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【限定1点】栗の木のカッティングボード 鉄ハンドル付き アップしました

【限定1点】栗の木のカッティングボード 四角 鉄ハンドル付き をアップしました。 昨年、伊勢丹新宿店での企画の際に1点のみ製作されたサンプル品。 セミオーダー用の展示品だったため、販売されずに見本用として展示されていました。 木工家具職人×鍛造職人の、それぞれの仕事が合わさったものづくり。 継続的な商品にすると、価格が倍近くになってしまいますが、1点限り売り切りのため、お得な価格になっています。 この手のカッティングボードで、それぞれ専門の職人が1点ずつ製作しているものはなかなかないと思います。 長くお使いいただき、育てていってください。 中地

草木染めオーガニックリネンハンカチ | 刈安色/霞色/老竹色 1点ずつ再入荷

03.刈安色(かりやすいろ) 染料:えんじゅ+くるみ 媒染剤:ミョウバン 04.霞色(かすみいろ) 染料:五倍子 媒染剤:ミョウバン 06.老竹色(おいたけいろ) 染料:柘榴(ざくろ) 媒染剤:木酢酸鉄 草木染めオーガニックリネンハンカチ | 刈安色/霞色/老竹色 再入荷致しました。 各1枚ずつで、次回入荷は未定です。 今後、色バリエーションの変更を予定しています。 この機会に是非ご検討下さいませ。 中地

楢の木のプレート 再入荷 20150809

木のプレート | 天然オイル仕上げ 各種 入荷致しました。 しばらく欠品していましたが、大小サイズの2種類ともに揃いました。 無垢材・天然オイルで作られるプレートとしては非常に薄いと言えます。 そのために、製作くださっている家具職人の清水泰さんから様々なアドバイスをいただきながら、材料調達、製作まで依頼して完成したもの。 普段の食事のお皿としてはもちろん、小サイズは来客用のお菓子の盛りつけにも使ってくださっている方が多いようです。 ギフト、引き出物としても人気です。 中地

【イベントレポート】みんなのどうぐ1−2 〜かたちを考える〜

【イベントレポート】みんなのどうぐ1−2 〜かたちを考える〜

先週の日曜日、みんなのどうぐvol.1「朝食の時間を愉しむ木のプレート」(この企画の説明はこちら)は第2回目を迎えました。 今回は、「かたちを考える」です。 まず最初に、参加者の皆さんに、簡単な朝食アンケートを書いていただきました。その後、自己紹介とあわせて、アンケートをベースに、ご自身が日常使っている朝食の器(プレート)をご紹介いただきました。プレートのかたちを考える前にやることは、テーマの「朝食」を見つめること。今回、たくさんの暮らし手(使い手)が集まっているので、リアルな朝食シーンが見えてくるはずです。その強みを出発点に、朝食のプレートのポイントとイメージを共有します。 みなさんが持ってきてくださった器を、家族構成や朝食の取り方、平日と休日の朝食の違い、時間帯、食べるものなど、使うシーンと一緒にご紹介いただきました。 参加者10名ほどですが、もちろん暮らし方は様々。家族構成、朝食を食べる時間帯、朝食にかける時間、器の使い方(共有皿か、銘々皿か)、食べるメニュー。それにより、使う器も様々でした。 集まった器たち。 実際にみなさんの朝の食卓に並んでいるものばかり。なかなか、こうして毎日の日常の一つのシーンを振り返ってみたり、共有することってないですよね。「みんなのどうぐ」企画の中でも、特に楽しく、醍醐味でもある部分だと思っています。ものと暮らしのシーンが重なるところ。ここには、暮らしの中のものを考えるときに本当に大事なことがたくさん詰まっています。 日々の朝食のシーンを共有して、場も和み、みんなの距離もぐっと近づきました。 次は、みんなに話していただいた内容をもとに、朝食と朝食の器について、ポイントをまとめる作業に移ります。 朝食のシーンはもちろん細かく見れば個人個人違いますが、それでも、今回のテーマの「挽物の木のプレート(24cm、オリーブオイル仕上げ)」という条件のもとでは、大事な点が浮かび上がってきます。 器のポイントは、朝食を食べるときはもちろんですが、朝食の間の時間だけではなく、 ・食べる前 キッチンから運ぶときに持ちやすい。サーブするときにも斜めにならずおかずが混ざらない。たとえばウインナーが転がらない。 ・食べた後 洗い物のしやすさ。ワンプレートで洗い物を楽にしたい。 など、食べる前後も大事なポイントということがわかりました。 表面はフラットにすれば、例えば半熟目玉焼きと、ドレッシングをかけたサラダが一緒にのっていても混ざらない。ジャムなどを入れた小さなディップ皿ものせられる。 リムを付けて高さを付けることで、ドレッシングなどの液体ものものせられたり。 また、リムの一番外側にフラットな面があると指がかかって持ち運びやすかったり。 自分だけだと考えつかないこと、普段は意識しなかったけどすごく共感できること、わいわい話しながら、なるほどとみんなが顔を合わせてうなずくポイントがたくさんありました。そして、そのポイントを形にするために、みなさんが持ってきてくださった器や、Pint!の器など様々なサンプルの器を比べながら、形、リム、角度、裏面の凹み、それぞれの仕様を検討。こうして、器のポイントと、それを実現する形のイメージをみんなでしっかり共有しました。 次は、実際に簡単に形の絵を描いてみます。 挽く前の木材をイメージした、24cm(直径;横から見た幅)×3cm(高さ)ほどの紙(カード)を用意しました。 このカードに、横から見た形を描いていただきました。 みなさんの頭の中にあった、横からの形のイメージが揃いました。 事前に目的と仕様のポイントを共有していたので、ある程度近いイメージをしていますが、実際に形を描くと、微妙に違いがあります。この違いから、またヒントがたくさん出てきます。 底の接地面の広さ、リムの角度、リムの外縁の形など、項目毎にカードを並べ替えながら、一つ一つの仕様をみんなで検証、検討。 例えば底の接地面の広さだったら、狭く描いた方と、広く描いた方、それぞれの意見を聞いて、話し合って、という感じです。 一つ一つ仕様が決まってゆきます。議論もますます盛り上がり、あっという間に時間が過ぎてゆきます。 イメージを描いていただいた理由は、実際に図面にするためということもありますが、一番大事なことは、言葉で認識していたポイントを、具体的な形のイメージとしてみんなで共有すること。その過程で、言葉だけではイメージしきれていなかった課題が見えてきたり、絞りきれていないポイントが整理できたり、話し合いがより具体的になりました。 実際には、2次元の図面と、3次元の木の立体物では、どうしてもギャップが生じます。 次回の第3回目で、そのギャップは、職人の小椋さんに挽いていただきながら、リアルタイムでみんなで修正指示を行い、小椋さんと相談して、調整をしていきます。今回(第2回目)は、その理想形をみんなが共有してイメージすることが一番の目的でしたが、それは非常にうまくできたと思います。 終了後に、今回アシスタントしてくださったiichiの井上さんと一緒にまとめ、描いていただいた図面がこちら。...

木の角皿各種 再入荷 20150806

木の角皿 各種 を入荷致しました。 溝ありなし、大小サイズ、4種類とも揃っています。 こちらの写真にも4種類、全て使われているシリーズです。 ありそうでない四角の木皿で、側面は持ちやすさを兼ね備えた美しいカッティングが施されています。 表面、裏面は、精巧な技術で滑らかな面の仕上がり。 シンプルだからこそ、技術の高さと細かい仕様、仕事の丁寧さが反映されます。 長く使える定番品ではないでしょうか。 オイル仕上げですので、使ううちに色濃く味わい深くなってゆきます。 中地

【イベント】iichiクラフトマーケット in 伊勢丹新宿 始まりました

本日より、iichiクラフトマーケット in 伊勢丹新宿 が始まりました。 イベント詳細はこちらです。http://blog.pint.mn/?p=2254 伊勢丹新宿本館5階で、来週火曜日11日まで開催しております。 木の器がメインです。 いざきあつしさんの陶器と一緒に、ダイニングテーブルで展開しています。 お近くにいらした際は、お立ち寄り下さいませ。 中地

【イベント】iichiクラフトマーケット in 伊勢丹新宿(2015.8.5 [Wed] – 8.11 [Tue])

新宿伊勢丹5Fで行う、iichi主催のイベントにPint!も出展致します。 大きなダイニングテーブル1台を使って、普段の食卓がイメージできるようなシーンを店頭で作り、販売致します。 出展商品は ・木の器 ・リネンクロス類 ・いざきあつしさんの陶器 イベント詳細はこちらです。 iichiイベントの会期は8/5〜24ですが、1週間毎の3会期に分かれていて、Pint!は第1会期の8/5〜8/11までですので、ご注意ください。 http://www.iichi.com/crafts-market/shinjuku-isetan-201508 皆様のご来場お待ちしております。 中地

サンプル品・限定品をアップしました 20150730

サンプル品・限定品をアップしました。 サンプル品・限定品ページ Pint!では小売店や企業様向けに、オリジナル製作品を承っています。 そのときに製作した1点もののサンプル品を中心に、こちらでご紹介してゆきます。 1点もののため、価格は低く設定しています。 気になるものがありましたらおすすめです。 中地

みんなのどうぐvol1-1-08

【イベントレポート】みんなのどうぐ1−1 〜素材を知る〜

ついに始まりました、みんなのどうぐvol.1 「朝食の時間を愉しむ木のプレート」(この企画の説明はこちら) 7月19日、日曜日の朝。 場所は自由が丘にある、Nuu brocante antiques 天気も良く、大きな窓から入る陽光が気持ちよいです。 全4回のうち、初回となる今回の内容は、「素材と製品サンプルから、様々な木の素材と加工技術を触り、学ぶ」こと。 素材と技術を知り、触れていただきます。こうして木の素材の特性、木製品のものづくりを紐解きます。 商品企画には、まずその素材と技術を知ることが必要です。その後に、ものづくりについて考えるという順番でなければ、もし上手くいっても、それは何となく良い感じの商品や、単なるアイディア商品で止まってしまいます。 「みんなのどうぐ」では、商品企画をするのは、デザイナーでもメーカーでもバイヤーでもなく、暮らし手(一般の生活者)のみんな。 素材・技術・ものづくりを深く知った上で、暮らしのプロである暮らし手が、今のリアルな暮らしに向けて自分たちで商品企画をします。 マーケットに向けた企画でもなく、デザインが施されたものでもなく、素材が真に活かされて、いかに毎日、気持ちよく使い続けたいものを作るかというところに100%の力を注ぐ企画です。自らのものを自らで作る、かつての民具を、現代のみんぐ(みんなのどうぐ)にアップデートしようとしています。だからこそ、今回のテーマである「朝食の時間を愉しむ木のプレート」を構成する、「木」「挽物(木工技術の一つ)」「塗装仕上げ」を、深く知る必要があるのです。 ということで、企画の目的と全体の流れをまとめると、こんな感じになります。 ——————————————————————– ●まずは素材と技術を深く知る。(1回目) ●そして、今の暮らしを、暮らしのプロである参加者(以下商品企画メンバー)のみんなで見つめる。 その暮らしの中で使いたいものを、1回目の知識と掛け合わせて考える。(2回目) ●考えたものを職人が目の前で形にしながら、その場で修正をかけつつ、形を決定。(3回目) ●最後に、出来上がった製品(朝食の時間を愉しむ木のプレート)で、みんなで朝食をいただく!(4回目) ●その後、この製品は発売となります。卸販売もされます。(前シリーズvol.0;かぐこラボでできた商品「毎日使える拭き漆の器(みんなのどうぐ)」) ●一般のお客様に購入されて、もっと多くの人々の朝食のシーンにつながってゆきます。僕たちは、購入されることだけでなく、それが実際にどのように使われるかを大切に考えています。(⇒わたしの日用) 暮らしの目線で、ものづくりを真面目に進めてゆきたい。知り、考え、作り、それを販売し、買われて、使われる。暮らし手と一緒にこれを行い、このサイクルを回して、より暮らしに沿ったものを作りましょう! ——————————————————————– というお話を、はじめにしました。 ここからは、当日の内容を沿ってご案内。 様々な職人から教えてもらったこと、工房に伺って撮影してきた製作風景、例えば民俗学の文献から見た道具や暮らしのこと(知った後、職人に確認することが多いです)をベースにお話しました。 触っていただくものは、木の加工技術別の製品、木材サンプル、木材の加工途中の各段階のサンプルに、塗りのサンプルなどなど。 木や加工技術の基本から、職人さんから聞く小話など交えつつ、かなりマニアックなことまで。直接職人から聞いている内容がメインですので、濃く面白い内容になっているはずです。 <木の種類> まずは素材の木から。木の特性もありますし、木の中で様々な種類があります。...