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みんなの使い方 0001 樺の木の角皿(小) 溝あり

イベントでご購入いただいたお客様からの1枚。手作りパンだそうです。美しい朝の食卓。 Pint!の製品を購入くださった方々が、実際にご使用いただいている写真をお送りくださる「みんなの使い方」。Pint!では、購入で終るのではなく、その先の毎日の道具を作ってゆきます。 使っている製品 樺の木の角皿(小) 溝あり *廃番 「みんなの使い方」は、製品が実際に使われているシーンを共有し、使い方の幅を広げてゆくプロジェクトです。伝統的なものづくりを、今の暮らしでどのように活かし、楽しむことができるのか。使い手の皆様と一緒にその可能性を広げてゆきたいと思います。 皆様の写真投稿をお待ちしております。info(@)pint.mnか、facebookのPint!ページに写真とメッセージをお送り下さいませ。表記方法等ご希望がある場合は、記載するお名前、WEBサイトのリンク先をご連絡くださいませ。どうぞ宜しくお願い致します。 Pint! 中地

曲げわっぱ6寸飯器(お櫃)杓文字付き 発売開始しました(1点のみ)

大変好評いただいている曲げわっぱの弁当箱。 今回は、同じ曲げ物職人に、特別に大きなサイズのお櫃を製作いただきました。 6寸(直径18cm)ほどのお櫃です。 炊いたお米2合を入れて、8分目になるくらいです。 ちらし寿司や炊き込みご飯でも美味しそうですね。 材料調達の理由で非常に製作が難しく、次回入荷は未定です。 入荷した1点のみ在庫がございますので、お探しの方はこの機会に是非ご検討ください。 →曲げわっぱ 6寸飯器(お櫃) 杓文字付き ページへ 中地

山形鋳物の鉄瓶

麻、木に続いて次の素材は「鉄」。 岩手の鉄瓶ではなく、薄造りが特長の山形鋳物です。 山形鋳物は全行程が手作業で行なわれるため、しばらくは一点ものの取扱になります。 4種類、柄やサイズ違いものもが揃っています。 お手入れやお取扱で不安がある方、お気軽にお問い合わせくださいませ。 お白湯やお茶の美味しさが違います。 →鉄瓶一覧ページへ 中地

みんなのどうぐ vol.0(かぐこラボ)まとめ

使い手と作り手がつくる、暮らしの道具。 製作はPint!のパートナーである日本の職人。 企画するのは、バイヤーでもデザイナーでもない、使い手の皆さん。 実際にこの素材はどういう特長があって、何に適しているのか。加工技術はこれができて、これはできない。どのような工程を踏んで、どれくらいの時間をかけてものが作られるか。また、昔作っていたものと、今はどう違うのか。(例えば、木の挽物では、かつては旅館向けに茶櫃や盆が大量に作られた時代がありました。もちろん今は少なくなり、他のものを作らなければという状況です) こういったことを、職人とPint!からまずお伝えします。 それを知った上で、使い手の皆さんが、その素材や技術を、今の暮らしにどう活かしてみたいか、どうフィットさせられるかを、普段の暮らしの使い手目線から考える。 これが、Pint!が設立当初から目指していたものづくりの形。 もう少し詳しくお伝えします。 作りたいものは、暮らしの道具です。 古くは、自らが家の周りで採れる材料で、自らが使う道具を作っていました。 必然的に天然素材であり、毎日の道具として作られたものは、シンプルで使い勝手がよく、静かな美しさと強さを持ちます。 そして、天然素材は、使ううちに馴染み、育ってゆきます。 これは時系列的には、柳宗悦の民芸という概念よりも過去に遡りますが、民具と位置づけられます。 この、民具というものの生まれ方で、今の暮らしに合った道具を作りたいと思いました。 現代の民具を作るのです! ものをつくるのは、使い手の参加者ではなく、作り手。(ここがワークショップと違います) Pint!の代表中地が直接産地を訪ね歩いて出会った、腕の確かな職人です。 製品企画をするのは、使い手。 毎日の道具を考えるにあたっては、デザイナーやバイヤー、作り手ではできないレベルのものづくりができると思います。 単に使い手目線だから、新しい視点であるはずという意味ではなく、「使う」ことにフォーカスした企画は、ある意味非経済の個々人が最強だと考えています。 (売り手側から製品企画を考えると、「売る」ことにフォーカスせざるを得ない面が出てきます) 使い手と作り手をつなぐのはPint!。 ワークショップやデザイナーとのコラボにとどまらない、ものの生まれ方を見直した企画です。 Pint!の中核をなす企画。 2014年は、かぐれと共同でこれを行なうイベントを開催することができました。 名前は「みんなのどうぐ」(かぐれ共催企画、かぐこラボ)です。 2014年の夏から冬の約5か月、全5回立てで、8名のお客様にご参加いただきました。 今回企画した製品は、「毎日使いの拭き漆の器」 製作は、長野県南木曽のカネキン小椋製盆所の小椋さんにお願いしました。 3回目には機械を表参道店にお持ちいただき、実際に木地を挽き、小椋さんとのやり取りをしながらの製作。...

曲げわっぱ(中)の次回入荷予定と予約販売

大変人気をいただいている、曲げわっぱ中サイズ。 入荷後すぐに売切れ欠品という状況が続き、ご迷惑をおかけしています。 次回入荷は2月初旬に、20点ほど予定しております。 お待ちいただいても品切れになってしまったお客様のために、次回入荷分の予約販売を致します。 曲げわっぱ中サイズ←商品ページ よりご注文いただきましたら、2月初旬にお届け致します。 先着順となりますので、ご了承くださいませ。 尚、次の次の入荷は、現在未定です。 ご不明点、ご相談がございましたら、お気軽にお問い合わせくださいませ。 Pint! 中地

2015年も宜しくお願い致します。

新年あけましておめでとうございます。 昨年2014年は初のカタログ(コンセプトブック)も発行し、多くのお客様にPint!製品を知っていただける年となりました。 WEBショップのお客様、イベントにお越しいただいたお客様、お取扱のショップでご覧いただいたお客様、大変お世話になり、ありがとうございました。 また、イベントではPint!の展示販売のみならず、かぐれとの共同企画で、使い手の皆さんと製品企画を行ない、職人と共に作るPint!ならではの新しい取組みも実現することができました。 今年は新しい素材や職人との取組みを始め、多くの新しいイベントを企画しております。 また、2月にはWEBの大幅リニューアルも予定しております。 今年も、PInt!を宜しくお願い致します。 Pint! 中地大介

【掲載誌】『和食器のある暮らし』(宝島社) 遠藤文香著

フードスタイリスト、遠藤文香さんの新著 『和食器のある暮らし』(宝島社) 2014/12/12から発売です。 Nuuのイベントでお会いしたのがきっかけで、Pint!の木の器とリネンをたくさんスタイリングにお使いいただいています。 他の和の陶磁器との組合せた布、木の器も新しい使い方を提案くださっています。 遠藤さんのスタイリングは、はっとするほど綺麗で素敵なスタイリングながら、日常使いへの提案を自然に丁寧にしていらっしゃるのが印象的。 頑張りすぎたわざとらしいスタイリング感がなくて、でもすごくお洒落で楽しくて、個人的にもそんな空気感が大好きです。 和食器といっても、素材、色、テイストの幅は広くて、それぞれの器と布との組合せも勉強になります。 女性だけでなく、男性が読んでも面白いと思います。 僭越ながら、各カットとは別に、他の作家さんと並んでPint!も紹介してくださっています。 器好きはもちろん、和食器を取り入れてみたいという方に特におすすめ。 是非店頭で手に取って読んでいただけたら嬉しいです。

【イベントレポート】みんなのどうぐ vol.0(かぐこラボ) 第5回 〜完成パーティー〜

無事にかぐこラボが終了致しました。 最初の回は夏でした。それから5カ月、合計5回お集りいただいて遂に完成です。 昨日が最終回、納品お披露目会でした。 まずはかぐれ粟野さんから完成品お披露目。長く皆で取り組んだ器、よくアイディアを練って、思い描いていたイメージのものが実際に完成して、「良い!」「綺麗!」「使いやすそう」と声があがりました。 今回、企画から携わってくださった参加メンバーの皆様に、特別に在庫分をたくさんお持ちして、その中からお好きな木目を選んでいただきました。 拭き漆仕上げのため木目が見え、無垢の木材のため一点一点木目は異なります。 漆の乗り具合もまた違い、色も様々。 通常は、お店やバイヤーさんもさすがに木目を指定して仕入れということはなかなかできません。ご自身が好きなものを選んでいただきます。 似ているようで木目は異なり、際限無く続けられそうな盛り上がりに。ご家族分だったり、複数使いでと、皆さん何枚かまとめてご購入いただきました。 マイ器をお選びいただいた後は、さっと洗って盛り付けを。 自分たちで形から企画したこの器を、実際にみんなで使おう!ということで、今日は料理持ち寄りパーティー形式で、皆さんに料理をお願いしていたのです。 皆さんが持ち寄ってくださった料理は、国籍も様々な美味しそうなメニューたち! 野菜蒸し、ひじき煮、唐揚げ、バンバンジー、生春巻き、チキンのトマト煮、ケークサレ、クスクス、と、国際色豊かなラインナップです。 どれもしっくり器に馴染み、良い感じです。 先ほど30個ほどの中から選んだ器の理由と、選んだ持ち寄った料理を皆さんからお話いただきました。 理由は「木目、色目が気にいったから(くせのある木目が好き、木目が揃った綺麗のものが好き、など様々)」「持ち心地がしっくりきた」が多数。直感的に選ばれたようです。 余った料理はかぐれさんの器に盛り付け、パーティー開始です。 取り皿として使い、器を持ちながら、楽しいお話の時間。 器の使い心地や、これまでの回のことなど、みんなでわいわいお話しました。 参加者の皆さん、とても魅力的な方ばかりで、このイベントを通じて仲良く距離が縮まったのも嬉しいです。 最後の締めはお茶漬け。 第2回の形の企画回のときに、この器でお茶漬け食べたい!という声を、かぐれ粟野さんが実現くださいました。 これからの季節、豚汁や、正月のお雑煮も食べたいです。 最後には、皆さんからこのイベントの振り返りのコメントをいただきました。 「ゼロからの製品企画に携われる機会は滅多になく、貴重な機会だった」 「とにかく楽しかった」 「木の器、漆器を知ることができた」 「器や、食と向き合う時間が持てた」 など、皆さんがとても楽しんでくださったようで、ほっと一安心。 器はかぐれ各店舗、Pint!のサイトでも販売致します。かぐれでは、表参道では本日より、他店舗では今月中旬から店頭販売致します。また、これから卸販売も行なってゆきます。...