「木」「挽物(木工技術の一つ)」「塗装仕上げ」を、深く知る必要があるのです。 ということで、企画の目的と全体の流れをまとめると、こんな感じになります。 ——————————————————————– ●まずは素材と技術を深く知る。(1回目) ●そして、今の暮らしを、暮らしのプロである参加者(以下商品企画メンバー)のみんなで見つめる。 その暮らしの中で使いたいものを、1回目の知識と掛け合わせて考える。(2回目) ●考えたものを職人が目の前で形にしながら、その場で修正をかけつつ、形を決定。(3回目) ●最後に、出来上がった製品(朝食の時間を愉しむ木のプレート)で、みんなで朝食をいただく!(4回目) ●その後、この製品は発売となります。卸販売もされます。(前シリーズvol.0;かぐこラボでできた商品「毎日使える拭き漆の器(みんなのどうぐ)」) ●一般のお客様に購入されて、もっと多くの人々の朝食のシーンにつながってゆきます。僕たちは、購入されることだけでなく、それが実際にどのように使われるかを大切に考えています。(⇒わたしの日用) 暮らしの目線で、ものづくりを真面目に進めてゆきたい。知り、考え、作り、それを販売し、買われて、使われる。暮らし手と一緒にこれを行い、このサイクルを回して、より暮らしに沿ったものを作りましょう! ——————————————————————– というお話を、はじめにしました。 ここからは、当日の内容を沿ってご案内。 様々な職人から教えてもらったこと、工房に伺って撮影してきた製作風景、例えば民俗学の文献から見た道具や暮らしのこと(知った後、職人に確認することが多いです)をベースにお話しました。 触っていただくものは、木の加工技術別の製品、木材サンプル、木材の加工途中の各段階のサンプルに、塗りのサンプルなどなど。 木や加工技術の基本から、職人さんから聞く小話など交えつつ、かなりマニアックなことまで。直接職人から聞いている内容がメインですので、濃く面白い内容になっているはずです。 <木の種類> まずは素材の木から。木の特性もありますし、木の中で様々な種類があります。...